2007年 09月 24日
襦袢で悩む
今月は「夏着物をいつまで着ようかな」と悩んだ方も多かったのでは?
私は今のところそういう悩みを持ったことがない。
夏着物は透け感の強い紗小紋とポリ絽しか持っておらず、前倒しは可能でも9月に着るという選択肢は全くないと考えているからだ。
(小千谷があれば悩めるのになぁ〜)
だから先日着物を着た時は、迷わず単衣のぜんまい紬を選んだ。
しかし襦袢をどうするべきについては迷ってしまった。
夏の間に一度試そうと思いながら試さずじまいだったあしべ織汗取り襦袢に、美容衿と替え袖を付けて着てみるべきか。
9月も後半になってそれほど汗はかかないだろうから、汗取り襦袢は止めて居内商店の綿麻襦袢だけにするべきか。
…迷いつつも綿麻襦袢に半衿を付けておいたのだが、何を血迷ったか当日になってあしべ織汗取り襦袢と綿麻襦袢を両方重ね着してしまったのだ。
居内商店の綿麻襦袢というのは結構厚手でシャリッとした張りがあり、ぜんまい紬のほうがよほど柔らかい。
これに厚みのあるあしべ織襦袢を重ねてしまったので、着付けが終わった時にはいつにも増して胴回りがパンパンに。
そしてもちろん暑かった。
あしべ織はたしかに汗を吸い取ってくれたが、これを着なければこんなに汗をかかなかったのでは?とも思ったり。
でも着物を長く大切に着ていくためには、必要な下着なんだろうな。
9/25追記:
私が持っているあしべ織襦袢は、まだ使い初めのせいか洗うと色が出てくる。洗濯表示にも「色移りするので他の洗濯物と分けて洗ってください」とある。白い着物と一緒に着用する際は、この襦袢に直接着物が触れるような着方はしない方がいいのかも?
そして綿麻襦袢は、私の着付けも悪いのだろうが足さばきが悪く、歩いているうちに太ももの前あたりにシワがよってしまい、柔らかいぜんまい紬のシルエットにも響いてしまう。
次にこの襦袢を着る時には柔軟剤を効かせて洗濯して、少しでも柔らかくしておかなくちゃ。
そしてシワが寄らないようにきちんと着付けをして、歩き方に気を付けて…
着こなすには、ちょっと頑張らないといけないみたいだ。う〜ん。
今回、着付けでうまくいかなかったこと。
まずは衿。いつもキツキツに合わせてしまう癖がある。
洋服で言えば、第一ボタンまできっちり締めているようなピッチリ感に…。
「これでも昔よりは着付けが上達してるのかなあ」と思って以前のブログの記事を見てみたら、意外や1年前の方が衿をゆったり綺麗に合わせている。
自己流着付けであれこれ試行錯誤しているうちに、出来ていたことが出来なくなってしまったようだ。もう一度できるように頑張らないと。
もうひとつはおはしょり。
おはしょりがすっきりするように下前を斜めに折り上げているのに、なぜがいつも下がってきて結局おはしょりがだぶついてしまうのだが、今回その理由がやっとわかった。
折り上げる幅が少な過ぎて、胸紐に届かず押さえられていなかったのだ。
「なぜ折り上げているのか」を考えればすぐに分かる話だったのに、着付けの本を見ながら形だけ真似をしていたので長い間気付かなかったのだ。情けない話。
次回着る時に、両方クリアできたらいいな。
私は今のところそういう悩みを持ったことがない。
夏着物は透け感の強い紗小紋とポリ絽しか持っておらず、前倒しは可能でも9月に着るという選択肢は全くないと考えているからだ。
(小千谷があれば悩めるのになぁ〜)
だから先日着物を着た時は、迷わず単衣のぜんまい紬を選んだ。
しかし襦袢をどうするべきについては迷ってしまった。
夏の間に一度試そうと思いながら試さずじまいだったあしべ織汗取り襦袢に、美容衿と替え袖を付けて着てみるべきか。
9月も後半になってそれほど汗はかかないだろうから、汗取り襦袢は止めて居内商店の綿麻襦袢だけにするべきか。
…迷いつつも綿麻襦袢に半衿を付けておいたのだが、何を血迷ったか当日になってあしべ織汗取り襦袢と綿麻襦袢を両方重ね着してしまったのだ。
居内商店の綿麻襦袢というのは結構厚手でシャリッとした張りがあり、ぜんまい紬のほうがよほど柔らかい。
これに厚みのあるあしべ織襦袢を重ねてしまったので、着付けが終わった時にはいつにも増して胴回りがパンパンに。
そしてもちろん暑かった。
あしべ織はたしかに汗を吸い取ってくれたが、これを着なければこんなに汗をかかなかったのでは?とも思ったり。
でも着物を長く大切に着ていくためには、必要な下着なんだろうな。
9/25追記:
私が持っているあしべ織襦袢は、まだ使い初めのせいか洗うと色が出てくる。洗濯表示にも「色移りするので他の洗濯物と分けて洗ってください」とある。白い着物と一緒に着用する際は、この襦袢に直接着物が触れるような着方はしない方がいいのかも?
そして綿麻襦袢は、私の着付けも悪いのだろうが足さばきが悪く、歩いているうちに太ももの前あたりにシワがよってしまい、柔らかいぜんまい紬のシルエットにも響いてしまう。
次にこの襦袢を着る時には柔軟剤を効かせて洗濯して、少しでも柔らかくしておかなくちゃ。
そしてシワが寄らないようにきちんと着付けをして、歩き方に気を付けて…
着こなすには、ちょっと頑張らないといけないみたいだ。う〜ん。
今回、着付けでうまくいかなかったこと。
まずは衿。いつもキツキツに合わせてしまう癖がある。
洋服で言えば、第一ボタンまできっちり締めているようなピッチリ感に…。
「これでも昔よりは着付けが上達してるのかなあ」と思って以前のブログの記事を見てみたら、意外や1年前の方が衿をゆったり綺麗に合わせている。
自己流着付けであれこれ試行錯誤しているうちに、出来ていたことが出来なくなってしまったようだ。もう一度できるように頑張らないと。
もうひとつはおはしょり。
おはしょりがすっきりするように下前を斜めに折り上げているのに、なぜがいつも下がってきて結局おはしょりがだぶついてしまうのだが、今回その理由がやっとわかった。
折り上げる幅が少な過ぎて、胸紐に届かず押さえられていなかったのだ。
「なぜ折り上げているのか」を考えればすぐに分かる話だったのに、着付けの本を見ながら形だけ真似をしていたので長い間気付かなかったのだ。情けない話。
次回着る時に、両方クリアできたらいいな。
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小判屋 圭祐
at 2007-09-25 01:47
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一度ゆっくり着付けをしましょうか・・・・・
本はダメやとおもいます。下着~長襦袢~着物までゆっくりメダカちゃん
の体系に合わせた着方で・・・・・下着と襦袢がキッチリ決まれば案外
着物は楽だよ・・・コツを伝授します。
本はダメやとおもいます。下着~長襦袢~着物までゆっくりメダカちゃん
の体系に合わせた着方で・・・・・下着と襦袢がキッチリ決まれば案外
着物は楽だよ・・・コツを伝授します。
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小判屋 圭祐さんへ
長襦袢が着付けの肝であるというのは知っているんですが、どこが間違っているのかが自己流ゆえになかなかわからなくて…
着物を着始めて2年近くになるのに、一進一退の有様です。
コツの伝授、よろしくお願いいたします。その前に自分でも練習しておきますね!
長襦袢が着付けの肝であるというのは知っているんですが、どこが間違っているのかが自己流ゆえになかなかわからなくて…
着物を着始めて2年近くになるのに、一進一退の有様です。
コツの伝授、よろしくお願いいたします。その前に自分でも練習しておきますね!
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神奈川絵美
at 2007-09-25 16:00
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こんにちは! 私なぞ袷の時期でも10月初旬なら海島綿です(汗)。
さすがに、やわらかものでは気後れしますが・・・。
胴には四季問わずさらしをぐるぐる。でもあしべ汗とりも評判が良いですよね。
衣替えの時期って、いろいろ悩みますよね。
さすがに、やわらかものでは気後れしますが・・・。
胴には四季問わずさらしをぐるぐる。でもあしべ汗とりも評判が良いですよね。
衣替えの時期って、いろいろ悩みますよね。
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Medalog at 2007-09-25 20:41
絵美さんへ
海島綿は柔らかくて着心地がよいと聞いたことがあります。10月初旬なら全く問題ないのでは?
襦袢は、着物よりももっとフレキシブルにしていいんじゃないかな〜と思います。半衿や替え袖をうまいこと使って…。
絵美さんはさらしを使っていらっしゃるんですね!私も興味があって実は購入したのですが、やり方が今ひとつわからないのと手間がかかりそうなのでついつい放置…いっつも途中で投げ出してしまうんですよね。
海島綿は柔らかくて着心地がよいと聞いたことがあります。10月初旬なら全く問題ないのでは?
襦袢は、着物よりももっとフレキシブルにしていいんじゃないかな〜と思います。半衿や替え袖をうまいこと使って…。
絵美さんはさらしを使っていらっしゃるんですね!私も興味があって実は購入したのですが、やり方が今ひとつわからないのと手間がかかりそうなのでついつい放置…いっつも途中で投げ出してしまうんですよね。
by Medalog
| 2007-09-24 12:40
| きもの
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Comments(4)