カテゴリ:茶道( 4 )

夏のお稽古着物 麻

茶道を習い始めて初めての盛夏。
何を着て行こうかな。
お稽古場ではほとんどの生徒さんが洋服なので、私も洋服で行けばいいのだが、やっぱり夏も着物を着たい!
それに着物のほうが、帛紗や扇子などお稽古に必要なものを身につけられるのでお稽古場であれこれ動くのに便利だし。

でも「何を着て行こうか」と言っても麻と紗小紋しか持っていないので、まずは麻の着物に麻の襦袢でいくことにした。
茶道の稽古に麻の着物を着ることは結構意見が分かれるようで(そもそもお稽古場で麻が許されるかどうかもあると思うが)当たり前のように麻を着る方々もいれば「シワが気になって着られない」「弱い糸なので着物が傷むから着たくない」、または「固い糸なので畳を傷めるから着るべきではない」と反対意見も多いようだ。

私が通うお稽古場では、先生は「自分は麻は着ないが弟子が着るのは構わない」というスタンス。
先輩方とはまだあまり話す機会がないが、そもそも夏のお稽古に着物を着る方はほとんどいらっしゃらないようだ。
だからお稽古場で、麻着物を稽古着にすることの参考意見が得られないのは残念。

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近江上布に、ポリの紗献上帯。
ポリの紗献上帯は着物を着るようになった10年以上前に買ったのだと思うが、あまり使う機会がなかった。
ポリで洗えるので夏場の茶道の稽古には向いていそう。出番が増えそうでよかった。

帯締めがピンクで少々締まりが無いが、この時期は寒色系の三分紐にガラスの帯留めを使うことが多く、レースの帯締めはなぜか暖色系しか持っていないのだ。茶道教室では帯留めが使えないので、寒色系のレース帯締めぐらいは一本買い足してもいいかなあ。ミントグリーンのレース帯締めがあったら欲しいなあ。

上の写真は帰宅後に撮ったものだが、上半身はすっきりしたまま保っているように見える。
ただ下半身はやはり厳しかった…

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何時間も座っているので、あちこちにシワができるし膝もお尻もポッコリ膨らんでしまった。
シワを取るための水入りスプレーボトルは持参していたが、シワが下半身全体に広がっている上に、中に来ている麻襦袢も同じようにシワやふくらみができてしまったので少々の水では落ち着きそうになく、スプレーするのを諦めてしまった。
今思えば、せめて上前の膝下だけでもスプレーしておけばすっきり見えたかもしれないな。

お稽古場から自宅までは電車でいくつかのルートがあるが、どこを通っても繁華街やオフィス街があるので、縒れた麻着物でそこを歩くのはちょっとテンションが下がる。
夏用の羽織ものは紋紗の道行があるので、それを上に着て膝下に水スプレーをかけたら見た目はかなりマシになるかな。ただ道行衿と麻って相性良くない気がしてほとんど合わせたことがないのだけど、レースの羽織を手に入れたら解決するかも…



お稽古に麻着物を着て裾や袖の布が滑りが悪いのは想像していた通りで、普段から木綿や固い紬を着ているので大きなマイナスポイントではなかった。
ただ正座したまま動くことが多いので、麻だと正絹や木綿以上に膝下が傷みそうな気がする。
どちらも上達すれば気にならなくなるかしら。

あと!
この日のお稽古で、なんと濃茶を着物の膝にたくさん飛ばしてしまった!
薄い黄色の無地なのですごく目立つ!
濡れおしぼりですぐに汚れをつまみとり帰宅後にしっかり洗ったら綺麗に取れたのでホッとしたのだが(自分で洗える麻はこういうときには助かる)帰宅まで気が気ではなく、薄い色の無地系はお稽古には向かないと実感したのだった。



私は麻の着物を2枚持っているがどちらも薄い色で無地系なので、色味と素材の特徴を合わせると、やはりお稽古着にはあまり向いていないかな…
軽さと涼しさは申し分ないのだけど。

次のお稽古には紗小紋を着てみよう。
これも軽くて涼しいうえにシワになりにくく、さらに黒地で汚れが目立たないので、こちらの方がお稽古着に向いていそうで楽しみだ。

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by Medalog | 2018-07-12 12:10 | 茶道 | Comments(0)

茶道のお稽古 初日

昨秋から半年間初心者向けの茶道教室に通い、そちらでご縁があった先生に春から入門させていただいた。
その最初のお稽古。

私は習い事自体が初めてなので、先生のご自宅での立ち居振る舞いや作法などすべてが緊張した〜!
実際はわからないことは先生が快く教えてくださるし常識的に振舞っていれば特にお叱りを受けることもないのだが、このような緊張感は普段の生活で忘れかけていたのでお稽古で背筋が伸びる気持ちになれるのはありがたいことだと思う。

お点前は茶道教室で習った炉の薄茶点前の他に新しいことも増え、また水屋の使い方や道具の扱い方は一から覚えなければならないので、始終アワアワしているうちに終わってしまった…
でもとにかく楽しい。お茶もお菓子も美味しい。
また次のお稽古が楽しみだ。



一つ困ったのは、ひざが痛いこと!

足の甲のゴリゴリという痛みや、脚の痺れは、辛いけれどなんとか耐えられる。
一番辛かったのはひざの痛みだ。
半年間の茶道教室ではひざが痛くなることはなかったのに、この日は今までよりお稽古の時間が長かったせいか初めて痛くなってしまった。
足の甲の痛みはお稽古が終わって立ち上がればすぐになくなるのにひざはずっと痛いままで、帰り道でも駅の階段を一段下りるたびにひざに衝撃が走る。(上りより下りの方がキツイですね)
寄るつもりのなかった喫茶店で30分ほど休んで、なんとか自宅まで辿り着く元気を絞り出したぐらい辛かった。

これって、だんだん慣れてくれるのかしら。
それともどんどん負担が重なってひざが悪くなるようなら、お稽古が続けられるか心配になる。
グルコサミンとかコンドロイチンに頼った方がいいのだろうか…

また翌日には太ももが筋肉痛になってしまい、自分の生活の中で畳や床に座る機会が全くないので脚がいろいろ辛くなるのかと思う。
うちには畳の部屋がないが、リビングにラグを敷いてあるのでその上で座る時間を増やしてみよう。



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十日町紬に、カトレア柄の九寸帯。

入門して初のお稽古なのでお稽古着の範疇で改まった気持ちを表したいと思ったが、ピンとくるものがなかった。
着物のほうは無地の紬でいいとして、帯は手持ちが八寸ばかりで九寸もカジュアルな印象のものしか持っていないことに今更気づいた。
できるだけカジュアルではないものという消去法で、写真のカトレア帯を久しぶりに出してみた。
なんだか秋の色合いなので、帯揚げを水色、帯締めを緑にしてみたけれどちょっと苦しいコーディネイトかな。



静かなお稽古場で初めて気づいたのだが、この帯は結構絹鳴りがする。
朝食は食べたのにお腹が鳴ってる?と思ったら、胴回りでこの帯が音を立てていたのでびっくりした。
特にお稽古の最後のほうは疲れたせいか息遣いが少し大きくなったようで、息をするたびにギューギューとなるので恥ずかしい。

先生に「絹鳴りがするような帯はお茶席にはふさわしくないですよね」とお聞きしたら「お稽古ではなんでもいいけれど、正式な茶会では博多織などは避けたほうがいいですね。絹鳴りもそうですが格としても博多八寸帯や大島紬は着ないでしょう?でも高級な袋帯でも鳴るものはたくさんあるしそこまで気にしなくてもいいですよ」というお答え。

茶席もそうだが、観劇や音楽鑑賞でも絹鳴りは気をつけたほうがいいのだろうな。
そういえば「細雪」でも音楽鑑賞に行くのに絹鳴りのする帯を締めてしまって姉妹で慌てる微笑ましいシーンがあった。小さなサロンでの音楽会なら、絹鳴りは確かに気になりそう。
普段のお出かけだと賑やかな場所ばかりで絹鳴りにはなかなか気づけないので、静かなお稽古場にいろいろな帯を締めて行って絹鳴りする帯かどうかをこっそり確認するのはいいかもしれない。
…あ、確認するほどたくさんの帯は持ってないか。

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by Medalog | 2018-04-19 12:35 | 茶道 | Comments(2)

茶道教室 最終日

半年間通った茶道教室が最終日を迎えた。

スケジュール表に、最終日の講習内容は「茶会」とあった。
お仲間と「これはきっと、先生が点ててくださるお茶をいただきながら半年間を和やかに振り返る会に違いないわ。楽しみね」なんて話をしていたのだが、甘かった。

先生が「今日は亭主と半東の二人一組で茶会を模してもらいます。今までは半東はおらず、亭主が棗と茶杓の銘だけを答えていましたが、今日は半東に全て答えてもらいますので今から言うことを覚えてください」と、掛物から花、花入、水指、釜に炉縁と全ての銘を滔々と説明され、運悪く最初の半東になった私は頭が真っ白。

結局半分ぐらいしか正確に覚えられず、しかも半東ならではの動きも初めて教わりながらなので結果は散々。
出来が悪かったからといって怒られるわけではなく、先生方も笑っておられるのだが、楽しさと少々ガックリの入り混じった最終日となった。



最終日はお点前の習得度に関わらず受講生全員が迎える日なので、あまり張り切った着物は恥ずかしいかなと思いつつ…
ただ流派の正式な許状がいただけること、また今回お世話になった先生のもとに来月から入門させていただくことになったので、着物を着るなら紋付だろうと同じく来月から入門するお仲間と相談して一ツ紋の色無地を着た。
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脇の布地がたるんでいるのは、写真を見て気がついた。
お稽古の後は着崩れをさっと直さないとダメだな。

それにしても、色無地は仲居さんっぽくなる、という見本のような…
髪型がショートなので、多少でもフォーマル感が出るように後頭部をカーラーで盛ってみたりおでこが見えるように前髪を分けてみたのだけど、今ひとつかな。
着付けの問題もありそう。
裾が少し短いかな?衣紋の抜きが足りない?

また小物合わせに関しては、まだ伊達衿に挑戦していないので、この機会に試してみればよかった。
帯締めも、これはベージュ系の冠組だが、もう少し全体が引き締まるような組み方や色使いの方が礼装らしくなるかしら?
あと草履も、私の手持ちで唯一色無地に合わせられるぜん屋さんのグレー台・白鼻緒の三段重ねなのだが、地味になりがちな色無地の時こそもう少し高い台やアクセントのある鼻緒の草履を用意してもいいかもしれない。

…と、いろいろ悩みは尽きないが、まだ礼装初心者なので慌てて小物を買い足したりしないように気を引き締めつつ、少しずつ勉強していきましょう。

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by Medalog | 2018-03-20 19:55 | 茶道 | Comments(2)

花月

先日の茶道教室で、花月を教えていただいた。

本来は私たちのような基本のお点前もおぼつかないような素人が教われるものではないのだろうが、稽古というよりは体験として初心者教室のコースに含まれているのだと思う。
まさに「へぇーすごい。こんなことするんだ」という感じで体験させていただいた。



以下、素人として体験した雰囲気を覚え書き。
茶道のご経験がある方は、広い心でお読みくださいませ。

花月は主客5人で行うお稽古で、折据という容れ物に入った札を引いてそれぞれの役割を決めながら進めていくのだが、一度のお点前が終わったら次の札を引くのではなく、亭主がお点前をしたり正客がお茶をいただいている間にも次の札が回されていく。
素人がバタバタと行なっているせいもあるだろうが、いつもは「静」の空間である茶室が、常に動きがある「動」の空間に変わった感じがした。

いつもと雰囲気が違うとその雰囲気に飲み込まれてしまうのか、ただでさえおぼつかないお点前がいつも以上に乱れてしまう。
なるほど、いかなる状況でも落ち着いてお点前ができるようになるのもこのお稽古の意味なのかな、と思ったり。

しかし一番大変なのは先生だった。
花月の「か」の字も知らない素人の生徒を相手に複雑な客の動き(しかも一人一人動きが違う)を教えつつ、いつもよりお点前が下手になっている亭主役の生徒にも注意を払わなくてはならない。

そのためか、本来4回で終わるはずのお点前が5回目に突入してしまい、途中で気づいた先生が半ば投げやりに「まあいいわ。そのまま点てちゃって」とおっしゃって、私は本来存在しない「5人目の仕舞花」を体験させていただいた(笑)。
終了後には、いつも端然としていらっしゃる先生がぐったりしていらして、お気の毒のような申し訳ないような気持ちになった。お手間をおかけいたしました。



お稽古が終わり、面白い体験をしたと思いつつも具体的に何をしたのかほとんど覚えていなかったので、図書館で花月の本を借りてきた。
一度体験した後に読んだので、手順を覚えることは到底無理でも、なんとなく一連の流れを理解することはできたかな。

それにしても、花月にもいくつかの種類があること、さらに花月は七事式という七つのお稽古の第一歩であること、さらにその先に何があるのかは現在全くわからないが、とにかく奥深く果てしない道のりなのだなあと思う。
まあ素人が先を見ても仕方がないので、今回の花月のお稽古はよい体験とさせていただいて、とにかくいつも通りのお稽古を大切にすることですよね。

いつか、花月を他のお客様たちと楽しみながら優雅に行えるようになっていたいです。

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by Medalog | 2018-03-16 09:22 | 茶道 | Comments(0)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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