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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

市松紬を着てみる

前回の記事で書いた、仕立て上がったばかりの市松紬をさっそく着てみる。

市松紬を着てみる_d0048332_17402959.gifこの時期に一度は締めたい、菊柄の白い帯。
とてもスリムな方からの頂き物で、お太鼓を作るのがいつもギリギリなのだが、慣れてきたせいか今日はスムーズに締められた。


小物の色は迷ったが、今回は市松紬を主役にすることにしてどちらも抑えめに。
…というか、実は何を合わせていいのかよくわからなくて(笑)。

最初にこの着物を見た時には「地味だな」という印象だったのだが、いざ仕立て上がって自分が着てみると、薄青と濃紺という地味かつ同色系の色同士の組み合わせなのに、市松の主張が結構強い感じがする。

この着物に差し色を入れつつ格好良く着こなすには、まだまだ修行(と手持ちの小物)が足りないわ…。


初めて胴抜きの着物を着た感想は、正直なところよくわからない。
というのも、前回着た着物が9月上旬の近江上布に麻襦袢なので、差がありすぎて比べようがないのだ。
ただ、袷の着物を着た時よりはやはり軽くて着心地がいいような感じはする。

この着物の風合いは、私が知っている紬の中では大島紬に一番近い感じ。
やや薄手でまあまあ軽く、たまに節が入っているが、つるっとして光沢がある。
今まで着るものがなくて困っていた秋の初めや春の終わりに着られる着物になりそうだ。



この日は家の中で着てみただけ。
落ちなかった茶色いシミが、実際に着た時にどの程度気になるかを確かめたかったのだが、体が動いていればそれほど気にならない感じ。
光沢があるので、光がシミを散らしてくれる効果もあるようだ。化粧品のラメやパールが肌の難を飛ばしてくれるのと似てるかも。

これなら気張らないお出かけ(つまり私が着物を着る機会のほとんど)なら問題なく着られそう(^o^)v。
雨にも強そうだし、意外にヘビロテになるかも…。
って、ヘビロテできるほど最近着物を着てないけど。

久しぶりにぶらっと京都にでも行っちゃおうかな〜。うふふ。
Commented by 風子 at 2010-10-19 21:35 x
素敵です。

市松、私も大好き、一枚は欲しいと思っています。
お義母さんも喜んでおいででしょうね。

取れなったという汚れ、お写真からはまったくわかりません。
きっと、着て動いていたらわからないのではないかしら。
Commented by Medalog at 2010-10-20 01:31
風子さんへ
市松の着物、一枚は欲しいですよね!私もその一心でこの着物をなんとか蘇らせようと頑張ったのでした。
風子さん、市松柄がお似合いになりそう。どんな色をお選びになるのでしょう…

汚れは結構あちこちに残っています。衿、胸、肩、袖…
着てみると思ったよりは目立たないと思うのですが、日光の下だとまた違うかも?
いつかこの着物を着てお会いすることもあると思うので、ぜひチェックお願いします。
Commented by サリィ at 2010-10-20 20:19 x
こんばんわ~!!
早速、着てくださったのですねぇ~!!
身丈はどうでしたか?
とてもよくお似合いだと思います!(^^ゞ
汚れは、思うほどは目立たないかと・・・!!
大島のような感じですし、軽くて着やすいのでは・・・
とても粋な感じで素敵です!
この帯も小物もよくあってると思いますよ~~!
活躍しそうなお着物ですね!(^^ゞ
Commented by Pちゃん at 2010-10-21 10:43 x
はじめまして。いつもお邪魔させております。
このお着物、本当に素敵ですよ。コーデも最高。粋です!
是非、京都へお出かけして、人々の目を釘付けにしてくだいませ!
Commented by Medalog at 2010-10-21 12:36
サリィさんへ
身丈は十分でした!そして裄がたっぷりあったのも嬉しいです。
裄は1尺7寸5分ギリギリかと思っていましたが
1尺8寸も取れたのですね。ありがとうございました。
汚れは、自分ではどうしても目についてしまうのですが
実際着てしまえば他の方からはわかりにくいかもしれないですね。
胴抜きですが季節の変わり目だけでなく冬にも着られそうだし
たくさん活躍させようと思います。
Commented by Medalog at 2010-10-21 12:41
Pちゃんさんへ
こんにちは。コメントありがとうございます。
いつも見てくださっているとのこと、嬉しいです。
この着物は想像以上に粋な感じで、できれば格好良く着こなしたいのですが…。これからあれこれ悩むことになりそうです。
人の目を釘付け、とは恐れ多いですが、義母は京都の出身でしたので、この着物にも京都の空気を吸わせてあげたいです。
by Medalog | 2010-10-19 18:09 | きもの | Comments(6)