タグ:帯 ( 91 ) タグの人気記事

名古屋帯が結べた

d0048332_08133513.jpg
茶道教室。
なんの代わり映えもない…とお思いだろうが、前週までとは大きな違いが一つ。

作り帯や二部式の帯ではなく、久しぶりに普通の名古屋帯を締めることができたのだ!
やったぁ!

五十肩を患ってから1年半以上。
左肩の次は右肩と追いかけるように動かなくなってしまい、一時は二部式帯ですら締められない状態になった。
それがようやくここまで回復して、肩も軽いが気分も軽い。

二部式帯や作り帯には補助の紐が付いているので、その紐と帯枕・帯締めさえ締められれば(五十肩だとそれも難しいのだが)なんとか形にはなる。
でも久しぶりにこの八寸帯を締めたら、一本の帯と自分の体がキュッとまとまって一体化したような安心感と、背筋がシャキッと伸びる爽快感がとても気持ちいい。
帯が博多紋織で、締め心地がキュッと気持ちがいい素材なので余計にこのように感じたのかもしれないが…

やはり、普通の結び方で結べるうちはできるだけそうしたいと思った。
それに帯結びの動作自体が肩のリハビリになる気がする。
作り帯や二部式帯もありがたい存在だけど、普通の方法でお太鼓が結べるなら私にはその方が楽だし早いかな。





前週の教室のときに足袋の甲に仕込んだ脱脂綿を、そのまま洗濯してダメにしてしまった。
脱脂綿の在庫はまだたくさんあるが、なんか他のうまい方法はないものかと考える。
(こういうつまらないことを考えるのが大好きなので)

ネット検索してみたら、そもそも足袋の甲の部分に綿を仕込んで厚く仕立てているものがある。
ただ、その分お高い。
うっかり落ちない汚れでもつけてしまったら、茶道教室で履けなくなってしまう。
かといって足袋カバーを付けたら厚みがあるので窮屈だろうし、教室で履き替えるのも面倒。


次に、足袋の中に入れるクッションを見つけたので、翌週の教室に間に合うようにと早速購入してしまった。
d0048332_08135089.jpg
「装いの道 足クッション」という商品。
(商品だけの写真は撮り忘れたので興味のある方は検索なさってください)
甲の側がクッション、足の裏側がレース地の筒状になっていて、つま先から足を入れると親指と人差し指の間に紐が入り前坪の役割をしてくれるので、クッションが足袋の中で捻れたり足首から出てくるようなことはない。
ちなみにクッションを足の裏側にすると、立ち仕事の時などに疲れにくいという謳い文句が書かれている。

写真の左足はクッションを仕込んだ状態で。右足は足袋を履いた状態。
他人が見てもあまり違和感はないのではないだろうか。

私は伸縮性のある素材の足袋を履くのでこのクッションを仕込んでも足袋がきつくなることはなかったが、伸びない素材でぴったりサイズの足袋を履いている方は窮屈に感じるかも。
ただ草履を履いたら鼻緒がいつもよりちょっとキツく感じた。ということは、このクッションを多用したら鼻緒がゆるくなることもあるのかな?このクッションを使う時は、同じ草履ばかり履かない方がいいかもしれない。


さて肝心の使い心地。
痺れはかなりマシになった気がするが、これは正座に慣れてきたせいもあるかも。
痛みはまあまあ軽減した。脱脂綿を仕込んだのと同じぐらいだろうか(他人にはわからない感想ですみません)。
人様に保証はできないが、私の使用感としては一応効果があったと言える。

このクッションの下に更に脱脂綿を入れることもできるが、さすがに見栄えや足首の動きが悪くなりそうなので、まずはこのクッションだけで当分使ってみようと思う。
クッションがヘタってきたら脱脂綿と合わせるのもいいかも。

足首と全身のストレッチも続けて、なんとか1回のお点前の間は足が痛まず・痺れずに乗り切れるようになりたい!

[PR]
by Medalog | 2017-12-04 10:13 | きもの | Comments(1)

義母の袋帯

先週末は義父の一周忌法要で横浜に帰省していた。

本来は1月初旬なのだが、寒い時期では参加者のほとんどを占める高齢者が辛いだろうと天候のよい10月に前倒しをした。
だが実際は二週連続の台風襲来で、土曜日の法事のときは曇り時々小雨という感じで助かったが、翌日の日曜日は土砂降りの雨。
寒いのも避けたい、台風もできるだけ回避したいとなると、来年以降の法事は11月初旬ぐらいがよさそうだ。





夫の実家へ帰省した機会に、亡義母の袋帯をいただいてきた。

d0048332_15454240.jpg

西陣織の袋帯。
幸い目立つ汚れなどはなかった。

記憶ではもっと金糸が目立って派手な帯というイメージだったが、改めて見てみると金糸で大胆な雲?雲取?柄が配されている割には派手すぎることがなく、品のある帯だと感じた。※10/31追記:雲文様ではなくエ霞文でした
半年以上前に一度この帯を見ているのに色柄がほとんど記憶になかったのは、当時私がやわらかものに縁がなく知識もなかったからだと思う。
今でも知識はないが、来年の初釜のために自分の色無地に合う袋帯を見つけなければと思いながら見てみると、かなり印象的な柄に思える。

義母の写真で、黒留袖とこの帯を合わせて結婚式に出席しているものがあったので、上は黒留袖まで大丈夫なのだろう。
問題は、今度出席する予定の初釜にふさわしいかどうか。
まるで勝手がわからないので、色無地とこの帯と、手持ちの帯揚げ帯締めを合わせて、早めに茶道教室の先生に見ていただくことにしよう。



夫の実家でこの帯を見たときには気づかなかったのだが、自宅でこの帯を手に取ってみるとしっとりと湿り気を帯びているように感じるし、香りもカビなのか防虫剤なのかはわからないが独特の匂いが付いているので、今日は晴れたのを幸い陰干しをしている。
2〜3日風を通したら畳紙を新品に替えて、永く大切に使わせてもらいたいと思う。

まだ夫の実家には、義母がこの帯と合わせていた黒留袖が残っている。
これも綺麗な柄なのだが、寸法が小さすぎるため自分が着るなら仕立て直すしかないし、そもそも使う予定が全くないので、自宅に持ち帰らずに夫の実家の桐箪笥の中にしまったままにしている。

今回持ち帰った袋帯の状態からして、黒留袖を今後も実家に置いたままにするなら年に1〜2回は虫干ししないと危ないかもしれない。
空き家で湿気がこもりがちな夫の実家で虫干ししながら無事に保管することが可能なのか、着る予定はなくても狭い我が家に持ち帰るべきか、考える必要がありそうだ。

[PR]
by Medalog | 2017-10-30 16:27 | きもの | Comments(0)

短い名古屋帯を、縫い付ける作り帯に

d0048332_21501800.jpg
頂き物の菊柄の帯。
白地でどの着物にも合うので秋に重宝するのだが、前帯の長さが足りず、て先がお太鼓から出てこない。
着物も帯も寸法が合わないものにはだんだん手が伸びなくなってしまうが、この帯もその一つだったので、切らずに数カ所を縫い付けるタイプの作り帯にしてみた。

以前だいやすさんで仕立ててもらった作り帯があるので、それを見ながら見よう見まねですぐに作れた。
縫わずにクリップでこの形に仮止めしておいて、着付けが終わったらクリップを外す方法もあるのだが、私はその方法だと「形が崩れないか、ずり落ちてこないか」と心配になってしまう。
その点縫い止めてしまえば、着付けが簡単なのはもちろん形が崩れることもないし、紐を付ければ絶対にずり落ちることもない。安心感が全く違うのだ。



d0048332_22015832.jpg
腕が後ろに回りきらないのにこれだけきっちり帯を締められれば、なんの文句もありません。
しかも時間が掛からない!あっという間に着付けられる。
お太鼓の背中側も数カ所縫い止めてポケットのような部分ができたので、そこにタオルハンカチを入れれば落ちてこない腰の補正が出来上がり。
私は腰が反ってしまうので腰パットを入れないとお太鼓を横から見たときに隙間ができてしまうのだが、この帯のときはもうパットは不要だな。

ただ、赤い丸の部分に、帯を縫い止めた縫い目が出てしまった。
隠れる場所に縫い替えなくては。



d0048332_22143852.jpg
上が今回自分で作った作り帯、下がだいやすさんで仕立ててもらった作り帯。
同じように畳んでみた。
作り方が左右逆なのでちょっと分かりにくいが、下の帯の前帯部分がお太鼓より10cm以上はみ出すのに対して上の帯はお太鼓の端よりも10cm弱も短い。
やはり、前帯部分がかなり短いようだ。

ただお太鼓の中の折り返し部分はたっぷりあるので、おそらく前帯とたれの境目の位置が悪いのだろう。
作り帯は収納時に厚みが出るのがネックなので、肩が治ったら縫い目をほどいて、前帯とたれの境目を少しずらしてみようと思う。



d0048332_21520495.jpg
胴抜きの市松紬、作り帯にした白い菊の帯、単衣の羽織。
帯締めの色をもっと効かせたかったな。
レモンイエローの帯締めが欲しいなー。


[PR]
by Medalog | 2017-10-26 22:27 | きもの | Comments(2)

胴抜きの市松紬で

胴抜きの市松紬で近くまで外出。

d0048332_14435502.jpg

帯は二部式。

五十肩のため、普通の名古屋帯はまだ着付けが難しい。
少しずつ治っているので、今年中にはなんとか名古屋帯が締められるようになりたいなあ。

それにしても二部式帯は締めやすくてありがたい。
良い布に巡り合ったら、また作ってみてもいいかも。

以下、覚書。

腰紐をゴムに、伊達締めをコーリンベルトに替えてみた。
ゴムの長さは要調整だが、伸びるので腕が動きにくくても着付けしやすいし着心地も着崩れもほぼ問題なしだった。



d0048332_14440277.jpg

八寸帯をリメイクしたバッグを使ってみた。

イメージ以上に大き過ぎた!

写真の通り、着物姿でこのバッグを持つと「ご旅行ですか?」という感じになってしまう。

見た目だけでなく、持ち歩くときにもバサバサして大きいと感じるし、電車の座席に座るときに膝や太ももの幅よりもバッグの横幅の方が大きくて隣にはみ出す感じになってしまう。

あと数センチだけ横幅を狭くすれば、使い勝手はかなりアップしそう。
肩こりが治ったら、もう一度ミシンを引っ張り出して頑張ってみよう。



[PR]
by Medalog | 2017-10-18 14:59 | きもの | Comments(0)

八寸帯をトートバッグにリメイク

d0048332_10412571.jpg d0048332_10395179.jpg
だいぶ前に古道具屋の着物コーナーで見つけた八寸帯。
綴れ織りで元々の質はいいと思うのだが、全体的にくすんだ感じなのと前帯に薄いが大きなシミがあるためかワンコイン500円という安さだった。
まだ手持ちの帯が少ない頃は何度もこれを締めて、南座の顔見世興行まで見に行ったので、すでに元は取れたと思う。

厚みがあるのに軽くて程よいハリがあり、締めやすいので一時は重宝したが、手持ちの帯が増えるにつれてシミがついたこの帯には手が伸びなくなり、今ではタンスの肥やしになっている。
そこで思い切って、バッグにリメイクすることにした。



※私は手芸は得意ではなく手順も適当なので、詳しい作り方は載せません。
 これ以降の内容は、自分の覚え書き程度のものです。



お稽古バッグのようなA4サイズが入る着物バッグが欲しくて、素敵なバッグがショーウィンドウに置いてあるむら田さんの前を通るたびに「くーっ」と我慢している状態なので、そんな感じのバッグが作りたい。
八寸帯の寸法が、ちょうどいい感じに活かせそうな気がする。



帯を解いたら西陣織の証紙が貼ってある。
d0048332_11332577.jpg
証紙番号329を調べてみたら、どうやらじゅらくの帯のようだ。
道理で締め心地がよかったわけだなあ。
私の唯一のじゅらく謹製の帯がこの500円の八寸帯…。
(証紙には「袋なごや帯」とある。そういえばこの呼び方が正式だったかな)
カットするのがちょっと惜しくなったが、ここは心を鬼にして作業を進めなくては。



帯をリメイクするバッグは縦長のものが多いように思うが、今回は横長にしたい。
お太鼓柄の部分と無地の部分を横長に二枚カット。
d0048332_10593158.jpg



d0048332_11094660.jpg
 
d0048332_11095308.jpg
両脇をジグザグミシンでかがる。
バッグの口になる部分は、写真左のように反物の耳をそのまま生かしてもいいかな?と迷ったが、強度を考えて右のように折り返すことにした。



d0048332_11133048.jpg
底の部分は、中表にして縫い合わせるという通常の方法ではなく、2枚を重ねてそれぞれの布端を表と裏からミシンで押さえる方法にした。

あとは取っ手を縫い付けてから中表にして両脇を直線縫いし、両脇の底部分を三角に縫って6cmのマチを作る。
外表に裏返したら、もう出来上がりだ。



ただ、綴れ織りの反物を使っているので裏にはたくさんの横糸が渡っている。d0048332_11202145.jpg
豪華で見事ですね!
隠すのが申し訳ないほどだがこのままでは物を入れる時に引っかかってしまうので、中袋を作って表の袋と縫い合わせることに。



d0048332_11503254.jpg
バッグの取っ手は共布で作ることもできるが、共布だとカジュアルな印象になるのと、色が薄いためすぐに汚れてしまいそうなので今回は市販の合皮の取っ手を付けた。
外袋の内側に縫い付けて、中袋を縫い付ける時に挟み込んで隠す。
表面は縫い目だけが見えるのだが、作業が雑なうえに、縫い糸を中袋に合わせた赤にしてしまったので、近くではお見せできないような仕上がりに…



d0048332_11230021.jpg

中袋を縫い付けた状態。
ICOCA、スマートフォン、鍵を入れる3つの内ポケットが欲しいので、がんばって付けてみた。
スマホには厚手のカバーを付けているので写真上部の側のポケットにマチを付けてみたが、ポケットが内側に緩んでだらんと開き、バッグの底が見えなくなってしまった。
仕方なくマチを縫い閉じて、さらにポケットの口を縮めるようにポケット内側にタックを入れて、ようやく写真のような仕上がりになった。
これは次回のために覚えておかないと。



出来上がりはこんな感じです。
d0048332_12262391.jpgd0048332_12263124.jpg
取っ手部分のミシンが見苦しい…
布地にぴったりな色のミシン糸が見つからなかったので、いっそのこと目立つ色のミシン糸をにして「敢えてこういうデザインにしました」ということに(笑)



帯の時の特徴そのままに、軽くて適度な厚みとハリのある使い勝手の良さそうなバッグにはなった。

ただ、欲しかったサイズより一回り小さい…
イメージはA4サイズがすっぽりと入り、着物で出かける時に日傘やショールを入れてもスッキリと納まるバッグだったのに、実際はA4サイズは少し曲げないと入らないし、日傘は入るがショールはバッグの上に載せるしかない感じ。

原因はわかっている。
横幅が狭いのは、マチの厚みの分だけ底の横幅が狭くなることを忘れていたから。
高さが足りないのは、バッグの口部分を折り曲げてしまったから。
適当に作り始めた私がアホでした。

まあ、この大きさがちょうどいい時もあると思うので、これはこれで大切に使うことにする。

でもあと一回り大きいサイズのバッグも欲しい…
帯地は無地の部分がまだ残っている…
もしかしたらもう一つ作るかも。



今回綴れ織りの帯地を扱ってみて、軽くて丈夫でとても素晴らしい布地だと改めて実感した。
綴れ織りでなくても帯地はしっかりと織られていると思うので、バッグなどに再利用するにはとても向いている。
(色柄の好みの問題はあるが)
取っ手をつけずに二つ折りにしてバッグinバッグにしても軽くて重宝しそうだし、前回記事にした懐紙入れにもよさそうだ。
ただカットして端をかがるだけでも、ランチョンマットやコースターになる。

着物地は薄いのでなんらかの形に縫い直したり圧着芯をつけたりしないと再利用は難しいが、帯地は厚みがあるのでそのままで再利用しやすい。
状態が悪くて捨てるしかないという帯でも、どこかに綺麗な部分があるなら、カットして端をジグザグミシンでかがって何かに使ってみたらいかがだろうか。

[PR]
by Medalog | 2017-10-05 13:07 | 生活 | Comments(2)

袋帯

袋帯、持っていないのである。

着物もやわらかものはほとんど持っていないし和の習い事もしていないので、袋帯がなくても問題はなかった。
でもいつか、数少ないやわらかものを着たくなった時に袋帯がなくて着られないのはもったいない。
年齢的にもそろそろ一本ぐらい袋帯を用意してもいいかな、使うあてはないけど。
…という心境の今日この頃。



百貨店の着物リサイクル市を覗いてみたら、なんだか好きな雰囲気の袋帯があった。
薄い緑の地色に銀や白の糸で波のうねりが表現されている。

綺麗な色だし、礼装用だがやや軽めの印象で、やわらかものの合わせ方がわからない私でもなんとなく使いやすそう。
しかも川島の帯で、しなやかで締めやすそう!
そして安い!なんと2万円代!

…ただ、状態が良くない。
全体的に端がうっすらと擦り切れた感じで、あちこちに小さなシミがある。
前帯にも、お太鼓の部分にも。
だからこそ川島の帯が2万円という安さなのだろうが…

この安さなら思い切って買ってしまって、状態のいいところが表になるように二部式に仕立てる手もあるかな。
切っても惜しくない価格だし。

そう思って長い時間その帯とにらめっこしていたのだが、結局は状態の悪さに納得できずに諦めた。



人生で袋帯を買う機会は数回しかないと思うから、買う時は気に入ったものを買ってもバチは当たらないはず。
もちろん安いに越したことはないが…
それに手持ちのやわらかものは、どれも色や雰囲気が違う。
全ての着物に合う帯が見つかるのか、そうでなければどの着物に合わせるのかちゃんと考えないとね。

なんだか久しぶりにきものサロンなどの雑誌を買ってみたくなった。


[PR]
by Medalog | 2017-08-30 18:25 | きもの | Comments(4)

着物、京都、久しぶり

この冬の間、明日こそ着物を着ようと思いながら着ないまま終わった日が何日もあった。
バタバタしていたこともあるが、五十肩のせいで何をするのもスローモーになり全てのことが面倒になってしまった感じ。
勿体ないひと冬を過ごしてしまったなあ。春から仕切り直そう。

そんな私が久しぶりに着物を着た!

d0048332_11240519.jpg
明るい色の袷はこの十日町紬しか持っていないので、毎年春になるとこればかり着てしまう。

でも今年はちょっと飽きたというか、他の着物で春を迎えたくなったので手持ちをあれこれ考えて見る。





d0048332_11264988.jpgただし帯は、五十肩のために先日仕立てた作り帯を締めるしかないので、これに合わせる着物を考える。

ただ、手持ちをあれこれ…と言っても何枚も持っていなくて。
濃紺で厚手の結城紬は着たくないとなると、候補はあと3枚ぐらいかな(笑)


d0048332_11241323.gif

このグレー紬は寸法がぴったりで着やすいうえに帯も合わせやすいけれど、明るい色でもないし春の初めにわざわざ着なくてもいいかなー。






d0048332_11242109.jpg

義母の黒い小紋。
自分の寸法に合わせて仕立て直したものだし、まだ一度も着ていないのでこの機会におろそうかな?と考えたが、帯との相性が良くない気がしてやめてしまった。
テイストが似すぎていて、ぶつかり合いそうで。






で、結局選んだのが大島紬。
d0048332_11403390.jpg















色味は暗いが、大島の軽くすべすべした質感が春らしく思えてこの時期に着たかった。
渋めの着物と可愛らしい帯なので雰囲気は合っていないが、着物の柄があまり目立たないのでなんとか帯を受け入れてくれそうな気がして組み合わせてみた。
(着た姿を撮るのは忘れた…)

ただ着付けの途中で気づいたのは、この大島は寸法が大きい上に滑るので着付けに気を使う!五十肩で手に力を入れたり腕を捻る動作が辛いときに選ぶ着物ではなかった…
その上、上の写真のグレーや黒の着物なら寸法的に羽織を合わせられたので外出先でも着たままでいられたのに、この着物の寸法だと道中着しか合わせられないので外出先で脱ぎ着しなければならない。五十肩が辛いのに…

でも着物を変更する気力がなく、そのまま大島で出かけた。
思うような着付けはできなかったが、季節的に着心地はぴったりだったので良かったかな。
やっぱり大島や十日町紬など裄の長い着物に合わせられる羽織が一枚必要ね…



お友達と京都でランチ。

d0048332_12103601.jpg

Cenetta Barbaさん。
お手頃で季節感あふれるコース料理がお腹いっぱいいただけた。

お肉は食べきれるか心配なほどのボリュームだったのに、柔らかくてソースも美味しくて結局すべていただいてしまった。
スパークリングワイン一杯を添えて大満足。
ぜひまた。








そのあと、キモノギャラリー晏さんの展示会へ。
いつもいつも素敵なものを見せていただけて嬉しい展示会だ。
私としては、全く手が届かない…と諦めるものばかりではないのがありがたく、結局今回も…。



久し振りに着物を着ると、やっぱり気分が上がって楽しくなる。
お友達とのおしゃべりも美味しいランチも嬉しいし。

だるい、面倒、などと言っていたらあっという間に時は過ぎてしまう。
今できることを楽しまないと、ですね。

[PR]
by Medalog | 2017-03-23 12:24 | きもの | Comments(6)

切らない作り帯

切らない作り帯が仕上がってきたので、ご紹介を。

d0048332_16352429.jpg
お太鼓は仕上がりの形に縫い止められている。
前帯は左側に伸び、途中で折り返して右側から手先をお太鼓に差し入れ、左側に手先が少し出ている状態で縫い止められている。
お太鼓の右下と、前帯の折り返した部分の下側に、それぞれ紐が縫い付けられている。

この帯は六通なので柄だしの指定はしなかったが、お太鼓の下とたれの部分の柄がきちんと合わせてあった。
またお太鼓の大きさは自分好みに指定できた。
見本の作り帯のお太鼓の大きさがちょうど良かったので「これと同じぐらい」と注文した。



帯の巻き方はみなさん想像がつくと思うが、一応写真に収めてみた。
自分に巻くと写真がうまく取れないので、クッションに巻いてます。

d0048332_16404779.jpgお太鼓に帯枕と帯揚げを通して背中に背負い、帯枕の紐を締めて背中に固定する。

写真は帯枕の紐だけで帯を支えている状態。

左に垂れ下がっている前帯の重さも帯枕の紐だけで受け止めているので、立ったまま紐を締めるのは結構大変だ。

ひざまずいて前帯を床につけた状態にして、背中が床と平行になるようにすると、前帯の重さがなくなるので帯枕の紐を締めやすかった。

前帯を椅子などに乗せるのもいいかも。

d0048332_16435385.jpgしっかり固定できたら、左に垂れている前帯を前から右に回して、背中とお太鼓の間を通して左側まで巻く。

簡単な作業だが、この時点でぎゅっとしっかり巻くのは結構難しい。

慣れれば大丈夫かな。

この時点でも、支えているのは帯枕の紐のみ。

d0048332_16435828.jpg左側まで回すと、紐が左右の下側に垂れるので、それを持って少しずつ左右に引き締めていく。

ぎゅっぎゅっと交互に引き締めていくうちに、結構しっかり前帯を締めることができた。

d0048332_16440328.jpg(投げやりな写真ですみません)

左右に引っ張って引き締めた紐は、前に持ってきて帯の下で結び、帯の中に入れ込む。

ここまでくると帯は安定しているので、帯枕を締め直したり帯揚げを整えるのも、帯紐を締めるのも楽になる。



というわけで、帯結びが非常に簡単な作業になった。

クッションに巻いたあとで、この帯が五十肩でも本当に締められるのか自分でも試してみた。
帯枕と帯揚げをお太鼓に通した状態で、スタート!
一度クッションで予習をしたこともあり、すいすいと進む。
鏡でお太鼓の柄や形を確認する必要もないので、あっという間に終了。
なんと、帯揚げを整え帯締めを締めるまで5分もかからない!
これは使える!

ただひとつ思ったのは、帯を縫い止めなくてもクリップで一番上の写真の状態に固定することができれば、似たような着付けはできそうだ。
実際にそのような着付け方法をネット動画で見たこともある。
でもお太鼓や左右の紐がしっかりと縫い付けられていることによる安定感・安心感は抜群だ。
もしも「帯が締めにくいから着物を着る機会が減った」という方がいらっしゃるなら、切らずに作れる作り帯を一本お試しになったらいいと思う。



ちなみにこの帯を選んだ理由は、厚みと重さがあるので、五十肩だと普通の巻き方ではしっかり体に巻くのが辛いと思ったから。
薄手の八寸帯なら多少力が入らなくてもなんとか締められそうだが、この帯はそうはいかない。

そうやって厚手の帯を選んだせいもあるだろうが、収納が少々かさばるのが難点ではある。
前帯におかしな折り目を作らないためには、収納時のたたみ方はほぼ決まってしまって工夫のしようがない。今までの2倍ほどの厚みになってしまう。
今回この帯を仕立てただいやすさんでは作り帯用の収納箱も別売していたが、我が家ではその箱を置く場所がないので今まで通り畳紙に包んでタンスに入れている。
今後作り帯が増えたら、収納のことも考えないといけないかも。

費用は掛かったが納得の仕上がりと使い心地だったので、頼んで良かった。
長さが足りなくて困っていた帯があるので、今回の帯を参考にして自作の切らない作り帯も作ってみようと思う。
でも普通の縫い針で、芯が入ったお太鼓に針が通るのかな…?


[PR]
by Medalog | 2016-12-09 18:01 | きもの | Comments(8)

ルノワール展

京都市美術館で開催中の、ルノワール展。
行きたいけれど今回も混んでいるだろうなーと思いつつ街のポスターを眺めていたが、お誘いいただき出掛けてみたら思いのほか人が少なくて、ゆっくり鑑賞できて有り難かった。

ルノワールの作品は、美しさと優しさを思い切り堪能できるのがいい。
白人女性の肌の描き方の美しさが特に好き。

d0048332_1915138.jpg
塩沢お召に博多紋織八寸帯。

以前はランチ程度の気軽なお出かけなら一年中八寸帯でもいいと思っていたが、最近はちょっと物足りなく感じることも。
それに最近は綺麗な色のものを身につけたいという気分が高まっているので、「塩沢に合う染め帯とか持ってなかったかなー」と手持ちの帯を並べてみるが、魔法のように染め帯が増えているわけもなく(笑)。

結局いつも通り八寸帯を選んでしまった。
気温がかなり上がったこともあってちょうどいい着心地だったが、ご一緒したお友達がそれは綺麗な色の染め帯を締めていたので「うーん、私が目指す着物の楽しみってこういうことよね」と心の中で納得したのだった。

それにしても着物を着て写真を撮るようになって10年も経つのに、ポーズの取り方が下手なこと…
袖とおはしょりのラインが綺麗じゃないですね。



d0048332_191516100.jpg
ランチは初めての「ごだん 宮ざわ」さん。

一つ一つの料理にとても心が込められていて、器も素晴らしく、接客も気さくながら丁寧で。
贅沢な気持ちにさせてもらいつつ、緊張せずリラックスして過ごせる、とても素敵なお店だった。

私が一番感動したのが、胡麻豆腐を焼いたもの!
柔らかい胡麻豆腐なのに焼き目がついた表面はお餅のように香ばしくモチモチで、本当に美味しくて、毎日でも食べたいと思ってしまった。
もしまた伺う機会があったら、またこの一品をぜひいただきたいなあ。
[PR]
by Medalog | 2016-05-23 19:37 | きもの | Comments(4)

結城

d0048332_11285539.jpg
着物を着る機会が少ないので、この結城紬も年に1〜2回しか着ることがない。

リサイクルの仕立上り品を購入したため、この着物が洗い張りに出されたことがあるのかどうかはわからない。
私が購入してからは丸洗いに一度出したきりだったかな?
全体的に張りがあるので、一度洗い張りに出したら少しはやわらかくなるかと思うのだが、着る回数が少ないのでなかなか思い切りがつかず。
裏地が擦り切れるぐらいまで着倒せばいいのだけど、そこまで到達するのにあとどれぐらいかかることか…

いつも無難な帯が多いので、私にしては色が鮮やかなものを買ってみた。
でも着物の色と帯の地色がほぼ同じなので、アクセントとして帯揚げの絞りの黄色をもっとたくさん出したかったなー。
結び方はきれいにできたと思うのだが、なかなか全てがうまくはいかないなあ。



d0048332_11332370.jpg
お友達と京都でランチ、そのあと志村ふくみさんの展示を見に行った。

ランチは華やかでボリュームもあって、シャンパンで乾杯もできて大満足。
志村ふくみさんの展示は作品量が多く、非常に見応えがあった。
私が今まで見た中では、一番暖色系の色が多い展示だったのではないかな。
繊細で素晴らしい色ばかりだったが、暗い展示室の中ではなく、日の光の下でも見てみたい。



d0048332_11332943.jpg
展示を見て疲れたあとは、甘いもの。
上生菓子は梅をかたどったもの。
お茶と一緒に、美味しくいただきました。
[PR]
by Medalog | 2016-02-26 13:53 | きもの | Comments(4)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
プロフィールを見る