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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

ひとえ襦袢の準備

ひとえ襦袢・・・と言っても、嘘つき襦袢の話です。
単袖の襦袢は持っていないので、シルックあたりで1枚仕立ててもいいかな?と
思っていたのだけれど、今の時点でこれという素材が見つからなかったので、
とりあえずこの春の単用には嘘つき襦袢の袖を作ることにした。
早く準備しないと、いつ単を着てもおかしくない気候だからね。


ひとえ襦袢の準備_d0048332_07512.jpgインターネットで単の替え袖ひと組分で売られていた正絹のはぎれ。

琵琶湖の魚をモチーフにしているのだそうだ。
メダカやドジョウ、鯉、鯰。あとザリガニ?
水草はマツモかしら?

メダカ柄の襦袢地も探していたのだが、メダカだけだとネコ柄塩沢と合わせた時にネコにいじめられてしまいそうだなと思っていたところ、この襦袢地を発見。
琵琶湖の主みたいな鯰がいるから、ネコからメダカを守ってくれるでしょう。

・・・なんて。
40も過ぎてこんなことを本気で考えている自分が怖いわ。



ひとえ襦袢の準備_d0048332_0155579.gifこの襦袢地は地色が濃いせいか、染めの柄が裏には写らず、裏は全くの無地の状態。
ひとえ袖なので外表にするか中表にするか迷ったが、とりあえず外表で作ってみた。

面ファスナーは硬くて手縫いでは縫いづらいので、今まで持っている替え袖にも付けたことがなかったのだが、着付け教室で和裁の得意な方に聞いたところ「ミシンでガーッと付けちゃえば早いよ」とのことなので、ミシンを引っ張りだして付けたら確かに早かった。
(横着して白い糸で縫ってしまったのがちょっと後悔)

去年作った正絹絽の替え袖にも面ファスナーを付けたので、今までのように美容ランジェリーに縫い付ける必要がなく、さっと使えて便利になった。


ひとえ襦袢の準備_d0048332_026066.gif袖口側は生地のミミを生かして、折り込まずそのまんま。

袖の振り側は、一寸ほど表地を中に折り込んであるが、
一寸以上奥はグレーの無地が見えてしまう状態。
これでいいのかしら?
お友達や他の方々の袖の振りの奥など
見えたことがないから、きっと大丈夫なんでしょう。

地色のグレーはかなり濃いめ。
ネットで見た時には白に近いライトグレーに見えたので
品物が届いた時にはギョッとしたのだが、
これもネットの宿命か。

でも白の塩沢に濃い色の襦袢も新鮮で面白いかな、と思い直した。
(緑のぜんまい紬には合うかどうか心配だけど…)
by Medalog | 2009-04-14 00:57 | きもの | Comments(0)