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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

いただきものの古い紬の八掛に悩む

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いただきものの、紬の反物。
細かい亀甲や十字の絣模様が織りこまれていてしっかりした生地なのだが、柄の雰囲気と、一部変色があることからお出かけ着より茶道の稽古着として着る機会が多くなりそうだ。
単衣にするには生地が厚く、6月や9月にはとても着られそうにない。
胴抜き仕立てにすれば端境期から真冬まで着られそうなのだが、この反物、八掛を選ぶのが結構むずかしくないですか?



布地の地色は元々は真っ白だったのかもしれないが、現在の地色はいわゆる肌色、手元の配色辞典だと赤白橡(つるばみ)という色が近い。
絣模様の糸は赤で、亀甲模様の前後には細く黒糸が使われている。

布地の雰囲気がやや古い感じなので、八掛の色にコントラストをつけてしまうと昭和の前半っぽくなってしまう危険が高いだろう。
八掛の色を柄の色から取るとしたら、赤だと雰囲気が昭和っぽくなるし、黒系だときつくなって馴染まない感じ。
ましてや差し色の青系などは私にはハードルが高すぎる。
赤ではなく蘇芳色や海老茶のような少し濁った赤色ならうまくまとまるだろうか?
ごく薄い灰色なら昭和っぽくならずにシックになるかなあ?

それとも地色より少し濃いぐらいの同色にしてみようか?
やや古いイメージの色柄を今っぽく着るには、そのほうが無難だろうし、5月や10月に着てもあまり暑苦しく見えずにすむかもしれない。



茶道の先生からいただいたものなので、この秋には仕立て直して着姿をお見せしたい。
となると、早めに決断して仕立てに出さないとなあ…
皆様ならこの反物にどんな色の八掛を合わせますか?

Commented by 神奈川絵美 at 2018-07-04 22:28 x
こんにちは! 画像を見た限りですが、八掛、地の色に近いシルバー系とかはいかがでしょう。赤系は、個人的な好みですが、飽きがきそうな気がして・・・。あーんまり色味を感じさせない方が、帯合わせしやすいような気がします。
Commented by fuko346 at 2018-07-06 22:33
仕立て上がったら 素敵な一枚になるのではないでしょうか。
私も絵美さんの書かれているようにシルバー系、きれいなグレー系がいいかなあ、と。
あと、薄いベージュもきれいなかな、と。
お稽古用とすると あまりきっかりした色は なじみませんものね。
あれこれ 想像して楽しませてもらいました。
Commented by Medalog at 2018-07-07 11:34
> 神奈川絵美さん
シルバー系!いいですね。洋服でもシルバーはお助けカラーですものね。
すっきり品のある色合わせになりそうです。
赤系や効かせ色は、この反物に関しては難しそうですよね…ありがとうございます。
Commented by Medalog at 2018-07-07 11:39
> fuko346さん
ここまで細かい絣模様のものは持っていないので仕立上りが楽しみなのですが、まだ今ひとつ仕上がりの雰囲気がイメージできていなくて…
グレーかベージュのような地色と馴染む色がきっと使いやすいですよね。程よい濃さ(薄さ)の色が選べるかどうか自信がないですが絵美さんと風子さんのアドバイスが活かせるように頑張ってみます。
いろいろ考えていただいてありがとうございます。
by Medalog | 2018-07-03 17:39 | Comments(4)