2018年 06月 27日
長襦袢の上に和装ブラを着けてみる
私が持っている長襦袢の多くには衣紋抜きが付いているので、普段の着付けで長襦袢の襟元が着崩れることはあまりない。
綿麻の着物に、麻の帯。
でもこの時期によく着る麻の長襦袢には衣紋抜きが付いておらず、茶道のお稽古でたくさん動くとだんだん襟元が崩れてしまう。
そこで、以前どこかで見かけた「長襦袢の上から和装ブラを着ける」方法を試してみた。
肌着の上に長襦袢、その上に和装ブラを重ねる。
すると着けた瞬間から襟元がピタッと固定され、なんと頼もしい着心地!
これはいい方法を見つけたと喜びつつ、その上に綿麻の着物を着て茶道のお稽古に向かった。
しかし家を出てすぐに不具合に気づいた。
着物の寸法とぴったり合っているはずの長襦袢なのに、袖の振りから襦袢の袖が3cm以上も飛び出しているのだ。
なぜかと考えてすぐに思い当たった。
襦袢の上に和装ブラを着けたせいで、襟元だけでなく肩も背中も脇も襦袢が体にピタッと張り付いてしまい、長襦袢の裄が着物より短くなってしまったのだ。
慌てて長襦袢の袖を引っ張り出してみると一瞬は着物の袖と合うのだが、少し経つとまた和装ブラに引っ張られて袖が身ごろの方に引っ込んでしまう。
家を出た後ではどうすることもできず、電車の往復時にはショールで袖全体を隠したが、お稽古の時は襦袢の袖が着物からどーんとはみ出したままだった。
今までこの方法を試したという方のブログなどを読んでも、このような不具合の話はなかった気がする。
私のやり方が間違っていたのか、それとも和装ブラの形が悪かったのだろうか?
とにかく「長襦袢の上に和装ブラ」という方法は、襟元の安定感は抜群だが総合的には私向きではなかったようなので諦めよう。
綿麻の着物に、麻の帯。
この写真は一体なぜこんなに画質が悪いのだろうと思ったら、先日の夜に綺麗な月を撮りたくてスマホのカメラを夜景モードにしたままだった…
ここ数日急に暑くなってきたので、綿麻ではもう暑かった。
次回のお稽古は7月前半。
夏のお稽古着物は麻か、紗のどちらにしよう?
麻だとシワがみっともないかな?
紗小紋は夏物では唯一のやわらかものなのでお稽古着にするのはもったいないかなあ。
次のお稽古までに考えておかないと。
by Medalog
| 2018-06-27 21:03
| きもの
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