包帯で衣紋抜き

昨年の秋に、ブログ友の神奈川絵美さんがご自身のブログ・神奈川絵美の「えみごのみ」で、100円ショップの伸縮包帯を使って襦袢の衣紋抜きを作る方法 を紹介していらした。 
着物スタイリスト・小林布未子先生ご発案の方法とのこと。

私はそういう工夫が大好きなのでとても興味深く拝見したのだが、私の長襦袢は袷用も単衣用もすでに衣紋抜きの布が縫い付けられているので、なかなか試す機会が訪れない。
夏になり、薄物用の襦袢には衣紋抜きの布を付けていないので、ようやく試すチャンスが到来!
100円ショップで7cm幅の包帯を購入し、早速試してみた。



詳しい内容は上記の絵美さんのブログをご参照いただきたいのだが、おすすめの方法は長襦袢の背中の左右の身頃に包帯を1本ずつ、衿の先にも左右1本ずつ、合計4本の包帯を安全ピンで留めるというもの。
ただ身頃に安全ピンを使うのは布地にダメージがありそうでちょっと怖かったため、私は一本の長い包帯の中央を長襦袢の背縫いの縫い代にピンで留めた。おすすめの留め方のほうが衣紋が綺麗に抜けるだろうとは思うが、背縫い一箇所に留める方法でもなんとか大丈夫だった。
衿先のほうはおすすめの通りにしてみた。

そして着つけてみたら、まあなんと具合のいいこと!
伸縮包帯というのが本当にナイスアイディアで、7cmの幅があるので長襦袢を面で押さえることができるし、優しく確かな締め付け具合や滑りにくさがとても着付けしやすくて、実際の着心地もいい。
茶道教室で半日動いたあとでも襦袢の着崩れは全く感じなかった。

着付け初心者の方におすすめだと思ったのは、後ろ身頃だけを背中に固定できること。
衿の後ろの衣紋を抜いてから、背中につけた包帯を前に回して結ぶと、後ろ身頃が背中にピタッと貼り付くように沿ってくれる。
すると前の衿合わせを多少調整していても、抜いた衣紋が崩れないのだ。
この安心感は一度試してみると皆さん納得なさると思う。
襦袢の衿合わせが苦手だという方は、一度この方法にチャレンジしてみたらいかがでしょうか。
包帯をハサミで切って安全ピンで留めるだけなので、お針が苦手な方でも全く問題ないのも嬉しいですよね。




上にも書いたが、私の長襦袢は夏物以外はほぼ全てに衣紋抜きの布を付けてしまってある。
最初から衣紋抜き付きで仕立てたものもあれば、あとから自分で付けたものもある。
もちろん便利は便利なのだが、不思議なもので襦袢によって衣紋抜きの使いやすさが違うのだ。
それに衿の先に長い紐が付くので、自分で洗ったり畳んで収納する時にはちょっと邪魔に感じることもある。

きもの英さんで仕立てた単衣用の長襦袢は、なぜか衣紋抜きがとても使いやすくて綺麗に抜くことができるので、今後また英さんで仕立てることがあれば衣紋抜きをつけようと思うが、それ以外のお店で仕立てるならもう衣紋抜きを付けなくてもいい気がしてきた。
包帯は洗って何度も使えるし、一度付ける場所を覚えれば次からは簡単に準備できるので、今後は包帯の方にシフトしてしまおうかな。使いづらい衣紋抜き布はもう外してしまおうかしら。

それに普段着用の襦袢なら、包帯を襦袢に直接縫い付けてもよさそう。
包帯は伸縮性があって未使用時は少し短くなるので、普通の衣紋抜き用の紐よりはついたままでも邪魔に感じにくい気がした(包帯は使うたびにヨレるので見た目は良くないかもしれないけど)。
おすすめ通りに背中の身頃に包帯をピンで留めたり縫い付けるなら、襦袢の内側に小さな当て布をしたら襦袢の布地のダメージが減るんじゃないかな。

おすすめの包帯はダイソーのものなので、今度ダイソーに行ったら7cmの包帯を何本か買いだめしておこうっと。
小林先生、神奈川絵美さん、ありがとうございました。

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Commented by 神奈川絵美 at 2018-07-13 20:56 x
こんにちは! 早速遊びにきました~。
拙ブログの記事を参考にしてくださり、リンクまで貼ってくださってありがとうございます!
当の本人(私)が実はなあなあになってしまい、今はコーリンベルト代わりの包帯(先にフィッシュクリップをつける)しか使っていない・・・すみません!
確かに、後ろ身ごろのフィット感がいいですよね。お茶のお稽古でも着崩れなかったとは、きっとMedalogさんのやり方も良かったからではないでしょうか。
私もまた再トライしてみようかなー。
Commented by Medalog at 2018-07-14 10:06
> 神奈川絵美さん
早速のご確認、ありがとうございました!
私が夏襦袢に包帯を使うのをワクワク待っている8ヶ月の間に、絵美さんは更に使いやすい方法を見つけていらしたのですね。そういえばフィッシュクリップの記事も拝読した覚えがありますが、そちらも使いやすいのですね、なるほど…。
でも今回試した方法は、まだ一度だけですがとても気に入ったので、衣紋抜きを付けていない襦袢は当分この方法で着付けすると思います。情報ありがとうございました。
by Medalog | 2018-07-13 19:16 | きもの | Comments(2)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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