贅沢なランチ

秋単衣の季節が終わる直前、とてもおいしいランチをいただいてきた。

「祇園さゝ木」さん。
関西に来てほんの数年の私でさえ名前を知る有名な店だけれど、高名ゆえにまさか自分が行く機会が出来るとは夢にも思わず、ありがたいお誘いに一も二もなく飛びつかせていただいたのだ。

しかも、ご一緒するのはこの日に初めてお会いするブログつながりの方々。
待ち合わせをして初めて顔を合わせた30分後ぐらいには、京都でも指折りの名店のカウンターに並んで座り、盛り付けも味も存分に吟味されたおいしい料理をいただいている…
本当に不思議な、そして楽しく嬉しいひとときだった。


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さゝ木さんがどのような店なのかわからないので、緊張して入店する。
最初の一品が供されるまでは、店の中に少し緊張感があるように感じた。客側の緊張というよりは、スタッフの皆さんがこれから始まるランチタイムをつつがなく進めるために気を引き締めていらっしゃるような感じで気持ちのいい空気ではあった。

そしていざ食事が始まってしまえば、出てくる料理一つ一つを目と舌で味わうのに夢中で緊張感などどこへやら。
一皿一皿の丁寧な仕事ぶりは、口へ運ぶたびに美味しさ以上の幸せを食べている感じ。季節感溢れる盛り付け、料理ごとに違う出汁をたっぷり含んだ煮物。漬物の切り方ひとつまで、味と歯ごたえのバランスがしっかり計算されているように感じた。

そして接客。
食事が始まる直前にちらっと顔を見せたご主人がちょっと厳しい表情に見えたので、どんな雰囲気の食事になるのかなと不安もあったがまさに杞憂。気持ちよく食事させていただいた。
私たちの会話にご主人がさっと加わってきて料理のコツを教えていただいたり。教わった栗ごはんと銀杏ごはん、ごの秋は挑戦してみます。

ご一緒いただいたお二人はいろいろ気を使ってくださって、初対面とは思えない楽しい時間になりました。ありがとうございました。



d0048332_11115360.gif単衣のぜんまい紬に、以前某所でひなやのパクリと言われた八寸帯。

襦袢は以前きもの英さんで仕立てた洗える単襦袢を初おろし。
さほど暑くない日だったが着心地は微妙に蒸すような、そうでもないような…?肌触りはシャリッとしていて問題なし。静電気もなくて足さばきも問題なしだったのでまずはひと安心。

帯締めがなかなかピンと来るものがなくて、淡いピンクと黄緑が表裏になっているものをお太鼓のなかで捻り、左右が違う色になるように締めてなんとか落ち着く。
帯揚げはこっくりした栗色で生地も厚く、ちょっと時期的に早過ぎるかもと思いつつ、他にピンと来るものがなかったのでせめて出来るだけ細く見えるようにした。

ご一緒したお二人はお召しの着物や帯がとても素敵で、着付けもさらっと自然。
自分ももっと着付けが上達するようになりたい。
今回はおはしょりが膨らんできたのが一番の反省点だったな〜。これがなかなか改善できない…
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Commented at 2011-10-01 10:16
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 神奈川絵美 at 2011-10-02 23:28 x
こんにちは! お料理、すっごく可愛い☆ 山里の秋という感じで、しばらく眺めていたいほどですね。
西の方はホント、美味しいものがたくさんあっていいなあー。

さらりとした秋単に、2色使いの帯締めがソフトなアクセントで優しい雰囲気のコーデになりましたね。
Commented by Medalog at 2011-10-03 07:34
鍵コメント様
ありがとうございます(^_^)
Commented by Medalog at 2011-10-03 07:42
神奈川絵美さんへ
この品は本当に可愛くて食べるのがもったいない…と言いながら、数分後には空っぽでした(笑)
他の料理はシンプルな盛り付けでしたが、どれも美味しくて忘れられない味になりそうです。
こちらは美味しいものがたくさんあって嬉しい限りですが、東京のほうが店の数も種類も断然多いのではないでしょうか?催しなどは圧倒的に東京が多いと思うので、やっぱり羨ましいです。

単衣は今後もあまり増やせないと思うので、小物使いで頑張らなくてはと思っていますが、次に何色を増やせばいいのか悩みます。
で、次に着るときも「合わせる小物がない〜」と思ってしまうんですね…
by Medalog | 2011-09-30 11:30 | きもの | Comments(4)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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