タグ:帯 ( 93 ) タグの人気記事

小千谷縮、着てみました

先日仕立て上がった小千谷縮をこの夏一度は着てみようと思いつつ先延ばしにしていたが、ふと着てみる気になった。

先日のブログで小千谷縮と夏帯をいくつか合わせた写真を載せた中では、ヒマワリ柄の帯が一番合うとコメントをいただいたし自分でもそう思うのだが、なんせヒマワリ柄が派手で元気なので、「今日は着物を着るぞ!」というパワーが足りない時はなかなか手が伸びない。

だから今回は、着物と同系色の麻帯を合わせてみた。


d0048332_19524914.jpg…う〜ん。

こうやって写真にしてみるとスッキリまとまっているようにも見えるが、全身を鏡に映してみると、色も素材も同じなので全体的にぼわんと膨張してしまって締まりがない。

なんだかどこかの病人が寝床から抜け出してきたみたいな不気味さまで漂う始末…

これはダメだわ。
帯揚げを濃い色に替えてみたが、ほとんど印象は変わらなかった。

先日のブログにも載せた通り夏帯は白っぽいものしか持っていないので困ってしまったが、最近はすっかりお蔵入り状態の2部式帯を思い出して、久々に引っ張りだしてみた。


d0048332_19532346.jpg洋服用のサッカー地で自作した、サーモンピンクの2部式帯。
ヒマワリ柄。

帯揚げを黒、帯締めをオレンジにしてみたら、上の写真の麻帯に比べると程よくメリハリが効いた感じはする。

帯締めは思い切って青や緑系も合うかもしれないし、半衿を黒にしてもいいかも(持ってないけど)。

この帯は、せっかく自作したものの、綿素材のサッカー地が果たして夏帯と言えるのか自信がないのでなかなか使う機会がないのが正直なところ。

でも一応ヒマワリの柄だし、洋服ならサッカー地は間違いなく夏用の素材だし!と開き直って、この着物にもっと似合う帯を手に入れるまではこの2部式帯も使おうかな…(って、また夏帯を買ってしまうのでしょうか)。



ちょっと買物の予定もあるので、コーデが上手く決まればそのまま出掛けようかと思っていたが、あれこれ試して時間が掛かってしまったので結局外出はしなかった。
でも着心地や透け具合がある程度は確認できたので、よかったかな。

着付けで出来てしまったシワに霧吹きを掛けて、しばらく吊るしておく。
乾いたころにはシワが綺麗に消えて、またすぐ着られる状態になるのが麻のいいところだ。

薄くて軽くて着心地はとてもいいけれど、その分透け感も強いので、下着にまで気を付けて綺麗に着られるように頑張ろう。
[PR]
by Medalog | 2012-08-07 20:34 | きもの | Comments(10)

久しぶりの呉服売り場で

昨日は街で買物。
百貨店で用事を済ませつつ、久しぶりにふらっと呉服売り場を見に行った。
その百貨店では以前より趣味の着物のコーナーが広くなっていて、裏地・仕立代込みの価格がわかりやすく表示され、しかもそこそこ手が届く価格帯のものを揃えてあったので楽しく商品を見させてもらった。



最近、自分の持っている帯が全体的にややカジュアル寄りだなと感じている。
別にフォーマルな席に出るわけではないけれど、年齢も上がってきたことだし、紬などの普段着でも今までより少しはお洒落感のあるものを身に付けたい気分。

よく言われる「帯は着物姿のグレードを上げてくれる」ということもだんだん理解できるようになってきて、果たしてそのような帯が自分の箪笥に入っているかと考えるとほとんどない現状。
着物は紬メインで外出先も京都でランチぐらいなので、そのレベルに合うもので今までよりちょっといい帯があったら買ってもいいかなあ〜なんて思いながら見ていたら…

店員さんが「それならこれはいかがですか?」と勧めてくれた帯がツボにはまってしまい、ほぼ衝動買いをしてしまった。わ〜い。
一応、冷静になろうと一度売り場を離れて2時間ほど考えたのだが、やっぱり欲しくなって売り場に戻ってお買い上げ。

思えば、一番最近買った着物は1年以上前のポリ道中着。
これは品物に惚れ込んで買ったわけではなく、裄の長い着物用に合う寸法の道中着が欲しいという必要性に迫られて買ったもので、それほどウキウキする買物というわけではなかった。
またその前は義母が亡くなり形見の着物をたくさん譲り受けたころで、それらの手入れや仕立て直しに時間とお金を取られていて着物や帯を新調するという気持ちの余裕がなかったころ。
だから気に入った着物や帯を買うということが久しぶりで、とても新鮮な気持ちになって嬉しかった。

4月には仕立て上がる新しい帯を身に付けて出掛ける日が楽しみだな、帯揚げや帯締めはどの色が合うかしら、などと考えることも久しぶりでちょっとワクワクする。
たまにはこういうのもいいなあ。
[PR]
by Medalog | 2012-03-15 11:31 | きもの | Comments(8)

雪の祇園でランチ

祇園でのランチにお誘いいただいた。
前日の京都は雪だったようで、祇園の街にも所々に雪が残っていた。
寒い時期にはあまり京都へ来ないので、雪景色(というほどでもなかったが)の祇園は風情があっていいなあ〜とウキウキしつつも、雪解け水が屋根や電線からぼたぼたと落ちてくるので、着物を汚さないように気の抜けない状態でもあった。



花見小路通を四条から三条へ上る途中にある「リストランテ245」というイタリアンの店で、まだお若いシェフがとてもきれいでおいしい料理を出してくれた。

d0048332_11255863.jpg
この一皿の中には野菜が十種類以上も使われていて、見た目の華やかさだけでなく味のバランスもよく考えられていた。

写真右下の鋭い形をしたブロッコリのような野菜は、前から一度食べてみたいと思っていたロマネスコ。ここで出会えて嬉しかった。
味は比較的淡白で、ブロッコリーというよりカリフラワーに近いかも?などとご一緒したお友達とあれこれ話しながら食べるのも楽しい。
d0048332_11263138.jpg
どの料理も綺麗でおいしかったのだが、特に印象に残ったものがこの鶏のソテー。いま話題の塩麹をアボカド(多分)と合わせたものをソースにしていた。

鶏肉自体もしっかりした歯ごたえで美味しかったが、このソースがなかなか美味しい。私は塩麹を食べるのが初めてだったのだが、このソースに限って言えばかなり塩味が強く、ほんの少しお肉や野菜につけて食べるだけでアクセントになる感じ。
味は違うが柚子胡椒を思い出した。
d0048332_11265479.jpg
コースの最後、冷たいデザートの後に出てきたのがこのビスコッティ。一人分ずつ分けられているのではなく、ガラスのポットに盛られたものがテーブルの真ん中にぽん、と置かれた感じがイタリアンとしては新鮮。
そこからビスコッティをつまんで食べていると、誰かの家でこたつでも囲みながらおしゃべりしているような感覚に…

焼きたてのパンも、それにつけるオリーブオイルも、全部美味しくて満足のランチだった。


ランチのあとは少し南へ歩いて、建仁寺へ。
建仁寺の前は何度も通り過ぎているのに、ここがどのようなお寺なのか全く知らぬまま、そのうち一度参拝したいと思っていたので今回のお誘いはいい機会になってよかった。

勉強不足でお恥ずかしい限りだが、パンフレットを読んで初めて知ったのは、この建仁寺は日本最古の禅寺なのだそうだ。
「鎌倉時代の建仁二年(1202)の開創で、寺名は当時の年号から名づけられて(以上パンフレットより転載)」いるとのこと。

d0048332_11271315.jpg
そしてなにより勉強不足だったのは、国宝・風神雷神図屏風がこの建仁寺蔵であるということを知らなかったこと…。

通常展示されているのはデジタル複製のものだそうだが、複製でもとても見応えがあり感激。
この複製は年間を通じて見られるらしい(お出かけの際にはご自身で確認をお願いします)。


d0048332_11273198.gif
法堂の天井に描かれた小泉淳作筆「双龍図」のスケールと美しさは圧巻。

その他にもたくさんのふすま絵、美しい庭のしつらえなど見所がたくさんある。
(ただ現在は大方丈屋根の葺き替え工事中で、足場が建っていたり一部庭園が見られないなどやや不便な状態である)

この日はときおり雪が舞う天候で非常に寒く、さらにお堂の中は外より寒いのではないかというほどの冷え込みで、草履を脱いで拝観していると足の裏がすっかり冷えてしまった。正直なところ「早く温かいものが飲みたい」という気持ちが先行してしまい、早々に引き上げた感が否めない。

こちらでは写経もさせていただけるそうだ。写経は一度体験してみたかったので、それを含めて暖かくなったころに是非また拝観させていただこうと思う。




d0048332_11274653.gif
この日はなにしろ寒いだろうと覚悟していたので、手持ちの着物の中で一番厚手の結城紬。
帯は、義母の形見の綴れ織り八寸帯を久しぶりに締めてみた。

綴れの帯はこの一本しか持っておらず、金銀の糸を使った華やかな色使いなのに仕立ては八寸ということでどのようなシーンに使えばいいのかよくわからず、今日のような素敵なお店でのランチにはいいかもしれないと考えて出番となった。
この結城との相性(色・格ともに)も今ひとつわからないのだが、ご一緒した方が着物にお詳しい方で、八寸ではあるけれど色無地や江戸小紋あたりまでいけるのではないかとのアドバイスをいただいた。

今はその手のやわらかものはほとんど持っていないのだが、いつか手に入れた時にこの綴れ帯に相応しい着こなしができたら嬉しいのだが、いつになるのだろうか…。
[PR]
by Medalog | 2012-02-20 12:50 | きもの | Comments(4)

草間彌生展

d0048332_8205877.gif大阪・国立国際美術館で開催中の「草間彌生 永遠の永遠の永遠」を見てきた。

d0048332_8212284.gif草間彌生の作品を直に見るのは初めて。

この人の世界観というか宇宙観というか…陳腐な表現だがとにかくすごかった。

たくさんの作品を見るうちに、目の前にあるのは絵やオブジェなのになぜか草間彌生本人と対峙しているような気がして仕方がなかった。

水玉の部屋の中に水玉のチューリップが咲くという、まるごと作品になっている部屋の中では、もう草間彌生の体の中に飲み込まれたような感覚。
(この部屋は撮影可)


d0048332_8215516.gif平日だが客が多く、特に大学生ぐらいの若い男女が多かったのが印象的だった。

ショップも混雑していて、若い女の子が「可愛い〜」を連発しながらグッズを買うさまはまるでバラエティショップ。

私も左写真の手ぬぐいと水玉のメモ帳を買ったが、手ぬぐいと同じカボチャをモチーフにしたキーホルダーも欲しかった。美術館のショップグッズというよりセレクトショップにおいてありそうな完成度だった(と思う)し、私の好きな黄色だし。
いま使っているキーホルダーがくたびれてきたから、やっぱり買えばよかったかな〜などと翌朝まで悩む始末だが、あのショップには入場券がないと入れないのでもう買いには行けない。安くはなかったし、縁がなかったということにしよう。



d0048332_8221285.gifリサイクルショップで買った椿の帯を草間彌生展に締めて行きたくて、着物はそれに合うものということで消去法でグレーの紬に。

この紬はどんな色の帯でも合うし、季節を問わない色味なのでとても重宝している。
頂き物だが自分サイズに仕立て直したので着やすいこともあり、迷ったとき・悩んだ時にはついついこれに手が伸びる。

こういう着物が一枚あるのはありがたいことだが、この着物ばかりに頼ってしまうのも芸がないような気がしてきた。
着る回数が多いと傷みも早いが、この着物がヘタってしまったら非常に困る!

着物が弱るのを遅らせるためにも、数枚しか持っていない袷着物をまんべんなく着こなせるように気を付けよう。
[PR]
by Medalog | 2012-02-09 09:25 | 生活 | Comments(4)

今日の着物・自宅で小紋

着物でちょっと出掛けるはずが中止になってしまった。
でも松の内に一度は着物を着たかったので、今年初の着物は自宅で普段着を着ることにした。

d0048332_1534133.gif白みがかった紫の小紋に、義母の形見の名古屋帯。

この小紋は色味と質感が着やすくて好きなのだが、かなりカジュアルな柄なのと、既製品Lサイズで私には一回り大きく、着付けがしづらいので出番は減る一方。
着ないままだともったいないので、自宅で着倒す着物にしようと決めた。

普段着と言えば木綿の着物だが、裾さばきが悪かったりシワが気になったりして面倒な部分もあるし、やっぱり正絹の着物に比べると着ていて嬉しい気持ちが少ないのは事実。

だからお蔵入りしている正絹着物を普段着にして、汚れたら安い丸洗いにぽーんと出すのが私の普段着物には向いているような気がしてきた。
今年はこの着物をたくさん着てみようと思う。

帯は義母のもの。
最初に見たとき、色柄がかなり昭和テイストなので「これは締める機会がなさそう」と思ったまましまい込んでいたのだが、ふと思い出して今回初めて締めてみたら意外とこの小紋とは相性がいいような気がする。
暗めの色合いだが白が少し入っているので抜け感が出て着やすくなるようだ。

私のウエストには少し帯が小さく、前帯の柄が出しづらいのが難だが、せっかくなので他の着物にも一通り合わせてみよう。
経年のせいか全体的に色がくすんでいる感じなので、お出かけに使えるかどうかは微妙だが、普段着に着るには結構いいかも。帯締めでも印象が変えられそうだし、この帯もしまいこまないでたくさん使うようにしたい。
[PR]
by Medalog | 2012-01-07 16:30 | きもの | Comments(4)

胴抜きでも暑かった…

夕方から、お友達と会うために着物で梅田へ。

d0048332_0422363.gif着姿は撮らなかったのだけど…
胴抜きの市松柄の紬に、博多八寸帯。

この帯は軽いしお太鼓が綺麗に形作れるので好きなのだけれど、前帯の下のほうに帯締めと同じような太さのラインがあるので、どの帯締めを合わせようかと毎回悩む。
濃い色の帯締めだと2本のラインがくっきり出てしまうので、結局いつも薄いピンクや水色などの薄い色に落ち着いてしまう。

たまには濃い色の帯締めでバランスよくコーディネイトできたら、また違った着こなしができて面白そうなんだけど、私にはちょっと難易度高めだわ。

10月も終わるというのに、胴抜き紬と袖無双の正絹長襦袢の組み合わせで少し小走りになっただけで汗をかいてしまった。
でも胴抜きはこの紬しか持っていないし、さすがに来月になったら袷の着物かな?
[PR]
by Medalog | 2011-10-25 00:55 | きもの | Comments(0)

残暑の単衣

9月に入り一度は過ごしやすくなったものの、先週末からまた厳しい残暑。
朝晩の風はすっかり冷たくなってきたけれど昼間はまだまだ暑い。
こんなとき、着物は何を着るべきかな?

…なんて悩むけど、手持ちの夏物は透け感が強かったりどうみても麻だったりして9月中旬に着るにはちょっと気が引けるので、単衣、それもたった2枚の中から選ぶしかないのだけど(笑)。
しかも単衣2枚を出してみたら塩沢のほうはお手入れ済みのままのきれいな状態で、もったいなくて着られないので悩む間もなく春にも着たぜんまい紬に落ち着く。



d0048332_11533816.gif単衣のぜんまい紬に買ったばかりの絽塩瀬帯。

帯留はうさぎちゃん。中秋の名月だったのでこの日一緒に出掛けたお友達もうさぎの小物を使っていて、なんだか嬉しい。

絽塩瀬帯はするする滑って今回も締め具合は今ひとつ。
これがざっくりした織りの帯なら適当に体に巻き付けてもなんとかなるのだが、塩瀬は着付け中もすぐ緩みそうになって怖いのでギュウギュウに締めてしまい、胸が帯に乗っかるようなシルエットになってしまった。
もう少し前帯をゆったりVの字に締めたいんだけどな…

d0048332_1232318.gifやわらかくて滑るせいかお太鼓の形も決まらない。多分帯枕も滑って落ちてきてしまうのと、て先がお太鼓の下線を抑えきれないせいだと思うのだが、お太鼓がぶわんと膨らんでしまうのだ。

この帯を締めるのは二回目なので前回よりはマシだったがやはり今回も膨らんでしまう。
仕方がないので、お太鼓の両端下とたれ(右写真のピンクの部分)を両面テープで留めてみたらなんとか形になった。

もともとは裄の合わない長襦袢と着物の袖を留めるためにお友達から分けていただいた両面テープだが、今回久しぶりに役に立ってくれた。反則気味だけどね…



大阪駅周辺でお友達と呉服売り場を見て、軽く食事。
お友達は夏大島をお召しだったが、網代っぽい地模様が塩沢のシボのようにも見えて夏物を秋に着ていても違和感がなくて素敵だった。

私は紬の単衣なので暑さも覚悟したが、外を歩く時間が短かったのと襦袢が麻のままなのでさほど暑くもなく、まあまあ快適だった。
さあ、この着物を洗いに出すまであと1〜2回着られるかな???
[PR]
by Medalog | 2011-09-13 12:49 | きもの | Comments(4)

歌舞伎を見てきました

先日、ブログに「今月の仁左衛門さん(大阪松竹座で歌舞伎を公演中)がすごい」とコメントを書いてくださった方がいらしたので、今月は自粛するつもりだったのにちょっと心が揺らいでいたとき。

テレビで、珍しく今月の松竹座のCMを流していた。
「これはチケットに余裕があるのかも?」とチケットぴあを覗いてみたら各席とも空きあり。
ついついポチッと予約してしまった。あああ。


d0048332_2063753.gif着物、久しぶりに着たなあ。

グレー紬に博多織の半幅帯。
半幅帯で観劇。一度やってみたかった。
お太鼓結びはお太鼓そのものも邪魔だけど、帯枕の紐と帯揚げの2本があるので窮屈に感じてしまう。
半幅帯だとそれがないので着心地がいいし、椅子にも座りやすい。とても楽ちんだった。
これからも、観劇の際にはできるだけ半幅帯で行きたいな。

長時間座っていても楽なように、着付けを全体的に緩めにした。
そうしたらうっかり腰紐も緩めに巻いてしまったらしく、裾がずりずりと長くなってくる。
腰紐だけはキッチリ締めないとダメだとわかっていたのに、失敗しちゃった〜。



演目は「通し狂言 彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)」
一言で言えば片岡仁左衛門さん演じる主人公が、仇討ちの助太刀をする話だ。

愛之助さん演じる敵役・京極内匠という男が、なにしろ非道い男。
人を殺して騙して殺して騙して…。私が今まで見た歌舞伎の敵役の中でも一番悪いヤツだったんじゃないかと思うわ。
演じる愛之助さんまで憎たらしく見えたのは、まんまと芝居にハマった証拠かも。
仁左衛門さんは3階席から見ても姿の良い俳優さん!堪能、堪能。

今回は3階席の一番前が取れてラッキーと思っていたのだが、いざ座って見ると前の手すりの上にある10cmほどの透明な板の切れ目が、舞台を見るときに邪魔になってしまう感じだった。
でも目の前に座高の高い人や、やたらと前に乗り出す人がいるよりはこちらのほうがいいのかな〜。
まあ3階席を取る時点で、見やすさなど期待するべきではないのかもしれないけど。
[PR]
by Medalog | 2011-02-24 20:35 | きもの | Comments(6)

今年初の着物

今まで、新年に初めて着物を着る時はポリの小紋が多かった。
ポリ小紋の柄が梅と竹で、なんとなく正月に着たくなる感じなのと、新年早々着物が汚れると面倒なのでポリのほうが気楽だからだ。

でも去年の初詣にポリ小紋で出掛けたとき、雨でもないのにポリの着物を着ていることが無性に嫌になり、これからは正月には正絹着物で出掛けようと決めたのだった。

そして今年。
帰省の際、五十肩が怖いので荷物をなるべく減らすために洋服を最小限しか持っていかなかったため、実家では1週間以上似たような服ばかり着ていた。
そのせいか無性に着物、それも綺麗な色の着物が着たくなり、今年の初着物はなんと今まで袖を通したことのない付け下げに決定!



d0048332_20442542.gif頂き物を仕立て直した刺繍付け下げに、前帯が松の柄の染め帯。

付け下げを頂いて仕立て直したのは数年前なのだが、付け下げをいつどこで着たらいいのかわからないまま仕舞い込んでいた。
でもこのままだと、いざ着たくなった時に帯や小物をどうすればいいのかわからないと困るので、正月をきっかけに思い切って着てみたのだ。

色は灰色がかった薄桜色で、裾のほうがぼかしで灰色が濃くなっている。
着る前は付け下げだというだけでちょっと構えた気持ちになったのだが、いざ着てみたら柄が小さめ・少なめなので、ちょっとしたお出かけに着られそう。

ただ合わせられる帯があまりない!

持っている織の帯は八寸がほとんどなので、いずれはこの着物に合う袋帯の一本でも買わないとダメよね…。ふふふ…。



d0048332_20435450.gif帯は前帯が松(裏側の前帯は桜)、お太鼓柄はお茶道具の仕覆。
毎年、新年と春先に1〜2回しか出番がなく、今日がまさにその出番。

帯揚げは、どこかの呉服店で着物を買った時におまけでもらったもので、礼装用かな?
うっすら緑が入っている。
帯締めは正月に1000円ワゴンで買ったもの。

全体的に似たような薄いトーンで、これが紬なら物足りないのだけど、付け下げなのでこんな感じでいいのかなあと合わせてみた。

着付けて鏡を見た感想は、なんだかすごく新鮮!
色使いといい、着心地といい、普段の着物よりすごくお洒落をした気がして一人テンションが上がる。


ただ着付けは、やっぱり紬より難しい。
おはしょりの脇のあたりがモコッとしてしまう。
紬は布地に張りがあるので、無意識にごまかしながら着付けしてるのだと気付く。
着付けがもっと上手になるためには、もっとやわらかものを着たほうがいいみたい。

せっかくご縁があって手元に来た着物、楽しんでたくさん着るようにしたいな〜。
[PR]
by Medalog | 2011-01-07 23:42 | きもの | Comments(4)

秦荘紬の帯

先日秦荘紬の展示会に行った時に、実は帯を一本買ったのだった。
八寸帯なので、自分でかがって仕立てる。
ざっくりした織なので多少のアラは目立たないだろうと、適当にザクザク。
仕立て上がった帯を身に付けて、一緒に展示会で帯を買ったお友達と京都でランチ&お買い物。


d0048332_22591125.gif結城紬に秦荘紬八寸帯。
帯締めは、なぜかこの帯に合わせてみたかった赤茶メインのもの。
全体的に色が渋くなるので帯揚げで明るくしたくて、サーモンピンクに水色の絞りのものを合わせてみたけれど、ちょっと唐突だったかな〜。

この帯は色も柄もさほど強くはないけれど、雰囲気が私にとっては新鮮で、どの小物(特に帯締め)を合わせたらいいのか今ひとつピンと来なかった。
単に色を合わせるだけでなく、この帯を引き立ててくれるものを使いたいけれど、自分が持っている小物の中にはそういうものがないような。
そういえばきねやさんからハガキが来ていたけど、最近きねやさんで買物してないなあ。たまには帯締め一本買おうかなあ〜。
…などと芋づる式に小物を買いに走らないよう、年末年始も気を引き締めなくちゃ!

この日ご一緒したお友達は、個性的な秦荘紬の帯に可愛い帯留と根付を合わせて、季節を表現していらした。
特に小さい小さいサンタの根付が可愛くて、着こなしの素敵なポイントに。
直径1センチにも満たない小物が、着物の場合は「効く」んだなあと実感。



ランチは先斗町の路地の奥にあるとても素敵なお店で、ワインを一杯。
そのあと着物関係のお店を数カ所。
初めて行った店で、きれいな染め帯をたくさん見た。
秦荘紬の工房を見た時には、織の技術の細やかさと味わい深さにしみじみと感じ入ってしまったのだが、今回は鮮やかな染め、季節を表す柄の美しさにノックダウン。
私は染め帯をほとんど持っていないので、いつかはこういう帯が欲しいなあと新しい目標ができてしまった。

自分でかがった帯は軽くて着心地は楽ちんだが、張りがある素材なのでどうしてもお太鼓がぶわっと膨らんでしまう。
何回か締めたら、やわらかくなってお太鼓も落ち着くかしら。
[PR]
by Medalog | 2010-12-12 23:39 | きもの | Comments(4)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
プロフィールを見る