裂けた胴裏を自分で修理

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以前の記事で 胴裏がちぎれそう だと紹介した、義母のお下がりの市松模様の紬。
洗い張りして仕立て直したときに、胴抜きに仕立てるため新品の胴裏だと半端な残り布が出てしまいもったいないので、別のお下がり着物に付いていた胴裏を使い回しした。
でもその胴裏が弱っていたため、胴裏のお尻の部分が裂け始めてしまったのだ。
胴抜きはこれ一枚だけなので、重宝してたくさん着たせいもあると思うが…。

洗い張りのときに、あまりにも状態が悪いので悉皆屋さんに「余程大事なお着物でなければこのまま諦めた方が…」とまで言われた、この着物。
胴裏だけを直しに出すのは、ちょっともったいない。
そこで自分で修理してみた。



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(写真にモアレが出てしまい、見苦しくてすみません)
裂けた部分に被せているのは、背伏の布。
胴裏と相性がいいのは背伏だろうと思い化繊の背伏を購入。
和裁の技術はないので、普通のまつり縫いで裂けた部分を隠すように縫い付けていく。

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ただ、背伏を縫い付ける土台が傷んだ胴裏なので、針を刺すたびに大きな穴が開く感じで怖い…。
せっかく縫い付けた背伏だが、応急処置にしかならないだろうな。

ちなみに背縫いのお尻部分だけでなく両脇の腰の部分も布が裂け始めていたが、そのあたりは胴裏そのものが全体的に弱っている感じだったのと、お尻よりも長く裂けていて面倒になってしまったので縫うのを諦めてしまった。

今回縫い付けたところがまた裂けたら、もう胴裏も八掛も全部取り除いて単衣にしちゃおう!
水に強そうな質感と個性的な柄はコート類にも向いているんだけど、裄が足りるかな?
そうやってもう一度生まれ変わらせることができたら、この着物は心置きなく着潰せる。
最後はエコバッグにしたら丈夫で軽くて重宝しそうだなー、なんて今から思い描いている。

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Commented by fuko346 at 2018-06-12 09:15
こんなに手をかけて大事にしてもらるきもの ってそう無いですもの、きっと喜んでいますよね。
あれこれ繰り回して 最後は雑巾、それができたらいいなあ、と思います。
ただ それにはお針がついてくるので、、、とほほ。
Commented by Medalog at 2018-06-12 12:03
> fuko346さん
着物に自分の手を入れると、愛着が増す反面、大胆になってきて加工することに抵抗がなくなってくるのがちょっと怖いです(笑)
最後は雑巾、そこまで着倒せたらすごいことですね。
繰り回しにも手間やお金が掛かりますが、私も理想は今の着物を無駄なく着倒すことなんです。
しかし茶道を始めたので、今の着物を着倒すどころか、じわじわと新しい着物や帯が増えて手が回らなくなりそうです。
by Medalog | 2018-06-06 11:53 | きもの | Comments(2)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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