2018年 03月 02日
襦袢が破けた!
10年以上前、初めて自分で着物(仕立て上がりのポリ小紋)を買ったときに、一緒に買った二部式襦袢。
使い込んでよれよれの襦袢を載せるのは気がひけるが、洗濯後なのでお許しを。
当て布をして、破れた部分はジグザグミシンをかけた。
購入後数年はよく使っていたが、生地が「いかにもポリ」の安っぽさなので着ていて嬉しいわけではない。
だんだん正絹の長襦袢を着るようになり、5年以上タンスに入れっぱなしだったものを、半年前から茶道教室に通うようになったのでまた毎週使い始めた。
半年間で15回ぐらい、購入時からはトータル50回も着ていないと思うが、着用と洗濯を繰り返していたらとうとう膝のあたりが破けてしまった!
使い込んでよれよれの襦袢を載せるのは気がひけるが、洗濯後なのでお許しを。
長着の「おくみ」にあたる部分に挟まれていた身頃の生地が、縫い目の部分で避けてしまったのだ。しかも両膝。
おそらく茶道教室で、正座したまま向きを変えたりにじったりするので膝に負担がかかったのだろう。
安価な商品だし10年以上使ったものなので、この襦袢が破けたこと自体はさほどショックでもなかったのだが「襦袢が破けるということは着物の膝にもかなり負担がかかっているのではないか」という恐怖の方が大きい。
今後お稽古を続けるなら、着物はお稽古用の安いものか、破れて着潰してもいいような古いものしか着られないのだろうか…
茶道の所作って、これほど襦袢の膝を傷めるものなのかな。
ご経験者の方いかがでしょうか。
それとも、私だけ?
この襦袢はよく見たら膝のあたりに毛玉も出来ているので、寿命と言ってもいいのかもしれないが、安物ゆえにミシンをかけるのも遠慮がいらないので自分でざっと直してしまった。
当て布をして、破れた部分はジグザグミシンをかけた。
両膝に布が増えてミシン目もできたので着心地が少し悪くなったかもしれないが、これでまたしばらくは着られるかな。
二部式は取り扱いが楽なのはいいが、長襦袢のほうが一度にさっと着られて着付けは楽だ。
正絹の長襦袢は袖から覗く生地の見た目も段違いだが、なにより肌触りとストンと落ちる着心地がいい。
ただお手入れは困る。正絹襦袢を自宅で洗って縮ませた経験があるので自宅で洗うのは怖いが、毎回洗いに出すのは予算がかかる。
自宅で洗える正絹の長襦袢が一番いいが、そういうものがあるのだろうか。
もしくは、昔少し使っていた、袖だけ替えられる「大うそつき」の襦袢にもう一度挑戦してみようかな。袖だけ正絹なら身頃は毎回洗濯できるし、袖は季節や着物によって好きにに替えることができるので自分には向いているかもしれない。
いずれこの襦袢を処分するときにどんな襦袢と買い替えるか、考えておかなくては。
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fuko346 at 2018-03-03 17:14
ひゃあ 大変なことに。
でも ご自分で直されるところが 偉いです。
私の場合は 膝に難がでたことはありません。
太くなったせいか お尻のとこの縫い目が伸びてしまった
ものはあります。
それとお茶の時は 常より 帯より下は ゆったり着るようにしています。
どろ~んと ならない程度、が難しいのですが、普通の
おでかけのように きゅっとかっこよく着ようとすると
危険がまします笑
でも ご自分で直されるところが 偉いです。
私の場合は 膝に難がでたことはありません。
太くなったせいか お尻のとこの縫い目が伸びてしまった
ものはあります。
それとお茶の時は 常より 帯より下は ゆったり着るようにしています。
どろ~んと ならない程度、が難しいのですが、普通の
おでかけのように きゅっとかっこよく着ようとすると
危険がまします笑
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Medalog at 2018-03-05 13:04
> fuko346さん
>帯より下は ゆったり
ああ〜〜〜〜〜、私は正にこれと逆のことをしていました!
茶道の練習に行くのに、着付けをするときは普通の着付けの練習のつもりで、下半身がすっきり見えるようにタイトに着るのを目標にしていて…。
しかも二部式襦袢は裾除けをきつく巻くことができるので、かなりキチキチに着ていたんです!歩くのに支障はないですが、思えば正座から立ち上がるときなど脚まわりに遊びがなくてちょっと苦労してたのです。
そう言われれば教えてくださる先生方は比較的ゆったりとした着付けのような…でも全体的な印象はきちんとしていらして、あれこそが茶道の着付けなのでしょうね。
次回は下半身がゆったりとした着付けを目指します。加減が難しそうですが…
アドバイスありがとうございます。
>帯より下は ゆったり
ああ〜〜〜〜〜、私は正にこれと逆のことをしていました!
茶道の練習に行くのに、着付けをするときは普通の着付けの練習のつもりで、下半身がすっきり見えるようにタイトに着るのを目標にしていて…。
しかも二部式襦袢は裾除けをきつく巻くことができるので、かなりキチキチに着ていたんです!歩くのに支障はないですが、思えば正座から立ち上がるときなど脚まわりに遊びがなくてちょっと苦労してたのです。
そう言われれば教えてくださる先生方は比較的ゆったりとした着付けのような…でも全体的な印象はきちんとしていらして、あれこそが茶道の着付けなのでしょうね。
次回は下半身がゆったりとした着付けを目指します。加減が難しそうですが…
アドバイスありがとうございます。
by Medalog
| 2018-03-02 15:10
| きもの
|
Comments(2)