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d0048332_08493588.jpg阿波しじら
絹シナ布の八寸帯



このところ、いただき物のピンク系の着物を着ることが多かったので、久しぶりに地味系の着物を着た。
地味と言っても白が入っているので暗くはないが、こういう色合いはまるで実家に戻ってきたかのような寛いだ気持ちになる(笑)

ピンク系の着物も決して無理して着ているつもりはないのだが、気付かぬうちに「お出かけ着」と感じているのかも。
その点、この着物は色といい素材といい普段着感覚の着やすさがある。

この阿波しじらは、木ノ花さんが大阪の催事に出店している時に、つい購入してしまったもの。
お店の方が色違いのものを着ていらして、何回も洗って柔らかく身体に沿う感じに育っていたのがとても素敵だったので真似したくなってしまったのだ。
しじらはシボがあるから、馴染んで柔らかくなっても体のラインを拾いすぎないのが私には安心感がある。

衿はバチ衿。
自宅で洗うならバチ衿がいいとお店の方に勧められた。
ちょっと浴衣っぽくなるが、却って浴衣として着ることもできていいかも!
今、浴衣は一枚も持っていないのだ。

帯はお友達からいただいた絹シナ布。
軽くて風通りもよくて、これからの季節にぴったりだ。
この日は茶道関係ではないので、久しぶりに帯留も付けてみた。



この日出かけたのは、中之島香雪美術館。
企画展「茶席を彩る中国のやきもの」を鑑賞してきた。
あまり広い美術館ではないが、茶碗や蓋置、香合、その他それぞれ十数点ずつ並べられていて満足の展示だった。

中之島フェスティバルタワー・ウエストという高層ビルの中にある美術館だが、常設展示として国指定重要文化財「旧村山家住宅」に建つ茶室「玄庵」が原寸大で露地まで忠実に再現されている。
「玄庵」は、藪内流家元の茶室である重要文化財「燕庵」の写しだそうで、私にはどのあたりが藪内流らしい特徴があるのかはよくわからないが、「写しの再現」とはいえお家元の茶室をまじまじと拝見できるのは貴重だと思うので、自分がここでお茶をいただく気分になって優雅な気持ちで鑑賞した。

…いや、したかったのに、他のお客様たちがちょっとうるさくてそれどころじゃなかった。
女性の二人連れのお客様、年金がとても大切なのはわかりますけれど、お茶室を熱心に見ている客がいる側で大声で世俗的なお金のお話はご遠慮いただきたかった…私がいる間ずっと、ベンチを占領して茶室も見ずにただおしゃべり。
このスペースは一応展示室の外になるので話をしてもいい場所なのだろうが、何もここで話さなくてもいいのにねえ。

# by Medalog | 2019-06-24 14:06 | きもの | Comments(2)

洗えない

茶道教室でいただいた着物。

d0048332_12004578.jpg大島紬のような柄だが、ハリやツヤがほとんどない。
村山大島紬だろうか?

色がちょっと暗いし八掛が赤くて昔風なのだが、昔の着物にしては寸法が足りていて直さずに着られそう。
私以外に欲しいという方がいなかったので、ありがたく頂戴してきた。

汚れが目立ちにくい色柄だし紬にしては柔らかいのでお稽古着になると思い、秋に着るまでに一度丸洗いに出すことにした。裏地が黄変していてそのままタンスに入れるにはちょっと抵抗がある状態だったのだ。
いつもお願いしている業者さんに出して数日。
「この着物は色落ちの危険があるため、丸洗いをお受けできません」との連絡が来て、驚いた。
ただし部分洗いは可能とのことだったのでそれだけをお願いした。

呉服洗いの専門業者さんなので、見立てに間違いはないと思う。
ただ私もお下がりなどの古い着物をたくさんお手入れに出しているが「洗えない」と言われたのが初めてだったので「そんなこともあるんだ!」と驚いてしまった。

いただいたときは「大島なら水に強いからコート類にしてもいいかな」と思っていたが、色落ちするならまず無理だろう。
このまま洗わずにお稽古着として着倒せばいいのだろうが、この着物に合いそうな白地や薄い色の帯は色移りしそうなので締めるのが不安だ。かといって濃い色の帯を締めたら相当暗いコーディネイトになりそう…

うーん、どうしよう。
とりあえず秋になるまで寝かせておきましょう。
茶道教室でいただいたものなので秋になったら一度は教室に着て行って着姿をお見せしたいとは思っているが、意外と相性の良い帯や小物が見つかって、一度どころかヘビロテになったりして。

# by Medalog | 2019-06-17 12:50 | きもの | Comments(0)

暑くなりました

茶道のお稽古へ。


d0048332_15491459.jpg
大島風の単衣に、絽綴れの帯。
襦袢はシルックの絽。

気温27℃の予報だったのでこの着物と綿麻で迷って、まだギリギリ6月前半だから綿麻は早いかと思って紬を選んだのだが、やっぱり暑かった!

この紬はかなり薄くて軽いので着心地は良いけれど、キッチリと布目が詰まった感じで体に風が全然入ってこない。
手持ちの単衣紬にぜんまい紬があるのだが、ぜんまいの節があるためか体への風通りを少し感じられてこの大島風よりも着心地が涼しい気がする。
この大島風は、もっと涼しい日に着る事にしよう。

先生からこの時期の着こなしについて少し話を伺った。
お稽古着であっても着物、帯、小物類の季節感の取り合わせがチグハグなものはよろしくないが、全体の季節感を合わせた上で多少前倒しする分には構わないとのことなので、次回からは少しずつ前倒しにさせていただこう。



前回のお稽古で「次回は茶箱ね」と予告されて本まで購入して予習した茶箱のお稽古、結局この日はやらなかった。
その代わりに、先輩のお弟子さんが希望なさった三友之式のお稽古をご一緒させていただいた。

5つの花入れに5人それぞれが花を入れたり、お香を聞いたり、初めてのことだらけで、今まで見たことのないお道具が色々出てきて「水屋にこんなお道具があったなんて」と驚いた。
花月はお互いの動きを合わせるリズムのようなものがあって、この日はそれを少し体得できた感じで楽しかった。もっと上達すれば、もっと楽しくなりそう。
亭主の役が当たったので仕事が多かったが、自分で動く事で体が覚えてくれるし理解もできるので役が当たってラッキーだった。それに仕事が多いほうが、座る時間が短くて足が痛くなりづらいのもラッキー。笑

それにしても上のお点前になればなるほど先生のご準備も大変になると思う。
茶花だって、普段から苗を集めてお庭を丹精なさって四季折々の茶花をお育てになり、必要な時には手間を掛けたものをスパッと切ってしまわないといけないのだから…

色々なお点前を経験させていただけることに心より感謝です。

# by Medalog | 2019-06-13 09:50 | 茶道 | Comments(2)