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手ぬぐいバッグの作り方

前回の記事で書いた手ぬぐいで作る手提げバッグの作り方についてお問い合わせいただいたので、
稚拙ながら作り方をご紹介します。

前回の記事でも書きましたが、某手ぬぐい店の店頭で見た作り方なのでブログに載せていいものか迷ったのですが、手ぬぐいを多くの方が楽しんで使えるようになったらいいな、とも思うので、とりあえず期間限定でアップすることにしました。

とっても簡単で仕上がりも可愛らしいので、ご興味のある方はぜひお試しくださいませ。



d0048332_11244622.gif手ぬぐいを、表を下にして置きます。

d0048332_112561.gif縦(長いほう)の中心線に向かって端を折り込みます。

d0048332_11251467.gif反対側も同様に。

d0048332_11252295.gif同じ要領で、もう一度さらに折り込みます。

d0048332_11253023.gif長さが半分になるように折ります。
折ったひだが外側に来るように。

d0048332_11254251.gif折った端をきちんと合わせて、縫います。

※上記のように手ぬぐいを折り込まなくても、ただ広げた手ぬぐいの端を縫うだけでもバッグとして使えそうな気がします。

d0048332_11255117.gifd0048332_11321392.gif
縫い代の始末をします。

最初に作ったもの(右写真)は袋縫いにしましたが、持ってみるとごろごろして気になるので、左写真のように縫い代を割ってまつり縫いするだけで十分かと思います。(皆様はお好みで…)

d0048332_1126078.gif底の部分を広げます。
定規の当ててある部分を、両側とも波縫いします。
今回は15cm縫いました。

d0048332_112686.gif両側縫い終わったところ。

15cmだと、容れ物としてはやや浅いかな?と思うのですが、これ以上深く縫うと中に入れるものの出し入れがしづらくなる気がします。

これは使用する手ぬぐいの長さによっても違ってくるので、ご自分の使いやすい深さを見つけてくださいね。

d0048332_11261696.gifひっくり返せば、ハイ出来上がり!
本当に簡単で、あっという間に仕上がります。

失敗したりほつれてきたらまた縫い直せばいいし、ほどけば元の手ぬぐいに戻るし、とっても気楽に作れるので、ぜひ試してみてください。

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by Medalog | 2009-11-04 12:04 | 生活 | Comments(4)

手ぬぐいで作る手提げバッグ

先日奈良へ行ったときに立ち寄った手ぬぐい店に、手ぬぐいで作る手提げバッグの作り方が書いてあったので、さっそく真似して作ってみた。


d0048332_15561725.gif右が以前作った三角バッグで、左が今回作ったバッグ。

三角バッグはA4雑誌程度の大きさのものが入るし、口が大きく開くので例えば雨コートのような大きめのものをさっと出し入れするのには便利だ。手ぬぐいを使うから和服によく似合うし、綺麗に畳めばまさに手ぬぐい1枚を持ち歩くのと同じなので、かさばらないところもいい。

でもちょっと横長で、使っているときの形があまり綺麗ではないかも?とも感じていた。


d0048332_15562996.gifこのバッグは三角バッグより一回り小さく、B5サイズ以下がピッタリ。(写真のガイドブックはA5変形)ガイドブックや折畳み傘をちょこっと入れるのにちょうどいい大きさだ。

大きさも形も、私はこちらのバッグのほうが好きかなー。使いやすそう。

作り方を図解で載せたいところだが、手ぬぐい店に悪いので自粛。
ただ構造はとても簡単。おおざっぱに言うと、手ぬぐいを中表に二つ折りにして持ち手部分と左右の脇を縫い合わせ、外表にひっくり返すだけなのだ。
三角バッグの作り方と同じくらい簡単だし、ほどけば元の手ぬぐいに戻るのも一緒。是非お試しを!

(ご要望があれば作り方を期間限定でアップしますので、ご希望の方はコメントしてください)

2009/11/4注
ご要望をいただいたので、作り方をアップしました。
期間限定の予定ですが、どうぞ参考にしてください。

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by Medalog | 2009-11-03 16:30 | 生活 | Comments(4)

へら台

呉服店の和裁教室で使ってみて、使い勝手の良さに惚れ込んでしまった「へら台」。欲しいと思いつつ、ちょっと価格が高いのと重たいのとで買っていなかったのだが先日、夫の車で手芸店の近くへ行く用事ができたので「今日がチャンス!」とばかりに買ってしまった。

d0048332_20271729.gifd0048332_20272985.gif
畳むとA3サイズほどの大きさだが、蛇腹状になっていて、伸ばすと6倍の長さになる。


d0048332_20274228.gifここに布地を待ち針で固定すると、柔らかい絹やポリなどの細かい採寸や印付けがびっくりするほど簡単にできるのだ。(和裁をやっている方には常識の話だと思いますが)

そして台に適度な硬さがあるので、へらで布地に印をつけやすい。

和裁と言っても替え袖や裾よけ程度しか縫わないのだが、きっと今までより楽しく裁縫できるのではないかとワクワクしている。


本当は和裁教室で使った「こて」も欲しい。へらより簡単に布地に印が付けられるんだもの。
だけど、さすがにそこまで揃えることもなかろうと我慢している。アイロンで印って付けられないのかな〜。大きすぎて無理か…
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by Medalog | 2009-09-24 20:46 | 生活 | Comments(2)

単の替え袖

呉服店のミニ和裁教室で、単の替え袖を作った。


お誘いいただいたとき、心の中で(作り方は知ってるけど、習ってみてもいいかな〜)なんて思い上がっていたのだが、いざ教わってみると自己流ではあやふやだった部分がよくわかり、仕上がりの綺麗さも全然違うので、習って良かったと思った。


まず布に印をつける方法。
今までは布をテーブルに広げてメジャーで測って待ち針をうっていたが、柔らかい布は扱いにくいし、メジャーも毎回伸ばさなければ測れなくて不便だと感じていた。しかし、へら台に待ち針で布を固定して鯨尺とへらを使ってキッチリと印をつけると正確さが雲泥の差だし、柔らかい布がぐんと扱いやすくなるのを知った。


d0048332_1149523.gif鯨尺は裁縫はもちろん、着物などの寸法を測るのに便利そうでずっと欲しかったので、教室の帰りに手芸店に寄り2尺のものを買ってきた。

鯨尺とセンチの両方が刻んであるので、何かと役に立ちそう。(箪笥の裏に落ちたものを拾うのに一番活躍するかもしれないけど)

へら台は和裁・洋裁どちらにも使えるし、結構重さもあるので着物の押しにも使えて便利だと聞いたので、これまた欲しくなってしまったのだが意外に価格が高い。衝動買いをしちゃいけない、と我慢して帰ってきたけれど、2週間過ぎた今でも欲しいのでそのうち買っちゃお〜。


d0048332_11384554.gif運針から習ったわけではないので実力は以前のままなのだが、細かい縫い方も指導していただくことで仕上がりの綺麗さがガラッと変わった。

左のグレーのものが自己流で作った替え袖で、右のピンクが今回習って作ったもの。

縫い目の細かさ、マジックテープの付け方などが全然違う。

前回の縫い方がひどかったと言えばそれまでだけど。

グレーの替え袖を作ったときは「替え袖は表から見えない部分だから多少汚くてもいいや」なんて思っていた部分があるのだが、今回自分なりにキッチリしたものを作ってみると、やっぱり気持ちがいい。

グレーのほうも、そのうち綺麗に縫い直そうかな〜。



今後の野望は、正絹で二部式襦袢の裾よけを縫うことだ。

ポリエステルの二部式襦袢を着ればいいのだが、着るたびに静電気に悩まされるのが困る。(着物の中で裾よけが膝上までまくれ上がり、毎回えらいことになる)洗う時に柔軟剤をたっぷり入れても、静電気防止スプレーを使っても、なかなか直らない。ポリ襦袢でも静電気は気にならないという方もたくさんいらっしゃると思うのだが、私の体が人よりも帯電しやすいのかなあ???

たまにしか着ない着物なのだから、静電気など気にせず気持ちよく着こなしたい!そのためには長襦袢でも二部式襦袢でも、やっぱり正絹が一番!という結論に達した。

替え袖と違って裾よけの縫い方は未知の世界だが、手持ちの裾よけを見ながら縫えばなんとかなるんじゃないかと思って(願って)いる。和裁を教えてくださった呉服店の店員さんにこの話をしたところ「リサイクル着物を材料にすれば数千円で作れるから、一度挑戦してみては?」とアドバイスいただき、すっかりその気になっているところだ。

きもの着用50回達成のためにも、頑張って作っちゃおうかなー。
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by Medalog | 2009-09-14 12:44 | きもの | Comments(4)

綿麻襦袢の袖を染める

数年前に「夏用」と謳われていた綿麻の長襦袢をネットショップで買った。しかし配達された品を手に取ってみると、肌触りは多少シャリ感があるものの着物より分厚いような生地で、とても夏には着られない。

仕方がないので木綿着物を着る時にでも合わせることにしたが、袖まで真っ白なので盛夏以外に着るには寒々しい感じ。そこで、ダメで元々と自分で染めてみることにした。

d0048332_16331852.gif使った染料は、Ritのベージュのような色。

ピンクや水色、黄緑などの明るい色に挑戦するつもりだったのだが、初めてということもあって無難な色目を選んでしまった。

ベージュなら、もし飽きても後で上から色を重ねたり絞りにしてみたりと遊びやすそうだし。

襦袢から袖を外す。
染料1箱で500gの布が染められるので、袖2枚で半量を使うことにした。

染め方は、この染料に塩を加えて鍋で煮るか高温の湯に浸けてしばらくかき混ぜるだけ。染めるのが初めての私でも簡単で、全体的に均一にほぼ予定通りの色に染め上がった。

ただ、染料をお湯で溶いた後にコーヒーフィルターで濾すという作業を省いてしまったせいか、ベージュ地のあちこちに小さな赤い点々ができてしまって反省。今回は襦袢なので使えないことはないが、半衿など外に見えるものを染める時には濾す作業は省くわけにはいかないようだ。


d0048332_16333077.gif綿や麻の場合、本当は染めた後に色止めの作業が必要らしいのだが、色止め用の薬品を買い忘れたのでとりあえず襦袢に縫い付けてしまった。

秋になってこの襦袢を洗濯するときが来たら袖を外して色止めしてから洗う予定。(結局忘れそうだけど)

それにしても、私らしい無難な色使い。普段着にはちょっと地味なので、袖の内側にちらっと見えるような刺繍を入れてみたいな。
絵を描いたりスタンプを押すことも考えたが一度やってしまうと消せないのが困る。その点、刺繍なら染め替える時が来てもほどけるから都合が良さそうなんだけど。

しかし刺繍の素養は全く無いし道具もない。新しく道具を買うべきか…どうしようかなー。またくだらない悩みと楽しみが増えてしまった。


なにはともあれ、使い道のなかった襦袢が袖を染めたことで役に立ちそうなのは嬉しい。木綿着物と木綿襦袢の組み合わせの相性ってどうなんだろう?ガサガサするかしら。
秋になったらさっそく着てみよう。
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by Medalog | 2009-08-08 17:20 | きもの | Comments(4)

ひとえ襦袢の準備

ひとえ襦袢・・・と言っても、嘘つき襦袢の話です。
単袖の襦袢は持っていないので、シルックあたりで1枚仕立ててもいいかな?と
思っていたのだけれど、今の時点でこれという素材が見つからなかったので、
とりあえずこの春の単用には嘘つき襦袢の袖を作ることにした。
早く準備しないと、いつ単を着てもおかしくない気候だからね。


d0048332_07512.jpgインターネットで単の替え袖ひと組分で売られていた正絹のはぎれ。

琵琶湖の魚をモチーフにしているのだそうだ。
メダカやドジョウ、鯉、鯰。あとザリガニ?
水草はマツモかしら?

メダカ柄の襦袢地も探していたのだが、メダカだけだとネコ柄塩沢と合わせた時にネコにいじめられてしまいそうだなと思っていたところ、この襦袢地を発見。
琵琶湖の主みたいな鯰がいるから、ネコからメダカを守ってくれるでしょう。

・・・なんて。
40も過ぎてこんなことを本気で考えている自分が怖いわ。



d0048332_0155579.gifこの襦袢地は地色が濃いせいか、染めの柄が裏には写らず、裏は全くの無地の状態。
ひとえ袖なので外表にするか中表にするか迷ったが、とりあえず外表で作ってみた。

面ファスナーは硬くて手縫いでは縫いづらいので、今まで持っている替え袖にも付けたことがなかったのだが、着付け教室で和裁の得意な方に聞いたところ「ミシンでガーッと付けちゃえば早いよ」とのことなので、ミシンを引っ張りだして付けたら確かに早かった。
(横着して白い糸で縫ってしまったのがちょっと後悔)

去年作った正絹絽の替え袖にも面ファスナーを付けたので、今までのように美容ランジェリーに縫い付ける必要がなく、さっと使えて便利になった。


d0048332_026066.gif袖口側は生地のミミを生かして、折り込まずそのまんま。

袖の振り側は、一寸ほど表地を中に折り込んであるが、
一寸以上奥はグレーの無地が見えてしまう状態。
これでいいのかしら?
お友達や他の方々の袖の振りの奥など
見えたことがないから、きっと大丈夫なんでしょう。

地色のグレーはかなり濃いめ。
ネットで見た時には白に近いライトグレーに見えたので
品物が届いた時にはギョッとしたのだが、
これもネットの宿命か。

でも白の塩沢に濃い色の襦袢も新鮮で面白いかな、と思い直した。
(緑のぜんまい紬には合うかどうか心配だけど…)
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by Medalog | 2009-04-14 00:57 | きもの | Comments(0)

絞りの羽織を二部式帯にリメイク

d0048332_10531296.gifずいぶん前にある方からいただいた、赤い絞りの羽織。

裄も丈も短く、所々に汚れがあるので普段には着れないけれど、袖を取って車を運転する際の汚れ避けにでもしたら?ということでいただいたものだ。
でも当時は他に羽織やコートを持っていなかったので、腕を縮めながらも無理矢理着ていたのだった。
(この写真でも、袖口から着物の袖が出てしまっているけど)

その後、別の羽織を手に入れてからはほとんど着なくなった。
いっそのこと二部式帯にしてしまおうと何度も思ったが、絞りの羽織は軽くて温かく、着心地がとてもいいので、なかなか踏ん切りがつかない。
また、絞りの生地は私のような素人には扱いづらいだろうという尻込みもある。

同じく頂き物で裄が短い紬が1枚あるので、それに合わせて着たり着なかったり…という状態がだらだら続いていた。



しかし先日、この羽織に合わせていた紬を洗い張りに出し、仕立て直すことになった。
するとこの羽織と合わせる着物がなくなり、この羽織を着ることもなくなってしまう。

着ないものをしまっておくスペースはないし、処分するのはかわいそう。
ということで、長い間ぐずぐず迷っていた帯作りにとうとう挑戦することにしたのだ。



d0048332_12164990.jpg羽織をほどき、自宅で洗う。
普通の洗濯用洗剤を使い、洗濯機のソフト洗いコースで普通に洗ってみる。

しぼは洗う前よりはなくなったが、まったく平らにはならず多少の凸凹が残った。
ダメで元々と覚悟はしていたものの、しぼが残ってくれてよかった。

この写真は左右の身頃と、真ん中に下がっているのは衿の部分。
衿には思いのほかたっぷりと生地が使われていて驚いた。
このまま手を加えずに、二部式帯の前帯部分が作れるだけの幅と長さがある。
外に見えていなかった部分は絞りが入っていないのも面白い。
これもうまく利用できるかしら。

d0048332_1217217.jpgd0048332_12171292.jpg左は脇のマチの部分と、あとはどこの布だったかな…?

右は両袖。

これが羽織の表地の全てになる。
二部式帯を作るには十分の量だ。
さて、どの部分を使って作りましょうか。

d0048332_12175352.gifお太鼓柄の配置を決めるために、お太鼓の寸法に切り抜いた紙をあてがってみる。
羽織の後ろ身頃の模様が大きさもほぼぴったり収まってくれたので、これでいくことにする。


d0048332_12173550.gifお太鼓柄がある後ろ身頃全体を、実物大の型紙と合わせてみる。

うーん、お太鼓の柄の位置を合わせると、このままの布では微妙に長さが足りないかな。
見えない部分で布を足さなければ。

ここで気付いたのは、この羽織の柄は紅葉なので、このまま帯を作ると秋にしか使えないということだ。
(そういえば羽織のときは冬でも使っていたけど大丈夫だったんだろうか)

幸い、お太鼓をもう1つ作るだけの布が余っているので、今回はリバーシブルの二部式帯に挑戦することにした。無謀?

d0048332_12181051.gifd0048332_12182986.gifd0048332_12184663.gifd0048332_12185644.gifd0048332_1219617.gif
余った布に、お太鼓部分の型紙を当ててみる。

上左のような絞りのみのお太鼓は、綺麗な絞りの生地なら美しいだろうが、この布は状態があまり良くないので、柄なしで勝負するにはちょっと力不足かな。

そこで衿の中に縫い込まれていた無地部分を生かしたいところだが、上中央・上右の配置は、縫い目がお太鼓柄のすぐ上下にきてしまい、いざ使う時にお太鼓が少しでもずれたら縫い目が見えてしまいそうなので諦める。

下左は、身頃の絞り部分と衿の無地部分を縫い合わせなければならず、全体の用尺が足りなくなる可能性がある。
消去法で、下右の左右対称というあまり面白くない配置に決まってしまった。

前帯は、最初は衿部分の布をまるまる使う予定でいたが、お太鼓に衿の無地部分を半分ほど使うので、残りの半分と身頃の前部分をはぎ合わせて作ることにした。

さあ、あとは裁断して縫うだけだ!



ここで細かい作り方などを載せられたらいいのだろうが、私の作り方はあまりにも素人の自己流で、見えない部分や端っこの始末などはひどいものなので、残念ながら載せられない。
「実際に着てしまえば、多少のアラはわからない」という適当な心構えで作っているので、和裁・洋裁の心得がある方が見たら呆れてしまうかも…

私は元々は知り合いの方から作り方を教えていただいたのだが、
「私が主役のきもの術」(林 佳恵著、文化出版局)に掲載されている二部式帯の作り方も参考にさせていただいている。
二部式帯の情報をお探しの方は、この本をご覧になってみたらいかがでしょうか?



ほぼすべてが直線縫いなのでミシンを活用すれば早くできるのだろうが、今回は絞りの生地で伸びやすく、ミシンを使うと思い通りにコントロールできそうにないので、全て手縫いで作った。
時間は掛かるけれど、生地の伸び具合に気を付ける以外は単調な作業なので、家事の合間にテレビを見ながらちくちく縫って、3日ほどで完成した。



d0048332_1314183.gifお太鼓柄。

前帯に、前身頃についていた柄を持ってきた。
本来は横位置の柄を縦に使っているので、多少不自然ではあるけれど、まあこんなものじゃないでしょうか。

d0048332_1315312.gif絞りと無地を組み合わせたもの。
お太鼓とたれで、絞りと無地の配置を逆にしたのが、せめてもの工夫だ。

今回わかったのが、2種類の異なる布を使うことの難しさだった。
もちろん絞り自体の扱いも難しいが、全てが絞りなら特徴が同じなので、慣れれば意外に難しくないと思う。

今回の衿部分の布は、一枚の布の中に絞りと無地が混在していて、まっすぐに切ったり縫ったつもりでも、当たり前だが絞りのほうが縮んでしまう。
両方を均等に扱うのがとても難しく、実際の仕上がりにも影響してしまった。

しかも、それに気付いたのは布に鋏を入れ終わり縫い始めてから…。もう後戻りはできない段階だった。
これも「実際に着てしまえば、多少のアラはわからない」と思い込むしかないな…


d0048332_1322395.gifd0048332_1321227.gifお太鼓とたれの間には、長さを出すためにあまり布でそれぞれ継ぎがしてある。
お太鼓を作ってしまえば見えない部分だが、人によっては美意識が許さないだろうなあ。

私もあまり綺麗じゃないと思うが、布を無駄なく使い切ったという満足感のほうが大きいのでよしとする。
(余ったのは両袖のみ)

右の写真を見てもわかる通り、絞りと無地の伸び方が違うので、こうやって広げてみると布地がつれてしまっている。
お太鼓を作るとお太鼓の丸みで多少は布地を引っ張るので、ごまかせる部分もあるが、苦労の割に仕上がりは今ひとつだったというのが正直なところだ。

次に作る時には、このような2つの素材が混ざった布地は極力選ばないようにしよう。


d0048332_1323625.gifお太鼓につける、ての部分。

本来は縫い付けるのだが、今回は両面使いだということと、布地の難しさに気を取られてしまい、うまく処理することができなかった。
仕方がないので、使う度にお太鼓の裏面に安全ピンで取り付けることにした。

これは、実際に使ってみたら不具合が出るかもね…




いろいろあったが、構想2年弱にしてようやく完成した帯である。
そして、私にとって初めての赤い色の帯。
この冬のテーマ「明るく、可愛く」コーデの役に立ってくれるかも、と期待している。

そして、一枚の羽織からリバーシブルの二部式帯が1枚、裏地を別布にするなら2枚の二部式帯が作れることがわかった。
それに、今回のような絞りの布地でなく、またお太鼓柄でもない小紋柄などだったら、すごく簡単に作れると思う。
幅がまちまちの洋服の布地と違い、着物地は帯の幅にぴったりなので、真っ直ぐになるように気を使って裁断したり、裁断した布の端の始末をする必要がないからだ。

今までデパートの着物リサイクル市などに行っても、状態の良くない商品は真剣に見ることはなかったけれど、今度からは帯にするという目線で見れば、500円や1000円の着物や羽織がどんどん欲しくなってしまうかも…。気をつけなくちゃ…。
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by Medalog | 2009-02-12 13:38 | きもの | Comments(4)

うそつき襦袢の衣紋抜き

ピンク袖のうそつき襦袢には衣紋抜きの布が付いているのだが、やたら短い。
着物を着て腰紐を巻いた状態でやっと手が届く長さで、帯を締めてしまうと帯より下には出てこないのでもう役に立たないのだ。

ずっと前から気付いていたが「衣紋抜きなんかに頼らなくても着付けできるようにならなくちゃ」という気負いがあり、直さずに使ってきた。
でも最近は「あるものは使えばいいじゃない」と思うようになり、この襦袢の衣紋抜きも長くしてみることに。


d0048332_20125293.gif青く囲った部分が元の長さで、赤く囲った部分が継ぎ足したもの。
これでも帯の少し下に出てくる程度だが、これ以上長くするのは見えない部分とはいえさすがに不格好な気がして止めた。

次にこの襦袢を着る時には、今までより着やすくなっていますように。


以前、プレタ小紋(Lサイズ)にこの襦袢(Mサイズ)を合わせた時には裄が合わず、袖の振りから襦袢が2cmほどはみ出してしまっていた。
正月に着たポリ小紋はMサイズなので、この襦袢とはサイズがぴったり…のはずだったのに、1年ぶりに合わせてみるとやはり袖の振りから襦袢が少しはみ出してくる。

なぜかしら?洗いすぎて胴の木綿が縮んじゃったのかな???
肩や背中に肉がついて襦袢がキツくなったとか?
でもそれなら着物も一緒のはずだし…
着付けの仕上がりが毎回違う(安定していない)せいもあるんだろうけど。
とりあえず少しでも裄を伸ばそうと、身頃を引っ張りながらアイロンを掛けてみた。
次回はうまく着られるといいんだけど。



d0048332_2013699.gif写真右のレトロな箱は、小学校の家庭科の授業からず〜っと使ってきた裁縫箱。
なんとなんと、30年以上使ってきたことになる。

新たな裁縫箱をずっと探しているのだが、見た目と容量、使い勝手の条件が合うものがなかなかなく、このレトロ裁縫箱を使い続けてきた。
でも容量は少ないし、拭いてもきれいにならないしでそろそろ限界。

去年ディズニーランドへ行った時に買ったクッキーの空き缶のサイズがちょうど良さそうなので、長年愛用したレトロ裁縫箱を処分してこの缶に入れ替えることにした。

本当はもっと容量のある裁縫箱が欲しいのだけど、これがなかなか見つからない。
ホームセンターで売っている工具入れがちょうど良さそうなのだが、まだピンと来るものには巡りあえず…。
なんかいいもの、見つからないかなー。
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by Medalog | 2009-01-09 21:03 | きもの | Comments(2)

「ステテコ」を自作

着物の下に、裾よけの代わりに身に付ける「ステテコ」。
着付けが簡単で足さばきも良いのが魅力。
暑い時は汗ばんだ足同士がべたつくのを防ぎ、寒い時は風や冷気を防いでくれる。

いま1枚だけ持っているのは、和装用ではなく、洋装用の婦人下着のもの。
薄手の楊柳地で着やすく、襦袢の下に付けてもラインが響かないので季節を問わず愛用している。
でも長さが膝下5cmほどでやや短いのと、ウエストのゴムの位置が腰紐より上になってしまいお手洗いの時に面倒なのが不満で(直せばいいんだけど)着物用のステテコが欲しかった。
通販でも手に入るので夏に向けて物色していたが、雑誌「七緒」の昨夏号(vol.10)にステテコの型紙が載っているのを見つけたので、自作しちゃうことにした。


d0048332_20151489.gifまずは型紙を作る。
紙は、そう、新聞の折り込みチラシ。
型紙用紙など持っていないので、こんな貧乏臭いことになってしまった。
裏地が白いチラシがなかったので、線を引いても見づらいのが失敗だったが、なんとか型紙を作ることができた。

雑誌には実物大の型紙は付いていなかったので、股の曲線などは自己流(=適当)。
私は身長156cmなので、股下45cmにすると膝とくるぶしの中間の長さになるらしいが、今回は「これ一枚で裾よけ代わりにできる」というものを作りたかったので、くるぶしの上ぐらいになるように股下60cmにしてみた。


d0048332_20213289.gif生地は、透けない程度の厚みがある綿楊柳。
裁断の前に水通しをしたところ、綿なのでもちろん縮むのだが、楊柳のしぼも若干強くなったようで、思いのほか生地に厚みが出てしまった。
アイロンを掛ければ伸ばせそうだが、使い始めたら洗濯の後にいちいちアイロンを掛けたりしないので、もうこのまま作っちゃえ!という感じで適当に作り始めてしまった。

そうしたら、しぼがキツいため、裁断用の印が付けづらい!
せっかく作った型紙も「だいたいこんなものかな?」という程度の役にしか立っていないような状態だ。
こうなってくると「人目に触れないものだから」という気楽さも手伝って、適当モードはさらに加速。
縫い代も、定規を使わず「このくらいかな〜」という感じで決めてしまう。

おかげでところどころ辻褄が合わなくなり、股下はいつの間にか1cm短くなって59cmに変わってしまったりしたが、なんとか仕立て上がったのが、こちら。


d0048332_20152519.gif裁断〜縫い終わるまで、のんびりやっても2時間程度。家庭科レベルの実力しかない私でも、簡単にできた。
ただ、ゴムを通すのが意外に難しい…
幅5mmのゴムを3本通してあるのだが、先にゴムを寸法通りにカットしてから通したせいか、通している最中でゴムがゴム穴に吸い込まれてしまい何度もやり直した。

1時間以上悪戦苦闘して、コツを掴んだころにはもう終了。でも、次回からは上手にできそうだから、まあいいか。
雑誌ではストレートなシルエットになると書いてあったのに、ちょっと裾広がりになっているような?
自分で勝手に長さを替えたせいかしら。


ステテコは下着の類なので着用写真はお見苦しいとは思うけれど、もし今後手作りしてみようという方の参考になれば…ということで敢えて載せてみた。
d0048332_20161797.gifd0048332_20163026.gif
着てみると、平置きのときよりは裾広がりではないようだ。
正面から見るとやや広がっているが、横から見るとストレート。
長さはくるぶしの上。予定より1cm短くなってしまったけど結果オーライだったかも?
雑誌には「裾周りにレースを縫い付けたら可愛い」とあったのだが、楊柳地とレースはあまり相性が良くない気がするので付けなかった。

ウエストゴムの位置は、おへそより下。
私は腰骨の上あたりに腰紐を締めるけれど、その腰紐にも引っかからないように穿くことができるので、お手洗いなども楽になりそうだ。

着物の下に着た時にシルエットが綺麗か否かは着物の種類によっても違うと思うので、これからいろいろな着物に合わせてみて、場合によっては微調整が必要かも。
以前、某呉服店の店主から「普通の裾よけよりも、ステテコの方が形としては日射しに透けにくい」という話を聞いたことがある。
このステテコがシルエットが綺麗で透けにくかったら、夏にこれ1枚で着物を着ることができて、きっと快適だろうと思う。

でも、もしかしたらもっと薄手のほうが、使い勝手がいいかもしれないなあ。
そのときは薄手の生地で作り直して、今回作ったすててこは染色して(白のままだと洋服としては透けるので)部屋着にしちゃおうかな?
ゆったりシルエットで動きやすいし、さらさらの楊柳地は夏の部屋着にはぴったりだし。
チラシ型紙、捨てずに取っておこう!
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by Medalog | 2008-06-20 22:01 | きもの | Comments(6)

松阪木綿の袖丈を出す

d0048332_15454064.gif松阪木綿の単衣着物に綿麻襦袢といういつもの組み合わせを着て、袖の振りを見てみたら、襦袢の袖が余っている。
着物と襦袢、両方の袖丈を採寸してみると、着物が48cm、襦袢が49cm。着物のほうが1cm短い。

この着物は仕立て上がりを買ったもので、新品の時の袖丈は覚えていないが、素材が木綿なので、最初は49cmだったものが自宅で洗濯しているうちに1cmほど縮んでしまったのだと思う。

襦袢の袖を1cm短くするのは簡単だが、松阪木綿も襦袢も他のものに組み合わせることを考えたら、松阪木綿の袖丈を1cm長くして49cmに直したほうがあとあと都合がよさそうなので、そうすることにした。


袖を身頃からはずしたら面倒なことになりそうなので、身頃に付けたまま袖の下側だけを解いてみる。縫い代にあまり余裕はないが、ギリギリ1cmは丈が出せそうでよかった。
これ以上袖丈が縮んだら対処のしようがないが、もう10回近く洗濯しているので縮むことはないだろう(もう縮みませんように!)
これが柔らかものの正絹小紋などだったら自分で直す勇気はないかもしれないが、この着物は濃紺で、太めの黒い木綿糸でザクザク縫っても全然目立たないので、縫うのも気が楽だ。


d0048332_16385616.gif解くついでに袂の丸みも変更することにした。

今までは丸みがありすぎて、袂の中で襦袢がうまく収まらずに袖の振りから飛び出してしまうことがあったので、丸みを減らしたかったのだ。
袂に丸みを付けるための定規を持っていなかったので、厚紙で自作。丸みの付け方は小判屋さんに教わって知っていたので、この定規を使って3cmの丸みになるように調節した。


d0048332_16495226.gif片袖だけ直したところ。
袂の丸みが、かなりスッキリした。

両袖の直しが終わって着てみると、襦袢の袖がぴったりフィットして、いい感じ。
(というか、それが普通の着姿なわけで)

仕立て直した跡の線が残っているけど、数回着てから一度洗えば消えるだろう。
こういう取り扱いの気軽さが、木綿のいいところだな。

誂えでないものを着ていると、こういう寸法直しが必須になってくる。
着付けの工夫で綺麗に着られる程度の寸法違いならいいけれど、そうでないのならプロに任せるなり自分で頑張るなりして、出来るだけの手直しをして綺麗に着る努力をしなくては、と思う。
私の場合、着物の数が増えると一つ一つのお手入れが疎かになりそうなので、来年は着物を買う予算をいただき物の仕立て直しなどに回して、寸法を整えて気持ちよく着られるように環境整備したいと思う。
…思うけど、どうなるかな〜?来年の今頃、この記事を読んで苦笑いしてるかも。
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by Medalog | 2007-11-30 17:25 | きもの | Comments(4)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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