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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

夫と着物?

今日は出掛ける予定が合ったので着物を着ようと思ったのだが、空の雲行きが今ひとつ怪しい感じだったので洋服にした。(結局、昼頃に少し降っただけだった)

私の場合、家に夫がいるときに着物を出したり着ることは、まずない。
夫は私が着物を買ったり着ることを反対はしないし、着物でお友達と出掛けるときなどは気持ちよく送り出してくれるのだけど、夫と一緒に出掛ける時に私が着物を着るのは恥ずかしいらしい(目立つから)。

それに着物に対して興味がなく「お金の掛かるもの」という認識しかないようなので、私も夫には着物の話はほとんどしないし、夫の前で着物に触る事もあまりない。
そういう状態なので、今日を逃すとゴールデンウィークが終わるまで着物を着る機会がなくなってしまうのだけれど、着れなくて残念だった。



しかし世の中には、ご主人と共に着物生活を楽しむ方も多いようで…。
先日の着物教室で一緒だった生徒さんの一人は、着物を着るときには毎回ご主人と一緒にコーディネイトを決めるそうだし、もう一人は着物の展示会にご夫婦で出掛け、ご主人が訪問着を選んでくださったとのこと(しかもその訪問着がすごく素敵!)。
そういう感じだと、着物を着る機会も増えて楽しいだろうなあ。



私も夫と一緒に着物で出掛けたら楽しいかな?と思う反面、夫が着物に興味を持って「この着物、いくらしたの?」「帯は何本持ってるの?」なんて聞いてこられるとやぶへびになってしまうので、やっぱり今のままのほうがいいかも…
ああ小市民。
# by Medalog | 2009-04-28 18:24 | きもの | Comments(0)

裄の悩み・情報整理編

うだうだと悩んでいる着物の裄について…
手持ちの着物の裄丈を大別して整理してみる。ちなみに身長156センチ。

<1尺7寸5分前後>
手のくるぶしが丸出しになり、やや短いと感じる。既製品Mサイズとリンクするので、仕立て上がりの襦袢やコートを買う時に便利かも。袷7枚中3枚と長羽織、また単衣・夏物のほぼ全てと紋紗の道行がこの寸法。

<1尺8寸前後>
手のくるぶしに掛かる程度の長さで、程よい感じ。反物からコートや羽織を作るときも、この寸法なら巾が足りないことは少なそう。袷の小紋(仕立て上がりLサイズ)1枚がこの寸法。既製品Lサイズとリンクする。

<1尺8寸5分前後>
手のくるぶしが完全に隠れる長さで優雅だが、袖が邪魔に感じることもある。着物やコート類を作る時に選べる反物に制限があるかも?袷7枚中3枚と大島の道中着がこの寸法。



まずはっきりしたのは、単衣と夏物がほぼ全て1尺7寸5分だということ。やや短めだけど、暑い季節に着るものだから見た目も着心地も涼しげでOKかな?羽織ものはこの寸法で紋紗の道行があるし、長襦袢も問題無しなので、とりあえずは単衣と夏物は今後も1尺7寸5分に統一しよう。

これで問題の半分近くは解決したので、頭の中がスッキリしてきた。すごく嬉しい。



で、問題は袷の着物である。
コートや羽織を合わせる季節なので、裄がより大事になるのだが、寸法は見事にバラバラ。どの寸法をチョイスしたらいいのか…。

今持っている1尺7寸5分の着物は、できれば裄を出さずにそのまま着たい。
直しに出すほど短くはないと思うし、この寸法の羽織もあるし。
(それに丈出しは丈詰めと違って筋消しの作業があり、場合によっては縫い代以上の金額が掛かることもあるとか…)

あとは手持ちの1尺8寸〜1尺8寸5分の着物、そして今後の着物の寸法をどうするか…なんて悩んでいるときに、ちょっとしたパプニング(?)が発生!



この1月に、初めてご縁のあった呉服店で仕立てた十日町紬。
私自身の寸法と手持ちの着物(裄が1尺8寸4分の大島)を丁寧に採寸してくれて「お客様の寸法は1尺8寸5分で行きましょう!」と言ってくれたので、その寸法で仕立てをお願いしたし、だからこそ「今後の自分の裄はどうしよう?」と悩むきっかけになったのだけど…。

納品されてから約ひと月後、この呉服店で「十日町紬は1尺8寸5分で仕立ててもらいましたが、今後はどうしようかと思って…」と相談したところ、実はこの着物が当初の採寸より裄が3分短い1尺8寸2分で仕立て上がっていた事がわかったのだ(反物の巾が足りなかったそうだ)。
納品の際にはその旨は教えてくれなかったし寸法表も同封されていなかったので、この話題を持ち出さなければ私はずっと「十日町紬の裄は1尺8寸5分」と思い込んでいただろうし、次に作る着物やコート類も1尺8寸5分に合わせてしまったかもしれないのだ。
たかが3分(1センチ強)の話とはいえ、今の私には結構大きな問題なのです。
危なかったわ〜。

やっぱり着物の裄を1尺8寸5分にすると何かと支障が出そうだということがわかった。(と言うか、実際に支障が出てしまった)
それに十日町紬が実は1尺8寸2分だった事で、手持ちの着物で1尺8寸5分に近いのは色無地と大島だけになり、この寸法にこだわる必要もなくなった。



というわけで、1尺8寸5分は候補外に。
そして、着物よりコートのほうが2分ほど裄が長いことを考えると、「着物の裄は1尺8寸、コート類は1尺8寸2分」が一番いいように思えてきた。

また、京都・三浦清商店さんのブログでは、

  最近は標準寸法より着物の裄を長くしすぎる傾向があるが、
  反物の巾には限界があるし、裄が長過ぎるのも着物姿としては良くないものだ。
  洋服とは異なる着物姿を楽しんで欲しい。

という内容のことを書いていらした。
また通常の反物の巾からすると「裄丈は1尺8寸程度がいっぱいとなる」とも書いてある。

この記事を読んでも、着物の裄を1尺8寸にするのが妥当な線という気がする。
もしかしたら私も洋服感覚で、必要以上に長い裄を求めていたのかもしれないな。



よし、私の着物の裄は1尺8寸にするぞ!
あとは肩幅と袖幅のバランスを決めれば、この悩みは解決だ。
手持ちの着物は寸法にばらつきがあるけれど、工夫しながら着れるものは着つつ、
少しずつ直していけばいい。

あ〜、だんだんスッキリしてきて嬉しいなあ。
それに悩んだお陰で、多少は知識が増えたような気がするし。よかったよかった。
# by Medalog | 2009-04-25 00:40 | きもの | Comments(2)

着付け教室 最終日

きもの着用今年22回目。着付け教室。
先週と同じ十日町紬・博多帯の組み合わせ。
教室は来週まであるのだが、来週は欠席するので今日が最後の教室になる。
苦手な衿の合わせ方や、覚えたての角だしの結び方をじっくり復習してみた。

前結びやコーリンベルトの使い方など、便利なことをいろいろ教えていただいて充実した2ヶ月間だった。
それに他の生徒さんの着物や帯もたくさん拝見していろいろなお話ができたのも楽しかった。皆さん私より20〜30歳ほど年上の方で、残念ながらメル友やランチ友達というような関係にはならなかったが、また会う機会があったらいいなあと思う。

今日はやや涼しかったので、袷の着物に正絹長襦袢でちょうど気持ちのいい一日だった。
着付け教室の雑談の中で「そろそろ単衣が着たいけど、胴抜きの着物があったら便利でいいですよね」という話をしたら、先生(=呉服店の店員さん)が「踊りをなさる方は着るでしょうが、一般の方が着るものじゃないと思いますよ。そんな仕立てをしなくても、長襦袢や肌着で調整すればいいんですよ。」と言っていた。

その先生は呉服店勤務も長く、人に着付けを教えるほどの人なのにどうやら胴抜き仕立てのしくみ(八掛けや胴裏の付け方)もご存じないようだったし、着付け教室の他の生徒さんも皆「踊りの人しか着ないよねえ」と言っていた。

胴抜きなんてよく聞く仕立て方だと思っていたけれど、意外にそうでもないのかな。とりあえず、胴抜きの着物が欲しくてもこの店では買えないなーとだけ思った。



教室のあと一人でランチをとり、そのあとも行きたいところがあったのだが、食べ終わったころから着物の胸の辺りが急に苦しくなり、帯を引っ張って緩めてみても全然直らない。
このまま出掛けても苦しいばかりで楽しめそうにないので、諦めてすぐに帰宅する。
何が原因かなーと考えながら着物を脱いでいくと、どうやら長襦袢の伊達締めと、その下に付けた腰補正パッドをきつく締めすぎたようだった。(ランチの煮込みハンバーグ定食の量も多かったけど…)

最近はこんなことが原因で苦しくなったことなどなかったのに、着付け教室だからきちんと着ようとしてついついギュッと締めてしまったのかしら。
一人だったからすぐに帰れてよかったけど、お友達と出掛けた時にこんなことになったら相手に迷惑をかけるし自分も楽しめなくて困りそう。
次からは気をつけなくちゃ。
# by Medalog | 2009-04-23 20:25 | きもの | Comments(2)