2016年 09月 21日
美術館の日の着物
単のぜんまい紬に
二部式の自作バティック帯。襦袢は英さんの単用の楊柳。
肌着はシルクで少し暑かった。 肌襦袢か長襦袢を麻にした方がよかったかな。
きものは、この時期に最適な綿麻の単があるのだが、柄がカジュアルな格子柄なので美術館はともかくホテルの中華ランチには合わない気がして、多少暑いかと思いつつ紬の単にした。
去年、綿麻を着たときの写真。
袖が捲れ上がってますねー。
この日は鰻屋さんで落語を楽しんだので、格子柄がちょうど良かった。
この格子柄の綿麻をホテルの中華レストランに着ていくとしたら、ディナーには合わないがランチならなんとか、という感じかな?
でもやっぱり少々カジュアルな気がするし、行ったことのないレストランで様子がわからなかったので、せっかく季節がぴったりな綿麻のきものを今回は着なかった。
夏物と単の狭間に着る綿麻。
着る機会が少ないから何枚も仕立てるわけにはいかない。
その分、オールマイティーな色柄を選ぶんだったな、と少々後悔もしている。
ただこの格子柄は好きで買ったものなので(安かったし!)、このきものが似合うシチュエーションでたくさん着ないともったいないですね。
一番上の写真の帯は、好きな布を買ってきて二部式帯を作ったもの。
当時はきもの初心者で、二部式の方が着付けしやすいし布も少なくてすむから二部式で作ったのだが、今になって二部式のありがたみを感じている。
最近、五十肩になってしまったみたいなんですよね〜〜〜。
左の腕が痛くて、前方には上がるが横には上げづらく、背中にはほとんど手が回せない状態。
帯を結ぶのがとても難しく、この二部式帯がなければこの日は洋服で出かけたかもしれない。
(無理のない姿勢でいるときには腕は痛まないので、きものを着てしまえば辛くはないのだが)
だから作っておいて本当に良かったと、昔の自分に感謝してしまった。
五十肩は治療したらすぐに治るというものでもないらしい。
だから今後も二部式帯は役に立つだろう。
もし気に入った布があればあと何本か作ってみてもいいし、手持ちの帯を切らずに折りたたんで作り帯にする方法もよさそう。
前結びもいいかな。
無理のない程度にあれこれ試して見たいと思う。
by Medalog
| 2016-09-21 09:06
| きもの
|
Comments(0)