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数年前になんとなく仕立てておいた、礼装向きの長襦袢がある。
なんとなく勿体無くて使っていなかったのが、茶道のお稽古を始めてから急に重宝するようになり、この秋からの3ヶ月で立て続けに5回ほど着用した。

先生宅での炉開きに初釜、支部の大寄せのお手伝いが2回とお稽古にも着用。
お手伝いがひと段落してしばらく礼装の出番がなさそうなので手入れに出そうとその襦袢を点検してみたら。
うわ〜、もう背縫いのお尻部分の布が破れかけている!
たった5回で…
居敷当てもついているのに…



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襦袢が破れた経験はつい1年前にも。

去年、茶道のお稽古にヘビロテしていた二部式のうそつき襦袢の膝部分が破れてしまい、先生や先輩方に聞いても誰もそんな経験がないと言われて落ち込んだのだった。

この襦袢は適当に繕ってまたお稽古の時に着ているが、付け下げや色無地には流石に合わないので正絹襦袢を着ていたら今度はそちらも破れかけてしまったのだ。



思えば今回破れかけた長襦袢は、自分が持っている他の正絹襦袢よりも布が薄手だ。
仕立ててからしばらく着なかったのも、着たら傷みそうで勿体無く感じていたのは確か。
ましてや茶会の客もお運びも着物のお尻に負担を掛けるものなので、破れかけた長襦袢は「礼装向きではあるが茶道向きではない」布地だったのかもしれない。

この長襦袢、傷んだ部分をなんとかして補修することはできたとしても、また茶会で着れば同じ箇所に負担を掛けてしまう。
お尻に負担を掛けないようにするにはどうすればいいか、昔ながらの湯文字に裾除けでお尻を締めた方がいいのか、と茶道の先生に相談したら、意外な一言。
「ワンピースタイプの肌着が楽だし、あなたたちには向いていると思うわよ」

着るのが楽だということもあるが、茶道ならではの理由も。
私も同門のお仲間も茶道を始める前に仕立てた着物でお稽古をしているので、茶道向きになるよう着物の前幅を広く仕立てる、ということをしていない。
さらに正座での所作に慣れていないので、お稽古の最中に着物の膝が開いて長襦袢が見えてしまうこともある。
先生は襦袢が見えたぐらいでは何もおっしゃらないが
「襦袢も開いてしまった時にその下が裾除けだと、最悪はそこも開いてしまって膝が見えてしまうことがある。流石にそれは良くないでしょう」
つまり初心者のうちは膝下丈のワンピース肌着を着て正座しても膝が隠れるようにしておくと安心だということで、なるほどこれも茶道ならではの考え方があるなと納得した。
もちろん「昔ながらの裾除けを着るべき」という先生もいらっしゃると思うし、確かに着姿はその方が綺麗だと思うけれど。



そして襦袢のお尻部分が傷むことについては
「絹の襦袢なんてもったいない。洗える襦袢にしなさい」
それなら傷んでも自分で適当に直せるでしょう、柔軟剤を使って洗えば化繊でも絹の着物と相性が悪くはないですよ、茶会にも着ていいんですよとおっしゃってこちらも納得。
今回傷んだ襦袢は茶道以外のお出掛け用に回して、茶道用に新しく洗える襦袢を用意した方がランニングコストを含めたら安く上がるし何かと楽ちんだ。
洗いに出せば傷んだ部分も少しは布目が整って戻ってくると思うし、そのあとはもうタンスにしまっておこう…

by Medalog | 2019-01-31 19:50 | きもの | Comments(4)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
この一年が皆様にとって楽しく素敵な年になりますように。



子供のころはクリスマスから新年の雰囲気がとにかく大好きで、
働き始めると冬が忙しい仕事だったのでお正月は気兼ねなく休める貴重な休日で、
結婚するとお正月に実家のある横浜に帰省するのが楽しみで、
歳をとるとともに「また一つ歳をとったな、残り時間が減ったな」と、なんとなく憂鬱にもなったり。

でも今年はそんな複雑な気持ちもあまりなくて
「無事に新年が来たなら楽しまなきゃ損だよね〜」という妙にお気楽な気持ちで新年を迎えた。
楽しく元気に、やりたいこと、やるべきことをどんどんやる!

なんか小学生みたいだけど、もうこれでいいのだ。
やるべきこと…まずは正月休みでなんとなく散らかった家の片付けと、初釜の着物の準備かな。
年末年始に緩んだ心身のままで先生のお宅に伺っては申し訳ないので、初釜のお席で急にお点前の指名をされても慌てないように予習復習をいたしましょう。

by Medalog | 2019-01-07 13:12 | 生活 | Comments(4)

どうしても増える

今年最後の茶道のお稽古が終わり、今年はもう着物を着ないので着物周りとお稽古周りのものを片付けた。

この秋に着物の収納を見直してかなり使いやすくなったのに、帯締め収納だけがしっくりこなくて「とりあえずこんな感じで」と思いつつ過ごしていたら、やはりそこから散らかり始めてしまう。
収納グッズを買い足さずに整理できるのはここまでかな。できるだけ家具や収納グッズは増やしたくなかったけど来年は買い足そう。

茶道のお稽古を始めて、茶会の客やお手伝いのときに着るものがなくてシルックの単色無地や袋帯、名古屋帯など買い足してしまった。
稽古用の着物は今まで着ていた紬や木綿に麻、義母のおさがりの小紋で数は十分足りていると思っていたところに先生から2枚の紬をお下がりで頂戴して、枚数が増えた。
これ以上着物や帯を増やすのは、お金との相談以上に収納との相談になるので、本当に気を引き締めていかなくては…

宝くじが高額当選したら、着物や帯の前に収納スペースと収納家具が欲しいよ〜!
今のマンションの室内には家具を増やせないので他に一部屋借りないといけないけど(笑)
まあそれは無理なので、おとなしくホームセンターで帯締め収納に使えそうな小棚でも探してきます。

by Medalog | 2018-12-27 17:13 | きもの | Comments(2)

あまり布

茶道を始めたおかげで着物や帯がまた少し増えた。
いただきものも自分で買ったものもあるが、この1年で着物と帯が数枚ずつ増えて箪笥に入りきらなくなったので、半日かけて箪笥と小物の整理をした。
仕分け方法を変えたり処分するものを選び出したりしてなんとか全てが箪笥に納まるようにできたのでよかったが、これ以上は本当に増やせない。
フラフラと適当な買い物などしないように気を引き締めていかなくては!

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引き出しのあちこちに入っていた、着物や帯を仕立てた時の余り布を一つにまとめてみた。
証紙部分だけのものもあればそこそこの長さの布地もある。
まとめてみたら結構かさばってしまい「とりあえずどこかに入れておこう」という容量を超えてしまったので、これの収納場所も考えないと。
着物箪笥にはもう隙間はないけれど着物と違う場所に置いたらすぐに忘れるだろうし、困ったなー。

ただ私は仕立て上がった古い着物や帯をいただくことも多いので、同じ量の着物を持っている人に比べたら余り布は少ない方かもしれない。

何かに有効活用できればと思うのだがバッグか草履の鼻緒ぐらいしか思いつかず、今のところそれらも間に合っているので今後もじわじわと増えていくことになりそうだ。

by Medalog | 2018-11-07 16:42 | きもの | Comments(0)

今度はコートの悩み

ただの長い愚痴というか悩んでるだけの内容です、すみません。



11月初旬に炉開きのお稽古がある。
先生のお宅で行われるもので着物は小紋でも良いと言われたのだが私には小紋がないので、一ツ紋色無地か紋なし付け下げを着ようかと思う。
どちらを選んでも帯や小物は迷うほどの選択肢がないのでいいのだが、ふと気がついたのは「コートは何を着れば?」ということ。

この時期に紬を着るなら単衣か袷の羽織を着るのだが、どちらも略礼装以上の着物には合わせられない。
強いて言えば色無地なら、羽織を着てしまえば紋が隠れるので合わせられなくもない気がするが、羽織の前の開きから礼装用の袋帯が見えたらやはり合わないだろうなあ。

他のコート類はどれも
・11月初旬には暑すぎる
・礼装着物と裄が合わない
・見るからにレインコートの素材でちりよけには使いたくない
…など、どれも今回の炉開きには使いたくないものばかり。

かといって、11月になれば略礼装を帯付きでは着られないし、電車で長時間移動するので着物を守る意味でもちりよけコートは必要だ。
いっそのこと雨が降ってしまえば安物の二部式レインコートが裄も合うので使えるのだが、あまりにペラペラのシワシワなので雨でなければ着たくないのが困る。

ああ、いよいよ礼装着物に合わせるコートが必要になってしまった…!



仕立て上がりのちりよけコートを探してみたが、私は身長の割に裄が少し長いのでフルレングスのコートは既製品では寸法が合わない。
やはり自分の寸法に合わせてきちんと仕立ててもらったほうが、着やすくて見た目も良いものになるだろう。
安物買いのなんとやら…な私としては、寸法の合わないものを購入していざ着るたびに苦労したり着姿が今ひとつだったりという反省は嫌というほど味わっているので、その反省を今回ばかりは活かさなければと思う。

そしてせっかくなら質の良いもの、できれば礼装にも紬にも合うもの。
正絹とシルック系のどちらを選ぶべきかな…?
扱いの手軽さと価格で言えばシルックがいいに決まっているけれど、たまには正絹の良いコートをまとってみたい欲もある。
そして着物をすっぽり覆うフルレングスのちりよけコートにするか、通常の道行もしくは道中着にするか…。
悩みどころは尽きない。
この秋冬には間に合わないが、新たな課題として1年後の袷シーズンか、うまくいけば来春までに納得の一枚を手に入れたいところだ。

あー、普段いただきものの着物ばかりで済ませていて良いものを自分で買うという経験が少ないから、いざという時に知識も決断力も無くて困るー!
今回ばかりは安物買いの銭失いにならないよう、皆さん心の中で応援していてください!
そしてアドバイスなどありましたら是非お寄せくださいませ…

by Medalog | 2018-10-16 09:51 | きもの | Comments(2)

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いただきものの、紬の反物。
細かい亀甲や十字の絣模様が織りこまれていてしっかりした生地なのだが、柄の雰囲気と、一部変色があることからお出かけ着より茶道の稽古着として着る機会が多くなりそうだ。
単衣にするには生地が厚く、6月や9月にはとても着られそうにない。
胴抜き仕立てにすれば端境期から真冬まで着られそうなのだが、この反物、八掛を選ぶのが結構むずかしくないですか?



布地の地色は元々は真っ白だったのかもしれないが、現在の地色はいわゆる肌色、手元の配色辞典だと赤白橡(つるばみ)という色が近い。
絣模様の糸は赤で、亀甲模様の前後には細く黒糸が使われている。

布地の雰囲気がやや古い感じなので、八掛の色にコントラストをつけてしまうと昭和の前半っぽくなってしまう危険が高いだろう。
八掛の色を柄の色から取るとしたら、赤だと雰囲気が昭和っぽくなるし、黒系だときつくなって馴染まない感じ。
ましてや差し色の青系などは私にはハードルが高すぎる。
赤ではなく蘇芳色や海老茶のような少し濁った赤色ならうまくまとまるだろうか?
ごく薄い灰色なら昭和っぽくならずにシックになるかなあ?

それとも地色より少し濃いぐらいの同色にしてみようか?
やや古いイメージの色柄を今っぽく着るには、そのほうが無難だろうし、5月や10月に着てもあまり暑苦しく見えずにすむかもしれない。



茶道の先生からいただいたものなので、この秋には仕立て直して着姿をお見せしたい。
となると、早めに決断して仕立てに出さないとなあ…
皆様ならこの反物にどんな色の八掛を合わせますか?

by Medalog | 2018-07-03 17:39 | Comments(4)

ステテコずり落ち事件

先日の茶道のお稽古終了後の話。
お仲間の車で先生宅の最寄駅まで送ってもらったのだが、車を降りて少し歩いたら着物の裾の中が何かおかしい。モコモコしている。
ふと足元を見たら、長襦袢の下に履いているステテコがずり落ちて裾からはみ出しそうになっているではないですか!
いやぁー!

どうやら、お稽古で散々動いて多少下に落ちていたステテコが、お仲間の車から降りる時に更にズレてしまったらしい。
この日履いていたステテコは着物雑誌の付録の型紙で自作したもので、ウエストのゴムも自分で入れたのだが元々少し緩めだった。それを何年も使っているうちにとうとう限度を超えた緩みになってしまったのだろう。

腰の一番太い部分を超えてずり落ちてしまったゴムは、もうどこにも引っかかることができず、着物の上から押さえていても一歩歩くたびにずり落ちてくる。

もう、無理。

幸い駅改札内のトイレが改札から近い位置にあることを把握していたので、もはや裾からはみ出しまくりのステテコを抑えつつ改札を抜けトイレに走り込んだ。
個室が空いていたので飛び込んで、ステテコを引っ張り上げる。
このステテコはかなりローライズで、私は腰骨のあたりで腰紐を締めるのだが、それに引っかからないように腰骨ギリギリまでしか上がらないサイズになっている。
それを無理やり引っ張り上げてなんとか2箇所ほどを腰紐に差し込み、ようやく一安心。
でもまたいつずり落ちるか安心できないので、寄り道もせずに一目散で帰宅した。



私も、着物を着るようになって10年以上は経っている。
それが今更このようなトラブルを起こすとは、我ながら信じられない。
あ、2年前の夏に京都で着物のお尻の縫い目がやぶれるという失態を犯したのは、ステテコ以上に信じられない事件だったけれど…

ステテコずり落ちは自作でゴムの調整が下手だったから起きたことだし、着物のお尻が破れたのは、かなり古い戴き物の着物の状態を読みきれなかったのが原因。
自作のものや古い着物を着るからには、自分で購入してプロに仕立てに出した着物以上に状態を把握することが大事なのですね。

お尻が破れた紗小紋は布は丈夫で糸だけが弱っていたので、洗い張りして仕立て直してもらった。もう品質について心配することはないだろう。
ステテコは緩んだゴムを絞ったら、おそらく問題ないだろうというレベルまで縮められた。
しかしこれをまた着物の下に着るにはちょっと勇気がいるな。
このステテコを自作した時と比べたら、最近は安くて機能的なステテコがたくさん売られているから、プロが作った既製品に頼った方が安心だ。自作のステテコは部屋着かパジャマに格下げしてしまうかも。

by Medalog | 2018-06-29 12:26 | きもの | Comments(2)

南の布!

お友達に誘っていただいて、大阪の百貨店で開催されていた「ぬぬぬぱなぱな」展へ。

最近は「お茶の着物をどうするか」ということが課題で、やわらかもののことばかり考えていた。
そのためか南のほうの布を久しぶりに見たら、その軽やかな力強さがスパーンと体の中に飛び込んできた感じでとても爽快な気持ちになった。

紅型の帯の前で、しばらくぼーっと眺めてしまう。
紅型の帯、いずれは一本欲しいなあと思っている。
花の柄はもちろん素敵だが、海にちなんだ柄の帯があったらいいなと思う。
魚とか、貝殻とか、波とか…かな?
ただそうなると夏物になってしまうだろうか。
袷から単の時期に使うなら別の柄がいいのかな、それとも色合いや構成でなんとかなるかしら…などと、買いもしない帯の前であれこれ悩んでしまった。
きものってこういうのが楽しいですよね!

着尺や帯、ストールに鼻緒など綺麗なものがいろいろあって、小さめのスペースながらとても楽しく、よい「気」を充填させてもらった。
今年は「きものや帯を買うならお茶に使うもの。それも、目が肥えないうちは最小限に」と決めているので、何も買わずに帰ってきたが、とても薄くて綺麗な色艶のストールが素敵だったな…
今持っているストールがことごとく渋い色で艶のない素材のものばかりで、好きは好きなのだが歳を重ねた自分の顔に映えなくなってきたのだ。
次の機会には是非一枚、美しい布を手に入れたい!



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天気が良く気温も高めの春の日だったのに、ひと冬着倒したグレーの紬をまたまた着てしまったのには理由があった。

先日きものの仕立てを注文したのだがその日に寸法を持ち込むのを忘れ、ぬぬぬぱなぱなの後に店に寄って寸法を渡すことにしたのだが、不明な部分の寸法を確認するにはいま一番サイズ感が合っている着物で行くのがいいのではないかと思ったのだ。
着物が春らしくないので、帯はせめて軽やかな質感の紫根染め名古屋帯にしてみた。

ぬぬぬぱなぱな展のあと、お友達に少し時間を頂いて呉服の売り場へ。
茶道のために、シルックの単一つ紋の色無地を仕立てることにしたのだ。
入門してすぐに単の色無地が必要になることもないだろうが、お稽古に着物で通うので6月・9月の雨の多い時期に稽古着としても着るつもりで一枚仕立ててしまった。

寸法は数年前に採寸してもらったものを持ち込んだが、そこから数キロ太っているのと、茶道用なら前幅を少し広くすべきなのかがわからなくて、自分が着やすいサイズのグレー紬を着て行ってお店の人に相談。
結局、少しだけ前も後ろも広くしてもらって、着心地を確かめることに。
正絹のきものではないので購入したといってもあまりテンションは上がらないが、色は気に入ったものを選べたので仕上がりがそれなりに楽しみだ。
でも、単の一つ紋色無地に合わせる帯ってどんなもの?
夏物の袋帯や織の九寸が一つはないとダメだろうか…
来月あたり、だいやすさんに行かねば…



この日ご一緒したお友達は茶道の大先輩なので、私の訳のわからない、浅い茶道の話をいろいろ聞いていただいてしまった。
楽しい時間をありがとうございました。

by Medalog | 2018-04-18 15:54 | きもの | Comments(4)

襦袢が破けた!

10年以上前、初めて自分で着物(仕立て上がりのポリ小紋)を買ったときに、一緒に買った二部式襦袢。

購入後数年はよく使っていたが、生地が「いかにもポリ」の安っぽさなので着ていて嬉しいわけではない。
だんだん正絹の長襦袢を着るようになり、5年以上タンスに入れっぱなしだったものを、半年前から茶道教室に通うようになったのでまた毎週使い始めた。
半年間で15回ぐらい、購入時からはトータル50回も着ていないと思うが、着用と洗濯を繰り返していたらとうとう膝のあたりが破けてしまった!

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使い込んでよれよれの襦袢を載せるのは気がひけるが、洗濯後なのでお許しを。
長着の「おくみ」にあたる部分に挟まれていた身頃の生地が、縫い目の部分で避けてしまったのだ。しかも両膝。

おそらく茶道教室で、正座したまま向きを変えたりにじったりするので膝に負担がかかったのだろう。
安価な商品だし10年以上使ったものなので、この襦袢が破けたこと自体はさほどショックでもなかったのだが「襦袢が破けるということは着物の膝にもかなり負担がかかっているのではないか」という恐怖の方が大きい。
今後お稽古を続けるなら、着物はお稽古用の安いものか、破れて着潰してもいいような古いものしか着られないのだろうか…

茶道の所作って、これほど襦袢の膝を傷めるものなのかな。
ご経験者の方いかがでしょうか。
それとも、私だけ?



この襦袢はよく見たら膝のあたりに毛玉も出来ているので、寿命と言ってもいいのかもしれないが、安物ゆえにミシンをかけるのも遠慮がいらないので自分でざっと直してしまった。

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当て布をして、破れた部分はジグザグミシンをかけた。
両膝に布が増えてミシン目もできたので着心地が少し悪くなったかもしれないが、これでまたしばらくは着られるかな。



二部式は取り扱いが楽なのはいいが、長襦袢のほうが一度にさっと着られて着付けは楽だ。
正絹の長襦袢は袖から覗く生地の見た目も段違いだが、なにより肌触りとストンと落ちる着心地がいい。
ただお手入れは困る。正絹襦袢を自宅で洗って縮ませた経験があるので自宅で洗うのは怖いが、毎回洗いに出すのは予算がかかる。
自宅で洗える正絹の長襦袢が一番いいが、そういうものがあるのだろうか。

もしくは、昔少し使っていた、袖だけ替えられる「大うそつき」の襦袢にもう一度挑戦してみようかな。袖だけ正絹なら身頃は毎回洗濯できるし、袖は季節や着物によって好きにに替えることができるので自分には向いているかもしれない。

いずれこの襦袢を処分するときにどんな襦袢と買い替えるか、考えておかなくては。

by Medalog | 2018-03-02 15:10 | きもの | Comments(2)

しつけ糸

茶道教室に、寸法直しした義母の黒地小紋を着てみることにした。

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去年の夏に仕上がっていたのにまだ袖を通していないのだ。
着物を着る回数が少ないこともあるが、柄が可愛らしいので思い切りがつかなかったのも理由。
でも和のお稽古なら「お下がりなんで着てきちゃいました」というノリで可愛い柄の着物も着やすい気がする。

それに、この着物には上前の膝の部分に擦れた痕があったとのことで、もしかしたら義母も茶道のお稽古や茶席で着たことがあるかも?と思うとさらに着る理由づけになる。

帯は締めやすさと色合わせのしやすさから、無難な白地に菊模様の自作・作り帯。
小物は八掛の色に近い青緑系でまとめてみた。
何度も見て目が慣れてきたせいか、小物を地味にまとめればさほど可愛すぎることもない気がする。



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しつけ糸を解くたびに、その美しい仕事ぶりにうっとりしてしまう。
後から絶対に解かれてしまうものなのに一目一目が揃っていて、裾のあたりにはこのような美しい仕上げが。
職人魂だなあ。



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技が素晴らしすぎて、糸の端が見つけにくいこともしばしば。
このように表地と裏地の間に結び目が見つけられて、布や糸に全くストレスをかけることなくスーッとしつけ糸を抜けた時の気持ち良さ!
でもなかなか見つからなくて、着物のどこかに糸の端っこを残したまま表地の上でパチンと切ってしまうことも…
間違えて本来の縫い糸まで切ってしまうよりはいいと思うが、正しいしつけ糸の解き方があるのなら知りたいな。



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今回驚いたのは、内揚げの部分に丁寧なぐし縫いが施されていたこと。

ぐし縫いといえば格の高い着物に施されるものと思っていたので、最初に見た時は小物が黒地なこともあって「え、黒留袖?」と頭が混乱した。
やわらか物をほとんど持っていないのでわからないが、格とは関係なく柔らかい布地を支えるために小紋にも入れるものなのかな?

着てしまえば見えないところなので、余計に「わざわざ入れてくれた」というありがたさが募る。
一回でも多く着る機会を増やさないと、もったいないですね。


by Medalog | 2017-11-07 17:27 | きもの | Comments(0)