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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
6月下旬に左手首を骨折して早4ヶ月。
おかげさまで左手の機能はかなり改善してきて、日常生活で困ることも少なくなった。
まだ握力(特に指先)が戻り切っておらず、左手でペットボトルの蓋を開けることが一番難しいかな? ただそもそも年齢的に握力全体が弱くなっているので、あまり気にしないで蓋のオープナーなど便利なものを使って過ごせばいいと思っている。



そして着物の着付け。
骨折の2ヶ月後、9月上旬に単衣着物と名古屋帯を着たときは前帯の引き締めに苦労しながらも何とか着付けができた。
そこから更に2ヶ月経過した10月下旬に袷着物と袋帯を着ることになった。
袷着物は何事もなく着付けができたが、袋帯の壁が高かった!

前帯を身体に巻き付けて引き締めるときに要る力が、名古屋帯よりかなり強く必要なことを思い知った。必死に帯を引き締めて、なんとか着付けが終わったときには久しぶりに左手首が痛くなってしまうほど。
たまたま着付けがしやすい袋帯だったのでどうにかなったが、これが硬い帯や滑りやすい帯だったらグダグダの着付けになっていたかもしれない。



整形外科からは「日常生活で違和感を感じなくなったときが治ったと言える状態なので、日常生活でどんどん手を使ってください」と言われているので、袋帯の着付けなどは一番のリハビリになるのかもしれない。
これから年末年始にかけて着物を着る機会が増えるので、年明けには苦も無く袋帯が閉められるようになっているといいなあ。


手首の骨折後、初めての袷の着物と袋帯_d0048332_10353783.png

茶道教室の先輩から頂戴した付け下げ。色柄が茶道の席にぴったりで身幅も合っているので大変ありがたく着させていただいたが、見るからに袖の裄が短いな…
今シーズンが終わったら裄出ししたほうが良さそうだ。

袋帯の着付けに手首の力を使ってしまったので帯揚げがゆるゆるでお恥ずかしい。
次回の着付けは帯揚げをビシッと決めることを目標にしよう。



# by Medalog | 2025-10-30 10:43 | きもの | Comments(0)

魔境の病院

この数年で「初めて行く病院」が5ヶ所以上あった。

と言っても持病が増えたわけではなく、
 ・かかりつけ病院の移転で新しい施設になった
 ・自宅から通いやすい場所の病院に転院した
 ・かかりつけ病院の定休日に急遽他の病院を探した
 ・帯状疱疹などのワクチン接種をしてくれる病院を探した

…という事情が重なっただけなのだが、新しい病院に行くたびに受付・会計のシステムや院内の配置が違うので「この病院では次にどこに行けばいいんだっけ?」と迷ったりする。保険証とマイナカードの混在もややこしく感じてしまう。



とはいえ通い始めればいつの間にか慣れるものだが、1ヶ所だけ数年通っても動線が覚えられない病院がある。
定期検診のために年に1回通うだけなので頻度が少ないということもあるが、その病院の構造が複雑なのと案内表示や部屋の名称がわかりづらく感じる。そして1年経つと「去年もあの病院の中で迷ったな」ということしか覚えていないという、私にとっては魔境のダンジョンのような病院なのだ。

今年もどの部屋に行けばいいのか記憶がなく、通りかかったスタッフさんに聞いたら違う場所を案内されて余計に訳が分からなくなってしまった。案内された場所で聞き直したら「この人大丈夫かしら」という顔をされた(ような気がする)のでちょっと落ち込んだ。



そして「もう2度とあの病院の中で迷わない!」と決めた。今の年齢からこんなことで躓くわけにはいかないのだ。
なんとかその日の行程をやり終えて会計が終わった後、ロビーのベンチに座って病院の中を眺めながら今日の動きを反芻した。
まず左。次に左奥。最後に2階の右奥。
左、左奥、2階の右奥…

よし、覚えた!

不思議なもので、一度頭が納得してしまえば、今までモヤモヤと迷っていたことが不思議なくらいにスッキリと覚えられた。
これで来年は院内をスムーズに動けることだろう。

それにこれをブログに書いておけば、来年の検診前に見返すこともできるしね。
(このブログを書いたことを覚えていればの話だけれど)



<追記>
後から思い当たったこと。
この魔境の病院には毎年7月に定期検診で通っていて、駅から徒歩10分ほどかかるため病院に着くころには暑くて頭がぼーっとしていた気がする。
今年は手首の怪我のために2ヶ月後の9月中旬になり、さほど暑くなかったので頭がクリアだったのではないかしら。
来年以降の検診も9月中旬になったのでもう病院内で迷うことはないだろう。そうであってほしい。

# by Medalog | 2025-09-21 10:39 | 生活 | Comments(0)

お惣菜

左手首を骨折した直後は料理もできなくなった。
無理をすればできるだろうが、お皿や包丁を足に落として新たな怪我をしたくないのと、夫が留守にしている時期だったので自分一人なら惣菜で済ませてしまおうというサボり根性があったのも事実。

そして惣菜生活が始まって早々「これは無理だ」と気付いた。
元々お惣菜を買うことに抵抗はなかったのでなぜ無理と感じたのか我ながら不思議だったが、考えてみれば普段お惣菜を買うと言っても食卓の全てがお惣菜になることはまず無いし、それが毎食続くということはもっと無かった。だから毎食お惣菜ばかりになると味の濃さが受け付けなくなってしまったのだ。
もちろん、保存性を考えて濃い目の味付けになっているのだと思うので文句はないけれど。

近所のスーパーではなくデパ地下の食品ならもう少し味が薄くて毎日でも食べられるかもしれないが、色々現実的ではないし。
お弁当屋さんのおかずは揚げ物が多いので、これも毎日は食べられないし。



今回は数週間で料理できるようになることがわかっていたので、薄味の豆腐やカット野菜を合わせてなんとか乗り切った。
そして思ったことは、将来何らかの理由で料理ができなくなったときにはどうしよう?ということだった。両親の晩年には高齢者向けの宅配弁当を頼んでいたが、正直なところそれも美味しいものではなかったのが両親に申し訳なかった記憶がある。

我が家は夫婦二人だけなので、将来は自分たちだけでそういう問題を解決していかないといけない。
今回、冷凍食品はあまり味付けが濃くないこと、コンビニには結構美味しいおかず(おつまみなのかも)やサラダを豊富に置いてあることなどを発見したので、今後は将来に備えて今まで買わなかった冷食や行かなかった店のお惣菜など、いろいろ試してみようと思った。



そしてようやくギプスが外れて自由に料理できるようになったとき、結局大した料理は作らないのだけど、やっぱり自分の味が落ち着くと思ったことだった。
さて今日の夕食は何を作ろうかなあ…

# by Medalog | 2025-09-18 17:32 | 生活 | Comments(0)