短い名古屋帯を、縫い付ける作り帯に

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頂き物の菊柄の帯。
白地でどの着物にも合うので秋に重宝するのだが、前帯の長さが足りず、て先がお太鼓から出てこない。
着物も帯も寸法が合わないものにはだんだん手が伸びなくなってしまうが、この帯もその一つだったので、切らずに数カ所を縫い付けるタイプの作り帯にしてみた。

以前だいやすさんで仕立ててもらった作り帯があるので、それを見ながら見よう見まねですぐに作れた。
縫わずにクリップでこの形に仮止めしておいて、着付けが終わったらクリップを外す方法もあるのだが、私はその方法だと「形が崩れないか、ずり落ちてこないか」と心配になってしまう。
その点縫い止めてしまえば、着付けが簡単なのはもちろん形が崩れることもないし、紐を付ければ絶対にずり落ちることもない。安心感が全く違うのだ。



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腕が後ろに回りきらないのにこれだけきっちり帯を締められれば、なんの文句もありません。
しかも時間が掛からない!あっという間に着付けられる。
お太鼓の背中側も数カ所縫い止めてポケットのような部分ができたので、そこにタオルハンカチを入れれば落ちてこない腰の補正が出来上がり。
私は腰が反ってしまうので腰パットを入れないとお太鼓を横から見たときに隙間ができてしまうのだが、この帯のときはもうパットは不要だな。

ただ、赤い丸の部分に、帯を縫い止めた縫い目が出てしまった。
隠れる場所に縫い替えなくては。



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上が今回自分で作った作り帯、下がだいやすさんで仕立ててもらった作り帯。
同じように畳んでみた。
作り方が左右逆なのでちょっと分かりにくいが、下の帯の前帯部分がお太鼓より10cm以上はみ出すのに対して上の帯はお太鼓の端よりも10cm弱も短い。
やはり、前帯部分がかなり短いようだ。

ただお太鼓の中の折り返し部分はたっぷりあるので、おそらく前帯とたれの境目の位置が悪いのだろう。
作り帯は収納時に厚みが出るのがネックなので、肩が治ったら縫い目をほどいて、前帯とたれの境目を少しずらしてみようと思う。



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胴抜きの市松紬、作り帯にした白い菊の帯、単衣の羽織。
帯締めの色をもっと効かせたかったな。
レモンイエローの帯締めが欲しいなー。


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Commented by fuko346 at 2017-10-27 10:44
おお 着々と手仕事で作品が、、、
これで きものでおでかけ 万全ですね。
また 秋のおでかけ ご一緒くださいませ。
Commented by Medalog at 2017-10-27 11:56
> fuko346さん
着物や帯のちょっとした手直しなど、放置するときは何年でもそのままなのに、一度やり始めると調子付いてあれこれ手を広げてしまいます。
「手仕事の神様」がどこかへ消えてしまう前に、できるだけ気になっていた手仕事を片付けたいものです。まだいろいろ山積みなので…
by Medalog | 2017-10-26 22:27 | きもの | Comments(2)