タグ:夏物 ( 36 ) タグの人気記事

宝石の輝きに圧倒されました

京都・岡崎へ。
ロームシアター京都のレストラン、京都モダンテラスでゆったりランチ。
d0048332_21200742.jpg
お友達の素敵な上布もご一緒に…

プレート右奥のカツオのたたきにはりんごと生姜をおろしたソースがかかっていて、爽やかな甘みとほのかな辛みで美味しかった。
コースのメインはサーモンのカツレツを頼んだがボリュームがなかなかすごくて、不本意ながら少々残してしまった。
メニューの写真を見る限り、全体的にメインのボリュームはたっぷりしていそう。

広々とした室内空間でゆったりくつろげるので、岡崎の美術館に行く時のランチやお茶にはぴったりのお店。
デザートはワゴンサービスで好きなものを選べる形式で、和の素材を使ったものもありどれもおいしそう。
ランチコースでは2種類だったが15時以降のカフェタイムには3種や5種を選べるプレートセットもあるようなので、もう一度行ってあれこれ味わってみたいな…。



ランチの後は国立近代美術館で「技を極める ヴァン クリーフ&アーペル」展。
いやー素晴らしかったです。

ゴロゴロと零れ落ちそうな大きな宝石に圧倒され、気が遠くなるような精巧な細工に吸い込まれ。
こんなに大きな宝石がいくつも手に入るものなの?
これほど豪華なジュエリーを実際に身につける人がこの世に何人もいるなんて嘘みたい。
どんな美人がどんな豪華なドレスを着れば、これらのジュエリーに釣り合うの?
そしてお金持ちのあくなき要求を満たす職人たちの技の素晴らしさ。
やはり芸術はお金持ちが支えるものなのね…着物もそうよね…
あれこれ考えながらたくさんの展示を堪能して、満足というか満腹な気持ちになった。



展示の途中で撮影OKな部屋があり、壁いっぱいにジュエリーの写真が。
お気に入りのジュエリーの前で記念撮影。
d0048332_21204914.jpg
d0048332_21242778.jpg
久しぶりに着物を着られた!
でもまだ細かい作業に力を入れられず、おはしょりがブクブクだったり衣紋が思うように抜けなかったり。

そしてなにより名古屋帯が締められない!

普通に結ぶのも無理だったし「そうだ前結びだ!」と思いついて久しぶりに挑戦してみても、帯枕を後ろで仮結びしておくのが無理だった。

もう時間ぎりぎりのところで「そうだ半幅帯だ!」と奇跡的に思いつき、これは前で結べて帯枕も不要なのでなんとか締められて嬉しさ半分、安堵が半分。

浴衣用でも袷でもない半幅帯がこれしかなくて、夏着物の色合いではないけれど、久しぶりの半幅帯は軽くて涼しいのでちょっと気に入ってしまった。
矢の字でもこれだけお尻が出てしまうのが私にとっては弱点なのだが、とにかく締めやすいのでまたお世話になるかも。



ただ、後ろ姿の写真を見て思ったのが、ふくらはぎの位置にうっすらとラインが…。
この位置だと、長襦袢の下に履いたステテコの裾が透けているのではないかと。
えー。室内でこんなに透けるなんて、ちょっとよろしくないような。
おまけに長襦袢の裾が着物の裾よりも短すぎ?
最初に長襦袢だけ着ている時にはこんなに短くないんだけどなあ。

いつまでたっても反省材料が多いけれど、まあそれも楽しいかな。


d0048332_21221199.jpg
イチゴのかき氷を素敵なロケーションのお店で。
冷凍のイチゴを氷と一緒にたっぷり削ってあるのでこれだけ豪華になっている。
イチゴそのものの美味しさが味わえて贅沢な味だった。
豆乳の練乳もくせがなくサッパリ。

暑かったけれど、雨が降らないぎりぎりの曇天でこの時期にしては恵まれた天気だったかな。
帰宅後にクーラーの効いた部屋で着物をバッと脱いだ瞬間の涼しさと爽快感は最高!
この気持ち良さを味わうのを励みに、京都からの長い帰宅時間を耐えられるといっても過言ではないくらいです。


[PR]
by Medalog | 2017-07-13 23:03 | きもの | Comments(7)

縫い目が切れた小紋をどうしましょう

外出先で縫い目が切れてしまった、紗小紋。
帰宅して調べてみたら、外出先で気がついたお尻と左脇だけでなく、なんと右脇とふくらはぎあたりの縫い目も切れ始めている。
もともと糸が弱っていたところに、お茶会や呉服店の催事で畳に座ったり立ったりを繰り返したため、糸が一気に切れてしまったのだろうか。

ここまでくると、外出中に着物の下半身が分解しなくてよかったと逆にありがたくなるレベルだ。



さて、この着物をどうするべきか。
左脇だけでも10cm以上はほつれているし…と思いながらめくってみる。

d0048332_8565448.jpg
あれ?

d0048332_8565974.jpg
あれれ?
布の端にロックミシンが掛かってる!
これ、正絹じゃないのか…!!!
そして布地の織りかたも紗ではない!?
目を凝らして見てみると縦糸に捻りは入っておらず、単なる平織りに思える。

私、今まで何を勘違いしていたのだろうか???



この着物をいただいた時に「正絹の紗小紋」と聞いた気がしたのだが、思えば自宅で洗っても縮んだり風合いが変わったりしないのは化繊だからなのだろう。

ただ私が勘違いしていたのには理由もあって、この着物は軽いし、生地に張りがあるため風通しも良く、夏着物として着心地がいい。
「化繊=暑い、正絹=涼しい」という思い込みがあった私は、軽くて涼しいこの小紋は正絹だと思い込んでいたわけだ。



予想外のことにびっくりしてしまったが、考えてみればこの着物が正絹である必要はないなと思う。
着心地がいいうえに自宅で洗濯できるなら夏着物に最適なことに間違いはないし、化繊なら思い切って自分で背縫いと両脇をダーっとミシン縫いしてもいいかも。
夏の着物は麻と絹上布という硬めの織りのものしか持っていないので、化繊とはいえやわらかもの風であるこの小紋が重宝する時が来るかもしれない。

でも軽くて涼しくて水に強いなら、単〜薄物の時期のコートにも向いているかも。

この時期のコート類は、黒い紋紗の膝丈の道行とシースルーコートと名付けられた化繊の雨コートを持っている。
しかしどちらも道行衿なので紬や麻に気軽に合わせる感じではないし、雨コートは透け感が少なく厚地で着心地が暑いので、どちらも出番が少ないのが実情だ。
だからこの小紋を道中着タイプのコートに仕立て直せば重宝するかも。黒地の裏は青っぽい色なのでそちらを表にすることもできるし。
ただこの場合は仕立て直しを外注するため費用がかかるのが難点。

この、答えのない悩み。
あとで後悔のないように、しっかり考えることにいたしましょう。
[PR]
by Medalog | 2016-07-22 10:53 | きもの | Comments(2)

お茶会の着物(が、大変なことに…)

前回の記事 で、初めてのお茶会の経験談を書いた。

京都御苑内の、拾翠亭という江戸時代後期に建てられた貴重な建物の茶室で、眼前の池を眺めながら夏の茶会を楽しむ…。
誠に優雅な状況だが、そこで私は「初のお茶会に参加している」という緊張とは全く別の緊張とも戦っていた。

それは、
着物のお尻部分の背縫いが破けている!という
とんでもない状況。



朝、京都駅へ向かう電車内。
席が確保できてホッとして腰を降ろした瞬間、お尻の辺りで「プチプチプチ」というわずかな音が。
恥ずかしながら過去にも経験があるので、お尻の背縫いの糸が切れてほつれたことがすぐに分かった。

d0048332_10273758.jpg
この日の着物。拾翠亭にて。
黒地に青い松葉が小さく散りばめられた紗小紋に、絽綴れの帯。
茶会に誘ってくれたお友達からは「麻でいいのでは」と言われていたのだが、麻はシワになりやすいため茶室で慣れない正座を繰り返したら下半身がぐちゃぐちゃになりそうなのが怖い。
その点この紗小紋は全くと言っていいほどシワにならないのと、こういう機会でもなければ夏に正絹の着物を着る機会がないので、実に久しぶりに引っ張り出したのだった。

この紗小紋は頂き物で、いただいた時点でかなり古いものだった。
古くても生地がピンとしていて全く傷んだ様子がないのでまさか縫い糸が弱っているという可能性は考えてもいなかったのだが、いざ着付けて外出したら、出先でお尻が破れるという最悪の事態になってしまったのだ。
しかも、黒い着物の下は真っ白な長襦袢。自分からは見えないが、おそらく非常に目立つ状態になっている筈…

一瞬、頭が真っ白になるが、とりあえず目的地へ向かうしかない。
不幸中の幸いだったのは大きめのストールを持っていたこと。
京都駅に着いてからはストールを羽織り、お尻が隠れるように不自然に垂らしながらなんとかランチのお店へたどり着く。
お友達には申し訳ないがランチを少し早めに切り上げて、以前買い物をしたことがあるが顧客とは言えない呉服店に駆け込んで、図々しくも着物を着たままお尻部分を黒い糸で縫い止めていただいてしまった。
(後日お礼のハガキを出したけれど、いずれまた立ち寄って小物でも買わせてもらおう)

その後に京都御苑の拾翠亭へ行き、人生初のお茶会に参加したのだった。
縫い止めていただいた部分は安心だろうがその上下の部分はいつ縫い目がはじけるかわからない状態の中で、何度も正座をしたり移動しなければならない緊張感と、初めてのお茶会へ参加する緊張感。もうなにがなにやら。
ありがたいことにお茶会の最中はそれ以上縫い目が破れることはなく、縫っていただいたお店の方に心から感謝した。

お茶会のあとは、とある帯問屋さんの催事に行かせていただく。
この時にはお茶会の緊張からもお尻の縫い目が破ける心配からも解放されていて、普段見る機会がないような素晴らしい帯をたくさん見て心から楽しめた。
一通り拝見した帰り際に、畳にあった着付け用の腰紐をまたぐのは失礼かと思って立ったまま拾おうとした、その時。

今度は左の脇縫いが音を立てて破けたぁ!
う、嘘でしょぉぉぉ…

左脇縫いの太ももの部分が20cmほど破れたのを見て唖然としてしまうが、お尻の糸が弱っていれば当然他の場所の糸も弱っているわけで、お尻がしっかり補強されたために今度は他の弱い部分が切れてしまうのは仕方がないのかもしれない。
ただ幸いなことに手を横に下ろすと隠れる位置だったこともあり、手に持ったバッグとショールでなんとか隠しながらも祇園祭の鉾を楽しく見物して、左脇を隠しながら電車とバスを乗り継いで帰宅した。



古い着物は何枚も持っているし、着るのも好きだけれど、状態を常に把握していないととんでもないことになるということを身を以て実感した。
かといって糸が弱っているかどうかをどのように確認すればいいのか…
確認のために無理に引っ張って、問題なかった糸を引きちぎってしまうのも嫌だし。
最低限の策としては、古い着物を着る時には常に大きめのショールか腰まで隠れる羽織ものを持ち歩くことにしよう。

本当なら古い着物は全部洗い張りして仕立て直してもらって、安心して気持ちよく着たいところだけれど、やっぱり費用が問題になる。
自分で補強するのも、シルエットに響かないか心配だし…
また悩みが一つ増えてしまった2016年の夏です。
[PR]
by Medalog | 2016-07-21 10:47 | きもの | Comments(2)

夏きもの

どこに行くわけでもなく、ちょっと梅田で買い物があっただけなのだが、今年はまだ夏着物を着ていなかったので着ていくことにした。

d0048332_2036417.jpg
小千谷縮のきもの、絽綴れの帯。

小物は、単の時期だと少しアクセントを効かせた色を入れたくなっていたのだが、さすがに盛夏になると色目も少しでも涼しくしたくて白と青系でまとめてしまった。

この小千谷縮は少し離れて見ると真白な印象になるので、この着物と帯の組み合わせのときには薄い水色の半襟を試してみようかな。
夏用の半襟は以前買ったものがそれほど傷まないのでこの数年買っていないのだけど、久しぶりに綺麗なものを探してみよう。

着付けは久しぶりだったこともあり、目標の15分では終わらず。
でも30分はかからなかったので少しは早くなってきたかな。
こればかりは反復練習あるのみ、ですね。



d0048332_20342611.jpg
履物はこのところカレンブロッソばかり履いていたのだが、さすがに一年中同じでは季節感がなくてつまらない。
畳表に白い鼻緒の下駄の存在を思い出して久しぶりに履いてみたら、軽くて履きやすかったのでよかった。

この下駄はどこで購入したのかも忘れていて、帰宅後に自分のブログをさかのぼって調べてみたら、大阪・日本橋の履物問屋街にある店で買ったのだった

もう6年も前の話。懐かしいなあ〜〜〜。
履物問屋街へ行ったはいいものの、どの店も入りづらい気がして商店街の突き当たりまで歩いてしまい、最後にあったお店に勇気を出して飛び込んでみたのを思い出した。
今は手持ちの着物に合う履物が一通り揃ったこともあり(といっても片手に少々余る程度)、買い物に出かけても履物を探すどころかできるだけ目に入れないようにしているのだが、涼しくなったら久しぶりにあのお店あたりに行ってみようかな〜。
[PR]
by Medalog | 2015-08-10 20:59 | きもの | Comments(2)

夏用の長襦袢の着丈について

先日麻の着物に麻絽の長襦袢を合わせて着たのだが、その時に長襦袢の着丈が着物に対して短いのではないかと感じたので、改めて採寸してみた。

肩から127.5cm(3尺3寸7分)
背から123cm(3尺2寸5分)…だった。

長襦袢の着丈は身長×0.8が基準らしい。
私は身長156cmなので、156×0.8=124.8(3尺2寸9分)となる。
そもそも長襦袢の着丈が肩からなのか背からなのか?ということも私の中では曖昧なのだが、肩からだとするとこの麻絽の長襦袢は十分に寸法が足りていることになる。



そういえば元々この長襦袢はどの寸法を元に仕立てたのだろう?と気になり、家の中を探してみたら、この長襦袢の仕立てを和裁士さんに依頼したときの寸法表が見つかった。

和裁士さんが私の寸法を一覧表にしてくれたのだが、長襦袢着丈は「肩から3尺2寸8分(124cm)」となっている。
ほぼ身長×0.8の寸法だ。

ということは、私は和裁士さんの寸法では短いと感じて、自分で8分(3cm)以上も丈出ししてしまったことになる。



改めて長襦袢を着付けしてみたところ、くるぶしがちょうど半分隠れる長さになった。
長襦袢としては十分な長さのはず(袷用の襦袢ならもっと短くていいと思う)。

しかしこの長襦袢が着物を着終わった時に短く感じるということは、素材が麻なので着物の中でストンと落ちてくれないせいだろうか。

それと、着物を着付けする時に裾の長さが長過ぎたのかもしれない。
昨秋に京都で着物を着たときの写真が裾が短すぎてお女中さんみたいだったのがショックで、その後は着物の裾を長めに着付けするように気を付けているのだが、夏着物はもう少し短めに着てもいいのかな。



結論としては
●この麻絽長襦袢は十分な着丈がある
●着付けの際に丈が短くならないように綺麗に着る
●上に着る着物は、襦袢に合わせて少し短めに着付けてもいいかも
という感じ。

さらに
●麻の襦袢を仕立てるときは、洗って縮むことや着付けの際に滑りが悪いことを考えて正絹のものより着丈を少し長めに仕立ててもらうのもいいかも
●どうしても着丈が気になるなら夏物の二部式襦袢も候補に
も追加。


まあ私が夏着物を着る頻度の少なさからすると、今後夏用の襦袢を増やすことはまず無いと思うので、今ある長襦袢を綺麗に着るために工夫していかないとね。
この夏のうちに復習する機会があるかな〜?
[PR]
by Medalog | 2014-07-30 11:50 | きもの | Comments(4)

小千谷縮で京都…の伊勢丹の中だけ

少し前に仕立てたまま着る機会のなかった小千谷縮を初めて着て出掛けてみた。

この着物が仕立て上がった時にあれこれコーディネイトしてみたときのブログ記事を思い出して見てみたら、着物が白地なのに夏帯も白っぽいものしか持っていなくて「ドンピシャがないなあ」と悩んでいたのだった。

その後も夏帯は増えていないのでその記事のときの帯から選ぶことになり、悩んだ挙げ句に選んだのはヒマワリ柄の九寸帯。

d0048332_15271869.jpg
白地のきものに白地の帯だが、白さが違うのとお太鼓柄がどーんと大きいので、後ろ姿が真っ白過ぎるということはなかったかな?
この帯は、お太鼓柄の大きさや絵のタッチの大胆さに一目惚れして
「ちょっと派手かなあ」
「いや、この大胆さを楽しめるのは着物だけだし、夏ならではなんだから思い切っちゃえ!」
という葛藤の末に買ったのを覚えている。

そして着る時にもいまだに毎回同じ葛藤がある(笑)。
でも着てしまえば地味目な帯よりも確実に楽しい気分になれるので、着てよかったと思えるのだ。

それにこの帯は、九寸帯なのにとにかく軽くて着心地が涼しい!
もしかしたら前帯には芯が入ってないのかも…と思えるぐらい軽いのだ。
当然小千谷縮も軽いので、一式を着たあとも身体がとても楽ちんなのが嬉しい。


d0048332_1527824.jpg
逆に(?)前から見たときのほうが寂しくなってしまったかも。

お太鼓柄に比べて前帯の柄が緑一色でこぢんまりしているので、同色の三分紐ではなく効かせ色の帯締めにすれば良かった!

この時期にぴったりな綺麗なコーラルピンクの帯締めを持っていたのに、存在を忘れていたのだ。

片付け方が悪いとこうなってしまうのね…反省。
初めて外で着た小千谷縮はとにかく軽く、透け感もかなり強い。
透けて見える襦袢の長さが気になるところだが、襦袢が滑りの悪い麻であるせいか、着付けが終わると最初より襦袢の丈が短くなってしまうのだ。
襦袢だけを着ているときはちょうどいい裾の長さに思えるのに。

麻の襦袢は自宅で洗うので丈が縮んでしまったので、一度自分で裾をほどいて数センチ丈を延ばしたもの。
これ以上裾で延ばす余裕はないが、身頃の揚げをほどいて仕立て直すのは自分では到底無理だ。
どうしようかなあ〜〜〜。要検討だ。



出掛けた先は、京都駅の伊勢丹にある和久傳。
お友達とお互いの誕生日を祝って、いつもより豪華で贅沢なランチ!

d0048332_159512.jpg
涼しげなガラスの酒器に入った冷酒を楽しみながら、初めての和久傳の料理を堪能。

どれも手が掛かったおいしい料理で、カウンター越しに京都の夏山を眺めながらお腹いっぱいいただいた。

百貨店の中のレストランなので店内は比較的賑やかな雰囲気。
でもお友達とおしゃべりを楽しみながら料理をいただくには十分だった。
それになんといっても、新幹線も停まる京都駅の上なので便利!
実家の家族が京都に遊びにくるときなど、今度はこの店を予約しようかな。



料理を堪能したあとは美術館に行こうかと話をしていたのに、料理とお酒ですっかり身体が重くなったこともあり、伊勢丹内の呉服の催事場へ行き先を変更。
こちらももちろん楽しくて、結構長い時間うろついていたかも。

久しぶりに綺麗な着物や帯を見て触って、やっぱり着物はいいなあ〜と幸せな気分になった。
だったらもっとたくさん着ればいいのだけど、なかなかそうはいかないのが悲しい。着てしまえば楽しいのに、着るまでが身体が重いのよね…。



お友達との楽しいひとときを過ごして、この夏を乗り切る元気をもらった感じ。
酷暑は辛いが、洗った着物が室内の陰干しでもすぐにカラッと乾くのはありがたい。

きっとまた、夏着物を着よう!
[PR]
by Medalog | 2014-07-26 16:15 | きもの | Comments(4)

明るく

自分の洋服箪笥を開けたら、色味が余りにも地味で、我ながら呆れてしまう。
ちょっと明るい色の服が欲しくなり、久しぶりに買いに行った。

d0048332_14413943.jpg
今年流行のレモンイエローのサマーセーターと、トルコブルーのイヤリング。
もう少し鮮やかなイエローを再現したかったのだけど、この写真だと少しくすんで見えるかな。

どちらもブログで自慢するようなブランドのものではない。
イヤリングはユザワヤで300円だったし。

でも引き出しを開けてこのような明るい色のものが目に飛び込んでくると、「おおっ」と新鮮な気持ちになるのが嬉しい。



それにもう顔がくすんでしまうお年頃なので明るい色の服で顔を引き立てたい…と思ったのだけど、いざこれを着て出掛けようとしたら、あれ?なぜかいつも以上に顔がくすんで見える???

ショップで試着した時は顔周りが明るくなっていいなあと思ったのだけど、ショップの鏡に魔法が掛かっていたのかしら…

理由はわからないが、この服を着る時はいつもより少しメイクを丁寧にしたほうがよさそうだ。
まあいつもが適当なので、たまにはメイクにも気を使えよ、という神様からのメッセージかもしれないな。



このセーターを見て、ふと思い出す。
あっという間に近江上布や小千谷縮の季節じゃないですか!

d0048332_14551321.gif
近江上布。

(それにしてもこの着付け、胸の周りがもっさりしてるなあ)

今年も一度は着たいものだ。
まだ予定はないけど、どの帯と合わせるか久しぶりに引っ張り出して見ようかな〜
[PR]
by Medalog | 2014-06-19 14:59 | 生活 | Comments(4)

京都

久しぶりに着物を着て京都へ。
お友達とランチをして、街をぶらぶら。

ランチはフォーチュンガーデン京都というフレンチのビストロ。
島津製作所旧本社ビルの外観・内装をそのまま活かしつつ、明るく活気のあるオープンキッチンでは若いシェフやスタッフの皆さんがきびきびと働いている。
ビストロらしく食べやすいシンプルな味付けだったが、鴨の自家製スモークローストはスモークがしっかり効いていて、噛み締めるたびに香りが口に広がるのが美味しかった。

重厚な外観や素敵なお庭の雰囲気を楽しみつつも、身構えることなく気軽なフレンチのランチをいただるお店、いい感じです。
ただ予約でいっぱいのようなので、ふらっと気軽に立ち寄って…というわけにはいかないかも?



そのあとは三条のお店をいくつか覗き、京都文化博物館で開催中の「インカ帝国展-マチュピチュ「発見」100年」へ。
今まで「インカ帝国=マチュピチュ」程度の認識しかなかったのだが、その成り立ちからスペインに侵略されて植民地化〜帝国が消滅するまでを興味深く見ることができた。
気になるのはやはり織物だが、コチニールで染められたという深い赤色が500年以上も鮮やかさを保っていること、非常に細かい綴れ織りなのに織り出された柄はちょっと可愛らしくデフォルメされた動物だったりすることなどが印象深かった。

日本は当時室町〜安土桃山時代で、姫路城や松本城など様々な城が建築されていた頃、日本の裏側にあるインカではマチュピチュのような高地の巨大建造物が作られていた…
なんとも不思議で夢のある話だと思う。
とても楽しい展示だったが、今週末までとのこと。お友達に教えていただき会期ギリギリに見ることができてよかった。



d0048332_832425.jpg着るものには悩んだ。
単衣か、夏物か…

先週には真夏日も記録したし、もう単衣着物では暑そうだなあ。

午後から雨が降るかもしれないから塩沢お召は着たくないし。

ということで麻の近江上布を選んだが、ちょっとフライングかな?とためらう気持ちもあり…。
寒々しくならないように、以前自分で袖だけをラベンダー色に染めて仕立ててもらった麻の襦袢を合わせてみた。
袖からちらりと見えるだけなのだが、帯締めも紫の四分紐にして、白地の襦袢に比べると6月中旬に着る麻着物の軽さを少しは押さえてくれたのではないかと勝手に思っている。

町には着物姿の人は少なく、その中でも麻を着ていたのは私だけのようだった。
やはりちょっと早すぎたかしら?
単衣着物に麻襦袢でもまあまあ快適に過ごせたかもしれないと思いつつ、麻の軽くて涼しい着心地のおかげで楽しく過ごせた一日だった。
[PR]
by Medalog | 2013-06-19 10:27 | きもの | Comments(8)

小千谷縮、着てみました

先日仕立て上がった小千谷縮をこの夏一度は着てみようと思いつつ先延ばしにしていたが、ふと着てみる気になった。

先日のブログで小千谷縮と夏帯をいくつか合わせた写真を載せた中では、ヒマワリ柄の帯が一番合うとコメントをいただいたし自分でもそう思うのだが、なんせヒマワリ柄が派手で元気なので、「今日は着物を着るぞ!」というパワーが足りない時はなかなか手が伸びない。

だから今回は、着物と同系色の麻帯を合わせてみた。


d0048332_19524914.jpg…う〜ん。

こうやって写真にしてみるとスッキリまとまっているようにも見えるが、全身を鏡に映してみると、色も素材も同じなので全体的にぼわんと膨張してしまって締まりがない。

なんだかどこかの病人が寝床から抜け出してきたみたいな不気味さまで漂う始末…

これはダメだわ。
帯揚げを濃い色に替えてみたが、ほとんど印象は変わらなかった。

先日のブログにも載せた通り夏帯は白っぽいものしか持っていないので困ってしまったが、最近はすっかりお蔵入り状態の2部式帯を思い出して、久々に引っ張りだしてみた。


d0048332_19532346.jpg洋服用のサッカー地で自作した、サーモンピンクの2部式帯。
ヒマワリ柄。

帯揚げを黒、帯締めをオレンジにしてみたら、上の写真の麻帯に比べると程よくメリハリが効いた感じはする。

帯締めは思い切って青や緑系も合うかもしれないし、半衿を黒にしてもいいかも(持ってないけど)。

この帯は、せっかく自作したものの、綿素材のサッカー地が果たして夏帯と言えるのか自信がないのでなかなか使う機会がないのが正直なところ。

でも一応ヒマワリの柄だし、洋服ならサッカー地は間違いなく夏用の素材だし!と開き直って、この着物にもっと似合う帯を手に入れるまではこの2部式帯も使おうかな…(って、また夏帯を買ってしまうのでしょうか)。



ちょっと買物の予定もあるので、コーデが上手く決まればそのまま出掛けようかと思っていたが、あれこれ試して時間が掛かってしまったので結局外出はしなかった。
でも着心地や透け具合がある程度は確認できたので、よかったかな。

着付けで出来てしまったシワに霧吹きを掛けて、しばらく吊るしておく。
乾いたころにはシワが綺麗に消えて、またすぐ着られる状態になるのが麻のいいところだ。

薄くて軽くて着心地はとてもいいけれど、その分透け感も強いので、下着にまで気を付けて綺麗に着られるように頑張ろう。
[PR]
by Medalog | 2012-08-07 20:34 | きもの | Comments(10)

小千谷縮のお仕立て

d0048332_15543991.jpg
友人から譲ってもらった、小千谷縮の反物。

中央で無地と蚊絣に織り分けられている。

どのように仕立てるか迷って一年寝かせてしまったのだが、今年ようやく仕立てに出した。

d0048332_1662579.jpg
蚊絣部分を衿に使用して、追い裁ちで仕立てをお願いした。

この写真だと上前のおくみ部分が白く目立つが、着付けてしまえばおくみは脇にずれるので、もう少し白より蚊絣の印象が強くなる予定。

上の写真の状態では蚊絣部分が黒く濃く見えるので、粋な印象になるかな?と想像していたが、仕立て上がってみると思ったよりも蚊絣が薄く、さらっと着られそうだ。

d0048332_16122751.jpg少しアップ。
ハンガーが透けて見える。

いま愛用中の近江上布は、あまり透ける布ではないが、それでも夏の強い陽が当たると透けが気になる。

この小千谷縮は近江上布よりも間違いなく透け感が強いので、長襦袢や下着どのように着こなすかを研究しないと。




遠目からはほぼ真っ白にも見える、この着物。
帯は何を合わせたらいいか、久しぶりに手持ちの夏帯を引っ張りだして合わせてみる。

d0048332_16235864.jpg生成り地の麻帯。
下の畳紙と帯が似たような感じで、ゴチャゴチャして見えますが…

軽くて締め心地がいいのでこの着物と合わせたら気持ちよさそうなのだが、着物と帯が似たようなテイスト過ぎてのっぺりしてしまうだろうか?

それとも夏はこんな感じでもいいのかしら?

帯締めと帯揚げにちょっと色を効かせてみたら、いけるかな?
d0048332_16314323.jpg
手描きのヒマワリ帯。

これも白い着物と白い帯だが、ヒマワリがガツンとくるので上の組み合わせに比べるとのっぺり感はないような。

この帯は「使いにくいかも?」と悩みながら買ったのだが、白場が多くて柄に存在感があるので、私が持っている無地系の夏着物には意外に合わせやすかった。

この着物とも、意外に合うかも。
d0048332_16392077.jpg
薄灰色の、絽の帯。

色はそれなりに合うような気がするが、てろりとした絹の質感はシャリッとした小千谷縮とは合わないかな。
d0048332_1643962.jpg
博多献上。

これも白地…。
全部引っ張りだしてみると、色味はどの帯も似たり寄ったりだった。

着物と帯がきっぱりした柄同士で合うような気もするが、ちょっと粋すぎるかな。

あと博多献上は年中使用できるとはいえ、盛夏にはまず手が伸びない。
とても軽いのだが、質感が夏らしくないような気がしてしまうので…

紗献上だったらもう少しマッチするのかもしれないな。


この着物にはグレー〜黒地の麻帯を合わせたい気がするけれど、夏の間ほとんど着物を着ないくせにこれ以上帯を増やす訳にはいかないし…。

いま手元にある帯で着こなせるように小物など工夫して、この夏一度は袖を通したいと思っている。
さあ、この暑さの中、いつどこに着て行こうかなあ〜〜〜。
[PR]
by Medalog | 2012-07-27 17:14 | きもの | Comments(6)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
プロフィールを見る