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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

松阪木綿

きもの着用今年16回目。所要時間は40分ぐらい?
松阪木綿に正絹半幅帯。
半幅帯を締めるのが久しぶりなので、たかが矢の字結びなのに本を見ながら悪戦苦闘になり、時間が掛かってしまった。

着物は教室で習った通りコーリンベルト使用。腰紐を使う時と比べたら、確かに背中にしわが寄りにくいし(全く寄らないわけではないが)着崩れも少ないかも。
教室に通う前まではゴムベルト類は使わないほうがいいと思っていたが、とりあえずはゴムベルトを使ってきちんと着られるように頑張ろう。



家事が終わってから着物を着て、数時間を過ごし夕方買い物に行こうかなーと思って鏡を見ると、やはり膝やお尻がぶかぶかに抜けてしまって外出には耐えられない姿に…

松阪木綿_d0048332_9562271.gif木綿は家で洗えるのが大きな魅力だけど、逆に言えば大きくて重たい着物を自分で洗って干さなければいけないわけで。

この松阪木綿に関して言えば、膝やお尻のゆるみを直すにはアイロンでは無理なので、汚れてもいないのにゆるみを取るためだけに着用2回ほどで洗うことになる。

今住んでいるマンションは景観重視のために手すりより上の高さに洗濯物を干せないので、着物を干せるのは室内のみ。もちろん直射日光に当てるわけにはいかないけど、日に当たらない時間に陰干しできたら乾きが早いんだけどな。

アイロンをかけないで済むように、まずは絞らずに浴室で雫を落としきり、その後は本棚や箪笥、鴨居あたりに掛ける。

バチ衿なので、衿の奥まで乾くには2日干したいが、狭い家ではちょいと邪魔…
それに、木綿には着ていける場所に制限があることなどを考えると(ものによるが)もしかしたら正絹の紬のほうが使い勝手が良かったりして?とも思う。家でも着物を着るけれど、着物を着て汚れ仕事はあまりしないし。

…と言いながら、この間片貝木綿を買ったばかりなんだけど。

その片貝木綿が来月には届くので、着心地が楽しみだ。
松阪木綿は居敷当てを付けていないが片貝木綿には付けたので、膝やお尻があまり緩まず、快適に着られますように。
# by Medalog | 2009-03-25 01:39 | きもの | Comments(0)

コートについて

着付け教室が終わったあと、そこの呉服店で今の悩み?の種である
薄手の雨用フルレングスコートについて話を聞いてきた。



ちょうど薄手の雨コート地が入荷したというので見せていただく。
絹100%のシースルーコートというもので、ネットでもよく見かけるのだが、
ネットだと素材感がよくわからないのが困る。
実物を見て触ってみると、とても薄くて軽い!

反物をかざして向こうを見ると綺麗に透けて見えるが、
体に当ててみるとうっすら帯が透けて見えるぐらいの透け感だ。
春〜夏〜秋のスリーシーズン着られるのだそうだ。

ただコート地らしく、うっすらテカリがある風合いがちょっと気になるような…
色柄も、微妙な色のグラデーションだったりするのがコート地独特の感じかな?
ネットでは格子や縞なども見かけたので、探せば自分好みのものがありそう。


そしてもう一つ、着尺地をコートに仕立てるのはどうなのか?ということで
薄手コートに向いているお召や紬を見せていただく。
薄手の反物ばかりだが、上述のシースルーコートに比べるとやはり厚さを感じる。
秋〜冬〜春のスリーシーズン用。夏には着られない。

色や風合いは自分の好きなものを選べば済むことなので、問題なし。
選択肢が広く「いかにも雨コート」という風合いにならないのがいいところだ。



ポイントは2つ。
ひとつは夏と冬のどちらを取るか。
夏にも着るならシースルーコート、冬にも着るなら着尺地。
ふたつ目は役割。
シースルーコートは雨コートがメインで塵よけがサブ、
着尺地は塵よけがメインで雨コートがサブ、と考えたらいいらしい。
「もちろん、本当は両方あったらいいと思いますが」とはお店の方。そりゃそうだ…

これ以外にも、たとえば夏物の着尺地に防水加工をするとか
冬にも着られる雨コート地などいろいろあるだろうが、
この2つをポイントに考えれば、無駄に悩むだけ、ということにならずに済みそう。

あれこれ悩むのも楽しいものなので、せいぜい考えることにしよう。



Memo
きもの着用今年15回目。所要時間は50分ぐらい。
大島に博多織の八寸帯、薄手のショール。

大島が滑るのと、先週の着付け教室の復習をしながら着たので時間が掛かった。
今までよりはあちこち決まる感じはするが、思うように行かない部分もあり…

教室では、長襦袢の衿が左右対称に合わせられていないことを先生に指摘された。
家に帰って復習しても、なぜか長襦袢の衿が左右対称にならず嫌になる。
長襦袢からダメだったとは…道理で、いつも衿合わせが落ち着かないはずだ。
来週までになんとか直しておかないとなー。
# by Medalog | 2009-03-19 21:13 | きもの | Comments(0)

暖かい3月

今日の大阪は気温18℃。
用事があって難波〜心斎橋へ出掛けたが、街行く人たちはみんな薄着。
男性はシャツ1枚、女性は半袖ニットなんて人もいるほどの暖かさで、
スプリングコートにブーツで出掛けた私は暑い暑い…
荷物が多かったのでコートを脱ぐに脱げず、すっかり汗をかいてしまった。


そんな天気の中、着物姿の人を数人見かけた。
明るい色で生地も薄い、軽やかな道行や羽織を着ていらして
「やっぱりこの季節には冬とは違う上着が必要だよなあ」なんて一人納得。

中には帯付きの訪問着や袴姿の女性達も…大学の卒業式かな?
この気温では、3月でも帯付きでいいんじゃないかと思えてしまった。
しかし若い女性の着物姿は、いつ見ても可愛くて素敵だな。
今日はたくさん見られて嬉しい。


で、自分が今日の気温のような日に着物で出掛けるなら何を着るかな、と考える。
明後日は着物で出掛けなければいけないので…。
小紋地の長羽織は、見た目にも着心地も暑苦しくて着たくないなあ。
(また冷え込めば着るだろうけど)
かといって紋紗の道行ではちょっと早いかなー。
帯付きにならない程度に、薄手のショールでも羽織るしかないか。

これから1〜2ヶ月の間は、外出先で着物姿の人を見る度に
皆さんの春先の羽織もの事情を観察させていただくことになりそう。
そして数年後にはきっと、私も軽やかなコートか羽織を作るのだ!

軽いというと、お召あたりがいいかなー。
それとも、小雨ぐらいならしのげるような紬がいいかしら。


・・・なんて、こんなことを考えるだけで何時間も過ごせるのだから、
着物好きって幸せだと思う。

 
# by Medalog | 2009-03-17 19:56 | きもの | Comments(4)