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大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
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少し前の記事、義母の帯をあれこれする3部作 その1/赤い八寸帯の八寸帯とともに見つけた、義母の八寸帯の反物。
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(モアレが出てしまい見苦しくてすみません)
ピンク色の鰹縞と言っていいのだろうか?
一緒に見つけた八寸帯は仕立て済だったのだが、このピンク帯は反物のまま。
しかしなぜか前帯にあたる部分は二つ折りにした後がある。まさか未仕立てのまま使用したわけではないだろうが…

自分で八寸帯に仕立てようと思いながら随分時間が経ってしまった。
両端の布の色がかなり違うし折り方や柄に変化のない平織りなので、両端を同じ色の糸で縫うのは難しいと思い、手芸店に反物を持ち込んで両端それぞれに合う糸を購入してきた。
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さて、いよいよ仕立てようかと反物を久しぶりに広げてみて気付いた違和感。
もしかしたら反物の幅が狭い…?

手持ちの八寸帯2本と比べてみた。
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手前・博多紋織帯の幅は8寸1分。
中央・この帯とともに見つけた義母の赤い帯は8寸ちょうど。
奥・この鰹縞の反物は、なぜか7寸6分!
8寸帯よりも幅が4分、約1.6センチも狭いのだ。

古い着物の反物の幅が狭いのは知っていたが、帯の反物も狭いものがあるとは知らなかった。
調べてみたら、昔は華奢な方や年を重ねて肉付きが薄くなった方向けに7寸帯というものもあったらしい。
今回の帯は幅が7寸6分なので7寸帯とは違うのだろうが、それでも痩せてない私が7寸6分の帯を締めたら、随分お太鼓が小さくて胴体が太く見えるんじゃないだろうか。どうしようかな。



迷いつつも今度は長さを確認。
こちらも多少は短いかもと覚悟はしていたが、いざ測ってみるとなんと10尺6寸、400センチしかない!
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愛用している博多紋織八寸帯と並べた写真。
手先を同じように折り、それぞれたれの裏の折り返しがどれだけあるのか比べてみた。
博多紋織八寸帯は私の体型にちょうどいい寸法で、折り返し(写真の水色線の部分)が116センチある。
対してこの反物は折り返しが40センチしか取れず(写真の黄色線の部分)、お太鼓になる部分は帯地が重ならずペラペラの状態になってしまう。



なんだろう、この帯地は…
リメイクのために帯地にハサミを入れたような跡もないし、よほど華奢な人のためのものなのだろうか?

この長さだと二部式の帯にするのも難しい。
半幅帯にはできるが、ただ二つ折りにしてしまうと幅15センチ弱の細い帯になってしまうので、この帯地は表だけ使用して裏は別の布を当てたほうがいいだろう。となると、面倒…

悩んだ挙句、とりあえず元どおりに巻いてしまった。
バッグなどにリメイクするか。
こういう帯地を探している人もいるかもしれないので、オークションにでも出すか。
それとも似たような布を探して継ぎ足すか、または前帯を一重にしか巻かないことにして、八寸名古屋帯に仕立てるか。
すぐには決められないので、またしばらく反物のまま眠らせることになりそうだ。

もし、このような短い帯地の正しい使用法などをご存知の方がいらしたら、ぜひアドバイスくださいませ。



記事のタイトルが”義母の帯をあれこれする3部作”なのに、あれこれできずに残念。
あと、こんなことなら重たい帯地を持って糸を買いに行ったりしなくても良かったのに…
古い着物や帯の反物は、汚れの状態とともに寸法をしっかり確認するのが重要ですね。

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by Medalog | 2018-02-16 20:35 | きもの | Comments(6)
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義母の小紋。
派手かな?可愛らしすぎるかな?という当初の戸惑いは、何度か着るうちに薄れてきた。
だが私が持っている他のきものに比べてフェミニンなイメージのせいか、手持ちの帯で合うものがあまりない。
そこで、やはり義母のものだが貰ってきたまま使わずにいた赤い八寸帯を合わせてみたら、まあまあ似合うようでホッとした。
(帯締めか帯揚げは色を変えた方が良かったかな…)



しかし着付けの最中に、この帯には問題があることに気がついた。
少々シミが散らばっているのは仕方がないとして、大きな問題は「て先の柄」にあった。
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モアレがひどいため見づらくて申し訳ないが、て先の柄が足りないのがおわかりになるだろうか。
右の写真でわかる通り帯の横幅よりもて先の柄が短いので、お太鼓の片側には柄つきのて先が出るが反対側は柄無しになってしまうのだ。
しかも足りないのがほんの数センチなので、横から見たらお太鼓の中で て先の柄が途切れているのが丸見えになってしまう。

なぜこんなことになっているのだろう?
織元のミスなのか、このような帯が普通に存在するのか?
ちなみに て先には余分な縫い込みはないので、て先を解いても柄を伸ばすことはできない。



さて、どうしましょう。



このままではあまり使いたくない帯になってしまうのでなんとかしたい。
帯の他の場所から柄部分を切り取って て先に足そうと思ったが、たれの裏側は柄無しになっているのでダメ。
前帯の外に出ない部分から少し切り取ることはできそうだが、どちらにしろお太鼓の両脇から縫い目が見えづらいようにするのはちょっと難しそう。
(私はお太鼓をピタッと形作るのが苦手で、お太鼓の中のて先が左右から見えやすいのです)

そこで、思い切って!
て先をまるごと無地にしてしまおう!



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前帯の、柄のある部分とない部分の境目をカット。

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切り取った部分をぐるっと入れ替える。
て先を解いて開き、柄のある方を前帯につなげて、柄のない部分をて先に。

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ミシンでガーッと縫い合わせて終了。
柄の縞が食い違ってしまったが、見えない部分なので気にしない!



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お太鼓の左右共に、柄のない て先が出るようになった。
柄がないとはいえ経糸の縞はあるので、さほど違和感はないと思う。
お太鼓の柄と て先の柄が違うとカジュアルっぽくなってしまう気がするが、もともと八寸帯なのでよしとする。

カットが一箇所だけなので、帯の長さは縫い代1.5cm×2で3cmほど短くなるだけで済んだ。
(帯はほつれやすいので縫い代は少し多めの方が安心だと思う。そして切ったらすぐにミシンでかがるなどしてほつれを止めるのが大切!)

試しに体に巻いてみると、縫い合わせた部分は前帯の一周目の斜め前、ちょうど扇子や根付を差し込むような位置だった。(帯によって違ってくると思うが)
さらにもう一周巻くので縫い目が見えることはまずないと思うし、縫い目の部分が締めづらいとか体に当たって痛いということもなかった。

細かいシミはあるが軽くて締めやすい帯なので、今回のお直しを機に使う機会が増えたらいいなと思っている。



タイトルに「義母の帯をあれこれする3部作」と書いたが、この帯以外にも手を加えたい義母の帯が2本あるのだ。
できれば春になる前に残りの2本もなんとかしたい。
飽きたり忘れたりして、3部作が尻切れとんぼになりませんように…

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by Medalog | 2018-02-08 11:31 | きもの | Comments(0)
写真のバッグは、500円で買ったシミありの八寸帯を2か月前にトートバッグにリメイクしたもの。
帯で作ったバッグなら着物にも似合うだろうと、毎週の茶道教室に行くときに使っている。
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着物のときは何かと荷物が増えるので、傘(日傘)やレインコートも余裕で入るように幅40cmという大きめのバッグにした。
以前ブログに「これだけ荷物が入る!」とこの写真を記事に載せたのだが、いざ使ってみると幅40cmではちょっと大きすぎる。
電車で座ったとき、自分の体よりもバッグの幅が大きくて隣の人に当たってしまう。
また、着物でこの大きさのバッグを持つとかなりカジュアルな印象になり、特に小紋などには似合わない気がする。



そこで、バッグの幅を5cmほど狭くしてみた。
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幅を40cmから35cmに縮めて、正方形に近い形にしてみた。
帯地を切ってサイズダウンさせるのがもったいない気がしたので、片面を3箇所ずつつまんで縫って縮めてみた。なので、側面の縫い目を全て解けば1m弱の帯地に戻るのだ。
全くの無地だったのが縫い目のアクセントができて、縦方向の補強にもなった。
作り終わったばかりの今は満足しているが、数か月後にはまた作り直していたりして???



ミシンを出したついでに、残りの帯地でもう一つバッグを作った。
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作ったのは写真右下の、横が長くて高さの浅いトートバッグ。
これは、着付け小物を入れるためのバッグなのだ。なぜこんな形かというと…

数年前に、某着物雑誌で「帆布で作った一升瓶用の横長のトートバッグが着付け小物を入れるのにぴったり」と紹介していた。
一升瓶が入るほどの横長なので帯板が入るし、高さが浅いのでバッグの中の小物が見つけやすい。さらに持ち手があるので持ち運びも簡単とのこと。

なるほど!と思いつつも購入はせず、家にあった大き目のトートバッグ(写真左上)に着付け道具を入れてみた。
すると帯板は入るが、深さがあるので小物をぱっと見渡せない。すぐに使わなくなってしまった。
その後、写真右上の小さいブルーのトートバッグを購入。
高さが浅いので小物を探しやすいし、帯板もカーブさせればなんとか入るが、やっぱり少し容量が足りないので使いにくさを感じながら2〜3年は使っただろうか。



そこで「一升瓶用のトートバッグ」のことを思い出し、ネットでサイズを検索して全く同じサイズのものを作ってみたのがこの横長のバッグなのだ。
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これだけたくさんのものがすっぽり入ります!
着付け道具がずいぶん多い、と思われそうだが、今まで腰紐3本と伊達締めで着付けをしていたのが五十肩を機にコーリンベルトやゴム腰紐に頼るようになり、また帯板も後ろでお太鼓が作れないなら前結びをしようかと3種類を用意していて、あれこれお試し中なのだ。
また、布に包んであるのは肌着一式と足袋に、足袋の中に入れる足クッション。
着付け小物が肌着まで全部入れられて、上から覗けば底まで見えるので、確かに使い勝手が良い。

市販の一升瓶用トートバッグと違うのは布地が帆布より薄いこともあるが、縫製、特に取っ手の強度を重要視してないこと。
もちろん着付け小物を入れる分には全く問題ないのだが、これで一升瓶を運ぶのは無理だ。
市販のバッグは、分厚くて曲線だらけの布や皮革を隅々まで美しく縫い上げていて、やはりプロは違うなあと実感するのである。

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by Medalog | 2017-12-21 15:49 | きもの | Comments(0)
少し前に、八寸帯をトートバッグにリメイクしたのだが、そのとき作ったバッグがイメージよりも少し小さくなってしまったので、残った帯地でもう一つのトートバッグを作った。

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左が前回作ったもの、右が今回作ったもの。

前回はお太鼓柄を前面に活かして、ちょっと上が広がってるバケツ型。
赤い柄・赤の内袋・丸みを帯びて小さめ、ということで可愛い&ちょっとおばちゃん風味の印象になったかな?

今回は同じ素材を使うだけに印象を変えたくて、無地でエッジの効いた形にしてみた。
無地なのでアクセントに外ポケットでもつけたかったが、無理というか面倒というか…早々に諦めた。

また、無地部分のみ使用しているのでつづれ織りの柄部分の裏側に渡っている横糸がなく、それを保護するための内袋も付けなかった。


 
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私は持ち歩く荷物が多いほうなのかな。
着物で出かけるとき、雨が降りそうだと左上のレインコートや折りたたみ傘がいるし、暑くても寒くてもショールは一枚持ちたい。
中央の薪能のA4クリアファイルは街歩きの資料を挟んで持ち歩くことも。
あとは財布や化粧ポーチ、手ぬぐい、文庫本などいろいろ。

普通のバッグにこれだけ入れるとパンパンになってしまうのだが、今回作ったバッグは幅40cm、高さ31.5cmの大きめサイズなので、全て入れても右写真のようにスッキリ。
6cmのマチも膨らむことなく納まった。



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高さが31.5cmなのは、帯地の幅をそのまま活かしているから。
お太鼓の裏の無地部分をぐるっと筒状に縫って、トートらしく四角く整えてから底を縫い付けた。

横幅は、着物姿で使うならもう少し小さいほうがエレガントだろうが、帯地を使っているので多少大きくても紬ならなんとか合うと思う。
私はほぼ紬しか持っていないので、この大きめトートが使えるシーンは多いと期待。



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左は、筒状の本体部分をエッジの効いた四角にするために、5mmほどつまんでミシンで縫ったところ。

右は底の部分。
本体は縫い代を取らず、帯地の耳を活かしたままで底の布を内側に重ねて縫い付けた。
(上端も帯地の耳を活かしているので、反物と同じ31.5cmの仕上がりになった)

つづれ織りの帯地は軽いが厚みがあってしっかりしているので、ミシンでは底の角の部分がうまく縫えなかった。
砂を入れたら底の縫い目のどこかからサラサラとこぼれてきそう…
あとで手縫いで補強したほうがいいかなあ。



若干大きすぎた気もするが、なんでも入れられる着物用バッグが一つできたのは安心感がある。
大きいバッグなので蓋かマグネットボタンでも付けたいところだが、途中から肩の痛みがひどくなってしまった。
当分はミシンも針も持ちたくない、見たくない。
蓋の代わりにショールをかぶせて凌げばいいか。

100%満足ではないけれど、最初に作りたかったバッグのイメージにかなり近いものは作れたので、一応気が済んだ。
あとは使い勝手が悪くなければいいんだけど。



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by Medalog | 2017-10-13 11:22 | 生活 | Comments(2)

数寄屋袋を手作り

先日帯地でバッグを作った時に使ったミシンが、まだ出しっぱなし。
ついでに何か作るものはないかなーと考えていたら、数寄屋袋を思いついた。

※詳しい作り方は載せていません。最後に仕上がりの写真のみ載せています。



少し前に懐紙入れの作り方を調べていたら、数寄屋袋の作り方が一緒に出てきて、結構簡単そうだと思っていたのだ。
ちょうど良い布があれば作ってしまおうと思って箪笥を探してみたら、思った以上に「ちょうど良い布」があった!

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かなり前に自作したバティックの二部式帯。
この時の余り布があったのだが、なんと!

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裏に接着芯が付いているのだ!
ラッキー!でも、なんでだろう???
布の大きさは二部式帯のお太鼓部分ぐらいなので、同じ帯をもう一枚作ろうとしたのか、なにかミスがあって使わなかったのか、全く覚えていない。

まあとにかく接着芯が付いたバティック布は数寄屋袋にぴったりだ。
しかも大きさがほとんど数寄屋袋に必要なサイズと同じであるのも、すごい偶然だ。

アイロンをかけて、接着芯に鉛筆で直接線を引いて、切ってミシンで数カ所縫ったら一時間ちょっとで出来上がってしまった。



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内側の布は無地にしたほうがすっきりしたと思うが、圧着芯付きのバティック布がちょうど外側と内側の両方で使い切るサイズだったので、同じ柄にしてしまった。
柄合わせもしたほうが綺麗かもしれないが、面倒だしサイズがギリギリで綺麗に合わせられそうになかったので、やらなかった。

これは全く同じ袋を2つ作って、ミシンで中表に縫い合わせてから外表に返している。
だからもしこのバティックに合いそうな無地の布が見つかったら、2つの袋に戻してそれぞれに中袋をつければ簡単に2つの数寄屋袋に替えられる。
(接着芯が中厚ぐらいの厚みがあるので、ミシン目を解いても布が裂ける心配がなさそう)

そして、外側が無地で内側がバティックという布地の使い方を逆にした袋も、同じ手順で簡単に作れるのだ。
よーし、バティックが外側の袋と内側の袋、二つ作ってみようかな。
同じサイズのものを二つも作ってどうするんだという気もしないではないが、楽しいからいいや。作っちゃお!



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by Medalog | 2017-10-10 18:59 | 生活 | Comments(4)
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だいぶ前に古道具屋の着物コーナーで見つけた八寸帯。
綴れ織りで元々の質はいいと思うのだが、全体的にくすんだ感じなのと前帯に薄いが大きなシミがあるためかワンコイン500円という安さだった。
まだ手持ちの帯が少ない頃は何度もこれを締めて、南座の顔見世興行まで見に行ったので、すでに元は取れたと思う。

厚みがあるのに軽くて程よいハリがあり、締めやすいので一時は重宝したが、手持ちの帯が増えるにつれてシミがついたこの帯には手が伸びなくなり、今ではタンスの肥やしになっている。
そこで思い切って、バッグにリメイクすることにした。



※私は手芸は得意ではなく手順も適当なので、詳しい作り方は載せません。
 これ以降の内容は、自分の覚え書き程度のものです。



お稽古バッグのようなA4サイズが入る着物バッグが欲しくて、素敵なバッグがショーウィンドウに置いてあるむら田さんの前を通るたびに「くーっ」と我慢している状態なので、そんな感じのバッグが作りたい。
八寸帯の寸法が、ちょうどいい感じに活かせそうな気がする。



帯を解いたら西陣織の証紙が貼ってある。
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証紙番号329を調べてみたら、どうやらじゅらくの帯のようだ。
道理で締め心地がよかったわけだなあ。
私の唯一のじゅらく謹製の帯がこの500円の八寸帯…。
(証紙には「袋なごや帯」とある。そういえばこの呼び方が正式だったかな)
カットするのがちょっと惜しくなったが、ここは心を鬼にして作業を進めなくては。



帯をリメイクするバッグは縦長のものが多いように思うが、今回は横長にしたい。
お太鼓柄の部分と無地の部分を横長に二枚カット。
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両脇をジグザグミシンでかがる。
バッグの口になる部分は、写真左のように反物の耳をそのまま生かしてもいいかな?と迷ったが、強度を考えて右のように折り返すことにした。



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底の部分は、中表にして縫い合わせるという通常の方法ではなく、2枚を重ねてそれぞれの布端を表と裏からミシンで押さえる方法にした。

あとは取っ手を縫い付けてから中表にして両脇を直線縫いし、両脇の底部分を三角に縫って6cmのマチを作る。
外表に裏返したら、もう出来上がりだ。



ただ、綴れ織りの反物を使っているので裏にはたくさんの横糸が渡っている。d0048332_11202145.jpg
豪華で見事ですね!
隠すのが申し訳ないほどだがこのままでは物を入れる時に引っかかってしまうので、中袋を作って表の袋と縫い合わせることに。



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バッグの取っ手は共布で作ることもできるが、共布だとカジュアルな印象になるのと、色が薄いためすぐに汚れてしまいそうなので今回は市販の合皮の取っ手を付けた。
外袋の内側に縫い付けて、中袋を縫い付ける時に挟み込んで隠す。
表面は縫い目だけが見えるのだが、作業が雑なうえに、縫い糸を中袋に合わせた赤にしてしまったので、近くではお見せできないような仕上がりに…



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中袋を縫い付けた状態。
ICOCA、スマートフォン、鍵を入れる3つの内ポケットが欲しいので、がんばって付けてみた。
スマホには厚手のカバーを付けているので写真上部の側のポケットにマチを付けてみたが、ポケットが内側に緩んでだらんと開き、バッグの底が見えなくなってしまった。
仕方なくマチを縫い閉じて、さらにポケットの口を縮めるようにポケット内側にタックを入れて、ようやく写真のような仕上がりになった。
これは次回のために覚えておかないと。



出来上がりはこんな感じです。
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取っ手部分のミシンが見苦しい…
布地にぴったりな色のミシン糸が見つからなかったので、いっそのこと目立つ色のミシン糸をにして「敢えてこういうデザインにしました」ということに(笑)



帯の時の特徴そのままに、軽くて適度な厚みとハリのある使い勝手の良さそうなバッグにはなった。

ただ、欲しかったサイズより一回り小さい…
イメージはA4サイズがすっぽりと入り、着物で出かける時に日傘やショールを入れてもスッキリと納まるバッグだったのに、実際はA4サイズは少し曲げないと入らないし、日傘は入るがショールはバッグの上に載せるしかない感じ。

原因はわかっている。
横幅が狭いのは、マチの厚みの分だけ底の横幅が狭くなることを忘れていたから。
高さが足りないのは、バッグの口部分を折り曲げてしまったから。
適当に作り始めた私がアホでした。

まあ、この大きさがちょうどいい時もあると思うので、これはこれで大切に使うことにする。

でもあと一回り大きいサイズのバッグも欲しい…
帯地は無地の部分がまだ残っている…
もしかしたらもう一つ作るかも。



今回綴れ織りの帯地を扱ってみて、軽くて丈夫でとても素晴らしい布地だと改めて実感した。
綴れ織りでなくても帯地はしっかりと織られていると思うので、バッグなどに再利用するにはとても向いている。
(色柄の好みの問題はあるが)
取っ手をつけずに二つ折りにしてバッグinバッグにしても軽くて重宝しそうだし、前回記事にした懐紙入れにもよさそうだ。
ただカットして端をかがるだけでも、ランチョンマットやコースターになる。

着物地は薄いのでなんらかの形に縫い直したり圧着芯をつけたりしないと再利用は難しいが、帯地は厚みがあるのでそのままで再利用しやすい。
状態が悪くて捨てるしかないという帯でも、どこかに綺麗な部分があるなら、カットして端をジグザグミシンでかがって何かに使ってみたらいかがだろうか。

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by Medalog | 2017-10-05 13:07 | 生活 | Comments(2)
先日、紙製の懐紙入れを購入した。
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綺麗な色の和紙を使って丁寧に作られていて、お手頃価格なのに楊枝などが入るポケットまで付いている。
気に入ってさっそく持ち歩いているが、なにせ貧乏性なので、この紙製の懐紙入れが擦り切れたらもったいないと思うようになってしまった。



そこで、なんとなく自宅の戸棚の中を見ていると、横長の洋封筒が懐紙を入れるのにぴったりなサイズであることを発見!
さっそく入れてみる。
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うん、確かにサイズはピッタリ。
ただ我が家には横長の洋封筒はエアメール用のものしかなくて、これではあまりに貧乏くさい。



そこで、100円ショップに行ってみた。
その店には横長の洋封筒はなかったので、縦長の洋封筒なんとか加工してみることに。
縦長の長形4号は種類が多く、厚手でおしゃれな柄の洋封筒が見つかったので購入して自宅であれこれ工作してみた。



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長形4号の封筒2枚で、それらしいものができた!

懐紙よりも封筒の幅(短いほうの辺)が小さいので、懐紙入れの口になる部分を折り返すことで封筒についている折り目を隠しながら幅を出し、強化にもなった。
楊枝などを入れる小ポケットまでは付けられず、大きなポケットに懐紙のみが入るタイプだが、普段使いには十分だと思う。

108円で8枚入りの封筒を2枚使ったので、材料費27円!
これなら毎日持ち歩いて擦り切れても惜しくはない。
なかなかのお気に入りになった。



・・・ただ封筒についている筋を隠す工夫をしたり、糊付けされている部分の厚みが折り曲げるときに邪魔だったりしたので、封筒より普通の厚手の和紙などで作ったほうが簡単かもしれない。
小ポケットも付けやすいはず。

封筒で作る利点は、もともと出来上がり寸法に近いサイズなのである程度元の形を生かせること、狭いスペースで気楽に作れること、厚手で綺麗な柄のものが安く手に入りやすいことだろうか。
表面と裏面で違う柄の封筒でもいいので、興味をお持ちの方は家に余っている封筒でとりあえず一つ作ってみたらいいのではないかと思う。
(もしも大きな文具店などで横長の封筒が見つかれば、少し手を加えるだけで懐紙入れらしくなるかもしれないのでいずれ探してみようかな)

はさみとセロテープと両面テープで簡単に出来上がるので、ぜひお試しを!
ご要望があるかどうかはわかりませんが、いずれ自己流の作り方をアップしてみます。

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by Medalog | 2017-09-25 20:34 | 生活 | Comments(4)
キッチンの手拭き用に使っていた白いハンドタオルが、煮沸しても漂白してもうっすらと汚れが目立つようになってしまった。
こんなことなら汚れの目立たない色付きのタオルを買えばよかった!と反省したが後の祭り。

仕方がないので、自分で染めて汚れを隠すことにした。



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染めるのは3種類。
綿100%のハンドタオル。
麻の半衿。
化繊の半衿。

麻の半衿は、白地の小千谷縮に似合いそうな薄い色の半衿が一枚欲しかったので、この機会に染めてみることにした。

化繊の半衿は化繊の夏襦袢に付いていたもの。
着心地が悪かった化繊襦袢は処分したのだが、半衿だけはもったいなくて外しておいた。
でも質感がピカピカと安っぽいため使う気がしないまま放置していたので、失敗してもいいから色を掛けてみようと思いついた。



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染料はダイロンマルチ・21(ELEPHANT GREY)。
象の肌のようなグレーということか。
しかしいざ染めてみると、液の色はネイビーブルー。
何度もかき混ぜながら途中で染まり具合を見てみると、タオルと麻半衿は藍色、化繊の半衿は薄い紫色に見える。



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指定の時間が経過して、色落ちがなくなるまで何度もすすいだ結果、タオルと化繊半衿はどちらも赤みを帯びた紫色に染まった。

タオルは残念ながら染めムラができてしまった。
しかも濃淡だけではなく、赤みが強い部分、青みが強い部分、黒っぽい部分が入り混じっている。
液に浸けている間はずっとかき混ぜていたのに、なぜだろう?

その反面、半衿は麻も化繊も染めムラがなく、綺麗に仕上がった。
化繊の半衿は、白かった時のピカピカした安っぽい質感から落ち着いた風合いに変化したのはラッキー。
ただ色味がグレーではなく桜色に近い薄紫になってしまったので、自分が持っている単衣や夏の着物に合うかどうかが微妙なところだ。

麻の半衿は、化繊半衿よりは青みが強く染めあがったので、白地の小千谷縮になんとか合わせられそうでよかった。
下の写真の襦袢は、3年前に袖の部分を自分で染めてから仕立てに出したもの
この時の染料はダイロン プレミアムダイ・フレンチラベンダー色だったのだが、ラベンター色で染めた襦袢の袖よりも今回グレーで染めた半衿の方が赤みを帯びているのは不思議だ。

心配なのは、色落ち。
タオルはすでに何度か使用したが、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機に放り込んでしまったら白シャツにちょっと色移りしてしまったので、落ち着くまでは洗濯ネットに入れて洗うことにした。
ただその分タオルの色が薄くなっている気がするので、そのうちに色ムラがなくなるかもしれないな。

半衿は、白地の着物に色が移ったら困るので、先に濃い色の着物で何回か使って洗うことを繰り返したほうが良さそうだ。



かき混ぜながら染める作業と10回もすすぐ作業は面倒だったし、色味が予想と違う上にタオルには染めムラもできてしまったが、どれも染めたことで使う機会が増えそうなので染めてみてよかった。
しばらくしたら、また「何か染めるものはないか」と家探ししそうな気がする(笑)。
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by Medalog | 2015-09-07 15:25 | 生活 | Comments(4)

麻の襦袢地を染めてみる

先日出掛けたセールで、紋麻の白襦袢地を買った。

いま持っている麻の襦袢は白地の絽なので、盛夏以外の季節に着るのはさすがに季節はずれの感がある。
だから、単衣の着物にも合わせられるような、色付きの紋麻襦袢が欲しいとずっと思っていたのだ。

会場には爽やかな色に染められた麻の襦袢地がいくつか並んでいて、反物の左右が違う色に染め分けられていたりしてとても欲しかったのだが、価格が自分の希望よりどうしても高い。
そこで、B反の白い襦袢地を安く購入し自分で染めてみることにしたのである。

しかし左右を染め分けるのはハードルが高いので、一色で染めることにした。



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使ったのは、ダイロン・プレミアムダイ。

10mもある反物全てを染めるのは面倒なので、外から見える袖の部分だけを染めることにした。

実は数年前にも襦袢の袖だけを染めたことがある

その時は、仕立て上がりの襦袢の袖をほどき、染めた袖をもう一度身頃に縫い付けるという適当な方法だったのだが、今回は最初に染めてから仕立てていただくことにしたのだ。

仕立てをお願いする和裁士さんに確認をとり、袖に使う分として220cmを反物から切り離す(緊張した〜)。

ダイロンプレミアムダイ一袋で染められる布の重さは約250g。
220cmの紋麻地は70gぐらいしかない。
そこで、洗っても汚れが落ちなくなった白足袋を一緒に染めてみることにした。
襦袢地と足袋で約120g。ちょうど染料の半分で染められる重さになった。

細かい染め方は割愛するが、おおざっぱに言うとこの染料と塩を40℃のお湯に溶かし、布を入れて15分間しっかり混ぜ、45分間浸け込みながらたまに混ぜるだけなので、簡単だったと思う。


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40℃のお湯と言えばぬるめの風呂ぐらいだが、そのお湯を使って何十分も作業するのは結構暑く、汗をかきながらの作業となった。

時間が過ぎたら、色落ちがなくなるまで何度か濯ぎ、干して生乾きのところでアイロンに掛けて出来上がり!



仕上がりはこんな感じ。

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思ったより薄い色になったが、綺麗に染まったので一応成功かな?

袖の部分を切り離す前に反物全体で水通しをしておいたので、染めた袖部分が更に縮むことはなかった。

しかし染めたり濯ぐ時に何度も布を絞ったので、一応アイロンは掛けたものの反物の端が撚れた感じになってしまった。

和裁士さんにとっては縫いにくい反物になってしまったかも…と申し訳なく思いつつも、お仕立てに回させていただいた。



d0048332_9503713.jpg反物と一緒に染めた足袋。

こちらも思ったより薄く染まったが、普段でも使いやすい色になったし汚れもカバーできたので良かったと思う。
染め終わったあとで気付いたのだが、半衿も一枚染めてみればよかった!
衿汚れが落ちきれなくなった正絹の白半衿があったのに…。

この染料は麻や綿に比べると絹はやや染まりにくいらしいので、麻の襦袢地・木綿の足袋・正絹の半衿と3つの素材を染め比べるいいチャンスだったのになあ〜と後悔したが、残念だった。

まだ染料が半分残っているので、次に何かを染める時に半衿も一緒に染めてみよう。
ポリ・アクリル・ナイロンなどには使えない染料なので、薄手の木綿のTシャツかキャミソールでも染めてみようかな。
あ、夏用のタオル地マフラーがビビッドな水色だから、ちょっと色味を和らげるためにラベンダー色を掛けるのもいいかも!
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by Medalog | 2012-07-10 10:18 | きもの | Comments(6)

昨日付けた半衿を…

昨日付けた半衿の出来映えが気になって、着物を着てみた。

d0048332_1223565.gifうーん、やっぱりモコモコになってしまうなあ。

縫っているときは半衿を引っ張り気味にしているのだけど、もっと引っ張ったほうがいいのかしら。

半衿の素材によってもモコモコ具合が違うんだとは思うが、私の場合バイヤス半衿でも多少のモコモコができてしまうので、やっぱり縫い方がヘタなんだろうな。

次回は待ち針の時点から、もっと強く引っ張ってみよう。
久々に引っ張りだした松阪木綿。
買ったのは4〜5年前だろうか?未だに藍の匂いがして、身にまとうとなんだか落ち着くな〜。
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by Medalog | 2011-10-04 12:31 | きもの | Comments(4)