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前回のブログ記事に、10年ほど前にリサイクルで購入した結城紬がいまだに硬いので家の中で働き着にして柔らかくしようかな、と書いた。
早速試す。

d0048332_08232904.jpg襦袢を着て衿を抜くと寒いし、ソファに寄りかかれないので襦袢ではなくハイネックのシャツとコーデュロイパンツの上に直接着てみた。

帯は半巾をカルタ結びに。

これだと我が家の背もたれの高いソファに座っても違和感がないし、着物ならではの動きづらさはほとんど感じない。
掃除、洗濯、炊事に昼寝、なんでもOK。
それに胴体部分はとても温かく、手足さえ冷えなければ昼間は暖房はいらないかも。



…ただ、着物を着ているという嬉しさ楽しさも感じない。
やっぱり私は着物を着るなら襦袢に半襟で、衣紋も少しは抜いて着たい。

それに結城紬を働き着に知ること自体が、どうしても心苦しく感じてしまってなんだか気持ちが落ち着かないのだ。



結論。
無理をして家の中で着たりしないで、一回でも多く外に着て行って体に馴染ませることにしましょう。
結城紬を働き着にする作戦、半日で終了になりました。

by Medalog | 2019-02-16 09:00 | きもの | Comments(0)

まだまだ硬い結城紬

d0048332_08361727.jpgもう10年ぐらい前になるのか、京都だいやすさんで手に入れたリサイクル結城紬。

写真で見てわかるかな?まだ結構硬めの質感が残っている。

購入時に「少し着たら洗い張りに出せば柔らかくなるわよ」と言われていたのだが、真冬にしか着ないので好きな着物の割には着用回数が少ない。
また汚れも目立たない色合いなので「まだ洗い張りに出すほどではないかな?」と先送りしたまま10年ほど経過してしまった。

それに、購入当時は私には身幅が大きい着物だったので「洗い張りに出して自分サイズに仕立て直そうかな」という考えもあったのだが、最近は私の体がこの結城の寸法に追いついてしまい仕立て直す必要がなくなってきた。

さらに茶道も始めたので身幅の大きい着物は重宝する。

洗い張りのきっかけをすっかり失った結城、今後も硬い質感のままかもしれない…


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真綿特有のほこっとした質感よりもガサっとした硬さの方が勝る結城だが、それでも他の着物に比べると温かいし意外と着心地は軽い。

この冬にあと2〜3回は着る機会があるといいな。
いっそのこと汚れてしまえば洗い張りに出す気になるかもしれないから、2月と3月の茶道の稽古は全部この着物を着ていこうかな。

昔の奥様は新しい結城紬は女中さんの働き着にさせて、酷使して柔らかくなったものを自分用に仕立て直していたという話を聞いたことがあるけれど本当だろうか。
だとしたら、私の女中は私だから、この着物を着て掃除や洗濯したりお得意の昼寝をしたりすればいいのか…うん、それも面白いかも!

by Medalog | 2019-02-15 09:00 | きもの | Comments(0)

京都でランチと襦袢探し

久しぶりに京都に行き、お友達とランチを。

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三条の小さなイタリアン
で、お若いご夫婦だけで営んでいらっしゃるそうでとても落ち着く店内。
料理のボリュームが結構多くて食べ切れるかどうか心配だったが、味が濃すぎないのと野菜も多めなので結局食べきってしまった。
あれこれとおしゃべりしながら美味しい料理をいただくのって、本当に楽しくて幸せ。ありがたいことです。



その後、寺町のえり正さんまで歩く。
茶会などで着ていた正絹長襦袢のお尻が破れたので、ポリの襦袢を探しに行こうとお友達が誘ってくれた。
行ってみると割引商品もあったので「これは買わねば!」と真剣に探す。

d0048332_10492736.jpg今回買う襦袢はほぼ茶道専用なので、礼装着物に間違いなく合うものをお店の方に見ていただいて柄を決めた。

襦袢など誰にも見られないと思いつつ、茶会の手伝いでは自分の先生以外の先生の下に付いて働くこともあるので、とにかく無難に、誰から見ても失礼のないようにしておきたい。

この柄はお店の方の太鼓判も貰ったし私も気に入ったので、楽しく着られそうでよかった。
ポリだからこそ、色柄は気に入ったものにしないとテンションが上がらないものね。

和装小物のお店なので自分のレパートリーに手薄な礼装用の帯揚げ帯締めもたくさんあったが、まだどんなものを買えばいいのかピンとこないので、次に必要な機会が来るまでは無理に買わないぞ、と我慢する。



その後、お友達にだいやすさんまでお付き合いしてもらった。
色無地のきものが見たかったのだ。
いま色無地はピンクしか持っておらず、ちょっと派手めだけど似合わなくもないのでこの一枚で行けるところまで行こうと思っていた。
しかし先生が「いつか利休忌に連れて行ってあげる」と言ってくださり、喜んだものの「さて何を着ていく?」と不安になる。
今年の利休忌に行くわけではない(と思う)けれど、いつかは落ち着いた色味の一ツ紋付き色無地が必要になると思ったのだ。

だいやすさんはリサイクル着物の店、と言う印象が強かったのだが、反物から仕立てた新品の着物や帯も扱っている。
色無地も仕立て上がりの新品が10枚以上あり、寸法もほぼ自分のジャストサイズなのでここから選んで紋だけ入れるのもいいかな、と考える。
そしてリサイクルコーナーにもお買い得な色無地があったが、寸法が合うものが少ないし、当たり前だが自分とは違う紋が入っているのも迷いどころだ。
色が綺麗で裄も足りるが身幅が足りないという悲しい(笑)出来事があったりして結局リサイクルからは選べず。
もしかしたらシルックで仕立てた方がいいかも?という迷いもでてきてしまい、仕立て上がりの方からも選ぶことができず、結局手ぶらで帰宅することになってしまった。

これからしばらくは地味目(そしてお手頃)な色無地を探すという新たな楽しみができたかな。
でもそうすると落ち着いた色味の袋帯も必要になるかな?
こうやってズルズルと買い物が続くのだろうか。ちょっと怖い(笑)

by Medalog | 2019-02-12 11:22 | きもの | Comments(4)

数年前になんとなく仕立てておいた、礼装向きの長襦袢がある。
なんとなく勿体無くて使っていなかったのが、茶道のお稽古を始めてから急に重宝するようになり、この秋からの3ヶ月で立て続けに5回ほど着用した。

先生宅での炉開きに初釜、支部の大寄せのお手伝いが2回とお稽古にも着用。
お手伝いがひと段落してしばらく礼装の出番がなさそうなので手入れに出そうとその襦袢を点検してみたら。
うわ〜、もう背縫いのお尻部分の布が破れかけている!
たった5回で…
居敷当てもついているのに…



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襦袢が破れた経験はつい1年前にも。

去年、茶道のお稽古にヘビロテしていた二部式のうそつき襦袢の膝部分が破れてしまい、先生や先輩方に聞いても誰もそんな経験がないと言われて落ち込んだのだった。

この襦袢は適当に繕ってまたお稽古の時に着ているが、付け下げや色無地には流石に合わないので正絹襦袢を着ていたら今度はそちらも破れかけてしまったのだ。



思えば今回破れかけた長襦袢は、自分が持っている他の正絹襦袢よりも布が薄手だ。
仕立ててからしばらく着なかったのも、着たら傷みそうで勿体無く感じていたのは確か。
ましてや茶会の客もお運びも着物のお尻に負担を掛けるものなので、破れかけた長襦袢は「礼装向きではあるが茶道向きではない」布地だったのかもしれない。

この長襦袢、傷んだ部分をなんとかして補修することはできたとしても、また茶会で着れば同じ箇所に負担を掛けてしまう。
お尻に負担を掛けないようにするにはどうすればいいか、昔ながらの湯文字に裾除けでお尻を締めた方がいいのか、と茶道の先生に相談したら、意外な一言。
「ワンピースタイプの肌着が楽だし、あなたたちには向いていると思うわよ」

着るのが楽だということもあるが、茶道ならではの理由も。
私も同門のお仲間も茶道を始める前に仕立てた着物でお稽古をしているので、茶道向きになるよう着物の前幅を広く仕立てる、ということをしていない。
さらに正座での所作に慣れていないので、お稽古の最中に着物の膝が開いて長襦袢が見えてしまうこともある。
先生は襦袢が見えたぐらいでは何もおっしゃらないが
「襦袢も開いてしまった時にその下が裾除けだと、最悪はそこも開いてしまって膝が見えてしまうことがある。流石にそれは良くないでしょう」
つまり初心者のうちは膝下丈のワンピース肌着を着て正座しても膝が隠れるようにしておくと安心だということで、なるほどこれも茶道ならではの考え方があるなと納得した。
もちろん「昔ながらの裾除けを着るべき」という先生もいらっしゃると思うし、確かに着姿はその方が綺麗だと思うけれど。



そして襦袢のお尻部分が傷むことについては
「絹の襦袢なんてもったいない。洗える襦袢にしなさい」
それなら傷んでも自分で適当に直せるでしょう、柔軟剤を使って洗えば化繊でも絹の着物と相性が悪くはないですよ、茶会にも着ていいんですよとおっしゃってこちらも納得。
今回傷んだ襦袢は茶道以外のお出掛け用に回して、茶道用に新しく洗える襦袢を用意した方がランニングコストを含めたら安く上がるし何かと楽ちんだ。
洗いに出せば傷んだ部分も少しは布目が整って戻ってくると思うし、そのあとはもうタンスにしまっておこう…

by Medalog | 2019-01-31 19:50 | きもの | Comments(4)

僧衣で運転「違反確認できず」 福井県警が僧侶に伝達 (YAHOO!ニュース/福井新聞ONLINE)

昨年末に福井県で袈裟を着て運転をしていた男性僧侶が交通違反で切符を切られたことについて 今月初旬のブログ記事に書いた のだが、その後どうなったのかが報道されたので記録しておく。

冒頭のリンクの通り、「証拠が十分に確保できず違反事実が確認できなかった」として、反則金の支払いを拒んだ男性を書類送検しない方針を明らかにした、とのこと。



なるべき結果になってよかった。
今後も着物を普通に着て運転する分には問題になることはなさそうだ。
皆様、今後も着物で楽しく安全運転を!

by Medalog | 2019-01-29 12:38 | きもの | Comments(0)

ちょい掛け その2

私は何かと要領が悪いのだと思う。
着物を脱ぐときに着物や帯はすぐにハンガーに掛けても、腰ひもなどの小物類はとりあえず一箇所にまとめて脱ぎ捨ててしまい、洋服に着替えてから一つずつどこかに掛けて風を通すのが今までのやり方だった。

でもそれだと時間がないときや疲れたときは小物の整理をつい後回しにしてしまって、その部屋が雑然としたり、腰ひもがヨレヨレになってしまったり。
毎回そうなるわけではないので悩むほどではないが、ずっと気にはなっていた。



d0048332_10441621.jpg(使用後のヨレヨレの小物の写真でごめんなさい)

ニトリでふと見つけて買った「ネクタイ・スカーフ・ベルトハンガー」という商品。表面が起毛の滑り止め加工になっている。
着物を脱ぎながら小物類を全てこのハンガーに掛けるようにしてみた。

私の場合は左から帯締めとコーリンベルト、帯揚げ、帯枕、腰当てパッド、腰ひも3本(着付け時の仮ひも含め)。
伊達締めは撮影のために外したが、丸い穴に入れにくいので肩の部分に掛けてみた。起毛なので適当に掛けても滑り落ちない。



するとどうでしょう。
着物を脱ぎ終わると同時に、毎回洗う足袋や肌着以外のものは全てハンガーに掛かってスッキリとした状態に!
これを着物や帯と一緒に、前回の記事にした突っ張り棒に掛ければその日は終了。
着物を脱いで、衣裳敷を畳んで、洗濯物を持って部屋を出れば、もう翌日までその部屋に戻らなくても大丈夫なのだ。着物も部屋もスッキリ片付いた状態になるまでに、急げば5分ぐらいだろうか。

茶道の稽古日が夫のNO残業デーと重なっていて、いつも帰宅後すぐに着物を脱いでキッチンに立たないと夕食が遅れてしまうので結構慌ただしい。
だからこういう細かいことでちょっとでも時間短縮になったり作業が楽になるととても嬉しい。
もしかしたら着物ユーザーには常識のようなことかもしれないけど…

次回着物を着るのは茶会のお手伝いで夜明け前に着付けをするので、前日からこのハンガーに全ての小物を掛けておけば慌てずに着付けができるのではないかと思っている。
そうだ、クリップも3つほど使うのでこのハンガーに挟んでおこう。
今までは浅い舟形のバッグに着付け小物を入れていて毎回そこから出しながら着付けをしていたのだが、予備の小物も入っているので焦っている時は使いたい小物が見つからなくてアワアワすることも(これも要領が悪いのだと思う)。
でもこれからは慌てなくても大丈夫かな。

by Medalog | 2019-01-24 11:28 | きもの | Comments(2)

今の住まいであるマンションには、着た着物を一晩「ちょい掛け」しておく場所がない。
和室がないので長押もない。もちろん衣桁なんてない。
仕方なく本棚の上やクローゼットの扉に着物や帯のハンガーを掛けていたが、不安定だし見た目も悪い。
着物を掛けているときに夫がクローゼットや本棚を使う時は、汚したり落としたりしそうでヒヤヒヤするが、夫が使う場所に着物を掛けているこちらが悪いので何も言えず。
そんな状態で4年ほど過ごしていた。



先月末。
帯締めの収納を考えているうちに着物コーナーの模様替えになり、他の部屋から棚を持ってきて収納スペースがちょっと充実した。
そのついでに着物のちょい掛けコーナーも作ろうと思い立つ。

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写真の左の棚が他の部屋から持ってきたもの。
無骨だが収納力はたっぷり。
棚の中身はまだ仮置き状態なので、今後使いやすく整える予定。

そして棚の上部に突っ張り棒を付けた。
左の棚は私しか使わないので夫の導線にはかからず、安心して着物を掛けておける。

ただ袷の着物、袋帯、コート類、長襦袢を全て掛けるとなると結構な重さになるので、そんな重さに耐えられる突っ張り棒なんてあるのかしら…と思っていたら、近所のホームセンターで耐荷重50kgのものが2,000円以下で買えた。
いまどきは安くて便利なものが本当にたくさんあるんだなあ。

耐荷重50kgなので、これだけのものを掛けても全く問題ない。
ただし突っ張る力がかなり強いので、設置する壁面が弱いと設置の段階で穴を開けてしまうと思う。壁の中に柱などの下地がある場所につけましょう。

気になるのは奥の窓。
北向きだが陽の光は入るので、掛けた着物や棚の小物がヤケてしまいそう。
カーテンに遮光裏地をつけなくては。



着物収納も充実したことだし、お稽古のない今週は遊びで着物を着ようかな〜と思っていたら、急な寒さについていけず久しぶりの風邪を引いてしまった。
冬はマンション内の空気がカラカラに乾燥してしまう。
結露がないのはありがたいのだが肌も喉もカラカラになり、今回も喉から風邪を引いた。

緩めに脱水した洗濯物をリビングで室内干しにして少しでも湿度を増やそうとしている。
除湿機(訂正・1/18)加湿器を持っていないので欲しいのだが、こまめに手入れしないと内部にカビができて室内に放散されると聞くのでつい敬遠してしまう。
皆様は室内の乾燥対策はどのようになさっているのでしょうか…

by Medalog | 2019-01-17 11:10 | きもの | Comments(4)

足袋の繕いと余談

初釜には新しい足袋を履いて出掛けた。
その足袋を洗って昨年一年間履いた足袋と並べてみたら、さほど傷んでいないと思っていた古い足袋が実はうっすらと黒ずんでいて、生地が毛羽立っているのに気付いた。
もう20回は履いているのだから仕方がない。よく保っている方だと思う。

そして少し前から見て見ぬ振りをしていたのが、一年間履いた足袋のほころび。
親指の側面の縫い目近くの生地が裂け始めている。
繕う手間は大したことがないのだろうが、せっかく履き心地の良い足袋を繕ったらそこがゴロゴロして痛くならないか?とか、繕いのある足袋でお稽古に行ってもいいのかしら?と考えて先延ばししていたら裂け目が目に見えて大きくなった。
これはもう縫うしかない!

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写真を載せるほどの出来栄えではないけれど、パッと見たぐらいではわからない感じになったかな。
これならお稽古で履いても目立たないと思う。
履き心地も今までと変わらなかったのでよかった。
早めに繕いながら使っていけばあと一年使えそうな気がしてきた。



余談その1
足袋の繕いかたやお手入れ方法を検索していたら、ひどく汚れた足袋を高圧洗浄機で洗ってみるという動画を見つけた。
高圧洗浄機とは家の外壁や車のホイールに勢いよく水を当てて綺麗にする機械。通販番組でよく見かけるやつだ。
動画を見てみたら、真っ黒だった足袋の底がものの数秒で綺麗になっていて、その見事な効果と、足袋という和のものに似付かわしくない水圧の激しさに思わず笑ってしまった。
お坊さんや弓道をなさる方などは、足袋底の汚れかたが茶道とは桁違いだと思うので、これを真似したい方も多いのではないかしら。ただし水流が強すぎて、新しい足袋なら耐えられるが傷んできた足袋だとボロボロになるそうなので現実的ではないのだろうが。



余談その2
お坊さんつながりで。
初釜の席で話題になったのが、昨年末に福井県で袈裟を着て運転をしていた男性僧侶が交通違反で切符を切られたという事件。
福井県には「運転に支障のある衣服での運転」を違反とする規則があり、僧侶が来ていた袈裟(実際には改良衣という道中着のような形の衣服らしい)が違反に当たると判断されたのだそうだ。
話題の一つは「福井県警は僧侶の装いのどの部分が違反なのかを明確に示さないと、今後福井県を運転する僧侶は何を着ればいいのかわからなくなってしまうのでは?」ということ。
そしてもう一つは「袈裟が危険なら私たちの着物も危険なのか?」ということ。

着物のほうが一般的な洋服よりも運転しづらいのは確かだと思うが、着物で切符を切られたという話はあまり聞かない気がする。(草履が違反だと判断された話は聞いたことがある)
1/10追記・「くるまのニュース」さんの記事 によると、東京・神奈川・大阪の交通規則では履物については明記されているが衣服については触れられていないそうなので、着物を着ているだけで違反になることはなさそう。福井県は衣服についても明記されている。お住まいの自治体の規則はいかがですか?

袖がダメだというなら運転時は袖をたもとクリップで留めれば危険じゃなくなるのかしら。
もしくは袖がゴムでつぼまった水屋着や割烹着なら危険じゃないのかしら。
私は今は運転をしないのだが、同席した方のほとんどは着物で運転をする方ばかりなので結構切実な問題として捉えていらした。着物で運転をする方はかなり多いと思うので、今後大きな問題として取り上げられるかもしれない。
ニュースの続報に注目したい。

ちなみに、この違反切符に異を唱える全国の僧侶の皆さんが、 #僧衣でできるもん というハッシュタグをつけて僧衣で縄跳びやらジャグリングやらリフティングをしている動画をネットにアップして僧衣の動きやすさをアピールしているのがちょっと面白いですよ。



1/10 18:31追記
福井県警の見解が出ました。問題は僧衣そのものではなく着方の問題らしい。
以下記事より抜粋…
男性はくるぶしまでの長さの白衣の上に、両袖の袖丈が約30センチの僧衣「布袍(ふほう)」を着用し▽白衣の裾幅が狭く、両脚の太もも、膝、足元が密着している▽布袍の両袖が下に垂れ下がっている―状態で運転していた
…とのことで、これだとほぼ一般の着物に当てはまってしまう。
袖丈30センチの僧衣が危険なら、通常袖丈49センチ前後の女性の着物はさらに危険だ。
両足が密着しているのも女性の着物なら普通の着方だし。
福井県の僧侶だけでなく着物を着る一般人にも関係のある話になってきましたね。

by Medalog | 2019-01-10 13:17 | きもの | Comments(4)

どうしても増える

今年最後の茶道のお稽古が終わり、今年はもう着物を着ないので着物周りとお稽古周りのものを片付けた。

この秋に着物の収納を見直してかなり使いやすくなったのに、帯締め収納だけがしっくりこなくて「とりあえずこんな感じで」と思いつつ過ごしていたら、やはりそこから散らかり始めてしまう。
収納グッズを買い足さずに整理できるのはここまでかな。できるだけ家具や収納グッズは増やしたくなかったけど来年は買い足そう。

茶道のお稽古を始めて、茶会の客やお手伝いのときに着るものがなくてシルックの単色無地や袋帯、名古屋帯など買い足してしまった。
稽古用の着物は今まで着ていた紬や木綿に麻、義母のおさがりの小紋で数は十分足りていると思っていたところに先生から2枚の紬をお下がりで頂戴して、枚数が増えた。
これ以上着物や帯を増やすのは、お金との相談以上に収納との相談になるので、本当に気を引き締めていかなくては…

宝くじが高額当選したら、着物や帯の前に収納スペースと収納家具が欲しいよ〜!
今のマンションの室内には家具を増やせないので他に一部屋借りないといけないけど(笑)
まあそれは無理なので、おとなしくホームセンターで帯締め収納に使えそうな小棚でも探してきます。

by Medalog | 2018-12-27 17:13 | きもの | Comments(2)

御影

兵庫県に着物で出かけたのは、初めてかもしれない。
神戸市東灘区にある、香雪美術館に出かけてきた。

茶道の先生に入門して9ヶ月。
これまでお点前の手順や教室内での礼儀振る舞いを覚えるのが精一杯で、お稽古の中で先生が教えてくださる茶道具の作者や産地などについてはただ「へぇー」「ほぉー」と感心して聞いているだけだったのだが、思えば50歳を過ぎてからの入門は相当遅い。
お点前以外の知識や教養もある程度は自分で勉強しないと、他人よりも短い茶道人生を楽しめないまま終わるのではないかと遅まきながら気付き、茶道に関わる展示などがあればできるだけ見に行くことに決めたのだ。

そして早速検索してみたら今週末で展示が終了なのが、この美術館だった。
いまどきは何事も便利で「京阪神の展覧会」を一覧にしてくれているwebページを見つけたので、今まで縁のなかった兵庫の美術館もこれから楽しむ機会が増えそうだ。



d0048332_19042888.jpg で、香雪美術館。

 『川喜田半泥子を育てた名品 石水美術館の茶道具』という展示で、半泥子はかつて私が住んでいた三重県中部の出身ということで、少し縁があると思うと素人でもとっつきやすい。

 三重県にいた頃は半泥子のハの字も知らなかったが、今思えば半泥子が自ら作陶に励んでいた津市千歳山のあたりは、私がかつて勤めていた会社の目と鼻の先だったらしい。勝手に親近感を抱いてしまう。

展示されていたのは茶道具や掛け軸が80点弱。
茶碗が中心で、香合や茶杓など小さいものも含めてその数なので、相当こじんまりした展示ではあった。ただ選び抜かれた品々で私としてはとても見ごたえがあった。
最近は気力体力が衰えているのか大規模な展示だと最後まで集中力が続かないのだが、このぐらいの点数だと気に入ったものは二度三度と鑑賞して満足できるのはいい。

ただ遠くからわざわざこの展示のために来るなら、ちょっと物足りないかも。
普段は美術館前の前庭しか解放されていないが、その奥にある広大な庭園の特別見学会が月に数回行われているようなので(事前申し込みが必要)それと合わせて展示も見るのがいいかもしれない。
私も来年は庭園の見学会に行ってみたい!次の日程が発表になったら申し込んでみようかな。
もしくは御影周辺のグルメと合わせて楽しむとか。
御影マダム御用達のレストランや、何と言っても酒の名産地・灘のエリアなので海沿いに行くと有名酒造の施設がたくさんある。試飲・買い物もできるし、酒を楽しめる和食店・蕎麦屋などもいろいろあるようなので電車で行くならそれもいいなあ。海の方は歩くにはちょっと距離がありそうだけど。



ブログタイトルが「香雪美術館」でなく「御影」なのは、初めて行った御影の街がとても素敵だったから。
おそらく阪神淡路大震災のせいか比較的新しい建物が多いように感じたが、雰囲気や色合いがなんとなく合っていて落ち着いたお洒落な街並みだった。
高さ制限があるのだろうか、マンションが低層なのも高級感がある。
スーパーライフの前を通りかかった。うちの近所のライフと同じものを売っているだろうが、出て来るお客さんがみんな素敵!気張ったお洒落ではなくワンマイルウエアだろうに、ダウンジャケットのデザインやマフラーの巻き方、隙のないヘアスタイルなど、御影のマダム達(年配の方も若い方も)は本当に普段からお洒落にしているのだなあと感心してしまった。
私も次にライフに行く時には少し気を使ったスタイルで行こう…



d0048332_19322649.jpg たくさん着すぎて少し飽きが来ていた、グレーの無地紬。

 この日は雨模様だったので、雨に強いこの紬を久しぶりに着てみた。

 先週のお稽古でも締めた白地の帯に、グリーンの三分紐と赤い帯揚げでちょっとだけクリスマスな感じ。
 茶道のお稽古では帯留が使えないので三分紐は久しぶりだったが、写真で見るとこんなに細かったっけ?と思ってしまう。赤と緑の二本使いにしてもよかったな。

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雨で白足袋が汚れるのが嫌だったので、久しぶりに保多織のグレーの足袋を履いてみた。

すると不思議なことに、平坦で飽きが来ていたはずのグレー紬が急に粋な感じになった気がして、いつもよりも楽しくこの紬を着ていられた。

なるほど、小物ってやっぱり大切だな。
せっかくだから半襟も白以外のものにすればよかった!
茶道のお稽古だと半襟も足袋も白だけれど、普段の時は小物の色を替えてこの紬を楽しんでみよう。



by Medalog | 2018-12-21 19:50 | きもの | Comments(4)