カテゴリ:茶道( 6 )

初の、炉開き

茶道教室での炉開き。

事前にお聞きしていたのは先生が善哉をふるまってくださるということで、その後に生徒たちがいつも通りのお稽古をするのか、最後まで先生が接待してくださるのかまではわからない。
もちろん先生に伺えば教えてくださるのだろうが、お招き頂く立場で一から十まであれこれ質問するのも気が引けて。

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当日の着物は、先生は「小紋でいい」とおっしゃったのだが私の小紋はこんな感じ。

新人だしこの小紋でも問題ないのだろうが、私の年齢で炉開きというお祝いの席に着るにはちょっとカジュアルな気がして、この小紋は着ないことに。


そのほかの手持ちのやわらかものは色無地か無紋の付け下げ2枚しか候補がないので、それらの写真を先生に見ていただき蔦の柄の付け下げを着ることに決めた。

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義母の箪笥にあった白地の付け下げに、シミを隠すために全体に薄茶色を掛けたもの。

模様である蔦の葉の白い部分にも均一に色を掛けた(そこも汚れていたので)ため、全体的にメリハリのない色使いになってしまった。
もともとメリハリを少なくデザインされたものと違って、あとから色を掛けてメリハリが消えたものは全体のバランスも狂ってしまうように思える。

なのでこの色使いが略礼装の着物としてどのように見えるのかが気になっていたが、先生や先輩方に見ていただいて茶席の着物としては問題なさそうだったので、いずれ縫い紋を入れて茶席でたくさん着る機会を作ろうと思う。




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手持ちの袋帯はこの無紋の付け下げには格や色味が合わない感じだったので、織りの名古屋帯を新しく手に入れた。

茶道の着物や帯はまだよくわからないので、先日茶道を嗜むお友達と京都でランチした時に呉服店に付き合ってもらって帯を選ぶことができて一安心。

本当は茶道用の織りの名古屋帯は、茶かグレーの地色に小さめの有職文様が並ぶような色柄が目立たないもののほうが周りの印象に残らず着回ししやすそうだと思っていたが、メリハリのない付け下げに合わせるには多少のメリハリと抜け感がある帯にしたくてこの色柄を選んでみた。




いよいよ当日。
久しぶりのやわらかものの着付けに苦労したが、なんとか時間までに着付けをして先生のお宅へ。
門から玄関までの石段に水が打たれ、玄関を入ると色紙や飾り物も先月の侘びた雰囲気とは変わって炉開きのおめでたさが表現されており身が引き締まる。

普段顔をあわせる機会が少ないベテランの先輩方もご一緒なのでさらに緊張するが、先輩方が新人たちを交互に挟むような席順にしてくださり、色々と教えていただいた。

先生お手作りの善哉をいただき、初めて先生の濃茶点前を通しで拝見する。
その後は続きお薄で先輩方が薄茶を点ててくださり、最後に先生お手作りの懐石をいただいた。
緊張と舞い上がってしまったのとで細かく覚えていないのが残念だが、入門半年ほどの新米にまでこのようなおもてなしをしていただき、ただただありがたいと感激して1日が終わった。

結局自分でお点前をしたり水屋に入ることはなかったので、色の薄い着物でも汚すことはなくてホッとした。
先輩方の着物は紋付の訪問着、付け下げ、色無地にシックな小紋と様々で、私がこの記事の一番上の黒い飛び柄小紋を着ていっても失礼ではなかったようだ。
今年は茶道を始めて1年目なので手持ちの着物を先生に確認しながら一通り着てみようと思っているので、シーズン終わりに洗いに出す着物の数がすごく多くなりそう…

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by Medalog | 2018-11-05 12:40 | 茶道 | Comments(6)

雨?の大寄せ茶会

茶道の先生に、大寄せの茶会にお誘いいただいた。
先生には「洋服でいいわよ」と言われたけれど、この夏に単衣の一ツ紋色無地をシルックで仕立てたばかりなので「早速出番が来た!」と張り切ってコーディネイトを考える。



だが単衣の色無地に合わせて程よくドレスダウンできる帯がなく、考えるまでもなく一張羅の袋帯しか選択肢がない。
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早速着物と帯を合わせてみたら、色のトーンが近いのでしっくり落ち着いた組み合わせになったので嬉しい。
さて帯揚げと帯締めはどうしようかな、と迷っていたら天気予報が雨になった。

着物はシルックなので濡れてもいいが袋帯は濡らしたくない。
雨コートを着て行っても、荷物を預けてから屋外を移動する場所があるらしいのでその時に帯が濡れたら勿体ないなあと悩んでいたら、お稽古仲間から「雨ですねえ。着物、どうします?」との連絡が。
その人も毎回着物で稽古に通っており当日も着物を着るのを楽しみにしていたのだが、お互いになんだか億劫になってしまって結局「先生も洋服でいいとおっしゃったことだし、洋服にしますか…」となってしまった。



せっかくの着物を諦めるのは残念だが洋服で行くのは楽なのは確かだ。
私はきちんとした服はあまり持っていないので選ぶのに少し苦労したが、正座した時に膝が隠れる(そして今の私のウエストが入る・笑)フレアスカートを軸に、ジャケットとインナーをなんとか決めた。

茶席の洋服選びで少し難しいと思ったのは、アクセサリーが使えないこと。
選んだ洋服の組み合わせが地味で顔映りが悪いのでイヤリングかネックレスで輝きを足したいのだが、茶席ではアクセサリーは厳禁なのでその手が使えない。これが着物なら半襟や帯揚げ帯締めで調整できるし、とくに正絹は色が地味でも糸に艶がある(ものによって差はあるが)ので意外と顔映りは悪くならないのに。まあそれを言うなら洋服でも上質なら顔映りが悪くはならないのだろうが。
かといって他に選べるインナーもなく、結局「メガネをコンタクトに替えて化粧を濃くする」という対策に(笑)。
最近はメガネばかりでマスカラをつけるのはとても久しぶりなので、まばたきがしづらい。でも同年代の友人はみんなマスカラぐらいきちんと付けているし、これから顔はくすむ一方なのだからメイクももっと楽しまなきゃダメだな。



さて、洋服で会場へ。
最初のお席は座敷で正座だったが隣の客と体が密着する狭さだった。
それで何が困るかというと、扇子や懐紙の置き場所だ。
着物であれば必要なものは懐と帯に入れられるが、洋服だと懐紙は菓子をいただく直前まで懐紙入れに入れておく。今回はお隣と密着していて懐紙入れを差し込めるスペースもなかったので懐紙は後ろのバッグに入れたままにしていた。
で、いざ菓子が回ってくると、体を後ろにひねる余裕もないので手探りで後ろの懐紙を取り出す。
菓子をいただき終えて汚れた懐紙は、いつもなら袂に入れてしまうのだが洋服ではそれができず、後ろのバッグに手探りで入れる羽目に。残りの懐紙も後ろのバッグに戻したが、次に薄茶をいただいた後に飲み口を清めた指を懐紙で拭おうと思ったら「あっ!懐紙は後ろだ!」と気づく。
茶碗を持ったまま後ろ手で懐紙を探るのはもう無理なので、結局指を拭かないまま終わってしまった。

普段から洋服で稽古していればこのような狭い席でもスマートに懐紙を取り扱えるのかもしれないが、普段は着物で稽古しているので今回に関しては裏目に出てしまった。
お席を出た後、お仲間と開口一番「やっぱり着物じゃないとダメね!今度から着物にしようね!」と言い合って笑ってしまった。



今回参加した皆様の着物姿を拝見していたら、私が今回用意していた色無地に袋帯はかなりきちんとした装いの部類だったようだ。亭主側に近い組み合わせだったかもしれない。
もちろん付け下げや訪問着に礼装用の袋帯の人もいらしたが、帯はいわゆる茶席向きの渋めな色合いで有職文様の袋帯や名古屋帯と控えめな色柄の綴れ帯の人が多く、小紋や紬に洒落袋帯やかわいい名古屋帯を合わせた人も。
以前先生が「大寄せ茶会は紬でも無地系なら大丈夫」とおっしゃっていたのが半信半疑だったのだが(先生すみません)、本当に大丈夫なのだと肌で感じた。
もちろん、今後も茶会に参加するときは先生に装いの相談をするけれど。

>いわゆる茶席向きの渋めな色合いで有職文様の袋帯や名古屋帯
私は今、これが欲しい。
茶系やグレー系の帯なら少々雨に降られたり抹茶や点心をこぼしても気兼ねなく使えると思うのだ。
次の茶会までに一条手に入れたいな〜

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by Medalog | 2018-09-22 09:35 | 茶道 | Comments(4)

夏のお稽古着物 麻

茶道を習い始めて初めての盛夏。
何を着て行こうかな。
お稽古場ではほとんどの生徒さんが洋服なので、私も洋服で行けばいいのだが、やっぱり夏も着物を着たい!
それに着物のほうが、帛紗や扇子などお稽古に必要なものを身につけられるのでお稽古場であれこれ動くのに便利だし。

でも「何を着て行こうか」と言っても麻と紗小紋しか持っていないので、まずは麻の着物に麻の襦袢でいくことにした。
茶道の稽古に麻の着物を着ることは結構意見が分かれるようで(そもそもお稽古場で麻が許されるかどうかもあると思うが)当たり前のように麻を着る方々もいれば「シワが気になって着られない」「弱い糸なので着物が傷むから着たくない」、または「固い糸なので畳を傷めるから着るべきではない」と反対意見も多いようだ。

私が通うお稽古場では、先生は「自分は麻は着ないが弟子が着るのは構わない」というスタンス。
先輩方とはまだあまり話す機会がないが、そもそも夏のお稽古に着物を着る方はほとんどいらっしゃらないようだ。
だからお稽古場で、麻着物を稽古着にすることの参考意見が得られないのは残念。

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近江上布に、ポリの紗献上帯。
ポリの紗献上帯は着物を着るようになった10年以上前に買ったのだと思うが、あまり使う機会がなかった。
ポリで洗えるので夏場の茶道の稽古には向いていそう。出番が増えそうでよかった。

帯締めがピンクで少々締まりが無いが、この時期は寒色系の三分紐にガラスの帯留めを使うことが多く、レースの帯締めはなぜか暖色系しか持っていないのだ。茶道教室では帯留めが使えないので、寒色系のレース帯締めぐらいは一本買い足してもいいかなあ。ミントグリーンのレース帯締めがあったら欲しいなあ。

上の写真は帰宅後に撮ったものだが、上半身はすっきりしたまま保っているように見える。
ただ下半身はやはり厳しかった…

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何時間も座っているので、あちこちにシワができるし膝もお尻もポッコリ膨らんでしまった。
シワを取るための水入りスプレーボトルは持参していたが、シワが下半身全体に広がっている上に、中に来ている麻襦袢も同じようにシワやふくらみができてしまったので少々の水では落ち着きそうになく、スプレーするのを諦めてしまった。
今思えば、せめて上前の膝下だけでもスプレーしておけばすっきり見えたかもしれないな。

お稽古場から自宅までは電車でいくつかのルートがあるが、どこを通っても繁華街やオフィス街があるので、縒れた麻着物でそこを歩くのはちょっとテンションが下がる。
夏用の羽織ものは紋紗の道行があるので、それを上に着て膝下に水スプレーをかけたら見た目はかなりマシになるかな。ただ道行衿と麻って相性良くない気がしてほとんど合わせたことがないのだけど、レースの羽織を手に入れたら解決するかも…



お稽古に麻着物を着て裾や袖の布が滑りが悪いのは想像していた通りで、普段から木綿や固い紬を着ているので大きなマイナスポイントではなかった。
ただ正座したまま動くことが多いので、麻だと正絹や木綿以上に膝下が傷みそうな気がする。
どちらも上達すれば気にならなくなるかしら。

あと!
この日のお稽古で、なんと濃茶を着物の膝にたくさん飛ばしてしまった!
薄い黄色の無地なのですごく目立つ!
濡れおしぼりですぐに汚れをつまみとり帰宅後にしっかり洗ったら綺麗に取れたのでホッとしたのだが(自分で洗える麻はこういうときには助かる)帰宅まで気が気ではなく、薄い色の無地系はお稽古には向かないと実感したのだった。



私は麻の着物を2枚持っているがどちらも薄い色で無地系なので、色味と素材の特徴を合わせると、やはりお稽古着にはあまり向いていないかな…
軽さと涼しさは申し分ないのだけど。

次のお稽古には紗小紋を着てみよう。
これも軽くて涼しいうえにシワになりにくく、さらに黒地で汚れが目立たないので、こちらの方がお稽古着に向いていそうで楽しみだ。

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by Medalog | 2018-07-12 12:10 | 茶道 | Comments(0)

茶道のお稽古 初日

昨秋から半年間初心者向けの茶道教室に通い、そちらでご縁があった先生に春から入門させていただいた。
その最初のお稽古。

私は習い事自体が初めてなので、先生のご自宅での立ち居振る舞いや作法などすべてが緊張した〜!
実際はわからないことは先生が快く教えてくださるし常識的に振舞っていれば特にお叱りを受けることもないのだが、このような緊張感は普段の生活で忘れかけていたのでお稽古で背筋が伸びる気持ちになれるのはありがたいことだと思う。

お点前は茶道教室で習った炉の薄茶点前の他に新しいことも増え、また水屋の使い方や道具の扱い方は一から覚えなければならないので、始終アワアワしているうちに終わってしまった…
でもとにかく楽しい。お茶もお菓子も美味しい。
また次のお稽古が楽しみだ。



一つ困ったのは、ひざが痛いこと!

足の甲のゴリゴリという痛みや、脚の痺れは、辛いけれどなんとか耐えられる。
一番辛かったのはひざの痛みだ。
半年間の茶道教室ではひざが痛くなることはなかったのに、この日は今までよりお稽古の時間が長かったせいか初めて痛くなってしまった。
足の甲の痛みはお稽古が終わって立ち上がればすぐになくなるのにひざはずっと痛いままで、帰り道でも駅の階段を一段下りるたびにひざに衝撃が走る。(上りより下りの方がキツイですね)
寄るつもりのなかった喫茶店で30分ほど休んで、なんとか自宅まで辿り着く元気を絞り出したぐらい辛かった。

これって、だんだん慣れてくれるのかしら。
それともどんどん負担が重なってひざが悪くなるようなら、お稽古が続けられるか心配になる。
グルコサミンとかコンドロイチンに頼った方がいいのだろうか…

また翌日には太ももが筋肉痛になってしまい、自分の生活の中で畳や床に座る機会が全くないので脚がいろいろ辛くなるのかと思う。
うちには畳の部屋がないが、リビングにラグを敷いてあるのでその上で座る時間を増やしてみよう。



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十日町紬に、カトレア柄の九寸帯。

入門して初のお稽古なのでお稽古着の範疇で改まった気持ちを表したいと思ったが、ピンとくるものがなかった。
着物のほうは無地の紬でいいとして、帯は手持ちが八寸ばかりで九寸もカジュアルな印象のものしか持っていないことに今更気づいた。
できるだけカジュアルではないものという消去法で、写真のカトレア帯を久しぶりに出してみた。
なんだか秋の色合いなので、帯揚げを水色、帯締めを緑にしてみたけれどちょっと苦しいコーディネイトかな。



静かなお稽古場で初めて気づいたのだが、この帯は結構絹鳴りがする。
朝食は食べたのにお腹が鳴ってる?と思ったら、胴回りでこの帯が音を立てていたのでびっくりした。
特にお稽古の最後のほうは疲れたせいか息遣いが少し大きくなったようで、息をするたびにギューギューとなるので恥ずかしい。

先生に「絹鳴りがするような帯はお茶席にはふさわしくないですよね」とお聞きしたら「お稽古ではなんでもいいけれど、正式な茶会では博多織などは避けたほうがいいですね。絹鳴りもそうですが格としても博多八寸帯や大島紬は着ないでしょう?でも高級な袋帯でも鳴るものはたくさんあるしそこまで気にしなくてもいいですよ」というお答え。

茶席もそうだが、観劇や音楽鑑賞でも絹鳴りは気をつけたほうがいいのだろうな。
そういえば「細雪」でも音楽鑑賞に行くのに絹鳴りのする帯を締めてしまって姉妹で慌てる微笑ましいシーンがあった。小さなサロンでの音楽会なら、絹鳴りは確かに気になりそう。
普段のお出かけだと賑やかな場所ばかりで絹鳴りにはなかなか気づけないので、静かなお稽古場にいろいろな帯を締めて行って絹鳴りする帯かどうかをこっそり確認するのはいいかもしれない。
…あ、確認するほどたくさんの帯は持ってないか。

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by Medalog | 2018-04-19 12:35 | 茶道 | Comments(2)

茶道教室 最終日

半年間通った茶道教室が最終日を迎えた。

スケジュール表に、最終日の講習内容は「茶会」とあった。
お仲間と「これはきっと、先生が点ててくださるお茶をいただきながら半年間を和やかに振り返る会に違いないわ。楽しみね」なんて話をしていたのだが、甘かった。

先生が「今日は亭主と半東の二人一組で茶会を模してもらいます。今までは半東はおらず、亭主が棗と茶杓の銘だけを答えていましたが、今日は半東に全て答えてもらいますので今から言うことを覚えてください」と、掛物から花、花入、水指、釜に炉縁と全ての銘を滔々と説明され、運悪く最初の半東になった私は頭が真っ白。

結局半分ぐらいしか正確に覚えられず、しかも半東ならではの動きも初めて教わりながらなので結果は散々。
出来が悪かったからといって怒られるわけではなく、先生方も笑っておられるのだが、楽しさと少々ガックリの入り混じった最終日となった。



最終日はお点前の習得度に関わらず受講生全員が迎える日なので、あまり張り切った着物は恥ずかしいかなと思いつつ…
ただ流派の正式な許状がいただけること、また今回お世話になった先生のもとに来月から入門させていただくことになったので、着物を着るなら紋付だろうと同じく来月から入門するお仲間と相談して一ツ紋の色無地を着た。
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脇の布地がたるんでいるのは、写真を見て気がついた。
お稽古の後は着崩れをさっと直さないとダメだな。

それにしても、色無地は仲居さんっぽくなる、という見本のような…
髪型がショートなので、多少でもフォーマル感が出るように後頭部をカーラーで盛ってみたりおでこが見えるように前髪を分けてみたのだけど、今ひとつかな。
着付けの問題もありそう。
裾が少し短いかな?衣紋の抜きが足りない?

また小物合わせに関しては、まだ伊達衿に挑戦していないので、この機会に試してみればよかった。
帯締めも、これはベージュ系の冠組だが、もう少し全体が引き締まるような組み方や色使いの方が礼装らしくなるかしら?
あと草履も、私の手持ちで唯一色無地に合わせられるぜん屋さんのグレー台・白鼻緒の三段重ねなのだが、地味になりがちな色無地の時こそもう少し高い台やアクセントのある鼻緒の草履を用意してもいいかもしれない。

…と、いろいろ悩みは尽きないが、まだ礼装初心者なので慌てて小物を買い足したりしないように気を引き締めつつ、少しずつ勉強していきましょう。

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by Medalog | 2018-03-20 19:55 | 茶道 | Comments(2)

花月

先日の茶道教室で、花月を教えていただいた。

本来は私たちのような基本のお点前もおぼつかないような素人が教われるものではないのだろうが、稽古というよりは体験として初心者教室のコースに含まれているのだと思う。
まさに「へぇーすごい。こんなことするんだ」という感じで体験させていただいた。



以下、素人として体験した雰囲気を覚え書き。
茶道のご経験がある方は、広い心でお読みくださいませ。

花月は主客5人で行うお稽古で、折据という容れ物に入った札を引いてそれぞれの役割を決めながら進めていくのだが、一度のお点前が終わったら次の札を引くのではなく、亭主がお点前をしたり正客がお茶をいただいている間にも次の札が回されていく。
素人がバタバタと行なっているせいもあるだろうが、いつもは「静」の空間である茶室が、常に動きがある「動」の空間に変わった感じがした。

いつもと雰囲気が違うとその雰囲気に飲み込まれてしまうのか、ただでさえおぼつかないお点前がいつも以上に乱れてしまう。
なるほど、いかなる状況でも落ち着いてお点前ができるようになるのもこのお稽古の意味なのかな、と思ったり。

しかし一番大変なのは先生だった。
花月の「か」の字も知らない素人の生徒を相手に複雑な客の動き(しかも一人一人動きが違う)を教えつつ、いつもよりお点前が下手になっている亭主役の生徒にも注意を払わなくてはならない。

そのためか、本来4回で終わるはずのお点前が5回目に突入してしまい、途中で気づいた先生が半ば投げやりに「まあいいわ。そのまま点てちゃって」とおっしゃって、私は本来存在しない「5人目の仕舞花」を体験させていただいた(笑)。
終了後には、いつも端然としていらっしゃる先生がぐったりしていらして、お気の毒のような申し訳ないような気持ちになった。お手間をおかけいたしました。



お稽古が終わり、面白い体験をしたと思いつつも具体的に何をしたのかほとんど覚えていなかったので、図書館で花月の本を借りてきた。
一度体験した後に読んだので、手順を覚えることは到底無理でも、なんとなく一連の流れを理解することはできたかな。

それにしても、花月にもいくつかの種類があること、さらに花月は七事式という七つのお稽古の第一歩であること、さらにその先に何があるのかは現在全くわからないが、とにかく奥深く果てしない道のりなのだなあと思う。
まあ素人が先を見ても仕方がないので、今回の花月のお稽古はよい体験とさせていただいて、とにかくいつも通りのお稽古を大切にすることですよね。

いつか、花月を他のお客様たちと楽しみながら優雅に行えるようになっていたいです。

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by Medalog | 2018-03-16 09:22 | 茶道 | Comments(0)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog