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大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
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着物をほどく

d0048332_1114166.gif頂き物の着物。
やさしい色合いで、綺麗な刺繍が付いている。

数カ所にシミが付いているのと、丈が合わない部分があって仕立て直しをするので、洗い張りに出すことにした。

着物を、自分でほどいてみる。
洗張り屋さんに頼んでも数千円でお願いできる作業だが、興味もあるので自分でやってみた。

午後3時、2時間もののサスペンスドラマが始まるのに合わせて、衿からほどいていく。このドラマが終わる頃には着物もほどき終わるんじゃないかと思っていたのだが、とんでもなかった。
1時間半が経過し、そろそろ真犯人がわかってきたのに、やっと衿が解き終わった状態(衿部分が一番複雑なせいもあるが)。二時間経ってドラマが終わっても、着物の形はほとんど変わらないままだ。
夕食の買い物と支度を挟み、全部をほどき終わったのは夜。4時間以上かかったと思う。

d0048332_1122188.gif着物の構造がよくわかっていなかったのと、この生地をまた仕立て直すと思うと傷つけるのが怖くてゆっくりとしか作業ができなかった。それに、角の力がかかる部分はしっかりと留められていて、糸切りばさみひとつではなかなかうまくほどけない。
プロの人、慣れた人は、もっと早くほどくのかしら。


あと洗張りの吉田屋さんからのアドバイスとして、「ほどいた糸と間違えて緯糸を引っ張って抜いてしまうと、着物に筋ができてしまうので気をつけてくださいね」とのことだった。
なるほど、洋服と違って布の端をジグザクミシンなどでまつっていないので、たくさんの糸が出ている。気をつけないと、何かに引っ掛けて一本ぐらい抜いてしまいそうだった。
ほかにもいろいろコツがあるんだろうな。何回かやってみたら覚えるかしら。


しかしほどいてみてわかったのは、和裁がいかに緻密で根気のいる作業かということだ。
ひと針ひと針がミシン目のように細かく縫われている。それに着物は長いので、縫う長さ(距離と呼びたくなる)も相当長いだろう。
得意ではないにせよ手作業が嫌いではない私は「趣味として和裁も始めちゃおうかな〜。単衣の着物ぐらい縫えるようになるかも。」などと思い始めていたのだが、とんでもなかった。
これは私には無理、無理! 
自己流で半幅帯やうそつき替え袖を作ることで満足しておいたほうが身のためかも。

ほどいた着物は洗張り屋さんへ送る。
ひと月ほどで仕上がるそうだ。
洗い上がった反物を、何に仕立てるかを考えるのも楽しみだ。
シミが取れればまた着物に、シミが残るようならコート系にしようかな。
思い切って、防水加工をして晴雨兼用コートなんてどうだろう。生地が柔らかいので向いていないかしら?
参考にするために雑誌をめくる時間がまた増えそう…。
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Commented by 小判屋 圭祐 at 2007-04-06 12:16 x
和裁は若いから今から始めてもできますよ。単衣も運針が出きれば
やれるはず、後は細かい処だけだもの、老眼になったてからじゃ遅いし

私は雨コートは二枚持っているけど全部紬の着物からのリホームです
もちろん母のお古と柄が大きくて着ずらかった琉球絣模様の十日町紬
なのです。

柔らか物は道中着の方が向いています。刺繍があるので
高級感のある物になると思うよ。
Commented by miwaxsmania at 2007-04-06 17:57
うわー、きれいな刺繍の着物。小判屋さんからMedalogさんへ継がれて良かったですね。(つくづく、出会いって不思議だなーと思います。)
私なら、シミが取れたらこの色のまま着物に仕立てたいです。特にMedalogさんは、大きなお目目で優しい顔つき(しかも若く見える!)をされているので、きれいな色がばっちりお似合いになると思うんですよ。

お似合いの一点が出来上がることを楽しみにしています。
Commented by Medalog at 2007-04-06 20:36
小判屋さんへ
何冊かの本を読んだり、人に聞いたりしても、やはり着尺を雨コートにするなら紬が向いているようですね。
雨コートは欲しいけれど緊急ではないので、この着物から無理に作ることもないですね。道中着にしたら、出番が増えてくれそうです。
敢えて大島などのかたい着物に合わせるのもいいかな、と夢が膨らみます。
Commented by Medalog at 2007-04-06 20:45
ミワさんへ
刺繍、とても綺麗なんです。ぜひ直接見ていただきたいです。
上半身に点在するシミさえなければとても状態がいいので、私も着物として着られたらいいなと思うのですが、もしシミが残るようなら着物としては無理かも…ということで、洗い張り&染み抜きの結果待ちです。

>大きなお目目で優しい顔つき
うふ、褒めてもらっちゃった〜(すぐにつけあがる)
冗談はさておき、洋服よりも着物のほうが可愛いモノに挑戦しやすいですね。ミワさんのようなスッキリシンプルなスタイルが私の目指すところだったのですが、最近は「年甲斐もなくブリブリな着物もアリか?」なんて思ったり。
他の方から着物をいただくのは、普段自分では手を出さないタイプの物に挑戦するいい機会でもあると思うので、本当にワクワクします。
最近はブログを通じて素敵な出会いが多くて、楽しい毎日です。
Commented by amethyst at 2007-04-08 07:59 x
きものをほどくなんて勇気がありますね。
私なんて数回しつけをほどいたけれどその箇所の多さにびっくりです。
しかも端がきれいにみえないようにしてあるので仕付け糸のこしたまま
着てますよ 笑 無理に端を探そうとしてきものの糸自体をひっぱりそうになりあわてました。

おきもの可愛らしい感じですね。みわさんが書いている雰囲気からしても
お似合いになりそうです。着物で使えるといいですね~
Commented by momorangu at 2007-04-08 15:14
着物をほどく作業大変そうだけど、興味深々です。
和裁はした事ありませんが、このほどく作業はしてみたい!!!
長さの違う同じ幅の布が何枚もできるわけですよね?!
それをどのように違う種類の着物に仕立てるんでしょうかねぇ~?
不思議は不思議を呼ぶといった感じで、
私の頭の中は???が一杯!
出来上がるの楽しみにしてまぁ~す(^。^)y-.。o○
Commented by 神奈川絵美 at 2007-04-08 15:18 x
4時間とは! お疲れさまでした・・・。私もこちらを拝読するまでは、着物をほどくのって「しつけ糸」をとるのに毛が生えた程度の感覚しか持っていませんでした。細密に針目があるのですね。勉強になりました。
せっかく手をかけ時間をかけ解いた着物、長着でも羽織でも、ステキに生まれ変わるといいですね!
Commented by Medalog at 2007-04-08 21:28
amethystさんへ
この着物をくださった小判屋さんが「自分でほどいてみたら?」とおっしゃってくださったのでやってみたのですが、そうでなければ着物にハサミを入れるなんて怖くてできなかったと思います。実際、ほどいている最中もハサミが布に引っ掛かってドキッとすることが数回…。
しつけの糸、私も端の結びの部分が付いたまま着ています。あれはみなさんどうなさってるんでしょうか???
Commented by Medalog at 2007-04-08 21:35
momoranguさんへ
ほどく作業は、知識はなくても一応できましたが、表地・裏地・両方を縫い合わせる縫い目と、一カ所に幾重にも重なっていたりして、和裁の大変さを思い知りました。
洗張りの吉田屋さんが、「ほどいた布地をどう繋げば一枚の反物に戻るか」を絵に描いてくれました。衿などは幅は狭いですが、縫い合わせればちゃ〜んと反物の形になるそうで、和服の便利さに感心しました。
仕組み?がわからないと、ほんとに不思議に感じますよね〜。
Commented by Medalog at 2007-04-08 21:40
神奈川絵美さんへ
4時間って、掛かり過ぎなんでしょうか?プロの人がこんなに時間がかかっていたら商売にならないでしょうから、きっと1〜2時間(もっと早いかも)でほどくんでしょうね。
特に角の部分などはしっかりと留め縫いされていて、糸と一緒に布まで切ってしまいそうでついつい慎重になり、時間がかかってしまいました。(ちょっと怖かったです)
これはいただいた着物ですが、自分でほどくと愛着が湧いてきます。どんな着物に生まれ変わるのか…自分でも楽しみです。
Commented by 小判屋 圭祐 at 2007-04-09 15:05 x
帯の布はスタンバイでしました。今日の小判屋の画像を見てください
すぐに縫える状態にしました。帯芯も古いので良ければ洗ったのが
あります。初回はすべてあるもの利用でいきましょう。銘仙のバラ・
黒地に赤の更紗は貴女用にと思っています。普段使いなら面白いで
しょう。これが成功すれば船場へ行きましょう。どちらも早く縫えれば
単衣の着物用に間にあいます。電話まってます。
Commented by Medalog at 2007-04-09 21:30
小判屋さんへ
ブログ拝見しました。素敵な布ですね! 銘仙のバラも、黒地に赤の更紗も、帯としてはなかなか手に入らなさそう…。ありがとうございます。
ただ今週は日曜まで一日中仕事で留守にしておりまして(13日はmarchaさんと京都なんですが)、お電話できるのが来週になると思います。来週以降の小判屋さんのご都合のいい日でよろしくお願いいたします!
Commented by 白鷺 at 2007-04-09 22:18 x
素敵な帯が出来そうで楽しみですね。
良かったですね。
4時間もお疲れ様でした。上手な人ほど要所要所をしっかり止めてあるのでほどくのも大変です。
古いのは糸も湿気ているので縁側でひなたぼっこしながら・・・
ほどくのも勉強と言っていた祖母を思い出しました。
よくがんばりましたね。脱帽です。
Commented by Medalog at 2007-04-10 07:05 x
白鷺さんへ
なるほど、糸が湿気ている場合もあるのですね。次回機会があれば、ひなたぼっこしながらほどいてみます。
ブログに書くことで、こうやっていろいろな方に教えていただけるのは楽しいです!
私も「ほどくのも勉強になるかな」と思いながらほどきましたが、必死で作業するだけで勉強になったのかどうかわかりません(1回やっただけではまだまだですけど)・・・。何回かやらないとダメですね。
少しずつ短い時間で出来るようになったらいいなと思います。
Commented by marcha at 2007-04-10 11:51 x
小判屋きもの塾ですね。手引きしてもらえるMedalogさんはラッキーですよん^^。あの銘仙はMedalogさんの雰囲気にぴったりです。誰の思いも同じなんですね^^。素敵な帯がはやく出来上がり、ブログに登場するのを待っていますね
Commented by Medalog at 2007-04-10 20:39
marchaさんへ
小判屋さんのご好意に甘えっぱなしです。銘仙の布、とても素敵で仕上がりが楽しみなんですが、もしかしたらミシンではなくオール手縫いなのかしら?飽きずに縫いきれるだろうかとほんのり不安も湧いています。
そろそろ単衣の季節なので、濃紺の松阪木綿に合わせて着てみるつもりです。
Commented by marcha at 2007-04-11 23:11 x
今日は袷でもう暑かったですよ。13日、天気がよかったら厚いめの単衣にします。
Commented by marcha at 2007-04-11 23:12 x
大島紬はキャッシュ払いだと25%引きらしいです。
Commented by Medalog at 2007-04-12 07:44 x
marchaさんへ
もう、そんなに暑いんですか〜。先月の今頃は下着のシャツを着込んで羽織も着ていたのに…。
天気予報に雨マークも出ていますし、明日何を着て行こうか悩むなあ。
単と言っても松阪木綿じゃ京都に出るのは憚られる気がするし、やはり袷かな?とか、履き物はどうしよう? とか。(それも楽しいのですが)
明日楽しみにしています!
by Medalog | 2007-04-06 11:08 | きもの | Comments(19)