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冬の気配

茶道教室へ、袷の小紋で(写真を撮り忘れた)。
前日までいつものグレーの無地紬を着るつもりで用意していたが、当日袖を通してみたら「なんかこれは着たくないなー」と感じた。
月初めに炉開きで付け下げを着たのでなんとなく体がやわらかものを着たくなっている気がする。
それにグレーの無地紬は、帯や小物を選ばずコーデしやすいためヘビーローテしすぎているので少々飽きが来たのかも。

雨が降るかどうか微妙な天気だったので、最近買ったアップルコートを初めて着てみた。
買ったのは先月なので丁度いい薄さに感じたが、気温が下がってから着てみると防寒にはちょっと物足りないように思った。
まあ雨コートは気温が高い時にも着るので薄くないと困るよね。冬になったら羽織や道中着の上から着たりショールなどを合わせるようにしよう。

それより困ったのが、静電気!
この日は下着が正絹で長襦袢が化繊、着物が正絹でコートが化繊と素材のサンドイッチ状態だったせいか、膝から下がワシャワシャ絡んで大変だった。
袷の季節になると静電気防止に脚の脛にクリームを塗ってから着物を着るのだが、それだけでは足りなかった様子。
化繊の長襦袢やコートに静電気防止スプレーが必要な、乾燥する季節になってしまった。

私のひざ下が、一番に冬の気配を感じたようです。




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by Medalog | 2018-11-15 10:10 | きもの | Comments(0)

今度はコートの悩み

ただの長い愚痴というか悩んでるだけの内容です、すみません。



11月初旬に炉開きのお稽古がある。
先生のお宅で行われるもので着物は小紋でも良いと言われたのだが私には小紋がないので、一ツ紋色無地か紋なし付け下げを着ようかと思う。
どちらを選んでも帯や小物は迷うほどの選択肢がないのでいいのだが、ふと気がついたのは「コートは何を着れば?」ということ。

この時期に紬を着るなら単衣か袷の羽織を着るのだが、どちらも略礼装以上の着物には合わせられない。
強いて言えば色無地なら、羽織を着てしまえば紋が隠れるので合わせられなくもない気がするが、羽織の前の開きから礼装用の袋帯が見えたらやはり合わないだろうなあ。

他のコート類はどれも
・11月初旬には暑すぎる
・礼装着物と裄が合わない
・見るからにレインコートの素材でちりよけには使いたくない
…など、どれも今回の炉開きには使いたくないものばかり。

かといって、11月になれば略礼装を帯付きでは着られないし、電車で長時間移動するので着物を守る意味でもちりよけコートは必要だ。
いっそのこと雨が降ってしまえば安物の二部式レインコートが裄も合うので使えるのだが、あまりにペラペラのシワシワなので雨でなければ着たくないのが困る。

ああ、いよいよ礼装着物に合わせるコートが必要になってしまった…!



仕立て上がりのちりよけコートを探してみたが、私は身長の割に裄が少し長いのでフルレングスのコートは既製品では寸法が合わない。
やはり自分の寸法に合わせてきちんと仕立ててもらったほうが、着やすくて見た目も良いものになるだろう。
安物買いのなんとやら…な私としては、寸法の合わないものを購入していざ着るたびに苦労したり着姿が今ひとつだったりという反省は嫌というほど味わっているので、その反省を今回ばかりは活かさなければと思う。

そしてせっかくなら質の良いもの、できれば礼装にも紬にも合うもの。
正絹とシルック系のどちらを選ぶべきかな…?
扱いの手軽さと価格で言えばシルックがいいに決まっているけれど、たまには正絹の良いコートをまとってみたい欲もある。
そして着物をすっぽり覆うフルレングスのちりよけコートにするか、通常の道行もしくは道中着にするか…。
悩みどころは尽きない。
この秋冬には間に合わないが、新たな課題として1年後の袷シーズンか、うまくいけば来春までに納得の一枚を手に入れたいところだ。

あー、普段いただきものの着物ばかりで済ませていて良いものを自分で買うという経験が少ないから、いざという時に知識も決断力も無くて困るー!
今回ばかりは安物買いの銭失いにならないよう、皆さん心の中で応援していてください!
そしてアドバイスなどありましたら是非お寄せくださいませ…

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by Medalog | 2018-10-16 09:51 | きもの | Comments(2)

雨支度

茶道の稽古日が雨だったので、胴抜きの市松紬の上に雨コートを着たところ、コートの袖口と裾から着物がはみ出してしまった。

裾からはみ出すのは着物の裾を長く着付けてしまったせいかと思うのだが、コートと着物の寸法は合っているはずなのに袖がはみ出すのはなぜだろう。
まさか、雨コートが縮んだのだろうか?
コート地だから縮むはずがないと思って自宅で押し洗いしてしまったのだが、縮む素材だったのだろうか…

あれこれ考えるが着付けを直す時間もなく、裾も袖もはみ出したまま家を出た。



稽古が終わってコートを着た時に、裾からはみ出す着物を見た先生が
「裾から着物がはみ出すのは見た目がすっきりしないから、そういうときは裾を上げてしまうといいわ」とおっしゃって、ご自身のクリップを使って着物の裾を帯まで持ち上げて固定してくださった。

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雨が強いときにこの方法で裾を守るということは知っていたが、今回のようにコートの裾から着物がはみ出して見た目が良くないときにも使えるのだ、と気づく。

この状態でコートを着てみると、たしかに足回りがすっきりして見える!
それに、膝下の着物がなくなるのでとても歩きやすく、お稽古終わりで疲れた脚にはこのほうが都合がいいくらいだ。
ちょうど膝のあたりで折り返すためか、この状態で電車などの椅子に座っても後ろにおかしな折り線がつかなかったので安心した(着物の素材にもよるだろうが)。

唯一心許ないのは、風でコートの裾が翻ったときにいきなり長襦袢が見えてしまうこと。
これは歩き方や裾を手で押さえる方法を気を付けるしかないのだろう。
あとはコートが薄手の場合、八掛と長襦袢の色が違うと折り目が透けることはありそう。

それにしても、あれよあれよと言う間に先生と姉弟子の方に着物の裾を持ち上げられてしまったので、普通の長襦袢を着ていて良かったと思った。
もし、膝が破れて当て布をした二部式襦袢を着ていたら、先生やお仲間たちに見られてしまうところだったわ…



帰宅後に、雨コートと着物の寸法を測ってみた。
すると予想外なことに、コートは縮んでおらず着物の裄のほうが自分が思っていたよりも長く、そこでようやく自分の間違いに気がついた。
私は単衣と夏物の裄を1尺7寸5分に揃えていて、この胴抜きも同じだと思い込んでいたのに、実際は袷と同じように「1尺8寸か、無理ならできるだけ長く」という注文方法で仕立てていたのだ。
義母のお下がり着物なので裄を長くするのは難しいだろうと予想していたが、和裁士さんが頑張ってくれた結果1尺7寸8分ぐらいまで長くできたのだということをなんとなく思い出した。
つまり、もともとこの日に着た雨コートと一緒に着てはいけない着物だったのだ。
秋までに1尺8寸用の雨コートを買わないといけないな。



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以前から「下駄の爪革の草履バージョンってないのかな」と思っていたが、ネットで調べていたらぜん屋さんが「雨用草履カバー」という商品を扱っていることを知った。
阪急梅田店にぜん屋さんが入っているのでさっそく出かけて購入した。
(鼻緒が緩んだ他店の草履も、こちらで有料で調整していただけました)

履き慣れた草履に簡単にセットできるので重宝している。
茶道教室が我が家から少し遠く、自宅周辺は曇り空なのに先生宅の最寄駅では大雨になってしまったので慌てて駅のベンチで装着したこともある。
ただ便利だからと雨のたびに使っていると、いずれは前つぼの穴の部分が破けてしまいそうな気がする。
それにこのカバーは草履の台は覆わないので、底が雨対応になっていない礼装用草履だと台が濡れて傷んでしまう。
草履全体を覆うカバーも売っているが、透明な爪革付きの雨草履が一足必要かなあ。見た目が好きではないけれど…

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by Medalog | 2018-05-17 10:30 | きもの | Comments(0)
先週の茶道教室の途中から、足の甲が痛くなって正座ができない状態になってしまった。

私は足の痺れは座っている間は我慢できるのだが、甲の痛みは常に骨がゴリゴリと当たる感じで痛く、耐え難い。
そのときは先生やお仲間の手元をのぞき込むフリをしながら腰を浮かしたりしてなんとか凌いだものの、このままでは翌週以降の稽古を続けるのが辛い。

帰宅後に調べてみたら、足首をやわらかくすることで正座のときの甲の痛みは減らせるという。
さっそくネットで見た接骨院推奨のストレッチなどをしてみたが、やっているうちに足首がうっすら内出血しているように見えたので、怖くてやめてしまった。



ただ「足首の筋肉はふくらはぎや脛の筋肉とつながっているので、そこからやわらかくしましょう」という記載を見てふくらはぎを触ってみたら、パンパンに張っていたのに気がついてびっくりした。

考えてみたら、この日の茶道教室までの一週間はいつもよりたくさん歩いたり、ひどかったのはエレベーターが点検で動かないからと着物に草履で階段を7階分昇ったりしたのだった。
そのときにふくらはぎのマッサージなどすればよかったのに、五十肩になってからは肩や腕のことばかり気にしてしまって、足が張っていても気にしせず放置していた。

だから、前の週まで痛くなかった足の甲がこの日のお稽古で急に痛くなったのかもしれない。



足首を急激に回したりするのは怖いが、脛とふくらはぎのマッサージは簡単なので、入浴時やテレビを見ているときにできるだけマッサージするようにして一週間。
お稽古当日は朝シャワーを浴びて足首を温めてから軽くストレッチして、さらに足袋の甲の部分に脱脂綿を仕込んでみた。

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足の甲が、不自然に盛り上がっている(笑)
でも着物の裾で隠れてくれるので、誰かに見つかることはない…はず。
自分なりに万全を期して教室へ向かった。

結果としては、前週よりは多少痛みが少なくて、なんとか2時間我慢できた。
足袋に仕込んだ脱脂綿と、脛やふくらはぎのストレッチが両方効いた気がする。
ただ前週よりも足の甲の畳に当たる部分が赤くなってしまって、今後もこの痛みとの戦いは続くことになるんだろうな…と思うと憂鬱だ。



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帯揚げ以外は先週と同じ。
上着は、きもの英さんの洗える道中着。

稽古が終わってこの道中着を着たときに、先生(数人いらっしゃるうちのお一人)が一言。
「地味ねぇ〜」

道中着はやや黄色味がかった薄いグレーで、グレーの中では温かみのある色だし、小さいが赤と緑の飛び柄があるので私の中では暗いというイメージがなかった。
むしろ、黒地の小紋に合わせるためにこの時期の羽織ものとしては一番明るい色のものを選んだつもりだった。
だから「あ、これでも地味なんだ?」と不意を突かれた感じ。
しかも「シック」や「上品」ではなく「地味」という言葉が出たのは、褒め言葉ではないのだろう。

少々落ち込みつつも「もっと様々な色味を自由に楽しみなさい」というアドバイスだったのだと前向きに受け止めることにした。
でも今度は、ピンク色の色無地を着て行ったときに「派手ねぇ〜」と言われそうな気がしないでもない…



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by Medalog | 2017-11-16 13:45 | きもの | Comments(6)

着物だけ替えて

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お友達のブログを見て思い出した、グレーの紬。
帯や小物は、先週に結城紬を着た時と全く同じ取り合わせ。
帯と帯揚げはいいとしても、帯締めは別の色を試してみればよかったなー。ターコイズブルーも似合いそう。

暖かかったので、羽織がちょうどよかった。
羽織と帯が花柄でピンク系が入っているので、年齢の割に可愛らしい組み合わせなのかもしれないが、気にしない!

もっと自分が楽しくなるような着方をどんどん考えたい。
派手な方に転ぶのか、見えないところやさりげない部分に凝るのか、やりかたは色々あると思うが、とにかく楽しみたいと思うようになった。



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このグレーの紬、お気に入りなのに最近あまり着なくなっていたのは、裾の八掛が切れてしまったから。

今回も「八掛が切れていても着られるかしら」と心配しながら着物を広げてみたが、切れているのが下前の身頃部分で、上前の中に完全に隠れる場所だったのでそのまま着てしまった。

でもこのままずっと着続けられる状態ではないので、なんとかしないと。
この八掛は気に入っているので、天地(上下)を逆にして使い続けたいのだが。
今はお付き合いしている仕立て屋さんがないので、引き受けてくれるところを探さなくては。



それにしても、なぜこの着物のこの部分だけが切れてしまうのかが少々不思議だ。
下前の裾は着付けの時に結構持ち上げているのに、草履の鼻緒に当たって擦れてしまうのかな?
それに他の着物の裾はまだ切れたことがない。
この着物は着用回数が多いのは確かだが、それでも八掛を変えてから何十回も着ているわけではないのに。
もしかしたら、八掛の生地そのものの耐久性に問題があるのかもしれない。
他の着物の八掛よりも少々薄いような気もする…。



ただ、お直しはお金が掛かるので少々気が重い反面、八掛が擦り切れるほどこの着物を着たのだと思うとなぜか満足感もあったりする。
今回はこの八掛のまま上下を逆にしてもらって、それでも擦り切れたら新しい八掛に変えて…と何度も楽しむことができたら面白いな。
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by Medalog | 2016-03-04 09:46 | きもの | Comments(6)

単の羽織を手に入れた

先日のkimono gallery 晏さんの展示会で、仕立て上がりの単羽織を手に入れた。



d0048332_829381.jpg以前からこのブログにも「羽織が欲しい」と書いていた。

カーディガンをさっと羽織るように気軽に着られる無地感覚のもの。
裄が1尺8寸以上の着物に合わせられるもの。

ということで江戸小紋などの反物をネットで物色している矢先に、展示会場で仕立て上がりのこの羽織と出会ってしまったのだ。

色味も柄もほぼ希望通りで、裄はなんと1尺8寸3分というまさにドンピシャの寸法。
もうほとんど即決で決めてしまった。

実際に着てみると身幅も丈も少し大きいかな…
裄が長いだけでなく全体的に大きめの、いわゆるLサイズの羽織だったようだ。
裄が長い分だけ身幅も広くなるのはある程度仕方がないが、シルエットがちょっともっさりしているかも?

この羽織で一つ予定外だったのが、単仕立てだということ。
反物から仕立てるなら普通に羽裏を付けるつもりだったのだ。

でもよく考えてみたらこの羽織にあわせる予定の着物はこの写真の十日町紬や大島紬。
どちらも薄手で真冬以外の季節に着るので、羽織も単のほうが使い勝手がいいかもしれないと納得して購入した。

そして先日さっそく着て出掛けてみた。
初めての単羽織の着心地は、とにかく軽い!
単に裏地が無いだけでなく仕立ても袷とは違うようだ。

d0048332_167933.jpg衿の部分だけでも、このボリュームの違い!

袷の羽織は衿を身頃に折り返して着る仕立てになっているが、この単羽織は衿を折り返す部分が無いので、使用する表地の量も少ない。

またこの2枚に関して言えば、使っている生地の重さも単羽織のほうがかなり軽そう。


おかげで着ているかどうか分からないほどの軽さで、とても快適。
袷の羽織がジャケットだとしたら、単の羽織はカーディガンの着心地かな。

さすがに真冬に着るには向いていないが、もともと真冬は羽織よりもコート類を着ることが多いので、羽織を単仕立てにするというのはなかなかいいアイディアだと思った。
ショールと合わせれば春・秋にかなり活躍してくれそう。



長着にしても、胴抜き仕立てのものが重宝する時代になりそう。
胴抜きに向かない素材もあるだろうし、表地に汗やシワがつきやすいという問題もありそうだが、真冬用の長着以外は胴抜きにしてしまったほうが、長い季節着られるし着心地も軽くて助かると思う。
歳を取ってくると着るものは少しでも軽いほうがありがたいので…

いま手元に反物があり、そのうち胴抜きで仕立てようと思っているのだが、今までお願いしていた和裁士さんが休業されてしまったので今はお付き合いのある仕立て屋さんがないのが悩み。
少し前までお世話になっていた近所の呉服店は「胴抜き仕立てっていうのは踊りの人がするもので、普通に着物を着る人はそんなことしないんですよ〜」と笑われてしまったのでそこには頼みたくない。

持ち込みの反物でも仕立てをお願いできて、普段着の着物にも理解があって、気軽に相談できる呉服店か悉皆屋さん。
ネットの仕立ても安くていいけれど直接話し合えないのはちょっと不安だし不便だし、胴裏や八掛の手配が面倒だったり思っていたのと違うものが付いたりしたら嫌なので、できれば実店舗がいいのだけど。
うちの近所に無いかなあ〜。
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by Medalog | 2014-03-30 16:12 | きもの | Comments(4)

金魚

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梅田阪急で開催中の「アートアクアリウム展」を見てきた。

カラフルな金魚を様々な和のモチーフと組み合わせて展示してあるもので、今まで見た展覧会の中でもかなり異色の内容だった。

金魚の由来など知らなかったのだが、元々はフナの突然変異で色が付いたものが偶然発見され人工飼育されたことから生まれたのだとか。
人間が飼育を止めて全ての金魚を自然に放したら、淘汰されていずれは元のフナに戻ってしまうだろうとのこと。

人間が飼育することで様々な品種が生まれたという意味で「金魚も芸術の一つである」というコンセプトの展示で、確かに様々な品種の金魚はそれ単体でも美しいし、暗い中で光を多用した展示はとても幻想的。



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フラッシュを焚かなければ撮影可ということだったので携帯のカメラで撮影してみたが、暗い場所での撮影設定が分からないのでまともな写真はほとんど取れなかった。
撮影可能だと知っていて立派なカメラを持ち込んでいる人もたくさんいらしたが、平日の午後でも結構混雑していたので、落ち着いて写真を撮るには入場時間を考えたほうがよさそうだ。

ぼんぼり形の水槽の最上部には金魚の紋が入っていて素敵だったのだが、全然ピントが合っていなかったのね…
最近は老眼がすすんで、ピントが合ってるかどうかわからないこともしばしば(汗)。
実物の展示はこんな写真では表せないほど綺麗だった。



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久しぶりに着物。
市松柄の紬に博多綾織の名古屋帯、長羽織。

アートアクアリウム展の会場に入ってから「ああ!何か金魚にちなんだコーデにすればよかった!」と後悔。
帰宅後に、そういえば遥か昔に自分で仕立てた琵琶湖の魚をモチーフにしたうそつき袖があったなあ…と思い出して自分のブログを遡ってみたら、袷じゃなくて単衣で作っていたので、この時期には使えないものだった。

結局、袷の時期に金魚に絡められるようなものは持っていなかったようだ。
でもせめて、水にちなんだ手ぬぐいぐらい持ってくる程度の思いつきが自分に欲しかったわ…

この着物は久しぶりに着たのだが、箪笥から引っ張り出してから「袷じゃなくて胴抜きだった…」と気付く。
でもこの日は暖かかったので胴抜きでも全く問題なかった。
真冬用の厚手の着物以外は、全部胴抜きで仕立てた方が着る期間が長くなっていいのかも…
裏地には表地を守る役割もあるから、いい反物は袷で仕立てたほうがいいだろうが、私が着るような普段着の紬だったら胴抜きにして10月や5月の暖かい日にも快適に着られたほうがお得だよなあ。
(なんて言うほど着る機会もないけどね)

この着物と羽織は柄と柄だしどちらも暗めの色なので、相性が悪そうであまり合わせたことがなかったのだが、着てしまえば合わないこともないかなと思えた。
ただ本当はもっと柄を抑えた、無地のジャケットみたいな感覚で着られる羽織が欲しいのよね。
この羽織は裄が短くて合わせられる着物が限られてしまうし。
結城だ石下だと言う前に、今年は羽織に合う反物をなんとしても見つけたい!

実は、江戸小紋で羽織を作ったらどうかなあ?と考えている。
無地感覚だし、着物に仕立てるなら最初の1枚は定め柄を選ぶだろうが(まだ持っていないので)羽織にするなら駄洒落っぽい柄で遊べるし。
江戸小紋の羽織をお持ちの方やご覧になったことのある方、いらっしゃいますか?



帯は軽くて結びやすい博多綾織のものなのだが、久しぶりだったのでお太鼓がぶわんぶわんになってしまった。
それにしても、この堂々とした腹回りはどうしたことでしょう。
これで一切補正をしていないなんて…
写真を見て現実に気付かされてしまった。

草履は、カレンブロッソのものを初おろし。
最初は鼻緒がキツく感じたが、それが馴染んできたら、まあ歩きやすいこと!
展覧会の後で梅田を歩き回ったのだが、足の疲れは全くなかった。
なぜなんだろう。
台の素材がスニーカーに近いということなのかな?
今後はこればかり履いてしまいそうな予感…

そして、久しぶりに着物を着たらやっぱり楽しかった。
久しぶりなので静電気を押さえるコツなど忘れていて裾回りがえらいことになったが、次に着る時はちゃんと脚にクリームを塗るぞ!(足首までのステテコを履くので長襦袢にクリームが付くことはないです)
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by Medalog | 2014-02-26 14:15 | きもの | Comments(6)

とんど神事

今年の正月に大阪天満宮へ初詣に出掛けた。
お参りの後で、以前いただいたお札を返そうと思ったら境内に張り紙が。

お札などは15日のとんど神事の日に持ってきてください。
それまでは受け付けていません、とのこと。

手元のお札をきちんと焚き上げて欲しかったので、とんど神事へ行ってみることにした。



しかしとんど神事・とんど焼きというものに今まで一度も行ったことがなく、勝手がわからない。
ネットで調べてみるが、大阪天満宮のホームページをはじめどこを見ても具体的なタイムスケジュールが見つからなかった。
他の神社のとんど焼きで日が暮れてから炊き上げを行うという情報を見つけたので、その頃に行こうかと思ったが、もし早い時間に終わってしまったらお札を受け取ってもらえないかもしれないと心配になり、結局夕方になる前に行くことにした。



大阪天満宮に着いたのは午後3時半。
本殿の前にはやぐら(と呼ぶのだろうか)が四角に組まれており、すでに何かを燃やしたようで数人の男性が火の始末をしている。
そしてその横には大量の段ボールが山積みになっており、人々が持ち込んだと思われる正月飾りなどが入っている様子。
勝手がわからないので、火の始末をしている人に「ここ(段ボール)にお札も入れていいんですか?」と聞くと「どうぞ入れてください」とのことなので入れて終了。

境内の様子はいたって静かな平日の午後という感じで、特に人が多いわけでもなく「これから何かが始まる!」という雰囲気が全くない。
結局、何時から火が入るのかもわからないまま帰ってきてしまった。
今年も新しいお札をもらってきたので、来年は日が暮れるころに出掛けて焚き上げを見てみたい。




d0048332_848275.jpg今年初の着物。
結城紬に、亡き義母のお下がりの綴れ帯。

着物は、寒いのでとにかく厚手のものということで自動的に結城に決定。

この綴れ帯はどのような着物に合わせればいいのか未だにわからないが、新年なので明るくめでたい感じにしたくて選んでみた。

私は普段は帯を関東巻き(左巻き)にしているが、義母は京都出身なのでこの帯も関西巻き(右巻き)。
普段と違う帯の巻きかたなのでちょっと苦戦したが、なんとか着付けることができてよかった。


d0048332_8483175.jpg久々の着付けの難を隠すため、そしてなにより袖の振りから吹き込む寒風を避けるために、ベルベットのマントを羽織る。

体も袖も丸ごと包み込むので、腕に風が当たることがないのは本当にありがたい。

でもマントの形が好きではないので、ベルベットかカシミヤの着物コートを買えばよかったとちょっと後悔しているのは内緒の話…。

この日は風はなかったものの冷え込みが激しく、大阪天満宮へ行ったあと少し買物しようと思っていたのに寒さに我慢できずすぐ帰宅してしまった。
東京では大雪が降った日なのでそちらよりは暖かかったのだろうが、手先がカチーンと冷え固まってしまい、帰宅後もしばらくは手が寒さに震えていたほど。

でも足先は平気だった。
膝下〜足首の寒さを防ぐ方法をあれこれ試した結果、くるぶしまであるベンベルグの裾よけキュロット(ステテコ?)と、伸びるタイプの足袋の中に五本指の膝丈ストッキングを履くと寒さがかなり軽減されるので気に入っている。



久しぶりの着物はやっぱり着ているだけで嬉しい。
結城などこの季節が一番似合う着物もあるので、また着る機会を作って楽しもう。
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by Medalog | 2013-01-16 09:12 | きもの | Comments(6)

「京の小袖」展

みなさんのブログを見て「私も早く『京の小袖』展を見に行かなくちゃ」と思いながら12月までやっているからと何となく先延ばしにしてきたが、ふと気付けばあと2週間足らずで終わってしまうことに気付き、慌てて出掛けてみた。

京都文化博物館は初めて行ったが、こんな町中にあるとは知らなかった。
何回も前を通っているはずなんだけど。
事前には知らなかったのだが着物で入場すると200円割引だそうで、着物で出掛けてよかった。

展示内容は年代順に美しい小袖がたっぷり。
年代が古いものほど保存状態が悪いのは残念だが仕方がないが、それでも手の込んだ技の数々は十分に伺いしれる。
以前大阪の小袖展を見た時にも感じたのだが、一枚一枚の小袖に秘められたパワーが時を経た今でもびんびん伝わってくるようだ。
贅を尽くした技と手数、独創的な意匠、布そのものの美しさ、どれもこれもが本当に素晴らしい。江戸時代に戻って、これらの小袖を着た人々が行き交うさまをこっそり覗けたらどんなに楽しいだろう!

それから、江戸時代の小袖のデザインの流れを知って面白く感じた。
以下、自分の覚え書きにつき間違っていたら申し訳ないです。

意匠がどんどん豪華になって布地が見えないほど刺繍で埋め尽くされるようになる
・・・
いわゆる振袖火事により江戸の大半が焼失し、当然多くの小袖も失われてしまう
・・・
京都に小袖の注文が殺到するが、人手が足りずに今まで通りの豪華な手仕事ができなくなり
必然的に空きの多いデザインが主流になる
・・・
一方、江戸では火事の復興で活況になり、巨大な利を得た商人などが競って
また以前のような豪華な小袖を作るようになる
・・・
やがてその流れも飽きられ、江戸の「粋」が生まれる




d0048332_19525115.gifグレーの紬に菊の帯。

さほど寒くはない、ぬるいような気温だったが、もう11月も終わるので流石に帯付きはないだろうと羽織を着て行った。

だけど、暑かった…

京阪の三条駅から博物館まで15分ほど歩いたし、展示を見る間も、そのあと用事を済ませて帰りの電車に乗るまでの間もずっと歩いていたので、電車に乗った瞬間からじんわり汗が…。
電車が少し混んでいて羽織を脱げる状態ではなかったので、ちょっと気持ちが悪くなってくるほどだった。

京都では多くの着物姿の方を見かけたが、3割ぐらいは帯付き(とショール)姿で、ちっともおかしくなかった。
私もいい加減に「紅葉の季節だから羽織りものを着なければ」というような固定概念を捨てられるようになりたい。
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by Medalog | 2011-11-29 20:04 | きもの | Comments(8)

久しぶりに、着物!

久しぶりの更新となってしまった。
喉のほうはすっかり直っているのだが、先月後半に夫が海外出張から戻ってから、仕事が一段落したようで代休を取ったり帰宅時間が早まったりして家に居る時間が長くなり、私がパソコンを触る時間がめっきり減ってしまったのだ。

そんなわけで先週着物を着たのに記事も書かなかったので、記録に写真だけ載せることに。

d0048332_20365511.gif結城紬に博多紋織八寸。

昨年末に京都のかづら清さんで見つけたうさぎの帯留を、ようやく使うことができた。今年は卯年だから、季節に関わらずたくさん使ってしまおう!

出掛けた先は、きもの英さんの大阪展示会。ずっと欲しかった単用の襦袢を、洗える襦袢地で作ることにしたのだ。
気に入った色柄も見つかり、数年来の宿題をようやく解決できて嬉しい。

先日英さんで仕立てていただいた、洗える着物地のコートを着て行く。
単仕立てなのでこの時期にはちょっと季節外れなのだが、お店の方に着姿を見ていただく…というよりも、まだお店の方に顔を覚えていただいてないと思うので、コートを持っていけば思い出してもらえるかなと思って着て行った。

大阪市内で長い時間外を歩かないようなお出かけなら、単のコートでもショールを合わせればそれほど寒くないと感じた。
冬の京都へ行く時はさすがに心許ないけどね…。
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by Medalog | 2011-02-04 20:48 | きもの | Comments(6)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog