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大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
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JR大阪三越伊勢丹

JR大阪駅に新規オープンした三越伊勢丹を覗いてきた。
まあ〜とにかく大きくて綺麗なこと。
隅から隅までピカピカだ。

洋服は買う気がなかったので、呉服売り場を覗いてみる。
おお、広い!大阪の百貨店の中では一番広いんではないだろうか。
やわらかものはもちろん、夏大島や越後上布、科布のような帯(表示がなかったのでわからなかった)などいいものが並んでいて見応えがあった。

小宮康孝さん作と思われる(落款がよく読めず)江戸小紋もあり、目を近づけてまじまじと見た。
江戸小紋って本当にすごい技だと思う。
大根とおろし金の柄などが展示されていたが、私もこういう洒落っ気のある柄の江戸小紋を普段着用に一枚欲しい。でも江戸小紋を買うなら、最初の一枚はやっぱり定め柄がいいのかなあ〜。

その他にも草履やバッグ、小物類も多く並べられていた。
オープンしたばかりだからか平日の呉服売り場にしては客が多かったので、店員さんに声を掛けられることもなくゆっくりと見られたのも良かった。
着物好きの皆様、今度大阪へお越しの際にはJR大阪駅の三越伊勢丹もちょっと覗いてみてください。
きっと楽しめると思いますよ。



さて、JRをはさんで反対側にある大丸も改装オープンしているので、そちらにも行ってみる。
店内改装中は呉服売り場も狭くなっていたようなので、改装後はどれだけ広くなっているかな〜と楽しみにしていたら…。

あれ、狭い?
三越伊勢丹と比べるまでもなく、あきらかに狭い。
たぶん大丸自身の呉服売り場はほんの一角で、半分ほどが「ながもち屋」さんと「くるり」さんで占められている(そちらもそんなには広くない)。
大丸は洋服売り場でも「うふふガールズ」という若い女性用のフロアーを作っているので、着物のターゲットも若い人や普段着物愛好家に絞ったのだろうか。
百貨店の呉服売り場としては物足りない気もするが、もしかしたらこれはこれで正解なのかもしれないな。

d0048332_1957729.gif大丸に行くとつい買ってしまうのが「大丸饅頭」。
今は梅田と博多の大丸のみ販売しているそうだ。

中に白あんや小豆あんが入ったごく普通のおまんじゅうだが、優しい味で何個でも食べたくなる。
春には桜の餡が入ったものもあって、おいしかったな。
ちなみにこの日は抹茶あん入りのタイプも売っていた。

そういえば三越伊勢丹のデパ地下、広かった!
そして混んでいた!
あんなにたくさんのお菓子や総菜が閉店までにほぼ売り切れるんだからすごいなあと感心しちゃう。
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by Medalog | 2011-05-24 20:09 | 生活 | Comments(6)
ネットで偶然見つけた着物のチャリティバザー(売り上げは東日本大震災に募金)に、着物や帯を数点出させてもらった。

バザーを主催する着物サークルのことは今回初めて知ったので知り合いもいないのだが、メールで確認したらポリ着物や帯も受け付けてくれるそうなので、お気に入りだったけど似合わなくなったポリの着物や半幅帯、帯締めなどを計10点ほど送った。

どれかひとつでも、どなたかに気に入ってもらえたら嬉しいな。



最近着物を触っていなかったので、ポリ着物でも広げたり畳んだりするのが楽しい。
来週あたり、久しぶりに着物を着ようかな。桜にはもう遅いかもしれないけど。
来月になったらすぐに袷が暑く感じてしまうだろうから、気持ちよく袷着物を着られるのはあと数週間だものね。
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by Medalog | 2011-04-07 19:18 | きもの | Comments(2)

ピンクの草履に合わせて

着物でお出掛けする用事ができたので、さっそくピンクの草履を履きたくてそれに合わせたコーディネイトを考えてみた。


d0048332_1459012.gif大島に紬の染め帯。
3月に入り、同じ紺の着物でも結城より大島が着たくなった感じ。

この大島は濃紺地に青〜紫の花柄が横双で織られている。
数年前にこの反物をいただいた時には自分には地味過ぎると思いつつも他に着物がないのでとりあえず着ている感じだったが、最近は見慣れたからか自分が年を取ったからか抵抗なく着られるようになった。と言うか、結構好きかも。

この大島を初めて着たのは着物を着はじめて間もないころで、つるつると滑って着付けに手こずった覚えがある。
今でも着付けの悩みはあるが、あれこれ試しているうちにだんだん悩みが減ってきたのは嬉しい。

今の悩みは、褄先の上げ具合だ。毎回、裾を決めるのが一番時間が掛かってしまう。
着る着物はほとんど紬なのでそれほど上げなくてもいいのだろうが、上げ方が足りないと裾広がりになってしまうようで落ち着かない。自分に合った上げ具合が今ひとつ掴めずもどかしいのだ。
当分は正解を求めて試行錯誤の着付けになりそう…。

帯回りは春らしいイメージの色にしたつもり。
皆さんのブログで、黄色で春を表現していらっしゃるのをみて「私も黄色い帯締めが欲しいなあ」なんて思っていたら、自分でも卵色の帯締めを持っていた。あほだわ。



着付けを終え、最後に白地の着物コートを羽織っていざお出かけ。
草履を履くときにふと気付く。
帯回りがコートで隠れちゃってるから、草履とのコーディネイトなんて意味なかったかしら?

でも着ている本人がわかっていれば、それでいいのだ。
着物ってそういうもの、かも。

出掛けた先は大阪市内だが初めて行く街で、お友達が見つけてくれた素敵なお店でランチを楽しんた。
小雨には降られたものの首や袖の振りから冷たい風が吹き込むこともなく、のんびり街歩きを楽しめて、春を感じる一日だった。
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by Medalog | 2011-03-07 15:31 | きもの | Comments(2)

秦荘紬

何かと気忙しい日が続き、ブログ更新が止まってしまった。
実際に忙しいわけではないのに「あれもしなくちゃ」「これも」と考えるだけで忙しい気になってしまい、他のことができなくなるのが私の悪い癖。
一つ一つクリアにしていけば、どれも大したことじゃないのだけど…。

そんな中、着物を着て出掛ける機会があった。
お友達に誘っていただき、滋賀県の手織りの里金剛苑へ。
秦荘紬の催事を見てきた。

秦荘紬という名前は知っていたが実際に見たことはほとんどなく、今回初めてたくさんの着尺や帯を見たのだが、なんと細かい手作業によって作られているのかと驚いてしまった。
特に、後染めではないかと思うような細かい絣の図柄がビッシリと織り出された着尺は、ただ見とれてしまう。

工房も見学させていただき、これだけの手間が掛かった一枚なら価格的には高くなっても仕方がない、いや高くあるべきだと(秦荘紬に限らないが)しみじみ思う一方、いざ品定めとなると値札とのにらめっこした挙げ句「もっと安くならないかな…」などと考えてしまうのは我ながら悲しい。

織りの精緻さだけではなく色のきれいさ、着尺の手触りの良さも非常に印象的だった。
また帯は素朴なタイプもあれば大胆な色柄のものも多く、この帯を使いこなせたらカッコいいだろうなあと思えるものがずらり。
生産地での催事なので当然百貨店などで買うより価格が抑えめだし、数も豊富。
また比較的自由に品物を見せていただけたので、お友達と一緒にたくさんの反物を胸に当て、鏡を見て…。とっても楽しかった。

電車で行くにはちょっと不便な場所なのだが、京都や名古屋あたりからドライブがてら見に来ることはできるのではないだろうか。機会があれば、是非!


d0048332_13465986.gif
これは苑内の生活資料館「金剛庵」での一枚。
このような見学施設もあり、手入れされた自然豊かな庭や面積は狭いがタデや綿が栽培されているところも見られた。本当に楽しませていただきました。



ところで。
この日はなんと、自宅に財布を忘れてしまった。
電車にはICOCAで乗車するので最寄りの駅では財布がないことに気付かず、気が付いたのは大阪駅でお茶でも買おうとバッグを開けたときだった。
数日前にICOCAに多めにチャージしておいたので無事に往復はできたが、現地でのランチ代などは友人から借りなくてはならず、大変な迷惑をかけてしまって深く反省。

最近はうっかりや物忘れが本当に多い。
自分が困るだけならまだいいが、人様に迷惑をかけるのは情けない。
特に着物で出掛ける時は、身支度に気を取られ持ち物を確認する時間がなくなってしまうことがあるので、今までよりも準備に時間を掛けないとダメだわ。はぁ〜。
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by Medalog | 2010-11-15 14:38 | きもの | Comments(8)

長月

この時期、着物好きなら誰もが「今日から単を着るなんて無理!衣替えって現実に即してないよね〜」なんてぼやきながら、何を着ようか頭を悩ませているのではないだろうか。


着物の衣替えのルールを声高に主張し他人にも強要する人たちって、実際にこの季節に着物を着ているのかなあ?
呉服店はやはり「衣替えを守る派」が多いように感じるが、店側としては「守らなくても大丈夫」と言ってしまうのはリスクがあるのだろうな。

一番困っているのは、この時期に「暑いけどやっぱり着物を着たい」と考えている、本当の着物好きなのでは。我慢して単を着たり、他人に季節違いだと指摘されたくないためにこの時期に着物を着ない人もいらっしゃるような気がする(私はこれ)。

でも、やっぱり暑いものは暑い。
そして、やっぱり着物は着たい。

ということで、もう着ちゃおう。多少季節からずれていても、洋服と同じように着たいものを着ればいいんだ〜!
…と、今まで以上に自信を持って思えるようになったのは、今年の夏が暑すぎたからかも(笑)。

少し前までは、呉服店や親・習い事の師匠などに「衣替えは絶対守るもの」と言われれば信じるしかなかったかもしれない。
でも今はネットがあり、たくさんの着物好きが「衣替えをキッチリ守る必要があるのか?」と疑問を投げかけていて、それを読み自分も発言することもできる。柔軟な考え方を載せるきもの雑誌も増えてきたようだし。

ネットを見ている世代の着物好きたちが「着物の衣替えをもっと柔軟に」という声を広め、また実際に自分の着たい着物を着ることで、流れがぐーんと変わる可能性はあると思うな。
もちろん衣替えを守らざるを得ない場面もあると思うし、普段着で着るにしてもそれなりの季節感は大切にしたいんだけど…

なんだか大袈裟に書いてしまったが(笑)、結局私に出来ることは「9月にも近江上布を着てみる」ということかな。ずいぶん小さい話だなー(笑)。
でも今までは、9月になったら単は暑いし夏物は着ない方がいいだろうと考えてしまい、ほとんど着物を着なかったのだ。それを、今年は着てみる。私の中では大きな一歩かも。

近江上布は「いかにも麻」の風合いなので多少気が引けるが、透け感はあまり強くないので、帯や小物を工夫してなんとか着てみることにします。
皆さんの目にはどのように映るのか…。やはり寒々しく見えるのかなど、ご意見をお聞かせいただければ嬉しいです。


そんな私が今欲しいのが、綿麻の着物。
麻の着物よりは暑いだろうが、ある程度シャリ感は残しつつも透けにくく、汗をかいても自宅で洗えるというのが、6月や9月にぴったりの着物なんじゃないかと想像している。
夏物の近江上布は色が薄いので、ちょっと色が付いた綿麻の着物を探してネットショップをうろうろしている。ラストサマーセールでいくつか見つけちゃったけど、どうしようかなー。
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by Medalog | 2010-09-01 20:15 | きもの | Comments(4)

西梅田でランチ

お友達と西梅田でランチ。
麻襦袢の丈が短いことが解決しないまま、着物を着ていった。

d0048332_9201660.gif近江上布のきものに、麻八寸帯。

帯は昨夏に購入し自分でかがり縫いをしたもので、今回がデビュー。
織りが粗いので私のような素人が縫っても糸が目立ちにくく、多分問題なく着られたと思う。

きものから帯・小物まで、夏らしくない色目の組み合わせになった気もするが、まあいいか。せめて、帯留が涼しそうなものだったらなあ〜。

麻襦袢の下にはハイテク素材のフレンチスリーブ肌着を着てみた。
汗を吸い取るので終始サラッとした感触でなかなかよかったのだが、帰宅後に脱ごうとしたら肌に張り付いていた。肌に張り付かなければもっと涼しくていいのだけど…。
夏着物の中のこしらえは、まだまだ迷走中だ。


着付けについて。
以前から衿を左右対称に合わせることができず、原因は襦袢なのかきものなのかわからず困っていた。
今日気付いたのは、おはしょりがもたつかないようにきものの下前を三角に折り上げているのだが、着付けのあとで衿のゆるみを直そうと下前の衿をひっぱるときについ力が入って角度が変わってしまうようなので、次回から気をつけなくては。

それから衿芯。プラの差し込み芯ではなく、久しぶりに三河衿芯を使ってみた。
プラ差し込み衿芯だと、衿の後ろは綺麗なのだが胸元で衿芯が重なる辺りが浮き気味になるのがちょっと気になる。三河衿芯だと、襟元の浮きがなく体に綺麗に馴染む感じで着心地もよいのだが、衿の後ろがぴしっとしない。

衿芯を付けた後に襦袢を畳んでしまうと、次に着る時にどうしても折った跡が出てしまう気がするのだけど、三河衿芯愛用の方はどうなさっているのだろう。
衿芯を付けた後は畳まずにハンガーに掛けるとか、着る前に衿にアイロンをかけるとか?もしくは、衿がピンと張っていなくても気にしないのか…。



ランチは、西梅田・ハービスPLAZA ENTにある「SALVATORE CUOMO BROS.」。
メニューの中では一番軽いランチコースを頼んだのだが、なかなかボリュームがある上に、デザートがバイキングなので食べ過ぎてしまった。
お友達には昼間からカロリーを摂らせすぎてしまい、申し訳なかったです。

広い店内は重厚感があり、店員さんはみな丁寧な接客。ピザ釜で焼いたピザは美味しく、お値段なりに楽しめたが、なぜかバブル絶頂期の青山辺りのレストランを思い出して懐かしく感じた…。彼女をデートに連れて行ったら喜びそうなお店、ということかな。

西梅田にはほとんど行かないのだが、綺麗な店がたくさんありそうなエリアなので、あれこれ探検してみたくなった。
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by Medalog | 2010-07-27 10:02 | きもの | Comments(6)
義母の着物を洗い張りに出したものが3枚、手元に戻ってきた。

d0048332_10125825.gifこれは羽尺。もともとシミが少なかったので、きれいに仕上がってきたようだ。

私は前から間道柄の帯が欲しかったので、帯に仕立てようか、それとも元通りに羽織にしようかと迷っている。

でも一度帯にしてしまうと羽織にはもどせないこと。この先、間道柄の帯に出会うことはあっても羽尺に出会うことはなさそうなこと。そしてやっぱり羽織は羽織として仕立てるのが布も喜ぶかな、という気がして、羽織に仕立てる気持ちに傾いている。寸法もなんとか足りそうだし。

あとは袷にするか単衣にするかなど細かいところを決めて、お仕立てに出す予定。スムーズに行けばこの秋から着ることができそうだ。



d0048332_1015243.gif紬着尺。これはシミやカビがかなりひどく、黄変が取れていない部分も多い。

洗い張り屋さんによると、色を掛ければ汚れは目立たなくなるが、市松柄が潰れてしまうのでお勧めしない。汚れが出来るだけ隠れるように仕立ててこのまま着たらどうか、とのこと。

単衣か胴抜きで仕立てて、木綿のような普段着としてたくさん着るのがよさそうだ。



d0048332_10165260.gifそして、付け下げ。

もともとは白地に茶の蔦模様が上品で素敵だったもの。
色合わせがとても好きで、出来ればこのまま来たかったのだが、茶色のシミがひどかったので全体的に色を掛けていただいた。

シミを隠すのが目的なので、自分好みの色合いを指定できるわけではなく、おおよその色味を確認したあとはプロに任せて仕上がりを待つのみ。
まさにドキドキワクワクである。

d0048332_10203435.gifそして出来上がってきたのがこちら。

シミが隠れ、なおかつ柄が生きるギリギリのところで色を掛けてくださったなあと感心してしまった。(写真では色味がうまく出なかったが…)

シミは、目を凝らすとかすかにわかる程度まで見えなくなった。

一方柄は全体的に明度が下がり、また色調の幅が狭まったので、良く言えば上品・悪く言えば地味になったかな。

蔦の葉の縁取りに少しだけ金箔が使われているので、ギリギリ明度が保たれている感じだ。


手間とお金をかければ、蔦の葉の部分に糊をかぶせて色が掛からないようにしたりできるのだろうが、それはそれで全体のバランスが崩れるかもしれないし、そもそも蔦の葉の部分にもシミ汚れがあったのでそこを染めないわけにはいかなかったのだ。

これは、暗めの八掛をつけてしまうと、ものすごく地味な着物になってしまいそう。


d0048332_10245054.gif元々付いていた八掛は山吹色で、色はそのままで洗い張りだけをしておいた。

着物に比べて明るめの色だが、これくらい明るい色を合わせた方が着物が引き立つし、微妙に違う色目を加えることで単調さをカバーできてちょうどいいかもしれない。

柄に合わせた茶色の八掛だと地味になりすぎるだろうし、象牙色などは明るめで上品だけど、ちょっと寂しいかも。

いっそのこと、全く違う色の八掛を付ける手もあるが、それはかなり上級者の方でないと着こなしが難しいだろうし…。


八掛の色をうまく選んで、上品かつ、今の年齢にあった色味の着物に引き上げていきたい。もちろん、帯や小物でも工夫しないといけないけれど。

うーん、またまた悩みそう。
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by Medalog | 2010-07-23 10:37 | きもの | Comments(2)

茶箱

実家の母親は特に几帳面ではないけれど、着物を着るようになった私のために納戸から引っ張り出してきてくれた浴衣やウール着物は、意外なほど保存状態がいい。

その一番大きな原因は、多分「茶箱」にしまってあったからだと思う。

実家の茶箱は、70cm×50cmほど・高さも50cmほどある大きなもので、木製で内部はトタン?張り。側面にはどこかのお茶屋さんの店名が書かれていて、お洒落なものではない。
中にぎっしりモノを入れてしまうと持ち上げることもできないほど重たくなるし、高さがあるので頻繁に出し入れする服をしまうには不便だ。また、引き出し式ではなく蓋をかぶせるものなので、上にモノを積んでしまうといざ開ける時に面倒なことになる。

だが、この茶箱に入っていたあれこれの保存状態が非常に良いので、あまり出し入れをせずにずっと保管しておきたいような衣類を収納するにはすごく向いているのだろうと思う。
検索してみたら今でも茶箱は売られていて、サイズも選べるし、二つ折りにした着物を入れるためのものもあったりして、ちょっと興味が湧いてきた。自分で外側に布を貼って、インテリアとして使う人もいるそうだ。

今の我が家では置き場所もないし使い勝手もよくないので買わないが、義母が遺した着物を長く管理するために、こういうものを利用するのもいいのかも…。
あー、結局義母の着物の収納場所が決められないうちに梅雨が来てしまいそう。どうしよう…。
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by Medalog | 2010-06-09 18:09 | きもの | Comments(2)
前回の続き…



<2>ウール長着

正確には「正絹ではない(と思われる)着物」である。
風合いからすると多分ウールではあるのだろうが、ウールと他の繊維の交織かもしれないし、糸自体が混紡かもしれないし。
それに手触りも様々だ。ふんわりやわらかいものや、シャリ感と張りのあるもの。ぼってりと厚みのあるものや、ものすごく軽くて薄いもの…。

ウール着物は私にとっては未知の世界。
洋服ではかなり親しんでいるはずの素材なのに、着物に仕立てられているというだけで、まるで初めて出会う素材のような気がするのはなんとも不思議だ。



とりあえず寸法を測りつつ着物の状態をチェックして、袷・単・サマーウールの3種類に分けてみた。虫食いと汚れがひどく着られないものを1枚処分し、残ったのは袷4、単4、サマーウール2の10枚。

これらも寸法が小さく、いくらウールが普段着とはいえ裄を出さないと着られない状態だ。ただ、裄出しはできるだけ自分でしてみるつもりなので(袷はできるかどうか不安だけど)、その部分でお金が掛かる心配は今のところなさそう。



これから温度や湿度が上がってくるとなかなかウールを触る気にはなれないと思うし、あれこれ迷っている間に虫に卵でも産みつけられたら嫌なので、とりあえずはクリアケースに仕舞うことにする。

収納の前に、一度全部をさっぱり洗いたい気もするのだが、単のウールとサマーウールは自宅で洗える(と思う)し、近所のクリーニング店でも1枚1260円で洗えるそうだが、袷のウールって洗濯はどうするんだろうか?

何度かお世話になっている洗い張り店に出せば安心なのだが、丸洗いで4〜5000円らしいし、近所のクリーニング店は「専門業者に出すので高くなるが、値段はその都度変わってくる」ということなので、品質がわからないうえに値段もそこそこ掛かりそう。

ネットで検索すると、ドライ用の機械があるコインランドリーもあるらしい。そこで普段着物(正絹も)を洗っているという方もいるようなので興味があるが、ネットでは自宅近くの店は検索できなかった。
自転車で行ける範囲にドライのコインランドリーがあれば、一度は試してみたいのだけど。今まで近所を歩いてもコインランドリーなど眼中になかったのだが、これからは目を光らせて歩かなくちゃ。

あとは、これもまだ試したことはないのだが「1kgでいくら」という方法で着物の洗いを受け付けているところがあるそうなので、そこへ送ってみるか…。



d0048332_1084380.jpg洗いについては答えが出ないまま、クリアケースに収納して防虫剤をたんまりと入れる。<4>その他、に分類した浴衣も一緒に。

家で使っていたクリアケース2個に収まってくれてよかったのだが、今度はクリアケースに入っていた我が家の荷物が溢れてしまって大変なことに(笑)。
でもウール着物を虫から守るのが今は最優先!

ウール類は、多分秋まで仕舞ったままになると思う。
ただサマーウールは今が着る季節だと思うので、気が向いたら裄出しをしてみようかな。
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by Medalog | 2010-05-11 07:46 | きもの | Comments(2)
夫の実家から持ち帰った着物を整理して、4種類に振り分ける。

<1>正絹の長着
<2>ウールの長着
<3>羽織もの、コート類
<4>その他       



まず枚数が少ない<4>その他、に手をつける。

内訳は浴衣が4枚・長襦袢が1枚だけなので、前回の記事で書いた通り洗濯し、ドライアイロンを掛けて、畳んで終わり。
浴衣は汚れが取れないし、長襦袢は小さいしでどれも着られないのだが、なんだか捨てられない。また、この襦袢は袷なのだが、私は今のところ袷の長襦袢を持っていないので、いつか袷の襦袢を仕立てるときの参考になるように取っておくことにした。



続いて<1>正絹長着。

長着17枚のうち、正絹のものは6枚だった。(残り11枚はウールか、よくわからない素材)
正絹の6枚のおおざっぱな寸法を測りながら、状態を確かめる。

どの着物も胴裏の黄ばみがひどく、表地にまで響いているものもある。また寸法はかなり小さく、私の普段の裄寸が最低でも1尺7寸5分なのに対して、これらの着物は1尺6寸〜1尺6寸5分。4〜5センチは短いことになる。
それに八掛の色も赤やピンクなので、これらを着たいのなら必ず洗い張り&染み抜きとお仕立てが必要になる。

どの着物を再生させるかは慎重に考えたいところだが、現時点では

A・最大限の手を尽くして、絶対に仕立て直したい
   付け下げが1枚。
B・色柄が好きなので、できれば仕立て直したい
   小紋と紬がそれぞれ1枚ずつ。
C・今のところ仕立て直すつもりはない
   色無地・小紋・紬それぞれ1枚ずつ。  …という感じである。

Aと Bについては、とりあえず洗い張りだけでも進めようかと思うのだが、Cの着物3枚の状態がかなり悪く、色無地などは胴裏も表地もかなりしみが広がっているので、このまま仕舞っておいたら他の着物に移ってしまうかも…という心配も。

どちらにしろ、他の着物をチェックするまでは手をつけられないので、その間ゆっくり考えよう。
とりあえず一番心配だった正絹長着の目処がついてきたので、まずはひと安心か。



余談だが、義母はとてもきちんとした人で、家の中は常に片付いていたし、普段使いでないバッグは不織布で、洋服は薄紙で包んで丁寧に保管していたような人である。
その義母ですら着物の保管は難しかったのかと、正絹着物の傷み具合を見て思った。

私の場合は着物を着はじめてまだ5年ほどで、まだシミが出るほどの年月が経っていないのと、着物の枚数が少ないため、着物を着る時に引き出しを数回開けるだけで手持ちの着物のほとんどに空気を入れることになり、カビや汗じみが出ていないのかもしれない。(今住んでいるマンションが、肌がガサガサに乾くほど乾燥していることもあるかも)

今後も多少は着物の枚数が増えると思うが、お手入れと収納のことを考えると、目が届く範囲の数でとどめていたほうがいいんだろうなあ。
着物を譲る相手がいない私。持っている少なめの着物をまんべんなくお手入れしつつ、最後には着潰すのが理想かも。

…いや、着尽くせないほどたくさんのお気に入りの着物に埋もれて暮らすほうが、やっぱり幸せか(笑)。
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by Medalog | 2010-05-10 09:21 | きもの | Comments(2)