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紋紗の道行

春になると羽織やコートを着ずに帯付きで出掛けることになるが、「上着を着ない」ということが心許なく感じていた。

電車に乗る時に着物や帯が直接シートに当たるのも気になるし、人混みを歩く時はお太鼓を周りの人や物に引っかけてしまいそうで落ち着かない。
この時期は天気によって気温が大きく変わり、特に朝晩は肌寒いこともあるし、外は暑いのに移動の車内は冷房でキーンと冷えていることもある。

また、私の場合はこの時期に着たい着物が明るめの色のものばかりなので、袷の時期以上に汚れが気になってしまうし、帯結びがうまくいかなかったときに道中だけでも隠してくれる上着があったらありがたいという本音も…。
ショールを使えば手軽でいいのだが、なぜかすぐに肩から落ちてしまうので、荷物が多いときなどは却って邪魔に感じてしまう時もある。

「帯付きの季節に着られる上着が欲しいけど、まだまだ先の話かなあ」と思っていた昨年秋、百貨店で赤札になっていた紋紗のコート地に出会った。
いくつかの反物がある中で、一目で気に入ってしまったのが黒いシンプルなもの。
地味といえば地味なのだが、紋紗の陰影が綺麗でずっと見ていても飽きない。
シーズンオフでお仕立て代込みの赤札価格になっていたこともあり、即決してしまった。


d0048332_8201882.gif羽織にするか道行にするか迷ったが、この時期の上着は何枚も買わないと思うので、どんなシーンにも着られる道行にしてみた。

初めての道行なので衿の形を迷う。
お店の方は千代田衿や被布衿なども薦めてくださったが飽きのこないものが欲しくて一番シンプルな道行衿を選んだ。

去年のうちに仕立て上がっていたのだが、今年の春先には着物を着る機会がなく、先週末の京都へのお出かけのときに初おろしとなった。
気温が上がりそうだったので着るかどうか迷ったが、一度着てみないと着心地がわからないのでとりあえず着て出掛けた。
(これが、あとで自分を助けてくれることになるとは…)

d0048332_836241.gif帯の模様がうっすらと透けて見える。
これなら、初夏の天気のいい日に着ても暑苦しく見えずに済むかしら。

d0048332_836276.gifd0048332_8365589.gifこの日着た塩沢のネコちゃん柄が透けて見えたら可愛いだろうな〜と思っていたのに、ぼんやりした柄だったので全然見えなかった。

軽くて着心地がとても良く、脱いで畳んでもしわにならないのも嬉しい。
京都までの電車が混んでいたので、「着てきて良かった〜」と気分が良くなる。

ただこの日の着物と草履が白だったせいか、電車の窓に映る自分を見て「不祝儀の席に出掛けるような雰囲気になっているのでは?」と気に掛かる。
そして電車を降りた時、なんともタイミングよく黒い上着を着たお坊さんとすれ違ってしまった。うわ〜、ほとんど同じ色使い。
白地の着物にこの道行を合わせる時は、せめて小物の色を明るくしようと心に誓う。



京都では素晴らしい展示会を拝見したあと、JR伊勢丹の呉服売り場に立ち寄る。
しばらく商品を見ていると、売り場の方が遠慮がちに声を掛けてくださった。
「あの〜、お着物のお尻の部分が少しほつれているようなのですが…
 よろしければ応急処置をさせていただきましょうか?」

ひぇ〜〜〜。やっちゃったよ〜〜〜!

d0048332_972537.gifきっと展示会場で座ったり立ったりを繰り返しているうちに縫い目に負担をかけてしまったんだろう。

そういえば、会場で無造作に正座などしている時に、お尻にテンションが掛かっているなあという認識は確かにあった。
なんでその時に気づかなかったのか。いや、なんでそんな無造作な正座をしてしまったのか。ショック。


完全に縫い目が切れていたのは2cmほどで、さらに上下1cmずつ縫い目が緩んでしまったようだ。
買って2年目のお気に入りの着物を傷つけたショックと、自分の身のこなしの悪さへの自己嫌悪で、頭がいっぱいになる。
しかも外が暑くて道行を脱いでいたので、多くの人にほつれたお尻を見せながら歩いていたことになる。上りのエスカレータにも乗ったし。みっともないよぉ〜〜〜。

しかしここで道行を持っていたことを思い出し、お店の方の親切な応急処置の申し出をお断りして、慌てて道行を羽織る。
ショックを受けつつも「暑い中、道行を着てきて良かった」と思うと少し気が晴れた。
もちろん着物の縫い目がほつれた時のために上着を着ているわけじゃないが、何かの時の助けにはなるなあ、と思ったことだった。


さて、縫い目のほつれを直さなくては。
シーズン終わりに汗取りの手入れに出すまで、自力の補修でなんとか持ちこたえてくれますように…
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by Medalog | 2008-05-21 09:27 | きもの | Comments(2)

久しぶりの着物

正月以来、久しぶりに着物を着て京都へ出かけた。

d0048332_11413124.gif塩沢の単衣
生紬の染め名古屋帯
ペパーミントグリーンの帯揚げ
きねやのぼかし帯締め
一衣舎の木綿半衿

生紬帯は年間を通じて着用可と聞いて購入したもの。
手持ちのどの着物にも合うし、色柄もとても気に入っているのだが、一張羅帯なので汗じみを付けるのが怖くて単衣〜夏物にはなかなか締められない(貧乏性)。
今回は京都の老舗問屋さんの展示会にお邪魔するので、気温が上がりそうだけれど思い切って引っ張り出した。
久しぶりだったので「て」を短くしすぎてしまい、て先がお太鼓から出なかったのが失敗だったが、なにしろ軽くて着心地が良いし、お気に入りを身につけるのはやっぱり気分がいいなあ。


この時期、着物は単衣でいいとして、襦袢や半衿は何を選べば良いのかわからない。
ネットで検索してみても「小物は一足早めに夏物がおしゃれ」「夏物は早過ぎるので袷のものを」と意見はバラバラだし。

去年の今頃、この着物にポリ絽襦袢・半衿で出掛けた時に「着心地はともかく見た目が寒々しいかな」と感じたことを思い出し、夏物は止めて半衿はシャリ感のある木綿半衿、襦袢は装道美容ランジェリーに無双のポリ替え袖を付けた。
単衣仕立ての替え袖があれば付けたかったのだけれど、両面染めになっている単衣用の布地がなかなか見つからないのだ。
呉服店でそれらしい反物の端切れを見つけても、両袖分を買うとなるとあまり状態が良くない割にはそこそこの価格になってしまう。
いっそのことお手頃な江戸小紋の反物でも買って、自分で水通ししてから単衣袖と無双袖、裾よけと作ったほうが賢いかもしれないなあ。

d0048332_11513992.gif半衿は装道美容ランジェリー用の美容衿に縫い付けた。
襦袢よりも簡単に縫い付けられるので楽なのだが、この衿をうまく着付けることがなかなかできない。体にぴったり沿わせるのがちょっと難しい気がする。
今日も衿がだんだん持ち上がってきて、着物の下にハイネックセーターでも着ているような状態になってしまった。

この美容衿を数個用意してそれぞれに好きな半衿を縫い付けておけば、替え袖と合わせて気軽にコーディネイトができそうなんだけどなあ。使いこなせるように練習しよう。


京都では、marchaさんが懇意にしている問屋さんの展示会にお邪魔した。
出品されている着物や帯はもちろん、社屋そのものや展示されている美術品も素晴らしいものばかりで圧倒されてしまう。
スタッフの皆さんも良い方ばかりだし、10代の女性が振り袖を試着して選んでいるお姿などは眼福の一言につきる。とてもいい気持ちで過ごさせていただいた。


ひとつ、とても気に入った着物があったのだが、迷った挙げ句あきらめてしまった。
我ながら着物に対するスタンスがあやふやであることを痛感する。
自分の中で少し背伸びをするぐらいの(価格的にも)質の良いもののほうが、着る喜びも大きいし長く大切に着られるということは少しずつわかってきたつもりだ。
(この日に着た生紬の染め帯も、私の中では相当背伸びしてようやく買ったものだが、背伸びしただけの価値は確かにあったと思っている)
ただ、その「背伸び」をどの辺りまでしていいのかが未だに決められないのだ。

私のような優柔不断な人間は年間の予算をきちんと決めて、その範囲内なら買ってもいいというマイルールを作ったほうがいいのかもしれない。(その予算を守れるかどうかはわからないが)
今年は正月〜今までほとんど買い物をしていない。後半に掛けて、本当に必要なものを見つけて狙いを定めてみようか…
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by Medalog | 2008-05-19 13:20 | きもの | Comments(2)

襦袢で悩む

今月は「夏着物をいつまで着ようかな」と悩んだ方も多かったのでは?

私は今のところそういう悩みを持ったことがない。
夏着物は透け感の強い紗小紋とポリ絽しか持っておらず、前倒しは可能でも9月に着るという選択肢は全くないと考えているからだ。
(小千谷があれば悩めるのになぁ〜)
だから先日着物を着た時は、迷わず単衣のぜんまい紬を選んだ。

しかし襦袢をどうするべきについては迷ってしまった。
夏の間に一度試そうと思いながら試さずじまいだったあしべ織汗取り襦袢に、美容衿と替え袖を付けて着てみるべきか。
9月も後半になってそれほど汗はかかないだろうから、汗取り襦袢は止めて居内商店の綿麻襦袢だけにするべきか。
…迷いつつも綿麻襦袢に半衿を付けておいたのだが、何を血迷ったか当日になってあしべ織汗取り襦袢と綿麻襦袢を両方重ね着してしまったのだ。

d0048332_12495215.gif居内商店の綿麻襦袢というのは結構厚手でシャリッとした張りがあり、ぜんまい紬のほうがよほど柔らかい。
これに厚みのあるあしべ織襦袢を重ねてしまったので、着付けが終わった時にはいつにも増して胴回りがパンパンに。
そしてもちろん暑かった。
あしべ織はたしかに汗を吸い取ってくれたが、これを着なければこんなに汗をかかなかったのでは?とも思ったり。
でも着物を長く大切に着ていくためには、必要な下着なんだろうな。

9/25追記:
私が持っているあしべ織襦袢は、まだ使い初めのせいか洗うと色が出てくる。洗濯表示にも「色移りするので他の洗濯物と分けて洗ってください」とある。白い着物と一緒に着用する際は、この襦袢に直接着物が触れるような着方はしない方がいいのかも?


そして綿麻襦袢は、私の着付けも悪いのだろうが足さばきが悪く、歩いているうちに太ももの前あたりにシワがよってしまい、柔らかいぜんまい紬のシルエットにも響いてしまう。
次にこの襦袢を着る時には柔軟剤を効かせて洗濯して、少しでも柔らかくしておかなくちゃ。
そしてシワが寄らないようにきちんと着付けをして、歩き方に気を付けて…
着こなすには、ちょっと頑張らないといけないみたいだ。う〜ん。


今回、着付けでうまくいかなかったこと。
まずは衿。いつもキツキツに合わせてしまう癖がある。
洋服で言えば、第一ボタンまできっちり締めているようなピッチリ感に…。
「これでも昔よりは着付けが上達してるのかなあ」と思って以前のブログの記事を見てみたら、意外や1年前の方が衿をゆったり綺麗に合わせている。
自己流着付けであれこれ試行錯誤しているうちに、出来ていたことが出来なくなってしまったようだ。もう一度できるように頑張らないと。

もうひとつはおはしょり。
おはしょりがすっきりするように下前を斜めに折り上げているのに、なぜがいつも下がってきて結局おはしょりがだぶついてしまうのだが、今回その理由がやっとわかった。
折り上げる幅が少な過ぎて、胸紐に届かず押さえられていなかったのだ。
「なぜ折り上げているのか」を考えればすぐに分かる話だったのに、着付けの本を見ながら形だけ真似をしていたので長い間気付かなかったのだ。情けない話。

次回着る時に、両方クリアできたらいいな。
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by Medalog | 2007-09-24 12:40 | きもの | Comments(4)

秋単衣

最近あまりにも着物を着てないなーと思ったので、久しぶりに単衣のぜんまい紬を着て
出掛けることにした。

d0048332_065289.gif春に合わせていた小物。
このままでも秋らしい組み合わせとも言えるけれど、
(というかあまり春らしい色使いじゃなかったかも・・・)
先日手に入れた秋色の小物を合わせてみることにした。

d0048332_072113.gifきねやさんの夏のセールで手に入れた帯揚げと帯締め
袷の着物や帯に合わせて買ったものだけれど、秋単衣に合わせてみるとよく合っている気がしたので袷の季節の前にデビュー!
周りの人から見たらどちらの小物でも同じように見えるかもしれないけれど、着ている本人が自己満足できればそれでいいのだ。


d0048332_9554927.gif半衿は、リサイクル着物店のワゴンセールで買った端切れを半衿サイズにカットしたもの。
袖1枚分の長さの端切れを縦半分にカットすると、幅も長さもちょうど半衿サイズのものが2枚取れるということに今回初めて気が付いた。
着物の寸法って、本当にうまくできているなあ〜。
あちこちに洗濯しても落ちないしみがあったりするが、表に見える部分がきれいならいいと割り切って使うことにした。

以前、某呉服店の店主が話していたこと。
「着物や帯はとても高級なものを身に付けているのに、小物は節約してしまう人がいます。
 ですが特に半衿は、顔に一番近いものなので、ここが安っぽいポリエステルだったりすると折角の着物が台無しになってしまいます。
 半衿を安く手入れしてくれる業者もあるので、半衿はぜひ正絹のものを身に付けてください」
その日、紗小紋にポリ絽の半衿を合わせていた私はドキッ!としてしまったのだった。

私は今まで、半衿はほとんど化繊か木綿を使ってきた。
理由は「安い、色柄が豊富、自宅で洗える」というケチ臭いもので、一番汚れやすい半衿に正絹を使うことは私にとってはまだまだ贅沢というイメージだったのだ。
しかし今回、安い端切れとはいえ「腐っても正絹」の半衿を使ってみると、安い化繊のものとは生地の艶と張りが全然違って、顔うつりがぐんと良くなる(気がする)。
某店主の言うことは本当だな、と納得してしまった。

ただし、そうはいってもいきなり正絹の半衿をたくさん揃えることはできそうにないので、今回のような正絹の端切れや、化繊のなかでも風合いのよいものを選ぶところから少しずつ意識していけばいいかなと思う。
それに某店主が言っていたのは「高級な着物に安い半衿」のバランスのことだと思うので、普段着小紋や木綿着物なんかには今まで通りポリや手ぬぐい半衿も楽しむつもり。


いつの日か、呉服店で正絹の刺繍半衿などを買う日が来たら、「自分も大人になったなあ」とこっそり感激しそうな気がする。大袈裟か。
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by Medalog | 2007-09-23 10:30 | きもの | Comments(2)

2枚目の二部式帯

2枚目の二部式帯に挑戦した。

1枚目の帯は小判屋さんに9割以上を仕上げていただいたので、正直なところ自作したという気がしない。手順も、わかったようなわからないような…。
しかし今回は生地のカットとサイズ合わせを小判屋さんにお願いして、縫製は全て自宅でやってみた。縫ったりほどいたりしながら、丸一日かけて完成。
「自作した」という満足感が、ちょっと出てきた。
次回は布を裁つところから自分でできるようになるかしら。

d0048332_13434644.gif布地はサッカー地のような、
やや薄手の洋服地。
大阪・船場の布地店で
お安い布地を購入した。

色も柄も可愛らしすぎるかな?と迷ったのだが、こういう色柄の帯も自作ならではの楽しみだろうと、思いきって選んでみた。

ちなみにこの布地は白鷺さんとお揃い。
「一緒に出かける時は、帯がお揃いにならないようにお互い確認しないといけませんね〜」と笑った。
白鷺さんは、この帯が引き立つような濃い色ですっきりした柄の着物をお持ちだし、可愛らしい雰囲気をお持ちの方なので、この帯がきっとお似合いだと思う。
私も頑張って着こなさなくちゃ!

d0048332_16513470.gif時期としては、単〜夏まで行けるかな?
小判屋さんは「浴衣に締めてもいいんじゃない?」とおっしゃってくださったが、肝心の浴衣を持っていない。
藍地にすっきりとした柄の浴衣を夏着物として着る時に、この帯を締めたら似合うかも。そんな浴衣、欲しいなあ〜(こらこら)。

右写真は松阪木綿と合わせてみたもの。
こういう濃い色の着物に合わせたら色合いとしてはいいんじゃないかと思うのだが、この松阪木綿は厚手なので(今の季節にはもう着たくないほど)、実際にこの組み合わせで着る機会はほとんどなさそう。

いつか久留米絣とか小千谷縮あたりが手に入ったら、是非合わせて着てみたいな。

d0048332_13384724.gif塩沢に、二部式帯ふたつを合わせてみた。
ブルーのチェック柄のほうは、シャープで涼しげな組み合わせでお気に入り。
この組み合わせで、もう2回もお出掛けした。

着物を着ない友人や、通りすがりの知らない方から「変わった帯ですね〜」と声をかけていただき(褒め言葉かどうかはわからないが)「洋服地で自作したんですよ」と言うとさらに驚かれる。

着物を着て歩いているだけでも目立つのに、この帯だとさらに目立ってしまうのかも?
でも目線を感じると背筋が伸びたり振る舞いにも気を使うので、多少は人から見られるのもいいのかも。


d0048332_1339244.gifこちらの組み合わせは、着物と帯の明度・彩度が似ているのでちょっとボケた印象になってしまうだろうか。
でもこれからの季節、日射しが強くて日傘をさすような日には、これぐらい全身白っぽい組み合わせに挑戦してもいいような気がする。

半衿や帯揚げ・帯締め、バッグなどの小物を濃いめの色にすれば、トータルで引き締まったコーディネイトになるかもしれない。
同じかごバッグでも、薄い色のかごと黒や濃茶色のかごでは印象がだいぶ違うし。
濃茶色のかごバッグ、欲しいなあ〜(こらこら)。

この時期の半衿は白に決めていたが(こだわりというより夏物の半衿が白しかない)、この帯のために色半衿を探してみようかな。


前回は「月」という帯芯を使用し、やや薄めの帯芯だったので接着芯と併用して張りと厚みを出したが、今回は「月」より厚手の「松」を使用したので接着芯は使わなかった。
接着芯を使うと布地が扱いやすくなる利点はあるが、材料や行程が増えるマイナスもある。
今回は接着芯を使わないので、帯芯をミシンで縫い付ける時に布地が伸びないように注意が必要だったが、特に問題なく仕上がった。
お太鼓も「松」の帯芯だけでちょうどいい張りが出た。

そして胴に巻く前帯部分だが、前回使った「月」(薄手の帯芯)が余っていたので、前帯にはこちらを使ってみた。
暑い季節に使う帯なので、前帯は少しでも薄くて軽いほうがいいと思う。胴に巻くだけなので、お太鼓と違って生地に張りがなくても全く問題はない。
もっと軽くしたければ、前帯だけ接着芯のみで仕上げたり、帯芯が一重になるように作ることもできるわけだ。
こうやってお太鼓と前帯に違う工夫ができるところが、二部式帯の便利なところだな。(名古屋帯でもできるだろうが、二部式のほうが手軽にアレンジできる)


次は、先日買った化繊の帯が分厚くて結びづらいので、カットして二部式帯に仕立て直してしまおうかと考えている。
せっかく買った帯を「使いづらい」という理由で使わなくなるのは惜しい。色や柄は気に入っている帯なので、二部式にしてたくさん使えたほうがいいのだ。
(正絹や高価な帯ではなく、お手頃な化繊の帯だからハサミを入れられるのかも)

しかし二部式帯は結ぶのが簡単なので、こればかり使っていると名古屋帯が結べなくなってしまいそうで怖い。たまには名古屋帯の練習もしておかないと…。
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by Medalog | 2007-05-24 14:59 | きもの | Comments(8)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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