この夏、最後の麻着物

3週間近く前の話だが、滋賀の佐川美術館に出かけてきた。
琵琶湖畔にある佐川美術館は、お友達のブログで知って建物自体がとても美しいのでいつか行きたいと思っていたが、大阪からだと京都を超えて滋賀の美術館に行くのはちょっと遠い気がして、今まで行ったことがなかった。
今回は田中一村展にお誘い頂き、ようやく行く機会に恵まれた。

田中一村は、恥ずかしながら今回初めて知ったのだが、とてつもない才能の持ち主だった。
幼少期の南画からすでに素晴らしく、その後成人して画壇に評価されず画風を変えていくのだがその時々のどれもが、美しく、力強く、品がある。
この展示を見ることができてよかった!
なにかグッズが欲しかったが、自宅にマッチしそうなものがなくて残念。

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8月末だったので、この夏最後の麻着物に、帯は芙蓉柄の九寸。

この夏は茶道教室で何度も夏着物を着たので、この日の着付けは楽勝だろうと思ってのんびり着付けを始めたら、そうはいかなかった。

麻の襦袢に伸縮包帯を安全ピンで留めて、コーリンベルトの代わりのようにしているのだが、その包帯を蝶結びにした結び目が妙に痛くて苦しくて、帯まで締めたのに全部解いてやり直しになってしまった。
伊達締めのように、前で一絡げしてから端を左右逆側に挟み込むやり方のほうが簡単で痛くなかったので、今度からはそうしよう。

そして肌着。
クレープ地のフレンチスリーブの肌着を新しく購入して着てみたのだが、家を出てから気が付いたのが肌着の長さ。
お尻がほぼ隠れるぐらいの長さがあったため、お太鼓のタレの下に肌着のラインがくっきり出ているのを、家を出てから気が付いた!今までも洋服用の肌着を愛用していたが、どれもたまたま丈が短いものだったので、肌着のラインなど気にしたこともなかったのだ。
自宅の照明では気付かない着物の透け具合に、太陽光や強い照明の下で初めて気付くととても焦る。家に戻る時間も駅のトイレで直す時間もなく、暑いのにショールを羽織ってお尻のあたりをごまかしながら目的地まで向かい、ランチをするホテルのトイレでようやく直せて一安心。
これからの季節は着物が透ける心配はないが、色無地などやわらかものを着る時にもこういうことは気を付けないといけないな。



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最近読んだ本、2冊。
どちらも茶道を学ぶ方々には「今更」だろうか?
「日日是好日」は、先日佐川美術館で会ったお友達に教えてもらってすぐに購入。
筆者の25年に及ぶ茶道経験が鮮やかに描かれていて、一気に読んでしまった。

筆者が感性豊かに感じ取る、お点前のこと、お道具、茶花や軸のこと、稽古場の外の自然のこと…。
私もいつか、同じように感じたり気付いたりできたらいいな、と思う。
今はまだ先生宅の稽古場では「お点前の順番を間違えないように」と緊張しているし、後半は足が痛くて集中力を欠いているので、とにかく余裕がない。
まあ、たった1年で何かを悟ろうと言うほうが図々しいのだろうが。

「日日是好日」は、映画が来月から公開になる。
主人公に茶道を教える先生は、樹木希林さんが演じている。
私は樹木さんが表現する茶道の世界を見ることがとても楽しみだ。きっと豊かで素敵な世界になっているだろうと期待している。

樹木さんは、完成作を見てから旅立たれたのかな…

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# by Medalog | 2018-09-18 16:02 | きもの | Comments(0)
先週末、夫が学生時代の仲間と30年ぶりにバンドを組んで都内のライブハウスで数曲披露するという椿事が起きたので見に行ってきた。
出来栄えはともかく久しぶりにたくさんの仲間と再会して楽しそうだったので、よかったよかった。

私もライブハウスに行くのはかなり久しぶり。
大きなホールやドームのコンサートには今でも毎年行くが、小さいライブハウスでお酒を飲みながらドラムの振動を直に感じるのは全く別の感覚で、自分は何をしたわけでもないのにスカッとストレス発散した感じ。
たまにはライブハウスもいいなあ。
ただ大阪には夜に一緒にライブハウスに行くような友人がいないし、一人で行くのはハードルが高い。
夫は音楽好きの割にはコンサートやライブハウスに行くのはあまり興味がない。
また行く機会、あるかしら…



都内、しかも夜のライブハウスに行くとなると当然「何を着よう?」となる。
クローゼットを開けてみたら服でパンパンな割には着たいものがない。
流行が過ぎたものもあるし自分がちょっと太ったせいもある。安物買いの悪癖のせいもあるかな。
結局、服を一枚買い足してしまった。

大阪に戻って「着たい服が一枚もないんだから思い切って整理しよう!」と張り切ってクローゼットを開けてみたら、あら不思議。
捨てられる服が一枚もない!
どれもまだまだ着られるように感じてしまう。
…これって「あるある」ですよね?みなさんはいかがでしょうか?

出掛ける直前と、ただ片付けるときでは、脳の中の何かが違っているのだろう。もしかしたらこのような状態には「ナントカ現象」という名前が付いているかもしれない。
結局、洋服は一枚も処分しないまま終わってしまったが、秋になる前にもう一度処分に挑戦しなくては。
それからようやく涼しくなってきたので、夏の間中断していたウォーキングを今日から再開。
本当にいろいろなんとかしないとあかんわ…

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# by Medalog | 2018-09-07 20:11 | 生活 | Comments(2)

台風21号

先週末は久しぶりに着物で琵琶湖に出かけたり横浜に帰省してライブハウスに行ったりと楽しかったのだが、その余韻も冷めやらぬうちに超大型の台風21号に見舞われた。

おかげさまで我が家に被害はなかったのだが、ご近所の屋根瓦やトタン、アンテナ、看板、木の枝などがメリメリと剥がれて飛んでいく様は非常に恐ろしく、それらが自宅の窓ガラスや駐車場の車に当たらなかったのは本当に幸運だった。

風が収まったあとで外の様子を見に出てみたら、うちのマンションの敷地内に瓦や木材、物干し竿が散乱していて、お隣のご高齢の住人さんと娘さんが申し訳なさそうに片付けていらしたので少々お手伝いをしてきた。ふと見上げると、そのお宅の屋根の端が崩れかかっている。
同じような被害を受けたお宅がどれだけあるのだろう。想像もつかない。

このような台風が2度と来ませんように…

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# by Medalog | 2018-09-05 09:52 | 生活 | Comments(2)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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