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福岡 二日目

居酒屋とラーメンをはしごした翌朝は、コーヒーとフルーツで軽めに朝食を済ませてホテルをチェックアウト。
博多駅近くのホテルだったので歩いて駅に向かい、大きな荷物を駅のコインロッカーに預けてから駅前のバス停へ。

福岡駅〜天神の繁華街エリアはバスの本数がとても多いうえに、料金が100円のエリアがあるので、乗りたい時に気軽に乗れるのがありがたい。
この日最初の目的地も、駅から10分足らずの100円エリア内だったのでお得な気分。

着いたのは柳橋連合市場。
街中にあるこじんまりした市場で、プロも買い出しに来るのだろうが近所の主婦が気軽に買いに来れるような雰囲気だ。
その中の「柳橋食堂」もこじんまりした店だが、開店時間の11時より前からお客さんが何組も入っている人気店のようだ。
そこで頼んだのが、こちら。

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海鮮丼。確か680円だったかな?
5種類ほどの魚のぶつ切りを醤油で和えてご飯にのせてある。
これが、とても美味しかった!
味が付いているのにそれぞれの魚の新鮮さと美味しさが際立っていて、また使われている九州独特の甘い醤油が刺身とよく合うのだ。
前日の夜に食べ過ぎたので、朝になってもまだお腹が空いてないと思っていたのに、箸が進んであっという間に食べ終わってしまった。



そのあとはまたバスに乗り、博多駅と反対方向にある西鉄福岡駅へ。
そこから電車で30分足らずのところにある、太宰府天満宮へ向かった。

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写真だと空いているように見えるが、実際はアジア系外国人の観光客で大賑わいだった。
日本の参拝マナーなどまるで気にする様子のない人々を見ていると、もはやここは日本ではないような気がするが、かつて自分が海外の教会などに観光に行った時に知らぬ間にマナー違反をしていなかったとは限らないし…
それに平日の観光地がこれほどまでに賑わっているのは海外からの観光客のおかげだろう。参道のお店も名物の梅ヶ枝餅を求める参拝者で行列ができていた。

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もちろん私もいただく事にした。というか、これが目的の一つだった。
初めて食べる梅ヶ枝餅。
餅といっても大福か饅頭のような柔らかい皮なのかと思ったら、薄いお餅そのままの生地で、焼きたては香ばしくパリパリ。中の餡子の上品な甘さと餅の香ばしさがとてもよく合って、美味しかった。
ただお餅の生地なので結構お腹がいっぱいになってしまった。また胃薬を飲んでおこう…



福岡市内に戻り、市内観光として福岡タワーへ。
福岡タワーはまさに福岡市内を一望できる素晴らしい眺めだったが、高いところが少々苦手なのでガラスの近くで景色を楽しむのはちょっと無理。
その後、近くのヤフオクドームまで歩く。
この日は試合がない事は知っていたが、実際行ってみたら土産物店の一つも空いていない完全クローズ状態。
ただせっかく人がいない時に行ったので、好きなポーズで記念撮影をしてきた。

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一本足打法!

…ここからまたバスに乗ってJR博多駅へ。
福岡名産の明太子やお菓子をあれこれ購入し、最後は長浜らーめんを食べて帰途へ着いた。



福岡と言えば博多織や久留米絣が気になるところだが、時間のない中で着物に興味のない夫を連れて行くのも気がひけるし、特に久留米絣などは価格を見て「着物ってこんなに高いのか」などと驚かれても困るので、最初から諦めていた。
その代わりに買った、唯一の着物周りのお土産がこれ。

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献上柄の手ぬぐい。もちろん織りではなく染め。
これはこれで福岡でしか買えないものだろうし、一応は満足です。
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by Medalog | 2016-07-04 18:57 | 旅行・食べ歩き | Comments(0)

福岡

すでに数週間前の話になってしまったが、生まれて初めて福岡県へ旅行した。

福岡のグルメがテレビなどに出るたびに夫と「行きたいねー」と言いつつ実現しなかったのが、数年越しで実現することに。
新幹線で博多へ。
所要時間は新大阪から約2時間半。もっと遠いイメージがあったが、東京へ行くのとほとんど同じ時間だった。

昼前に到着して、一番初めに向かったのは駅の近くのうどんのお店。

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「大地のうどん 博多駅ちかてん」
人気のお店らしく、開店直後には満席に。開店前から並んでよかった。

丼の上にどーんと乗っているのは、ごぼうのてんぷら!
福岡のごぼ天うどんが食べたかったのですよ〜。
薄切りのごぼうを丼よりも大きいかき揚げにしてあるので、最初のうちはサックサクのごぼ天を楽しみ、かき揚げが小さくなってきたらうどんのつゆに浸して食べるとコクが出てこれまた美味い。
麺はやわらかめ、つゆも優しい味わいで毎日食べても飽きなさそう。
しかしごぼうのボリュームが私にはかなり重くて、初っ端から胃もたれ予防の胃薬を飲むことになった。



そのあとは、福岡市内の観光があまりピンとこなかったので、天神から西鉄特急で約40分の柳川へ。
柳川市は福岡県の南西部で、熊本県と佐賀県の間でわずかに有明海に面している部分だ。
北原白秋の出身地であり、観光としては掘割をのんびりと船で観光する「お堀めぐり」が有名なので、それを体験するために福岡市からここまで来たのだ。

小雨模様のせいか、週末なのに観光客はほとんど見当たらない。
果たしてお堀めぐりは営業しているのかと不安になりながら船着場へ向かうと、そこには私達の他にも数人の観光客がいて一安心。
傘をさすと邪魔になるのでカッパを借りて、お堀めぐりがスタートした。

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マンションやビルが立ち並ぶ駅前からスタート。

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少し進むと一般住宅のすぐ横を通り抜ける場所も多く、船の中からリビングが見えそうなお宅もあるほど。
お堀の両側に土地を持ち、家の中からお堀の対岸の庭を眺めて楽しんでいるお宅もあるそうだ。なんと贅沢な…。

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後半には、まるでジャングルクルーズのような緑に囲まれた一帯も。
さすがは南国・九州、木も花も生命力の強さを感じさせてくれる。

写真を見てわかる通り、私達の船以外はほとんど船が出ておらず、掘割を貸切状態だった。
船頭さんに話を聞くと、熊本・大分の地震以降は観光客がめっきり減ったそうだ。
柳川ではほとんど被害は聞かなかったそうだが、位置的には震源地に近いのでやはり敬遠する人が多いのかもしれない。
ただその反面「今が狙い目」とも言えるかも。小雨の中の静かな川下り、風情があって素敵だったなー。

その後、北原白秋記念館を見学してから福岡市内へ戻る。

柳川の名物グルメはうなぎのせいろ蒸し。うなぎの名産地というより、せいろ蒸しという調理方法がこの土地独特のものなのだとか。
あとは有名な柳川鍋。これは柳川発祥という説と江戸・浅草が発祥の説と諸説あるそうだ。確かに、柳川鍋といえば江戸名物というイメージの方が強いかな。
ドジョウは食べる勇気がないが、うなぎには惹かれる。
ただこのあと福岡市内でも食べたいものがたくさんあるので、ここでは何も食べずに我慢した。



福岡市内で食べたかったもの、それはこれ。
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呼子のイカの活け造りだ〜!

福岡市内には佐賀県・呼子のイカを仕入れて泳がせておける生簀がある店が多く、注文してから生きたイカをさばいてくれるので、綺麗な透明の状態で運ばれてくるのだ。
この写真は私がスマホのカメラの扱いに数分間モタモタしてから撮影したのでイカが少し濁ってしまっているが、実際は本当に透明で、身はしっかり締まって歯ごたえ抜群、噛むと甘みがあって九州の甘い醤油と相性ぴったり!!
イカの他にアジの刺身も注文したのだが、これまた絶品。今まで食べたアジの刺身の中でも指折りの美味しさで、本当に大満足だった。



たくさん食べてかなりお腹が満たされたけれど、福岡に来たからには行ってみたいところがある。
屋台でラーメンが食べたいのだ。
ただ旅行の日程を決めた時点では気づいていなかったのだが、福岡の屋台は日曜が休みの店が多いらしい。
なのに私たちは日曜・月曜の1泊2日にしてしまったのだ。
そのせいか、小雨のせいもあるのか、中心地・天神ではほとんど屋台を見かけなかった。
仕方がないので中洲まで歩いてみて、そこでもダメなら普通のラーメン店に入ることにしたが、中洲に行ってみると小雨の中で赤い提灯がいくつも揺れている。
中洲の一部エリアで、10店ほどの屋台が営業していた!わーい。

でも近づいてみると、そこしか営業してないせいかどこもびっしり混んでいて、周りには順番待ちなのか見物なのかたくさんの人が集まっている。
いまひとつ勝手も分からないし、ちょっとこれは厳しいかな…ということで屋台でのラーメンはすぐに諦めて、近くの有名ラーメン店に入ってとんこつラーメンを食べた。
やっぱり本場のとんこつラーメンは、匂いが強くてとんこつが濃いなあ。
私にはちょっとヘビーだったかな。

翌日のためにもう一度胃薬を飲んで、ホテルで就寝。
翌日の分は次の記事で。
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by Medalog | 2016-06-28 14:12 | 旅行・食べ歩き | Comments(4)

京町家のお宿

宿として貸し出されている京町家を、初めて利用してみた。


両親、姉、私の4人で京都に一泊旅行。
4人揃っての旅行は本当に久しぶりなので、4人一部屋で仲良く枕を並べられる宿を探したのだが、紅葉のシーズンなのであまり選択肢が無い。
そのなかでふと目に入ったのが、京町家の宿だった。

京町家を一軒丸ごと貸し切りにできるので、どの部屋に布団を敷くのも自由。
大浴場つきの料理旅館で味わう上げ膳据え膳の贅沢さは無いだろうが、京町家で一晩過ごすという体験は関東に住む両親と姉にはいい思い出になるのではないかと考えて、思い切って予約してみた。

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東山・白川沿いに建つ、とても雰囲気の良いお宿。

ホームページはこちら…

日が暮れると、室内の灯がほのかに光り、京町家独特の窓格子を浮き上がらせているのがとてもきれいだった。

外観同様に室内も町家の風情がそのまま残されているが、窓をペアガラスに替えてあるので室温も快適だし、水回りも3年前に改装したばかりということで気持ちよく使える状態だった。
キッチンは通り土間ではなく床を上げて板の間になっているし、バスルームは最新のユニットバスで、築古の実家マンションよりもきれいで広かったため、両親は気持ちよく風呂を使えたようだ。

夕食はなし、朝食のみのお宿。
ガスコンロは無いがカセットコンロやレンジ・トースター、コーヒーメーカーなどが揃っているし食器もたくさんあるので、街でおばんざいを買って来て軽く温め、気の置けないおしゃべりをしながらのんびり食べるような楽しみ方が向いているお宿だと思う。

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2階の窓辺に腰掛けて外を眺めるの図。

着物か浴衣を着ていたら、町家の雰囲気がさらに引き立ちそうだ。

ただ京町家の階段はとても急なので、着物を着て2階へ行き来するのはちょっと大変そう…


2階の窓から見下ろす、朝の白川。
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白川のきれいな水と柳の美しさが、とてもいい雰囲気を作り出している。
欄干のない石橋は、特に雨で濡れているときは川に落ちそうで怖い感じだが、街の人は歩きはもちろん自転車でも平気で渡っているのはさすが。

このあたりでは、夏になると蛍が見られるそうだ。
来夏は蛍を見に来ようかな〜。



こちらのお宿は9人まで宿泊可能とのこと。
静かな川沿いに佇む京町家なので京都の雰囲気が存分に味わえるし、まるで自宅にいるかのようにくつろげる。
一軒家で鍵を預かるので24時間出入り自由。夜中にふらっと外に出て、近くのコンビニで酒のつまみのおでんを買ってくるような、自宅感覚の過ごし方ができるのがとても気楽だ。

気の置けない仲間同士で泊まるにはうってつけのお宿。
ご興味のある方、一度体験なさってみてはいかがだろうか?お勧めです。
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by Medalog | 2012-11-15 10:40 | 旅行・食べ歩き | Comments(2)

岡山

テレビで姫路城の天守閣工事を間近で見学できる「天空の白鷺」という施設があることを知り、夫と「見に行こうよ!」と盛り上がるも、当日になって天空の白鷺は完全予約制であることがわかり諦めざるを得なくなった(行く前に気付いて良かったが)。

じゃあ姫路城の替わりにどこかへ行こうということで、姫路の少し先にある岡山へ行くことにした。
岡山は、広島方面や香川へうどんを食べにいく時に通り過ぎるだけで、ここを目的に出掛けたことがなかった。岡山の観光ガイドは持っておらず、ネットで下調べしたら出発が遅くなってしまうので、とりあえず出発して車内でiPhoneとスマホで調べることに。まさに見切り発車。

しかしスマホは情報量は十分あるものの、移動中のガタガタ揺れる車内で小さい画面の文字を読むのは正直辛い。スマホ用のサイトならいいのだがパソコン用のサイトは表示できても読むのは厳しい…。老眼だし。
結局は書店に立ち寄り観光ガイドに頼ってしまう。iPadとかがあれば、こういう時に便利なのかなあ…



B級グルメ好きな私たち。岡山には津山や蒜山などに有名な焼きそばがあるのだが山陽自動車道からは遠い。岡山市内で食べられるB級グルメということで選んだのが「味司 野村」のデミカツ丼。
ご飯に茹でキャベツとトンカツを乗せてデミソースを掛けたもので、この店はデミカツ丼発祥の店らしい。
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ご覧の通り、ずいぶんコッテリとしたデミソースである。ソースの乗ったカツを逆さまにしてもソースが流れ落ちないほどのコッテリ。味はもちろんデミグラスだが、食感や濃厚さは名古屋名物・味噌カツに近い感じだ。
しかしご飯の量が結構多いのと、カツの下に敷かれた茹でキャベツのおかげで、トータルとしてはソースの量や味がちょうどいい感じになっている。なかなかおいしかったです。



食後は岡山後楽園へ。
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写真の右上は岡山城。
左中央に、とても小さく赤い服の人が映っているが、この方は花嫁さん。
赤い打掛を着て新郎新婦と数人のスタッフで園内を歩いていらした。記念撮影かな?この日は薄曇りで暑からず寒からず。厚い打掛を着て園内を歩いて撮影するにはちょうどいい気候だったと思う。


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隅々まで手入れされた庭園と建物のバランスがとても素晴らしい。写真が下手であまり魅力が伝わらないのが残念。


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花菖蒲が満開で、とても綺麗だった。来週だともう遅いかもしれない。
もう少ししたら園内はサルスベリが開花するらしい。
着物で歩くのがとても似合いそうな庭園だが、大阪から岡山まで着物で来るのはなかなか大変だ。その機会はなさそうだな。



その後、倉敷へ足を伸ばす。一般道でちょうど一時間ほどのドライブ。
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美観地区を散歩。この写真は店が並ぶ通りの一本裏の道だが、レトロな街灯と町並みに自転車。昔の雰囲気を残しつつ、今ここで暮らす人がちゃんといるのだと実感。

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アイビースクエアの裏で見かけた猫ちゃん。
民家の入口に座り、通りをずっと眺めていた。ややぽちゃっとしたその姿が倉敷の町並みにぴったり。



夜は岡山市内に戻り、岡山駅の吾妻寿司で名物ばら寿司を食べてから帰路につく。
渋滞が全くなかったので、岡山駅から大阪市東部の自宅まで2時間半ほど。十分に日帰り圏内だ。
次はきちんと下調べをして、また行きたいな。備前焼もゆっくり見たかったし、中国道経由で行けば津山ホルモン焼きそばが食べられるし。
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by Medalog | 2012-06-12 00:00 | 旅行・食べ歩き | Comments(6)

雨の高台寺、晴れの高台寺

先週末、関東に住む母・姉と共に一泊二日の京都旅行をした。

京都は数十年ぶりという2人のために八坂神社の近くに宿を取り、神社仏閣は知恩院〜円山公園〜八坂神社〜高台寺〜清水寺あたり、市内観光は祇園四条〜三条あたりを、老母の体力を見ながら適当に見て回ることにした。

四条から八坂神社あたりはよくうろついているので勝手がわかるが、高台寺には行ったことがなく清水寺も20数年ぶりなので、坂の傾斜や道の雰囲気などがよくわからない。
いざ現場に行ってから「坂や階段が急過ぎる」とか「交通量が多くて危険」となると母に悪いので、旅行の数日前に一人でロケハンに行くことにした。

京阪の祇園四条駅から八坂神社へ向かい、そのまま境内を抜けると数分で今回のお宿に到着。ここまでは母の足でも問題なく歩けそうでひと安心。
さらに、すぐ近くの高台寺へ行ってみる。
そのあたりは初めて通る道だったのだが、石畳が敷き詰められ、周りの旅館や飲食店の雰囲気も含めてとても風情がある素敵なエリアだった。車の交通量が少ないので静かで安心なのも老母にはありがたい。
お寺の境内に入ってしまうと石段が多いが、その手前までなら着物でも十分歩けるし着物が似合う雰囲気。実際にレンタル着物を着て散策している若い女性やカップルがとても多く、デニム&スニーカーだった私は「次に来る時は絶対に着物にするわ!」と心の中で羨ましく思っていたのだった。

さていよいよ高台寺の境内へ。
境内までは長い石段を上らなくてはいけないのだが、石段の幅が広く傾斜も緩やかなので、人が多くても母がゆっくり焦らず上ることができそうで安心した。
中に入ると、隅々まで綺麗に手入れされた庭園の素晴らしいこと!特に好きだったのが、敷地の一番高い場所にある「傘亭」と「時雨亭」を取り巻くエリアの風情。その日は雨だったので、茅葺き屋根に生えている苔が水滴をつけている様が本当に美しく、人が少ないのをいいことに長い時間立ち止まって眺めてしまった。

その美しさをぜひ母と姉にも見せたいと思っていたのに、当日は晴れ。茅葺き屋根の苔は強い日差しで色が飛んでしまい、映えていることすらわからないほど見えにくかった。
その他の景色も、たった数日違うだけなのに雨天か晴天かという違いだけで見えかたが全然違うことに驚く。それに雨の方が新緑の香りが濃く感じられるので、ロケハンの時の豊かな緑の香りを母と姉にも楽しんで欲しかったなあと思うと残念ではある。
でも雨だと足元が滑りやすいし長時間傘を持つのも疲れるので、母のためには晴れてくれた方が安全でよかったのも事実。欲張りは言っちゃダメですね。

旅行当日に撮影した方丈前庭。
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瓦で龍を表しているらしい。
こんなにダイナミックな表現の石庭は初めて見たのでビックリしてしまった。

春と秋にはライトアップがあるそうだが、残念ながら今は期間ではない。
ライトアップされたら、この石庭はもちろん敷地内の庭園や竹林もどれだけ美しいことだろう。
次はライトアップの時期に絶対また来ようと心に決めたのだった。



知恩院に行ったら三門(通りから見える立派な門です)の楼上が特別公開されていたので、折角だからと拝観した。
門の上に立派な仏像が置かれ、天井いっぱいに描かれた極彩色の龍などの絵が今でも鮮やかに残っていて貴重なものを見させていただいたが、中に入って上り始めると思った以上に階段が急で、老母には怖い思いをさせてしまったのがちょっと申し訳なかった。

しかしそれ以外は、清水寺、円山公園、祇園や先斗町に鴨川の河原などを気ままに歩いて楽しい時間を過ごすことができて、母と姉にも喜んでもらえて何よりだった。
そしてなにより、自分自身が新しく京都の魅力を見つけたようで嬉しかった。また行かなくちゃ!
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by Medalog | 2012-05-21 14:27 | 旅行・食べ歩き | Comments(6)

山口県

各地に大雨警報が出ていた先週末、車で山口県へ…。
メインの目的地は、角島(つのしま)大橋。
山口の北西端にある角島へと架かる、それはそれは美しい橋である。


d0048332_1627666.gifこの橋を知ったのは数年前、ある国産車のCMを見たときだった。そのCMのあまりの美しさに思わずロケ地を検索してみたら、想像していた海外でも沖縄でもなく、山口県の角島大橋だとわかった。

「山口なら、いつか自分たちの車でこの橋をドライブできるんじゃない?」と夫婦で盛り上がったものの、大阪から山口は遠いのでなかなか行く機会が作れない。

またいろいろ調べたところ、角島周辺は海が綺麗で夏は海水浴などで賑わうそうだが近くに高速道路などがなく、ハイシーズンには道路が大変な渋滞になるらしい。となると、通常のお盆休みやゴールデンウィークにはちょっと行きづらいし…

という感じでずっと二の足を踏んでいたのだが、今回ふと思い立って出掛けることになった。
梅雨時なので天気に恵まれない可能性も高いのだが、できるだけ渋滞を避けるほうを優先してこの時期に出掛けることにした。
高速道路の上限1000円割引が19日で終了になってしまうので、その前に行きたかったし。


d0048332_16263530.gif大雨警報が出る中、大阪を出発してからしばらくは強い雨だったので半ば諦めていたのだが、西へ向かうにつれだんだん雲が薄くなり、広島に入るころには青空が見えるようになってきた。

そして山口に入り、角島に着くころにはこの晴天!快晴にはほど遠いが、梅雨時にしてはありがたいほどの晴れ具合だ。

上の写真が陸地側から、下の写真が島側から撮影したもの。素人のこんな写真では角島大橋の魅力の半分も紹介できないので、お時間のある方はぜひネットで角島大橋の画像を検索してみていただきたい。橋そのものも、周りの海も本当に美しいのだ。

梅雨時でありながらこの景色が見られて、本当にラッキーだったなあ。



宿泊は、萩の温泉旅館。角島から東へ、一般道で一時間程度の距離だった。
萩の町は街のあちこちに城下町時代の建物や白壁が残り、海沿いで緑も豊か。現代の建物も景観を合わせる努力をしているのだろうか、全体的にとても雰囲気の良い街だった。
幕末の志士を多数輩出した松下村塾があった場所なのでそれにちなんだ見所も多数あり、また優しい色合いが特徴の萩焼の産地でもある。
また萩の名産・夏みかんは、廃藩置県により食い扶持を無くした武士の家計を支えるために夏みかんの苗が各家庭に配られたのが始まりだと聞き、まさに歴史の街なのだなあとしみじみ感じた。
今回はスケジュールの都合で萩には泊まるだけになってしまったが、機会があれば萩だけでのんびり観光してみたい。夫は萩焼なんかには興味が無いらしいので、女友達と来ようかな〜。



d0048332_16313753.gif翌日は萩から南下して山口県のほぼ中央にある秋吉台へ。

カルデラ大地の雄大な景観が有名な場所だが、この日は天気予報通りの大雨になってしまい、写真はほとんど取れなくて残念だった。本当は白い岩があちこちに点在しているのが綺麗なのだが、雨が降ると岩が黒っぽく見えて、なんだか普通の景色に…。

でも鮮やかな緑に白く霞が掛かった様子も、それはそれでとても美しかった。



d0048332_1628510.gif秋吉台と言えばもう一つ有名なのは、全長1kmもある地下鍾乳洞、秋芳洞だ。ここは地下なので、雨でも関係なく観光できるので助かった。

暗いので思うような写真が撮れなかったが、距離だけでなく上下・左右にも広がる鍾乳洞の巨大さには驚くと共に身がすくむような怖さも…。

私は地下がちょっと苦手で、地下鉄や百貨店の地下街もあまり好きではない(閉所恐怖症気味なのかも?)ので、自分が地下80メートルのところにいると思うだけでも怖いのに、鍾乳洞の中は暗いし滑るしでしばらくは足がすくんでしまった。
d0048332_16282690.gifでも見ているうちに、だんだん怖さより驚きと興奮のほうが上回ってくる。

右の写真、右下に小さく移っているのが私。
この柱(黄金柱)は高さ15m、直径4mらしい。こんな巨大なものが地下にある驚き!

これ以外にも変化のある地形が延々と続き、歩道もアップダウンがあるのでちょっと足が疲れてしまうほどの距離だった。
とても見応えがあり、地下が苦手な私でもこれは山口に来たなら一度は見るべきだと思った。


d0048332_16284867.gif大阪に戻る前に、欲張ってもう一カ所観光。
山口の東端、広島との県境である岩国市にある錦帯橋だ。

岩国城と城下町を繋ぐ193.3mの木造橋で、木造ならではのとても美しいアーチを見せている。
錦川の流れもとても清らかで、できれば写真をたくさん載せたいところなのだが雨のために暗い写真しか取れなくて残念だった。

橋を渡ってから10分ほど先にあるという岩国城まで行ってみたかったが、雨が降っているし鍾乳洞でちょっと疲れてしまったのでこの日は橋を渡るだけで終わる。
岩国は広島の宮島からさほど離れていないので、広島観光のついで(というと聞こえが悪いが)に来ることができる距離だ。また天気のいい時に来る機会がありそうだ。



天気はあまりよくなかったが、一泊二日で山口県のあちこちを観光できて楽しかった。
今回は下関方面には行けなかったけれど、それは次回のお楽しみにしよう。フグも食べたいし。

以前このブログの中で、47都道府県のうちどれだけ行ったことがあるかを数えたことがあり、山口県はまだ行ったことのない8県のうちの一つだった。
今回山口県に行ったので、残りはあと7県!(鳥取、島根、福岡、佐賀、長崎、熊本、鹿児島)

焦って制覇しても面白くないので、時間を掛けてのんびりと全県踏破を目指したいものだ。
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by Medalog | 2011-06-14 18:16 | 旅行・食べ歩き | Comments(3)

ウォンバット

かなり前の話だが、新婚旅行でオーストラリアに行った時はじめて「ウォンバット」という動物を知り、それが可愛かったので年甲斐もなくぬいぐるみを買ってしまったりしたのだが、それ以来ウォンバットが好きになった。

日本でも飼育されているのは聞いたことがあったが、最近になって大阪にもウォンバットがいることを知り(有名なことなのだろうが)さっそく見に行ってきた。

場所は池田市の五月山公園内にある、五月山動物園。
いくつものハイキングコースがある大きな公園内の、ちいさな動物園だった。
こんな小さい動物園だからウォンバットも1〜2匹かな、と思っていたら…

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5〜6匹いた。
豪華。

そこそこ大きな区切りの中に1匹づつ分けられていて、シャッターチャンスがないぐらいずーっと歩き続けているのが、また可愛い。

ここだけで10分以上は見ていたかな?
夕方で園内が空いていたせいもあり、ゆっくり見られて非常に満足。

d0048332_15265181.gifワラビー。
これまた可愛い。

そういえばオーストラリアでワラビーに餌付けをしたが、その時は柵もなくまさに触れ合う状態で、エサを求めてびょ〜ん、びょ〜んと一直線に飛んでくるワラビーは、小さくてもちょっと怖かった。

同じツアーで新婚旅行中だったカップルの男性のほうが完全に腰が引けていて、女性のほうが平気でエサをあげていたのを思い出して、懐かしくなった。

北海道・北見に住んでいるはずのあのカップルは、今もお元気だろうか?

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エミュの子供。
小さくてホワホワしていて、これまた可愛い〜。

小さいので、柵ギリギリにカメラを近づけて撮影していたら、親のエミュが柵から顔を出して攻撃してきたのでびっくり。
驚かせてごめんね。

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鹿。

この数年、奈良や広島の宮島で至近距離で鹿を見たり、鹿せんべいをあげようとしてどつかれたりしているので、こんなに遠いと物足りない気がしてしまう。

そういえば数日前に新聞で読んだが、宮島の鹿が増えすぎてトラブルになっているそうだ。頭数を減らすために鹿せんべいの販売をやめてエサを与えないようにしているらしい。
飢えてやせ細った鹿はプラスチックなどのゴミを食べたり、子供に噛み付いたりしてしまうそうで、絶滅すら懸念されているとか。

そういえば数年前に宮島に行った時、ちょうど花火大会の日だったせいもあろうが、駅前の広場にはパンフレットやうちわなどのゴミが散乱し、それを鹿が食べている姿をたくさん見た。
奈良公園の美しく整備された敷地とはかけ離れていて、世界遺産のある島とは思えないような汚さに正直なところ驚いた。

たまたまあの日だけ掃除が行き届いていなかったのか、それともいつもゴミが落ちているのかはわからないが、きっと多くの鹿がプラなどのゴミを食べているように思えた。

宮島の鹿は、戦後は100頭前後しかいなかったものを観光資源として増やし、現在は450〜500頭にまで増えたそうだ。人間が増やした鹿なのだから、なんとかうまく共存できるようにして欲しいものだと思う。



動物園に向かう途中、川西あたりで白いたいやきの看板を発見!
これはいま巷で噂の「藤家」では?
大阪にもあるのは知っていたけれど、こんなところにあったのかと嬉しくなり、動物園からの帰りに買って、車の中で早速食べながら帰ってきた。

d0048332_16275741.gifこれは唯一自宅へ持ち帰った、チョコレートたいやき。
ほんのり茶色なのは焼き色ではなく、皮にもチョコレートが入っているからで、あんこやカスタード入りのたいやきは皮も真っ白なのである。

皮の食感はもちもちしていて求肥みたいかな?
たいやきと言えばたいやきだし、別物と言えば別物…
でも美味しい。

しかし大阪市内から兵庫・川西は遠いなーと思ってHPを調べてみたら、大阪にもたくさん店舗はあるらしい。というか、最近たまに行く千林商店街の端っこにもあるのを見つけたので、今度行ったらまた買ってみよう。
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by Medalog | 2009-03-16 16:40 | 生活 | Comments(0)

高松へ

お盆休みはいつもなら関東の実家へ帰省するのだが、今年は夫婦で仕事が入ってしまい、
離れた実家へ往復する日数が取れないので帰省は諦めた。
しかし近場へ1泊で旅行する時間は取れたので、どこへ行こうかと相談したところ
うどん好きな夫が「讃岐うどん食べたい」と言うので、四国へ出掛けることになった。

この旅行を思い付いたのが休みの2日前。
こんな直近に、しかもお盆休みに宿が取れるかな〜と心配だったが、ネット検索したら
いくつか空きが見つかり、いいホテルを押さえることができた。

さて当日。
旅行はいつも通り食べ歩きがメインで、かなり遠くまで回ったのだが、今回はきものの話。
讃岐うどんと言えば香川県高松市周辺。このエリアで3軒のうどん屋さんを回ったのだが、
私が夫にわがままを言ってうどん屋さん以外に立ち寄った店が2軒。

履き物の黒田商店さんと、馬場呉服店(ネットショップ・kimono gallery 晏)さんである。
嬉しいよ〜!

黒田商店さんの下駄は数ヶ月前に歌舞伎座で購入したばかりだし、
kimono gallery 晏の木綿の着物はとても興味があるけれど、今すぐ欲しいわけではない。
だけど、すぐ近所まで行くのにこの2軒を素通りするのはあまりにももったいない!



まずは黒田商店。
ガラス戸を開けて中に入ると、そこに並ぶのはあの素敵な草履や下駄の台、そして鼻緒の数々。
うは〜〜〜、幸せ。
店内には歌舞伎座でお会いしたご主人と奥様がいらしたが、それぞれ接客中だったので
一人で勝手に店内を見させていただく。

特に鼻緒は相変わらずの素晴らしい品揃え。歌舞伎座で拝見したときは時間制限があって
焦ってしまったので、今回はじっくり拝見してきた。
どれもこれもが本当に素敵で、いくらでも欲しくなってしまう。
半衿とか手ぬぐいのように鼻緒もたくさんコレクションして、その日の気分で使い分けられたら
いいのにな〜。

その後、奥様が相手をしてくださった。
歌舞伎座で下駄を購入したことを話し、そのとき見かけた保多織の足袋が見たいと
お願いして見せていただいた。

保多織はワッフル地のようなしっかりした生地(厚みは数種類あり、足袋は一番厚手を使用)で、夏は涼しく冬は暖かいと聞いたことがある。
暖かい足袋といえばネル地のものを一足持っているが、素材感からすると冬しか履けない
感じなので、履けるシーズンが長そうな保多織の足袋に興味があったのだ。
サンプルを履いてみると、しっかりした作りと気持ちよい履き心地で普段用にとても良さそう。
5枚コハゼなのも私好み。(4枚コハゼだと、なぜかコハゼがはずれてしまうので)
裏地は晒とネルがあるのだが、通年履くなら晒地のほうが良さそう。
色も白やベージュ、グレーなど数種類あったが、自分の袷の着物に似合うのはグレーかな?

d0048332_16285633.gif…というわけで、一足購入してしまいました。

足袋としては高価なものだと思うが、奥様の話によると丈夫で長持ちするし、洗濯機で普通に洗濯して、干す時に手で伸ばしておけばそのまま履ける手軽さも魅力だそう。

また長く使える故に、洗濯を重ねると色がだんだん薄くなってくるので、その色の変化も楽しんでくださいね、とのこと。なるほど〜。


奥様が商品を包んでくださる間、ご主人が話し相手になってくださった。
歌舞伎座で買い物する時の時間制限は、前回(6月)の後半からなくなったのだそうだ。
(黒田商店さんでの買い物に限り。歌舞伎座の商品については変更なしだとか)
やはり、時間制限があるということで歌舞伎座での買い物を諦める方も多かったそうで、
次回以降も時間制限はないとのこと。これはいいことですね!

図々しくお茶までいただき、さらに図々しく馬場呉服店さんの場所を聞いたところ
奥様が電話で営業しているかどうか確認してくださった。
いろいろありがとうございました。


その足で、ほど近い馬場呉服店さんへ。
馬場呉服店さんにネットショップ・kimono gallery 晏の商品が置いてあるということなので、
モニターではわからない手触りを確かめさせていただこうという、これまた図々しい魂胆なのだ。

お店では、急な来訪にも温かく出迎えていただいた。
「いろいろな木綿の反物を拝見したい」とお願いして、川越唐桟、伊勢木綿、片貝木綿、そして保多織などいろいろなものを触らせていただいた。
川越唐桟はつるっとしたきめの細かい手触り。片貝木綿はやや厚めでざっくりした感じ。
伊勢木綿はその中間ぐらい? (それぞれの木綿にも各種あるので一概には言えないが)

そして保多織。糸の太さや折り方が違う4種類を見せていただいた。
一番厚手のものは、足袋や作務衣などに適していて、きものには薦めないそうだ。
薄地のものは柔らかくて手触りも良く、着物はもちろん襦袢などに仕立てる方もいるそうだ。
(裏地のない木綿着物と木綿襦袢を合わせると滑りが悪いという人もいるそうだが)
同じ保多織でも、糸の太さによって手触りが随分違うことを実感した。

また、布の切れ端などの色見本を持って行けば、好きな色に染めることもできるのだとか。
いろいろなことに挑戦しているお店の熱意をしっかり感じることができた。
たくさん商品を出していただいたのに、旅の途中で急いでいるため
慌ただしく帰ってしまったのが申し訳なく、残念。

今回いろいろな反物を触らせていただいたので、次に木綿着物を買う時はこちらのショップで
買えたらいいなと思っている。
10月に東京で展示会を開催されるそうだ。行きたいけど遠いなあ〜。



というわけで、数日前には予想もしていなかった両店への訪問。
慌ただしかったけれど、楽しくワクワクした。
しかしできることならば、着物好きの方と一緒に伺えたらどれだけ楽しいかと思う。
いつか機会があればまた行きたいので、どなたかご一緒してくださいね!



そういえば、黒田商店さんで買い物をしている時に、小さなお嬢さんを連れたお母さんが
「この子の浴衣に合わせる下駄が欲しいんですけど〜」と言って来店していた。
近所にこんな素敵な履き物屋さんがある生活、羨ましいなあ。
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by Medalog | 2007-08-17 00:00 | 旅行・食べ歩き | Comments(12)

北陸旅行2日目(その3)

白川郷から山中温泉まで、一般道で向かう。
そうと決まれば、少しでも早く向かわなくてはと、すぐに店を出発する。
まずはカーナビでルートを検索してみると、なんと3時間半も走り続ける計算に。
朝、和倉温泉から3時間以上走り続けていることを考えると、これは結構な距離だ。
しかも、両親は私の運転が不安らしく、私が「運転代わろうか?」と聞いても父は決して
ハンドルを譲ろうとしない。(昔、父の車をぶつけたことがあるから仕方ないのだけど)
そして、3人で長旅の覚悟を決めて、とうとう出発した。

道は、なにしろずっと山道なのだ。
白川郷から荘川ICまでは荘川沿いを、そして荘川IC〜白鳥西IC(高速道)を過ぎてから
福井県大野市に入るまでは九頭竜川沿いを、ひたすら走る。
場所は変われど、2時間近く「右は山のみ、左は川のみ」という景色が続く。
(花好きの母によると、標高によって咲く花が違っていたようだが)
いくら新緑の絶景といっても、これはかなりきつかった。
ましてや、自分達が走りたくて走っているのではなく、下調べ不足のせいで
仕方なく走っているのだという気持ちがあるので、余計にきつく感じたんだと思う。
大野市内で街中に入り、景色が変わった時は心底ほっとした。

その後、北陸有数の観光スポットである永平寺の前に差し掛かったが、
「寄ってみる?」などという者は誰もいない。門前町をノンストップで通過。
ただ幸いなのは渋滞が一切なく、予定よりも20分以上早く山中温泉に到着できた。
運転し続けた父も、そして後部座席でずっと座っていた母も、本当にお疲れ様でした!

本日のお宿は、「白鷺湯たわらや」。
昨日の「のと楽」の大きさや明るさに比べると、こぢんまりとして落ち着いた宿だ。
渓流沿いに建っているので、部屋からも風呂からもせせらぎの音が楽しめる。
一泊目が海沿いの和倉温泉だから、二泊目も同じ海沿いの片山津温泉にするより
山中温泉の方が違った趣が楽しめていいだろう、と計画したのが正解だったみたい。
部屋は広い玄関〜次の間〜メインの15畳〜窓際に板の間+1.5畳の和室。
3人ではもったいないような広さだ。
老舗らしく古さはあったが、手入れされているので特に不満はない。
ただ、トイレの壁紙がはがれかけていて、貼り直せばいいのにと思った。
風呂は夜8時〜翌2時まで男女入れ替わるそうだが、
この時間には入れなかったのが残念。
本当は夜が更けてから、真っ暗な中で露天風呂でせせらぎの音を楽しみたかったが、
なんせ疲れていたのでいつの間にか眠ってしまったのだ。
母は、この旅館の雰囲気がかなり気にいった様子。
料理は、部屋で炊き上げる釜飯が特においしかった。

あっという間に明日は最終日。天気もよさそうだし、最後まで楽しめるといいな。
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by Medalog | 2005-06-03 20:07 | 旅行・食べ歩き | Comments(0)

北陸旅行2日目(その2)

千里浜なぎさドライブウェイでの快適ドライブを終え、
今日の目的地・白川郷方面へ向かう。
北陸自動車道から、昨日通った富山県・砺波のすぐ横で東海北陸自動車道に乗り換え、
五箇山ICで下車。ICからほんの5分ほどで、「菅沼合掌造り集落」に到着した。

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雄大な山々に囲まれて、その特徴的な屋根を青い空へと突き上げる
9棟の合掌造り家屋の集落は、まるでそこだけが時の止まった
別の時代・別の世界のようだ。
しかし実際は、そこで今も暮らしている方々がいる。
むかし学校の社会科で習った時は、テストのために名前と特徴を
覚えるだけの存在だった「合掌造り」。しかし、この歳になって実物を
目前にすると、その迫力と美しさに感動するとともに、この家を維持して
暮らしている方々の苦労と覚悟のほどをつくづく実感する。
せめてもの気持ちとして、売店で朴葉味噌とかき餅を土産に購入。


次は、一般道で南下して「白川郷」へ。30分もかからない距離だ。
集落の一番手前にある「道の駅」で周辺の地図を仕入れる。
「昼は軽くそばにしようか」と、グルメマップを見ながらそば屋を探すが、
1軒目は休み。
2軒目はどこにあるかわからず、同じ道を行ったり来たりしてしまう。
お腹は空くし、時間は経つしで車内の雰囲気が悪くなりかけたので、
道沿いにあったとんかつの店(店名忘れた)に入ることに。
両親はカツカレー、私は朴葉焼き定食を注文したが、
カツが柔らかくて美味しかったし、朴葉焼きも香ばしくて、
軽くすませるはずがどんどん箸が進んでしまった。
d0048332_1532658.jpg
その店で「ここから山中温泉まで白山スーパー林道経由で何時間かかりますか」と聞いたところ、お店の人が困ったように「白山スーパー林道は、まだ開通してないんですけど・・・」と言う。
なんと冬期は雪で閉鎖され、開通は今週末からだとのこと。
慌ててガイドブックを見ると、
確かに6月上旬まで閉鎖と書いてある。
今朝予定を変更して白川郷行きを決めた時は、ガイドブックを見ず地図だけを見ていて
25度にもなる気温の中、よもや冬期通行止めがあるなど想像もしていなかったのだ。

しかし、そういえば道すがら見える白山の頂には、たしかに雪がしっかり残っていた。
「わあ、まだ雪がある」なんて、呑気に写真まで撮影していたのだ(左)。
そういうことだったのね〜。ということは、これからどうすればいいの?

お店の方に相談したところ、山中温泉へのルートはふたつ。
ひとつめは、ここへ来たルートを北へ引き返し、金沢経由で向かう方法。
これだと、高速料金はかかるが、白川郷から加賀までほとんど高速道路で行けるため
運転しやすいし、だいたいの時間も読める。
そしてふたつめは、南下して郡上市の白鳥から国道158号で西へ向かい、
永平寺の前を北上する方法。つまり、白山麓をぐるっと迂回するわけだ。
これで行くと、荘川IC〜白鳥西ICのみ高速道路が使えるが、
残りはほとんど一般道の山道だ。
距離だけをみるとさほど変わらないようだが、高速道と一般道では
スピードが倍近く違ってくるだろう。
そしてドライバーである父が選んだルートは…
「同じ道を2回走ってもつまらない。白鳥経由で行こう。」

そして、長い長い山道ドライブが始まってしまったのだった。
(その3へ続く)
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by Medalog | 2005-06-03 15:06 | 旅行・食べ歩き | Comments(0)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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