2019年 01月 09日
初釜
今年最初のお稽古・最初の着物は、先生のお宅でのお初釜。
私にとっては初めての初釜であり平成最後の初釜でもある。
私のような初心者にまで先生が心を込めたおもてなしをしてくださること、本当に感謝の一言だ。
私はマンション暮らしで正月らしい飾りといえば鏡餅とお花だけ。
だから先生のお宅で、門を入った瞬間から感じる華やかで清々しい正月・初釜の設えを心ゆくまで味わわせていただいた。
茶道具も初めて拝見するものばかり。
棚は紹鴎棚で、先生のお点前の最中に下部の地袋から水指が出てきたのには驚いた。(覚書・この棚には砂張という水指を使う)
途中で私も薄茶点前をさせていただき、普段使えないようなお道具で新年初のお点前ができて嬉しかった。
出来栄えは全然ダメだったけれど…
帰宅後なのでかなりヨレヨレの着姿ですが…
蔦の柄の付け下げ
花七宝にエ霞の袋帯
どちらも義母のもの。
付け下げは白地のものをシミ隠しのために薄茶色を掛けたもので、しばらく出番がなかったものだが茶道を始めたことで出番ができてよかった。
お茶の着物は、この付け下げと色無地で行けるところまで乗り切っていきたいと思っている。
茶会で堂々と着られるように一つ紋を入れるかどうかが、今のちょっとした悩みだ。
袋帯は義母のタンスに留袖とともに仕舞われていたもの。
礼装着物に慣れない私にはとても派手で華やかな帯に見えるので、茶会の帯としてふさわしいのかどうかがわからない。
そこで、初釜であれば多少派手でも許されるだろうと思い、先生のご意見を伺うために今回初めて締めてみた。
そして先生や先輩方のご意見は「全然派手じゃないわよ。もっと派手な帯を締めてる人、いくらでもいてるし」とのことで安心した。
義母は京都の出身なので、いつかこの組み合わせで京都の茶会に出られたらいいなーと思っている。
ただ小物の組み合わせがしっくりこないままだった。
帯締めの色は新年らしくなったかな?と思うのだが、手持ちの礼装用の帯揚げはどれも薄いベージュやピンクばかりで選ぶ余地がなかった。
もう少し白っぽい帯揚げのほうが、この組み合わせには合うんじゃないだろうか?
今年は礼装の小物の組み合わせの研究が必要だな。
月末にまた茶会のお手伝いがあるので、その時の小物の組み合わせを早いうちに考えておかなくては。
by Medalog
| 2019-01-09 18:53
| 茶道
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