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義母の付け下げを染め替えて…

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先日着たきもの(左写真)。
義母が遺した白い付け下げ(右写真)を、シミが目立たないように色掛けして仕立て直したものだ。

白地に山吹色〜茶色のグラデーションで蔦が描かれた付け下げはとても美しかったのだが、表地のあちこちにシミがあった。
洗い張り屋さんに見せたら全てのシミを取るのは難しいとのことだったので、シミが消えつつ柄が残るギリギリのラインで全体的に色を掛けてもらったのだ。
また八掛も元々は山吹色が付いていたのだが、染め替え後の柄に合わせた茶色に付け替えた。

元の着物は綺麗ではあったが、華やかなのでいつどこで着ればいいのかわからない部分もあった。
義母がどのような席で着たのか、または一度も着なかったのかもわからない。
だから出来上がってきた付け下げを見たときは、地味になった分だけ使い勝手が良くなったと嬉しくなったが、それでも「付け下げである」というだけで敷居が高く、しつけ糸を取らぬまま5年近く寝かせていた。

そして最近だんだんやわらかものが着てみたくなり、この付け下げを思い出す機会も増えていたのだが、とうとう今回「新年の狂言鑑賞」というチャンスに袖を通すことにしたのだった。



久しぶりのやわらかもの、やはり着付けはちょっと難しい。
着崩れするのが怖くて、いつもは一重にするおはしょりを今回は二重のままにしてしまったので、ぽっこり膨らんでいるのが残念。



d0048332_17562472.jpg付け下げにどの帯を合わせるか迷う。

袋帯は持っていないし、手持ちの織りの名古屋帯だとどれが付け下げに釣り合うものなのか、見当がつかない。

この塩瀬は前帯の柄が松なので、狂言に向いているかな?と閃いて引っ張り出してみた。
小物合わせは納得いかないまま。
帯揚げは白地に赤の梅絞りで、やわらかものにはこれ!と思ったのだが、帯が白いので色付きのほうがよかったかも。

帯締めは、手持ちのなかでどれを合わせていいんだか全然わからない。
薄いオレンジと緑が裏表になっているものを左右別の色が出るようにしてみたけれど、全体的にぼんやりしていて締まりがないですよね。



d0048332_1893577.jpgお太鼓柄は、棗。

お店でこの帯を見たときに、一緒にいた方が「あら、棗の柄ね」と言っていたのを聞いて「これがナツメというものなのか」と知った程度の私。

茶道の嗜みもないのにこの帯を着ていいのかと毎回気がひけているのだが、今回は前帯が松ということでいつもよりは胸を張って着られた。

それにしても塩瀬帯の着付けの難しさ!お太鼓の形がうまく決まらぬままだった。
もっと練習しないと。



初めてこの付け下げを着てみた感想。
全体に色を掛けて柄が目立たなくなったので、思った以上に気張ることなく着られた。
色が暗くなったことで付け下げとしての格がちょっと下がったのかもしれない。
そもそも無紋なので礼装にはならないのだろうが、たとえば結婚披露パーティーのような席に着て行くにしても帯や小物でうまく引き上げてあげないと難しそう。蔦は子孫繁栄を示すそうなので柄は問題ないのだろうが…。

その分、ちょっとしたお出かけにも着やすくなったと思うので、今後もできるだけこの着物を着る機会を増やしたいと思う。

そして、やわらかものを身につけた時の嬉しさ、高揚感はやはりいいものだと思った。
着物は紬でも木綿でも女性らしいものだと思うけれど、やわらかものは一味違う。
なんというか女性ホルモンが分泌されそうな感じ(笑)。
これから来るであろう更年期に効くかも???
帯や小物合わせもいろいろ研究したいし、出来るものなら新しく手に入れたいし、楽しみが増えて嬉しいな!



そして最後に。
先日購入したバーゲン小紋は買わなくてもよかったかも、とちょっと後悔(笑)。
そのお金でこの付け下げに合う帯とか小物を買えばよかったかな〜。
こうなったら、付け下げも新しく仕立て上がってくる小紋も、元が取れるまでたくさん着るしかないですね。
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by Medalog | 2015-01-22 19:15 | きもの | Comments(4)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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