人気ブログランキング | 話題のタグを見る

メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

残暑の単衣

9月に入り一度は過ごしやすくなったものの、先週末からまた厳しい残暑。
朝晩の風はすっかり冷たくなってきたけれど昼間はまだまだ暑い。
こんなとき、着物は何を着るべきかな?

…なんて悩むけど、手持ちの夏物は透け感が強かったりどうみても麻だったりして9月中旬に着るにはちょっと気が引けるので、単衣、それもたった2枚の中から選ぶしかないのだけど(笑)。
しかも単衣2枚を出してみたら塩沢のほうはお手入れ済みのままのきれいな状態で、もったいなくて着られないので悩む間もなく春にも着たぜんまい紬に落ち着く。



残暑の単衣_d0048332_11533816.gif単衣のぜんまい紬に買ったばかりの絽塩瀬帯。

帯留はうさぎちゃん。中秋の名月だったのでこの日一緒に出掛けたお友達もうさぎの小物を使っていて、なんだか嬉しい。

絽塩瀬帯はするする滑って今回も締め具合は今ひとつ。
これがざっくりした織りの帯なら適当に体に巻き付けてもなんとかなるのだが、塩瀬は着付け中もすぐ緩みそうになって怖いのでギュウギュウに締めてしまい、胸が帯に乗っかるようなシルエットになってしまった。
もう少し前帯をゆったりVの字に締めたいんだけどな…

残暑の単衣_d0048332_1232318.gifやわらかくて滑るせいかお太鼓の形も決まらない。多分帯枕も滑って落ちてきてしまうのと、て先がお太鼓の下線を抑えきれないせいだと思うのだが、お太鼓がぶわんと膨らんでしまうのだ。

この帯を締めるのは二回目なので前回よりはマシだったがやはり今回も膨らんでしまう。
仕方がないので、お太鼓の両端下とたれ(右写真のピンクの部分)を両面テープで留めてみたらなんとか形になった。

もともとは裄の合わない長襦袢と着物の袖を留めるためにお友達から分けていただいた両面テープだが、今回久しぶりに役に立ってくれた。反則気味だけどね…



大阪駅周辺でお友達と呉服売り場を見て、軽く食事。
お友達は夏大島をお召しだったが、網代っぽい地模様が塩沢のシボのようにも見えて夏物を秋に着ていても違和感がなくて素敵だった。

私は紬の単衣なので暑さも覚悟したが、外を歩く時間が短かったのと襦袢が麻のままなのでさほど暑くもなく、まあまあ快適だった。
さあ、この着物を洗いに出すまであと1〜2回着られるかな???
Commented by fuko346 at 2011-09-14 00:00
あ、うさぎちゃんだ、って私もうれしかったです。
きものって、こういう小さいことで喜びがありますよね。

すっきりと一単衣を着こなしておいででした。
とてもお上手にお似合いになるものを選んでおいでになるなあって、感心しています。
(あれこれ手をだす自分をちょっと反省)

で、両面テープはびっくりしました。
ぜんぜん分かりませんもの~。

なぜかあのあと、大汗かきました。
今までで一番 暑く感じました。
もう、麻着ちゃうからって思ったけど冷房はいると寒いし、困ったものです。
Commented by Medalog at 2011-09-14 07:36
風子さんへ
うさぎちゃんDAYでしたね〜(^_^)
ただあの日はせっかくの中秋の名月を見忘れたまま寝てしまったのが心残りです。
大阪でも綺麗に見えたようで残念。

私はこの日は単衣でも意外に暑くなかったんですが、風子さんに比べて外を歩く時間が少なかったからかな。
風子さんがあのあと暑く感じたというのは、目的地まで外を歩かれたからでしょうね。
お疲れ様でした。
外の暑さと室内(電車)のクーラーのギャップを考えると、この時期は
出来るだけ薄手の着物にショールの組み合わせがいいのでしょうか…ああ難しい。

今回は両面テープが意外に役に立ちました。今後も着付けの上達を目指すと共に、
使える小道具はどんどん使っちゃおうと思いました。
Commented by 神奈川絵美 at 2011-09-16 23:00 x
こんにちは。お太鼓がふくらむのって、生地や芯に原因があるのでしょうかねぇ。私も1、2本そんな帯があります。どうも帯山も滑って下がってくるような気もします。

今が着る時期の着物も、洗いたてだと勿体無い…という気持ち、わかります。何だか矛盾しているようですが、そういうものですよね。
Commented by Medalog at 2011-09-19 09:21
神奈川絵美さんへ
私もこの帯の他にもう一本、どうしても毎回お太鼓が膨らんでしまう帯があり、だんだん出番が減ってしまって…。
いっそ二部式帯にすれば締めやすくなるかとも思いましたが、その帯もこの両面テープ作戦でいってみようかな。
こういう帯は、帯山が下がってこないように背中に補正を使ったりしたほうがいいんでしょうか…。もう今年は出番がないので、来夏も覚えていたら背中に補正を入れてみます!

単衣が2枚揃ったとき、最初は「白い塩沢は春単衣、渋めのぜんまい紬は秋単衣にしよう」なんて思ってたんですが、結局は1年ごとに交代で着るような状態に(笑)。庶民ですから仕方ないですよね〜。
by Medalog | 2011-09-13 12:49 | きもの | Comments(4)