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雨の京都

東京の着物友だちが京都へ来るということで、お誘いいただき久しぶりにお会いした。

午後に待ち合わせ。午前中の用事で訪問着を着ていたお友達の姿をじっくり拝見する。訪問着を持っていない私には憧れの姿で、うっとり…。やわらかものならではの着物の良さって、やっぱりあるのよねえ。
しかし雨なのでお友達は洋服へ着替えて、一衣舎さんの京都展示会へ。私は一衣舎さんの品は梅田大丸の「風水土のしつらい展」で少し見たことがあるだけで、展示会は初めて。ワクワクしながらお友達に付いていった。

中に入ると素敵な反物がたくさん!うわ〜い。ずらりと並ぶ草木染めの着尺は、これ以上ないほどの優しさに溢れている。ふわりと温かく、力強く、色柄は繊細で。見ているだけで幸せ。ハァ〜。身にまとったらもっと幸せだろうけど、それはもう少し先の話かなあ…。

私は本当に不勉強で、一衣舎さんの「洗える絹」シリーズも会場で初めて知った次第。今まで正絹の長襦袢を2枚仕立てたものの、普段着用なのにそこそこの悉皆代が掛かることに少々モヤッとしている私。今後長襦袢を増やすなら、シルックにするか正絹の反物を水通しして仕立ててもらうか…などと考えていたので、一衣舎さんの「洗える絹」には興味深々。いつかご縁があったらいいなあと妄想するのだった。


d0048332_12254059.gif会場を出て駅へ向かう途中、てぬぐいのRAAKに道草をして、がま口財布をゲット。

最近、洒落にならないほど肩こりがひどいので、着物で出掛けるときは出来るだけ荷物を軽くしたい。財布も軽くて小さいもの、二つ折りのお札と小銭少々・カードが1枚ぐらい入るものをずっと探していたので、まさにピッタリサイズ!

お友達の「汚れが目立たない色がいいわよ」というアドバイスもあり、椅子柄を選ぶ。いい思い出の品になりました。

その後は夕食を取りながらおしゃべり。あっという間に楽しい時間は過ぎ、名残惜しくもお別れした。またいつか、お会いできますように。ありがとうございました。



きもの着用、今年37回目。
まずい、10月中に40回の目標を大きく下回ってる…今月は出来るだけたくさん着よう。

d0048332_12255242.gif雨の予報だったので着物か洋服か迷いつつ、雨コートと雨草履のデビューも兼ねてグレー紬。

つるっとしていて雨でもシミになりにくそうなので選んだ…と言いたいところだが、袷で雨コートに合わせられる裄丈の着物はこのグレー紬か結城紬しかなく、結城を着るにはまだ気温が高いので、このグレー紬しか選択肢がない状態だった。着物の裄がバラバラだと、いろいろなところに支障がでるなあ。

前回の反省をふまえ半衿を細めに出し、おはしょりがスッキリ決まるように気を付けた。

一衣舎さんに行くということで、私の中では一張羅の染め生紬帯に、きねやさんの小物というお出掛けコーディネイト(のつもり)。秋らしい色使いではなかったな…。

透け感の少ない我がシースルーコートとグレー紬は、気温24℃では少々暑い(紬だけでも、歩くと汗ばむほどだった)。夕方になり風が冷たくなってくると、程よい着心地に。
これは、春夏秋のスリーシーズン用といっても実際に6〜9月に着るのは暑そうだなぁ(涙)。少しだけど透け感があるから真冬には着ないほうが良さそうだし、実際には10〜11月、3〜5月あたりに着ることになるのかな。


d0048332_13333923.gif雨草履は履き心地もまずまずだが、鼻緒が細いうえにやや固く、たくさん歩いたら少し足が痛くなった。そのうち鼻緒が馴染んでくれるかな。

爪革の透明ドームが付いていないのだが、雨が強くても足袋カバーがあれば問題ないと分かった。

とにかく、草履が雨で傷むことを心配しなくて済むのはとても嬉しい。私には雨下駄を履きこなすのは難しいので、この雨草履は買ってよかった一品になりそう。
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by Medalog | 2009-11-02 12:36 | きもの | Comments(4)

近江上布

先週関東の実家に帰省して、東京でmiwaさん・amethystさんにお会いした。

当日の天気予報は雨。どの着物を着るか迷う。
単衣の着物は3枚持っているが、事情によりどれも着ることができず…
・塩沢は雨に弱いので問題外
・ぜんまい紬は多少の雨でも着られそうだが、当日履く予定の草履と色が合わない
 (雨だから大切な履物は履きたくなかったので)
・いただき物の紬はツルツルした素材なので雨にも強そうだが、裾がほつれてしまい
 直す時間がない

d0048332_825061.gifということで、6月末に麻素材は若干早すぎるかとも思いつつ、仕立て上がったばかりの近江上布を着ることにしてしまった。
この近江上布は、お友達から反物を譲っていただいて、先日記事にした麻絽の長襦袢と同時に仕立てたもの。

初おろしが雨の日なのはちょっと抵抗があるが、自宅で洗えることと、小物の色を合わせればこの日に履く草履ともなんとか合わせられそうだったので決めた。

麻襦袢も麻着物も初体験だったので、その軽さと涼しさに感動〜!
この日は気温が上がらなかったので真夏の着心地はまだわからないけれど、特に襦袢は今まで持っていた綿麻やポリとは比べ物にならない着心地の良さで嬉しい。

着物のほうも、シャリシャリ&ふわっとした着心地でとても気持ちがいい。
麻なので肘の内側や膝裏にシワが寄るだろうと、水を入れたミニスプレーを持っていたのだが、夕方にお尻〜膝裏部分にシワが出来てしまったぐらいで肘の内側にはほとんどシワが寄らなかった。ちょっと意外。
しかし、正座した瞬間に単衣着物のお尻を破いてしまった前科がある私としては、麻着物を着る時にはいつも以上に座り方に気をつけて、極力シワを付けないようにしたほうがいいなと感じた。

当日は雨もさほど激しくなく、朝は二部式コートの上着だけを着ていたのだが、室内で薄手のショールを羽織ったら上着に着替えるのが面倒になり、外でもずっとショールで通してしまった。
草履には最初は草履カバーを掛けていたけれど、これもだんだん面倒になってきて途中からは全く出番なし。よほど強い雨でなければ、草履カバーは使わずに足袋カバーと替え足袋だけで十分だと思った。

d0048332_101438.gif当日履いた草履。
なんと鼻緒がハイビスカス柄である。
一番最初に青いポリ絽着物&ポリ絽襦袢を買ったときに、着物に合わせて買った草履なのでこんな色柄なのだが、青いポリ絽以外の着物には見事に似合わなくて困っている。

しかし今回、夏の雨の日に履ける(履いても惜しくない)草履が他にないのでこれを引っ張りだすことになり、着る予定だった単衣着物と似合わないため着物のほうを断念。
クリーム色の近江上布に青系の小物を足して、無理矢理草履と色を合わせて履いた。

コーデしにくくて困っている草履だが、安物の割には履き心地がいいので手放せない。
そのうち鼻緒を無難な白エナメルあたりに替えてもらって、年中履ける晴雨兼用草履(底がゴムではないので小雨までだけど)にしてしまおうか。それともこの草履にゴム底を張ってもらうことができるのかなあ?今度どこかの店で相談してみよう。


さて、ようやく当日のお話。
miwaさん・amethystさんと、三井記念美術館の展示「三井家の茶箱と茶籠」を見た。私は茶道の経験が全くないが、展示品はどれも素晴らしく、これらの道具を使ってお茶を楽しんでいた当時の人々の情景が目の前に広がるような思いだった。
小さな茶箱にきっちりと道具を詰めて、いろいろな場所に運んでお茶を立てていたのだろうなあ。道具そのものはもちろん道具を包む袋や茶箱の素材にも、所有者の財力とこだわりが感じられて面白かった。

展示を十分堪能してから、京橋に移動してランチ。
お店の雰囲気もサービスも良く、料理もとても美味しくて大満足。
久しぶりにお会いした嬉しさと、一杯の白ワインも手伝って、話が弾む。
大阪に引っ越して2ヶ月、まだ知り合いもできず、夫以外の人と話す機会が少ないせいもあるかな。友達(しかも着物という共通点あり)とおしゃべりするのって本当に楽しいなあ〜としみじみ感じたりして。

その後、喫茶店に場所を移してさらにおしゃべり。(天気がよければ町を歩くのも楽しいけれど、雨だったのでどうしても室内になってしまう)
あっという間に時間が過ぎて、夕方に解散した。
お二人と会えて嬉しかったし、お料理は美味しかったし、最高の一日でした。
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by Medalog | 2008-07-02 10:48 | きもの | Comments(6)

久しぶりの着物

正月以来、久しぶりに着物を着て京都へ出かけた。

d0048332_11413124.gif塩沢の単衣
生紬の染め名古屋帯
ペパーミントグリーンの帯揚げ
きねやのぼかし帯締め
一衣舎の木綿半衿

生紬帯は年間を通じて着用可と聞いて購入したもの。
手持ちのどの着物にも合うし、色柄もとても気に入っているのだが、一張羅帯なので汗じみを付けるのが怖くて単衣〜夏物にはなかなか締められない(貧乏性)。
今回は京都の老舗問屋さんの展示会にお邪魔するので、気温が上がりそうだけれど思い切って引っ張り出した。
久しぶりだったので「て」を短くしすぎてしまい、て先がお太鼓から出なかったのが失敗だったが、なにしろ軽くて着心地が良いし、お気に入りを身につけるのはやっぱり気分がいいなあ。


この時期、着物は単衣でいいとして、襦袢や半衿は何を選べば良いのかわからない。
ネットで検索してみても「小物は一足早めに夏物がおしゃれ」「夏物は早過ぎるので袷のものを」と意見はバラバラだし。

去年の今頃、この着物にポリ絽襦袢・半衿で出掛けた時に「着心地はともかく見た目が寒々しいかな」と感じたことを思い出し、夏物は止めて半衿はシャリ感のある木綿半衿、襦袢は装道美容ランジェリーに無双のポリ替え袖を付けた。
単衣仕立ての替え袖があれば付けたかったのだけれど、両面染めになっている単衣用の布地がなかなか見つからないのだ。
呉服店でそれらしい反物の端切れを見つけても、両袖分を買うとなるとあまり状態が良くない割にはそこそこの価格になってしまう。
いっそのことお手頃な江戸小紋の反物でも買って、自分で水通ししてから単衣袖と無双袖、裾よけと作ったほうが賢いかもしれないなあ。

d0048332_11513992.gif半衿は装道美容ランジェリー用の美容衿に縫い付けた。
襦袢よりも簡単に縫い付けられるので楽なのだが、この衿をうまく着付けることがなかなかできない。体にぴったり沿わせるのがちょっと難しい気がする。
今日も衿がだんだん持ち上がってきて、着物の下にハイネックセーターでも着ているような状態になってしまった。

この美容衿を数個用意してそれぞれに好きな半衿を縫い付けておけば、替え袖と合わせて気軽にコーディネイトができそうなんだけどなあ。使いこなせるように練習しよう。


京都では、marchaさんが懇意にしている問屋さんの展示会にお邪魔した。
出品されている着物や帯はもちろん、社屋そのものや展示されている美術品も素晴らしいものばかりで圧倒されてしまう。
スタッフの皆さんも良い方ばかりだし、10代の女性が振り袖を試着して選んでいるお姿などは眼福の一言につきる。とてもいい気持ちで過ごさせていただいた。


ひとつ、とても気に入った着物があったのだが、迷った挙げ句あきらめてしまった。
我ながら着物に対するスタンスがあやふやであることを痛感する。
自分の中で少し背伸びをするぐらいの(価格的にも)質の良いもののほうが、着る喜びも大きいし長く大切に着られるということは少しずつわかってきたつもりだ。
(この日に着た生紬の染め帯も、私の中では相当背伸びしてようやく買ったものだが、背伸びしただけの価値は確かにあったと思っている)
ただ、その「背伸び」をどの辺りまでしていいのかが未だに決められないのだ。

私のような優柔不断な人間は年間の予算をきちんと決めて、その範囲内なら買ってもいいというマイルールを作ったほうがいいのかもしれない。(その予算を守れるかどうかはわからないが)
今年は正月〜今までほとんど買い物をしていない。後半に掛けて、本当に必要なものを見つけて狙いを定めてみようか…
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by Medalog | 2008-05-19 13:20 | きもの | Comments(2)

秋の京都オフ会

東京から京都へ遊びに来られるamethystさんにお誘いいただき、marchaさん、風子さんとともに京都へ出掛けることになった。嬉しいな。

当日は、京都へ向かう列車の中から混んでいた。
ガイドブックを覗き込んであれこれ相談しているカップルや、座席を向かい合わせにしておにぎりやお菓子をほおばる団体客で近鉄特急は満席状態。
そして京都駅に着いたら、更に溢れる人、人、人…。
みんな、終わりゆく京都の秋、散りゆく紅葉を楽しみにきたんだろうなあ。

そんな中で、着物を着ている私は一見京都の秋をはんなりと堪能しそうな感じだが(そうでもないか…)頭の中は「きもの、ともだち、ランチ」でいっぱい。
向かう先は紅葉の名所ではなく、町中の呉服店へまっしぐらなのだ。

バスに乗って到着したのは、今回も「だいやす」。ここに各自集合することになっている。
私がだいやすに到着したときにはすでにamethystさんがいらしたそうなのだが、お顔がわからないため声をかけることができなくて申し訳なかった。
やっとお会いできて挨拶をかわしたときには、私はすでにめぼしい品をチェック済みの状態。自分だけ先に楽しんでしまってすみませんでした。

時間差でメンバーが集合し、ようやく4人揃って、それぞれが自分好みのものを探す。
同じ店で同じ棚を見ているはずなのに、それぞれが自分に似合うものを見つけ出してくるのが面白いな〜と思う。
特に風子さんが、大量の着物の中から質がよく、ご自分に似合う着物をす〜っと引き出して来られるのには脱帽(初めての店なのに)!
「え〜、そういう商品があったのですね」と感心してばかりだ。

marchaさんは、スタッフさんと上手に相談しながらお買い得の品を紹介していただくのがお上手。スタッフさんもmarchaさんの好みをわかっていらして、とっておきの逸品を出してきてくださる。
客と店の「阿吽の呼吸」を見せていただいた。さすがです。

本日の主役・amethystさんは、着物や帯を体に当てつつも、ずっと迷っていらした。気に入ったものがいくつかある様子だが、一つに絞りきれない様子。
雰囲気の違う2枚の着物はどちらもお似合いで、端から見ていても迷ってしまう。迷いすぎて疲れてしまったようですが、大丈夫でしたか?

私は部屋着用の半幅帯を買いに行ったはずなのに、つい名古屋帯のコーナーを覗いてしまい、素敵な帯をいくつも見つけてしまう。
お買い得なものばかりなのであれもこれも連れて帰りたいところだが、自宅の収納場所に余裕がないのが悲しくも歯止めになってくれる。
それに、そろそろ手元に集まったものの整理や寸法の確認をして、必要なものは仕立て直しに出さないといけないし、これから自分がどんなシーンに着物を着たいのかということもじっくり考えないといけないし。

…といいつつ、お気に入りを連れて帰ってしまったわけで…。でもいい買い物ができたんじゃないかな〜?と思っている。
今週はバタバタしているので、来週になったら手持ちの着物と合わせて遊んでみるつもり。


ランチは、風子さんが探してくれた「旬風庵」。だいやすから歩いて数分の場所にある、町家を改造したレストランだ。
店の雰囲気も器も盛り付けもすてきだし、もちろん味も楽しめた。「京都豚」なるものを初めていただいたが、やわらかくて美味しかったなあ。調子に乗ってボジョレヌーボーのグラスワインまでいただいてしまった…。
一番お手軽なランチコースだったけれど、デザートまでいただくとお腹がいっぱいで大満足。
(写真はmarchaさんのブログで綺麗に出ています)
いつものように話がどんどんはずみ、あっという間に時間が過ぎてしまう。


一度だいやすへ戻り、購入した帯をお預けしていたので引き取る。
午前中に「これ!」と決めて購入したはずなのに、店に入るとまた新たな気持ちで商品を探し始めてしまう自分が怖い。
他の皆さんも同様のようで、このまま閉店までいても飽きそうにないのだが、次の予定もあるので切り上げることになった。


風子さんとはここでお別れして、残った3名で岡崎のきねやへ向かう。
Amethystさんが帯締めをご覧になっているのを横から覗いていると、私好みの可愛らしい帯締めがあったので、身を乗り出してじ〜っと見つめてしまう。
でも似たようなものを持っているし、次に買うとしたら別のタイプが必要でしょ!と手綱を引き締める。

きねやで買い物をするなら、marchaさんに教えていただいたように事前に写真をメールで送って、時間のあるときに社長に選んでいただくのがいいようだ。
次回はどの着物と帯に合う着物をコーディネイトしていただこうかな〜?と自宅であれこれ考えるのも楽しい。そろそろ考えておかなくては。


きねやを出たところでmarchaさんともお別れ。時刻はちょうど日が暮れるころ。
きねやの社長に「近くで紅葉ライトアップが見られますよ」と教えていただいたので、Amethystさんとバスに乗って永観堂へ向かおうとしたのだが、市内方面から来るはずのバスは渋滞のせいかなかなか来てくれない。
そして反対方向のバスを見ると乗客がぎっしり…。銀閣寺から永観堂を経由して市内へ戻るバスなので、日暮れとともに市内へ戻る人々でものすごく混んでいるのだ。
これは、永観堂もすごく混んでいるに違いない…。永観堂から京都駅へ戻るバスの中もぎゅうぎゅうで着物では辛いだろうし、掛かる時間も読めないし、ということで紅葉ライトアップは諦めて地下鉄で京都駅へ戻ることになった。


京都駅へ戻り、伊勢丹のせいろ料理「葵茶屋」で夕食。
Amethystさんの新幹線の時間まで少し余裕があったので、伊勢丹の呉服売り場によってみる。
石下結城や紅型の帯など、ここにも素敵なものがたくさん置いてあって、店員さんの話を聞いているうちにあっという間に伊勢丹の閉店時間になってしまった。
Amethystさんがスーツケースを預けていた地下1階の手荷物預かり所が終わる時間になってしまって慌てて下へ降りたのだが、閉店時間のため伊勢丹内では2階までしか降りられない。
そこから外へ出て地下1階へ降りたのだが、近い行き方がわからずにものすごく遠回りをしてしまい、最後は小走りになってしまった。

着物姿で旅行するだけでも大変なのに、あちこち歩いて、荷物が増えて、Amethystさんはさぞかしお疲れになったと思う。
この京都旅行がいい思い出になりますように。
そして、今度は東京方面でまたお会いしたいですね。
みなさま、本当にお疲れさまでした。
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by Medalog | 2007-12-11 00:20 | きもの | Comments(8)

夏の京都へ

この半年で着物や帯を買ったり、いただいたり、自分で作ったりして
数が一気に増えたのに袷用の小物の数が足りず、
コーディネイトができなくなってきた。
京都の和装小物店・きねやさんの夏のセールのハガキが届いたので
「夏のうちに袷用の小物を用意しておこうかな」と思っていたところ、
タイミングよくmarchaさんからお誘いをいただき、
京都まで出掛けることになった。

先日知人からいただいて自力で寸法直しをした紗の着物を初めて着ることができて嬉しい。

d0048332_1273141.gif当日は早起きして、前日の練習通りに着付けをする。
黒い着物なので半衿を多めに見せてみようと思っていたのに、着崩れないように意識するとどうしても衿が詰まってしまって半衿がほとんど見えなくなるのが困った。
(帰宅してから再度練習したら、一回目で半衿が綺麗に出せた。不思議。)

長襦袢が綿麻でやや硬めなので、柔らかい紗着物と質感が合わず、
袖がハリボテのように膨らんでしまっているのが悲しい。

あとでこの写真を見たら、前帯が上下逆になっている。
前日に3回も練習したのに気付かないとは…。
(当日は気付いて修正できたので良かった)


梅雨明け前なのに見事な晴天で、暑さを覚悟しながら家を出る。

京都・岡崎のきねやさんでmarchaさん、風子さんと待ち合わせ。
私は一番乗りだったので、事前にメールでお見立てをお願いしておいた
帯揚げと帯締めを見せていただく。

私が持っている秋〜冬の着物や帯は暗めの色のものが多く、
それ自体は気に入っているものばかりなのだが、
小物まで落ち着いた色にしてしまうと全体がくすんで見えてしまうし、かといって
手持ちの明るい色の小物(ピンクなど)を合わせると、なんだか浮いてしまう。
「秋冬らしい深みがありながら、暗く沈み込まない組み合わせがしてみたい」
という希望を着物と帯2セットの写真と共にきねやさんにメールしておいたのだ。

2セットそれぞれに小物を選んでいただくつもりでいたのだが
(両方買えるかどうかは別にして)ありがたいことにまったく色味の違う2本の帯の
どちらにもよく合う帯締め・帯揚げを提案していただいた。
d0048332_16502860.gifd0048332_16504764.gif
持参した帯2本に合わせてみると、キリッと引き締まって秋冬にピッタリの着こなしができそう!
白いラインが入っているので、暗くなりがちな帯回りが明るく引き立つ感じもイメージ通りだ。
大満足の買い物ができて嬉しい! 帯を2本も抱えてやってきた甲斐がありました。
・・・しかし帯を持参するのは重たくて大変だった。事前にメールでお見立てをお願いしてある
のだから、次回からはmarchaさんのように写真にして持っていこう。

その後、風子さんがお見えになる。
初対面でお互いに顔もわからないので、恐る恐る挨拶をしながら
「1月にここでmarchaさん・ミワさんと初めて会った時も、こんな感じだったな〜」
と懐かしく思い出す。
その後marchaさんもお見えになり、「考えてみたら、いつもきねやさんを勝手に
待ち合わせ場所に使わせていただいているね」と話して、笑ってしまう。
(お店の方は「大歓迎です」とおっしゃってくださるが・・・)

d0048332_16511192.gif風子さんは今の季節にぴったりな涼やかな色の帯留めをお選びになる。
marchaさんが選んだ帯締めは凝った組みがとても素敵で、惚れ惚れと見とれてしまう。

自分も気に入ったものを手に入れたばかりなのに、人様のものも全部素敵に見えて…
楽しいんだけれど、困るわ。

例によって、お店の前で記念撮影。
社長にシャッターを押していただく。

暑いのと、marchaさんが午後に別の用事があるということなので、
きねやさんのすぐ近くでランチを食べながら楽しいおしゃべり。
情報交換をしつつ(私は質問してばかりだけど)、「いつか久米島に行きたいね〜」
なんて話で盛り上がる。本当に行けたらいいのだけど・・・。


その後、marchaさんと別れ、私は風子さんに近くの呉服店に案内していただく。
(店名を忘れてしまった)
素敵な織物がたくさん並んでいて、木綿、麻、上布などを次々に見せていただいた。
透き通るように軽やかな上布の数々はため息が出るような美しさで、
「わーすごい」「うわー、これも素敵」と何回口にしたかわからないほど。

シックな細い縦縞の川越唐桟があり、肌触りがとてもよく
(松阪木綿と全然違って滑らか!)
価格も手頃なのでしばらく釘付けになってしまったのだが、今日は小物も買ったし、
各シーズンの着物は一応揃っているし…と悩みに悩んで、結局諦める(泣)。
他の織物と同様、川越唐桟も織元が減ってしまい
今では一軒しかやっていないと聞いた。
数年後に「川越唐桟が欲しい」と思った時に、気に入ったものが買えるのだろうか…。


その店を出て風子さんとも別れ、バスで京都駅へ向かう。
先日NHK「美の壷」という番組で五重塔の鑑賞について取り上げていたので、
時間に余裕もあるから東寺へ行って五重塔を見て来ようと思ったのだが、
暑さと帯2本の重さにあっさり負け、駅の伊勢丹へ向かう。
(田舎暮しの者にとっては、大きな百貨店は立派な観光地なのです)
デパ地下や洋服売り場をうろつき(呉服売り場はほとんど浴衣のみだった)、
非常に満足して帰宅する。


紗着物はとても軽くて、着心地が良かった。
襦袢がやや厚手なこともあり、夏の晴天下の外出は暑かったけれど、袖に風が通るし
腕を布が覆っていて直射日光が当たらないせいか、思ったより快適だった。

今年初の夏着物は、着てみるまでは「どうなることか」と心配ばかりしていたけれど、
着てみたら結構なんとかなったし、次回への課題もわかったので着てみて良かったな。
家でも近所でも、もっとたくさん着物が着たくなった。
・・・そして、風子さんのような素敵な小千谷縮が欲しくなった・・・
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by Medalog | 2007-07-25 17:39 | きもの | Comments(14)

東京!その2(東京おのぼり散歩編)

歌舞伎座・黒田商店での買い物はあっという間に終わってしまった。
外へ出て「次はどうする?」と相談。
ミワさんが「有楽町電気ビルで近江上布のイベントをやってるみたいよ」
と教えてくれたので行くことに。
歩きながら私が「実は私『ナントカ上布』と名の付くものを
まだ一度も見たことなくて…」と言うと、
ミワさんが「あら、それならもとじさんへ行ってみる?」と誘ってくださり、
思いがけず憧れのもとじさんに伺うことになった。わくわく&ちょっと緊張。

銀座もとじは歌舞伎座のすぐ近くだった。ミワさんの後ろにくっついて店に入ると、
みなさんがとてもフレンドリーに迎えてくださり、すぐに緊張が解ける。
ミワさんがお店の方と話している間に、早速店内を見て回る。

店内はまさに夏物尽くしで、夏大島・夏塩沢などの着尺や作家物の上布の帯などが
軽やかに並んでいる。
そういう上等な夏物を見たことがないので、ここぞとばかりに顔を近付けて見ていると
後ろから年配の男性が声を掛けてくださった。
優しく対応してくださるのをいいことに、あれこれ質問したり、
二度と見ることのないような貴重な反物をいくつか触らせていただいたりと
思い切り楽しませていただいた。

どこかでお見かけしたと思っていたのだが、
あとでミワさんから秋永さんというお名前だと教えていただく。
そうだ、「七緒」の収納特集のところに載っていた方だ。
やわらかい笑顔がとても印象的だったので一度雑誌で見ただけで覚えていたのだが、
そんな有名な方に素人まるだしの質問ばかりしてしまったことにちょっと冷や汗。

しかしミワさんのおかげで銀座もとじへ行けて良いものを沢山見れたことは、
黒田商店の下駄を手に入れたことと同じくらい嬉しかった。

その後有楽町電気ビルのふるさと情報プラザで近江上布の物産展を見る。
涼しげな浴衣や木綿の反物が意外と手頃な価格で並んでいた。
色や柄も素敵なものがあったが、価格が手頃なだけに
ついつい手を伸ばしてしまいそうで、さーっと見て退散。

ランチは最初は新丸ビルで食べましょ!と言っていたが、
ちょうどランチタイムだから混んでるだろうし、
きっと高いお店しかないんじゃない?という話になり、向かった先は
なぜか日比谷シャンテの「ゆとりの空間」。
「京都でも東京でも行くところはおんなじかい!」と
自分たちに突っ込みを入れつつ店に入る。
運良く並ばずに席に着けて、美味しいものをいただきながら楽しくおしゃべり。

d0048332_1532929.gif日比谷シャンテを出ると、
前の広場にはなんとゴジラ像が?

こんなものがあるなんて知らなかった。
いつからあるんだろう?
・・・で、とりあえず記念撮影。

ランチを終えたサラリーマンの皆さんをバックに、
着物姿でゴジラと記念撮影。
なんだかわけのわからない感じの写真である。
これぞ、「The おのぼりさん」。楽しいよ〜。

(改めて写真を見ると、裾が短すぎたかしら?)

その後、新丸ビルへ行ってみる。
大手町〜丸の内は、巨大なビル群と豊富な緑の組み合わせがマッチしていて
昔から好きな街並みだ。
しかし私が知っている10年前の街と今では、ビルの雰囲気が全然違う。
昔は、時には陰鬱な雰囲気を漂わせる古くて堅苦しいビルも多かったのだが、
現在はまばゆいほど明るくお洒落なビルが建ち並んでいる。

新丸ビルはその最先端のビルで、外観はもちろん内装の隅々まで
凝ったあしらいが見られる。
エスカレーターに乗って周りを見ていると、
あまりのきれいさに思わず口が開いてしまう。
ミワさんに「今、口をポカーンと開けてたわ」と言うと、ミワさんが「私も!」。
いや〜素晴らしい。そしてものすごい人混み!

4階まで上がって「かまわぬ」「銀座 夏野」「鳩居堂」などを見て回る。
袖や帯で商品を引っ掛けて落としてしまうのではないかと心配になるほどの混雑で、
「かまわぬ」で手ぬぐいを一枚ずつ購入して、退散。

その後地下鉄で表参道へ向かい、私の希望で「東三季」へ行くことに。
南青山では数年間働いていたことがあるのだが、
この街もどんどん進化しているなあ〜。

東三季は根津美術館の交差点から青山墓地方面へ進んだところにあるのだが、
外観がまるで普通の民家のようにさりげないので、見つけるのに苦労してしまった。
一般の店舗のように歩道に大きな入口が接しているのではなく、
門をくぐって数メートル入ったところに入口があり、
しかも入口で履き物を脱いで上がるので、一人では中まで入る勇気がなかったかも。
ミワさんがいてくれたから入れたお店です。

店内には個性的でモダンな反物や帯がたくさん並んでいて、こだわりが感じられた。
お店の方もとても親切に対応してくださり、いろいろな商品を見せていただいた。
何種類もの布をパッチワークのように組み合わせて仕立てた半幅帯が
とても素敵だったが予算オーバー。後ろ髪を引かれながら店を出る。

天気がよく、暑くて喉が渇いたので一休みすることに。
場所柄カフェはあちこちにあるのだが、ここはおのぼりさんらしく
「ヨックモック青山本店」のティールームへ。

d0048332_1534653.gifここで二人揃って注文したのが、マンゴーのかき氷。
これは最高に美味しかった〜〜〜。
芳醇な甘さと香りのマンゴーがたっぷり入っていて贅沢!
写真にぼかしを入れても、満足の笑みが漏れているのは隠せない・・・

こちらのお店は全体的に値段が高めだけれど、この商品は値段の価値は十分にあり。
マンゴーがお好きな方、季節限定だと思いますので
ぜひお早めに召し上がってみてください。

あまりの美味しさにキャーキャー言いながら食べておしゃべりして・・・
時間はあっという間に過ぎてしまう。

最後に寄ったのは、七緒で見て興味があった「ギャラリー川野」。
まい泉の近くにあり、アンティーク着物や古布を扱う店だ。
次の帯の材料になるものがあるかしら、と思っていたのだが、
私のイメージよりもかなり古めの布が多くて何も買わずに終わった。


そこから原宿までおしゃべりしながら歩いて、ミワさんとお別れ。
今回もたくさん歩いていろいろなものを見て、楽しく内容の濃い一日だった。
ミワさん、お付き合いいただいてありがとうございました。
またいつか、どこかで楽しく遊びましょう!
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by Medalog | 2007-06-17 16:51 | きもの | Comments(4)

東京!その1(黒田商店の下駄を買う編)

先日手に入れた銀座ぜん屋の草履は、
デザインも色も履き心地もとても気に入っているのだが、
それゆえにこればかり履いて履き潰してしまうのではないかとちょっと不安がある。
それに、紬にはよく合うが木綿着物に合わせるにはやや上品すぎるし。

「紬や木綿着物に合わせて気軽に履ける下駄が欲しいなあ」と思いつつ、
気になっていたのが黒田商店さんの下駄だ。
台の美しさ・履きやすさはもちろん、奥様がこだわって集めた布から作るという鼻緒を
絶賛する声をあちこちで見聞きして、以前から興味があった。
そしてゴールデンウィークに東京・青山に出店することを知り、
ぜひ買いに行こうと思っていたのだ。

ところがゴールデンウィークに関東に帰省できなくなり、計画は頓挫。
「急ぐものでもないし、仕方ないか・・・」と諦め、
ひと月後の6月上旬に帰省することにしたのだが、
その後で黒田商店さんが6月に歌舞伎座に出店することを知り、
このチャンスを逃すものか!とミワさんをお誘いして買いに行くことになったのだ。
私が帰省する数日前にmarchaさんとミワさんが東京で会うことは知っていたけれど、
その日には帰省できないので、
ミワさんには改めてご足労いただくことになってしまった。

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ミワさんと銀座三越で待ち合わせして、すぐ近くにある歌舞伎座へ向かう。
入口で「売店だけを利用したいのですが」と聞き、向かって左手にある通用口を
教えていただいたのでそちらに回ると、首から下げる札を渡されて
「買い物は15分だけですのでご了承ください」と言われ、ちょっと焦る。
急がなくちゃ!と慌てて入場すると、
すぐ目の前にズラリと並ぶのは美しい鼻緒の数々。
「わ〜、すご〜い」「きれいねえ〜」と騒がしい私たち二人の歓声を聞きつけ、
黒田商店の奥様が笑顔で出迎えてくださった。

挨拶もそこそこに、早速下駄の台を選びにかかる。
「通年使えて、歩きやすい下駄がいいんですけど」と希望を言うと、
まず奥様が薦めてくださったのが革を張った台の下駄。
なにしろ履き心地が良くて疲れないのだとか。
革がそれぞれの足の形に馴染んでくるそうで、あまりにも履き心地が良いので、
立ち仕事の時に履いている方がいらっしゃるらしい(しかも洋装で)。
台の形もしっかりしていて確かに履き心地がよさそう。
奥様ご自身も履いていらして、鼻緒も同色の革で誂えているのが
とてもかっこ良かったのだが、私がイメージしていたものよりもやや重たい感じ。

d0048332_2151159.gifそこで次に出していただいたのが、かかとの部分がパンプスのようにカットされているタイプのもの。
奥様がおっしゃるには、かかとで着地〜足の裏〜爪先で地面を蹴る、という流れを重視してデザインした形で、これも非常に歩きやすいタイプなのだとか。

この下駄を履いて真横から見ると下駄というよりミュールかサンダルでも
履いているように見えるかもしれないが、木綿や紬に合わせるものだし、
せっかく黒田商店さんで買うのだから
こういう面白いタイプのものを選ぶのも面白いかな?

d0048332_2163639.gifそれに、台の色使いや彫りが美しく、裸足で履いた時にとても肌触りが良さそうなのも気に入った。
(黒地に赤い線が効いていて漆塗りのように見えるのだが、慌てていて確認するのを忘れてしまったのが残念・・・)

他にも素敵な台がたくさんあったけれど、今回はこの台に決定!


そして、いよいよお楽しみの鼻緒選び。
多分100本以上の鼻緒があったと思うのだが、
その中から奥様が選んでくださったものは一瞬にして私の心を鷲掴みに・・・。

d0048332_2184434.gif250年も前のものだというバティックの鼻緒は、華やかでいて優しくやわらかな色使い。
柔らかめの紬や小紋にも、厚手で濃い色の木綿着物にもよく似合いそう!

他にもいくつか出して合わせてくださり、どの鼻緒もすごく素敵だったけれど、このバティック鼻緒しか考えられないほど気に入ってしまった。
ミワさんの太鼓判もいただき、この鼻緒をすげていただくことになった。


ご主人が鼻緒をすげてくださるのを待ちながら、他の商品をしつこく物色。
保多織の足袋の見本が出ていたので初めて生地を触ってみたのだが、
ざっくりとした感触で暑い時は涼しく、寒い時は暖かく過ごせそうな生地だった。
保多織の足袋は温かいと聞いたことがあるが、この生地なら納得。
普通の足袋よりちょっと高額だけど、もっと日常的に着物を着るようになったら
保多織の足袋を手に入れてみたいかも。

それにしても、歌舞伎役者の声が微かに聞こえる中で素敵なものに囲まれて
買い物をするなんて、優雅でとてもいい気分。
なんたって、歌舞伎座に入るのも黒田商店の商品を買うのも今日が初めてなのだから、
ワクワクするなというほうが無理な話だ。

鼻緒をすげた下駄を試し履きしてみる。奥様が私の足を触って履き心地をチェックし、
「これで多分大丈夫だと思いますが、ちょっと歩いて確認してみてください」と
おっしゃるので歩いてみると、これまたとても歩きやすい。
自分が持っているサンダルやパンプスよりも、ず〜っと足に馴染んでいる感じ。
下駄をきれいに包んでいただき、大満足で歌舞伎座を後にした。

ミワさんとあれこれ言いながらの買い物はとても楽しく、
あっという間に時間が過ぎてしまった。
東京散歩はまた次回。


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しかしさすがに15分では買い物が終わらず、劇場にはご迷惑をおかけしてしまった。
この時は私たち以外に買い物客がいなかったので多少大目に見ていただいたようだが、
もし買い物客が重なって順番待ちになったらそうはいかないかもしれない。
あと幕間(休憩時間)と観劇客の入退場時間は買い物だけの客は利用できないので、
歌舞伎座のHPで入場可能時間を確認して行くことをおすすめ。

また、先日黒田商店さんに電話して聞いた時には、鼻緒をすげてくださるご主人は
6月中旬と毎週末には不在の可能性が高いとのことだった。
その場で鼻緒をすげて欲しい場合は、ご主人がいらっしゃる日程を確認して来店するのが
確実だとのことなので、これから行かれる予定の方はご注意を。

奥様からいただいたライブ・スケジュールを見ると、7/2〜8は名古屋三越、
7/11〜17は新宿伊勢丹、7/24〜30には日本橋三越に出店されるそうなので、
ゆっくり買い物を楽しみたい方は歌舞伎座よりもそちらへ行かれたほうが確実かも?

(黒田商店さんの日程などの情報は変更があるかもしれないので、来店される方は
ご自分で再度ご確認くださいね!)
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by Medalog | 2007-06-11 17:08 | きもの | Comments(14)

だいやすさんのセール

先月marchaさんにお誘いいただいてから心待ちにしていた京都・だいやすさんのセール初日に行ってきた。

d0048332_21542232.gif数日前にも京都に行ったというmarchaさんから「袷だと暑いかも」という情報をいただいたものの、天気予報は曇りのち雨だし単を着るのはちょっと早いかなと考え、できるだけ色の薄い袷で行くことに。

白地の着物など持っていれば最高なのだが持っていないので、小判屋さんからいただいたグレー紬がまたまた登場。

帯は、この写真の生紬が明るめの色といいしゃりっとした感触といい今の時期には最適だと思うのだが、私にとっては一張羅なので、混雑するセール会場に着て行く勇気がなく断念した。

d0048332_2155190.gif結局、合わせたのは花七宝柄の木綿帯。
色が暗いので小物は明るめにしたけれど、春の装いというより冬(正月?)っぽいかも。
八掛けの赤に合わせて半衿も赤の矢絣柄にしたから、余計に暑苦しかったかもしれない。

今回久しぶりにお太鼓の前結びに挑戦した。
以前試した時には要領がわからずに挫折したことがあったが、久しぶりにやってみたらお太鼓の形が一発で決まって早い!
前日の夜に練習したとはいえ、当日の朝30分で着付けが終了したのは新記録だ。
細かい部分に反省点は多いけど、自己流でもやればできるようになるもんだなあ、と自画自賛。
d0048332_057225.gifバッグはバーバリーのトート。
折りたたみ傘、二部式雨コート、草履カバーを入れるとなると小さいバッグ+サブバッグになってしまうので、今日は思い切って大きなバッグひとつにまとめてしまった。
セールに行くんだし、買い出しのイメージでいいかな、と。縦長だし。
和柄ではないが、グレーの紬とこのバッグならさほど違和感もないかな?と思ったのだが、周りの人にどう思われたのかはわからない。
ただ荷物がひとつだと楽なことは実感したので、気軽な外出には大きなバッグも使うようにしようかな。


京都のだいやすさんへは現地集合で、私は開店の10分後に到着。marchaさんと白鷺さんは、数分後に連れ立ってお見えになった。
この時期に着られるような白っぽい着物を探すつもりだったのだが、お店の方いわく「そういうものは今みなさんお探しの時期なので品薄になっています。時期を外してお買いになったほうがよろしいと思います」とのこと。ごもっとも。
白大島なども手に取ってあれこれ見させていただいたが、同じ価格帯の紺地や茶系の大島と比べて、白っぽい着物はちょっと汚れが気になるような印象だった(サイズなど他の要因もあるのだろうが)。アンティークや古着は、濃い色のものを買うほうがお買い得なのかもしれない。

しかし懲りずに白っぽい着物を求めて一人店内をふらふら。ふと気付くと、marchaさんと白鷺さんが科布の帯の反物を切り分けていらっしゃるところだった。いつの間に…。
しかし味のある素敵な生地だった。お二人がどんな風にお召しになるのかが楽しみ。

結局着物はあきらめ、仕立てたまま着たことのない単(ぜんまい紬と塩沢)に合わせられる帯を探すことにした。marchaさんがお嬢さん用に素敵な帯を発掘したので、その近くを自分でも探してみるが、商品は多いし人はたくさんいるし、どうしていいかわからない。
結局、持参していた端切れをお店の方(社長さんと若社長?)に渡して選んでいただくと、すぐに出てきたのは自分では選ばなさそうなシックな色の花柄の名古屋帯(写真は後日)。
これが2枚の紬それぞれによく合う。さすがプロ、素早く的確なお見立て。
marchaさんと白鷺さんのお墨付きをいただき、割引価格で購入して満足、満足。

だいやすのお店の方々は、忙しいセールの日なのに初来店の私にもとても親切・丁寧に接客してくださった。セールでなくてもまた来たいな、と思える店だった。
しかし感心したのは、常連さんと思われるお客様たち。開店と同時に、気に入った商品を素早くたくさんキープして、ゆっくりと鏡に当てて吟味している。marchaさんのように、事前に来店して目星を付けていたのだろうか。せっかくのセールだもの、こういう風に賢く買わないと損だよなあ〜。洋服も一緒だけど。


その後大丸の「ゆとりの空間」でランチ。鶏唐揚げに隠し包丁が入っていて女性でも食べやすいのに感激。シンプルながらおいしいお料理でした。
その後、大阪に用事のある白鷺さんとお別れし、marchaさんと私は三浦清商店さんへ行って帯揚げの色を注文。結局3人ともお揃いの色(かめ覗と練色)に決定。確か2週間ほどで送られてくるそうだ。初めての染めの注文、仕上がりが楽しみだ。

その後、大阪のお嬢様の所に行かれるmarchaさんともお別れし、一人で祇園方面に向かってぶらぶらと歩く。だいやす〜ランチ〜三浦清商店と動き回ったせいか、曇り空なのにうっすら汗ばんでしまった。
あと数週間後にはもう単が着たくなるだろうから、厚手の松阪木綿からどんどん着てみよう。
紬の単はまだ袖を通したことがないので、どんな着心地なのか楽しみだな。
八掛けがなくて軽いから上前の裾が風に煽られやすそうだけど、どうなんだろう?

歩きやすい右近下駄が欲しいので伊と忠さんに寄ってみるが、やはりこちらは下駄より草履を買いたいお店かな。白木の素敵な下駄などもあったが種類は少なく、一通り店内を眺めて退散する。
下駄は草履に比べて安くてもいいものがありそうだし、なんでもかんでも京都で買う必要もないので、来週あたり地元の履物屋さんでも覗いてみるつもり。

まだ時間も早いのでこのまま祇園まで行こうかと思っているところに電話が入り、鴨川の河原に降りてちょっと長話。一度立ち止まってしまうとそれ以上行く気がなくなってしまい、結局そこから帰宅することにした。今日も楽しかった!



早い時間に帰宅できると、着物を脱ぐ前にもう一度着付けの練習ができるのが嬉しい。
今日の着付けの反省点…
●雨の予報が気になり、裾を上げすぎてくるぶしが見えそうだった。
●きものの下前の衿がどんどん詰まってきてしまい、最後のほうは右側の半衿が見えなくなっていた。

この2点を鏡の前でゆっくり直す。同じ着物でも丈が2〜3cm長くなるだけでラインがキレイになるのがわかる。
しかし、着ているうちに下前の衿が詰まってくるクセはずっと直らない。毎回同じ状態になるということは、きっと何か原因があるのだろう。
もしかしたらプラスチックの差し込み衿芯が原因かもしれないと思っているので、近々三河衿芯に挑戦する予定だ。

今日の着付けの良かった点… 
●腰の後ろにハンドタオルを二つ折りにして入れただけで、お太鼓のたれが跳ね上がったりシワになったりしなかった。
●柔らかい木綿の帯なので薄めの帯枕を使ったら、お太鼓の山が自然な形にできた。

着付けの仕上がりは毎回一進一退だ。一回でも多く練習あるのみ。
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by Medalog | 2007-04-15 01:10 | きもの | Comments(10)

志村ふくみ展

滋賀県立近代美術館で開催中の「志村ふくみの紬織りを楽しむ」展を見てきた。


今回のお出掛けはだいぶ前から決まっていたのになかなか準備ができず、前夜7時の時点で色無地のしつけは付いたままだし、半衿はまだ付けていないし。初めて着る本格的なやわらかものなのに、一度も着付けの練習が出来ていないし。
当日遅刻しないためにも、夜になって慌てて準備と着付けの練習をする。
当日の朝、多少みっともないながら、なんとか着付けを終了し予定の電車に滑り込む。
なぜか今回も袖の振りから襦袢の袖が飛び出してくるが、もう慣れたもので、袖の中で着物と襦袢を安全ピンでとめてしまえば大丈夫だろうと、バッグに安全ピンを入れておき電車の中で直す。
羽織があるからお太鼓の形もあまり気にしない! でも、もうすぐ帯付きの季節だからこの手が通用しなくなるなあ。普段から着付けの練習をしておかなくちゃね。


京都駅からJRでほんの15分ほどの近さにある瀬田駅で、今回ご一緒する皆様と合流。
1月に京都へご一緒したmatchaさん以外の3人(小判屋さん、白鷺さん、aoiさん)とは初顔合わせだったが、今回も着物好き同士ですぐに打ち解け、バスに乗って美術館へ。

志村さんの作品を直に目にするのは今回が初めて。
志村さんが植物から抽出した様々な色の絹糸は、滋味溢れる優しい色合いからびっくりするような鮮やかなものまで実に多様。植物から出せる色には所詮限りがあるのでは?と思っていたので驚いた。作品を見る前に、入り口の絹糸が並んだコーナーの前でしばらく立ち止まってしまった。
その艶やかな糸を使って紡がれた着物の柄は、縞や格子などシンプルなものがほとんどだが、それぞれが非常に個性的。昭和30年代から平成まで幅広い年代の作品が展示されていたが、一つ一つに志村さんの強い想いがこもっているようで、「果たして自分は、これほど真剣に何かと向き合ったことがあるかしら?」などと考えさせられてしまった。

作品を見終わり、館内のレストランで昼食。
5人が一緒に座れなかったのは残念だが、それぞれのテーブルで話に花が咲く。
美術館に併設のレストランというと、金額の割りにお味は・・・というイメージがあったのだが、ここのランチはなかなかおいしかった。

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美術館前で記念に一枚。
右から、今回声をかけてくださったmarchaさん、お父様の黄八丈を仕立て直してきりりと着こなしていらっしゃる小判屋さん、作家さんに注文された山桜の素敵な染め帯が注目を集めていた白鷺さん、紬をお召しでもどこかはんなりとした風情のaoiさん、そして色無地をだらりとまとっている私。
全員関西圏の別々の府県に住んでおり、こうやって縁あって一堂に会するのはなんだか不思議な気もする。(marchaさんのおかげです)
しかしこうやって一緒に写真に写ると、皆さんと自分との力量の違いがよくわかって勉強になる。長羽織の丈も、出来上がった時から「長過ぎたかな?」と思っていたのだが、こうやって写真で見ると他の皆さんに比べてバランスが悪くてしまりのない印象なのがよくわかるし、実際に皆さんからも「もう少し丈が短い方がキレイかもね」とアドバイスをしていただいた。
ずっと迷っていたけれど、羽織の季節が終わったら丈の長さを考え直そう!


食事の後は京都へ戻り、白生地を扱う三浦清商店さんへ。
このお店は雑誌「七緒」にも載っていて、自分の好きな色に帯揚げを染めていただくとは贅沢で素敵だけれど自分には縁がないだろうな〜と思っていたのだが、まさか数ヶ月後にこのお店に来ることができるなんて。ブログで知り合えた着物仲間の皆さんのおかげだ。
今回はaoiさんと白鷺さんが帯揚げの染めを注文された。どれも素敵な色…。

私は夏物の帯揚げが欲しいけれど、この場で色を決められそうにないし…と思っていると、どなたの発案だったか、夏用の生地(1本で10枚作れる)を購入し、それぞれに枚数を振り当てて各自で好きな色を注文するという願ってもない話になり、私も2本染めていただくことに。
色は来月までに決めることにした。一枚はmarchaさんの真似ではないけれど瓶覗色かな。もう一枚は来月までにゆっくり考えよう。
初めての染めの注文、しかも今回ご縁のあった5人で一本の生地を分け合うという、思い出深い帯揚げになりそうで嬉しい。


続いて祇園のむら田さんへ。ここも初めて。
セールという事でお買い得の反物がたくさん積まれていたが、今のところ欲しいものもないし、よくわからないので真剣に見られなかった。本当はこういう時にいろいろな着物を見て勉強しないといけないんだけど。
続いて入った井澤屋さんでは、1月に見つけて気になっていた可愛らしい鈴の飛び柄の道中バッグを手に、買おうかどうか迷い続ける。しかしお稽古ごとをするわけでもなし、柄も可愛らしすぎるかな、と諦めて棚に戻してしまった。

その後「フランソワ」という喫茶店でコーヒーブレイク。レトロ調かつモダンな雰囲気が、着物姿の私たちに似合ってるかも!?(周りがどう思ったかは知らないが)
コーヒーにあらかじめミルクを入れて持ってきてくれるのだが、コクがあってとても美味しい。aoiさんお気に入りというブランデーケーキがとても美味しそうだった。食べれば良かったな。

ここでまたまた話が弾む。もう、なんの話をしたか覚えていないぐらいだ。
私には普段周りに着物の事を教えてくれる人がいないので、皆さんの話はとても楽しくて勉強になり、いくらでも話していたい。
私の素人丸出しの話も皆さん親切に聞いてくださり、またいろいろ教えてくださった。


あっという間に時間が過ぎ、そろそろ帰宅の時間が近づいてきた。
喫茶店の外で皆さんと別れ、私はmarchaさんが今昔西村さんに連れて行ってくださると言うのでウキウキと付いていく。
最近欲しいと思っている黒地の名古屋帯を探すが、どうもピンと来るものが見つからない。
「来月だいやすさんのバーゲンに行くんだし、今日は諦めるか…」と思いつつ、一度見た棚をもう一度見てみると、なんと! 自分好みの帯を発見してしまった!
黒に近い紺地の木綿素材の昼夜帯で、アンティークなので多少は生地の傷みもあるのだが、風合いが素敵だし色柄も私好みで使いやすそう! この日来ていた色無地にも合わせられるし、単衣のぜんまい紬を秋口に着る時にも使えそうだ。marchaさんからもお墨付きをいただき、商品を前にして迷いに迷う。
しかし結局、一晩寝て考えることにした。marchaさんも素敵な丸帯を気に入っておられたが、二人ともどうなることやら!?

しかし一日中とても充実していて楽しい時間でした。
皆様とはまたお目に掛かれますように・・・。



今回お会いした皆さまへ
このブログに掲載した写真をメールでお送りいたしますので、ご希望の方はご連絡ください!
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by Medalog | 2007-03-16 15:12 | きもの | Comments(18)

京都で帯揚げと帯締めを買う

先日、ブログを通じて知り合ったミワさん茶々丸さんとご一緒に、京都の和装小物の店「きねや」さんで帯揚げと帯締めをお見立てしていただいた。

着物を着始めて丸1年になるが、今まで、帯揚げや帯締めというものは着物に合った色であればなんでもよく、安ければ安いほど助かる、という程度の興味しか無かった。
帯締め・帯揚げともに5〜6本持っているが、ほとんどが着物を買った時にオマケで付けてもらったり、通りがかりのワゴンセールで「安いからとりあえず買っておこう」という感じで選んだもので、着物や帯に合わせて丁寧に選んだものはほとんどない。

ところが、ミワさんや茶々丸さんのブログに掲載されている帯揚げ・帯締めの写真を見ていると、着物や帯と絶妙にマッチしているのはもちろん、色や素材がとても繊細で美しい。
それらの商品をきねやさんで購入されていることを教えていただき、さっそくメンバーズカードを作ったものの、その先が進まない。
一人で小物だけを買いに行くには京都はやや遠いし、土地勘も無く、すぐ行く気にはなれない。
また、きねやさんのホームページではネット販売もしているので、メールに手持ちの着物の写真を貼付して送れば似合う小物をお見立てしていただくことも出来るようなのだが、一度もきねやさんの商品の実物を見たことが無いのにネットで買うのも気が進まず。
そんな時にミワさんから「一緒にきねやさんさんに行きませんか?」と誘っていただき、一も二もなく飛びついたのだった。

d0048332_17591217.gif前日まで全国的に天気が悪く、着物を着て行くか洋服で行くかさんざん悩んだが、当日は雨は降らないという天気予報を信じて、小物をコーディネートして欲しい着物と帯(大島紬と生紬の染め帯)を着て行くことに決めた。

d0048332_181439.gif正月にも着た絞りの羽織(これしかない)に、トンボ柄の鼻緒の草履。
足袋は大島には白が似合う気がするが、買ったばかりの小豆色のネルの足袋がとても温かく履きやすいので、左右違う色で試し履きをした結果、そちらを合わせることにした。(着物は着てません!体に当てただけ)
あと、先日自作したうそつき袖を初めて使ってみた。

当日の朝。前日に全て準備を終えて、着付けの時間も十分とってあったはずなのに、またまた着付けが決まらずに何度もやり直して時間がどんどん過ぎていく。髪も伸ばしかけの半端な長さなので、バレッタでまとめるだけなのにやたらと時間が掛かってしまい焦る。ただ、自作のうそつき袖のサイズや襦袢に縫い付けた位置がちょうど良かったようなのでホッとした。

さていよいよ京都へ出発。京都へは最寄り駅から近鉄特急で約2時間。駅からタクシーで平安神宮近くのきねやさん岡崎店に到着すると、すでにミワさんがお見立てを終わって待っていてくださった。明るく出迎えていただき、すぐに親しくお話しできるように。
ミワさんが選んだ帯揚げと帯締めを見ると、とてもセンスの良い素敵な色合わせで、うっとり。これから選ぶ自分の小物への期待が膨らむ。

そしていよいよ私の小物選びへ。きねやさんの社長に、「今着ている着物と帯に合う小物が欲しいんです。」と相談する。いま自分が持っている帯揚げと帯締めの写真をお見せして、持っていないタイプのものが欲しいと言うと、社長は店内のあちらこちらから何本もの帯揚げ・帯締めを出してきて、商品の提案をしてくださる。
鏡に向かって当ててみると、・・・う〜ん、どれも素敵。どれも綺麗!
いざ実物を手に取ると、色の美しさや手触りの良さ、しなやかさがはっきりとわかる。
見せていただいたものを全て手に入れたい気分だが、心を鬼にして選んだ1セットがこれ。

d0048332_1883379.gif帯の色に合わせたグレーとピンクの色がとても上品で、帯揚げは麻の葉模様の所々に桃色の絞りが効いている。帯締めはグレーとピンクのぼかしで、この帯にピッタリ。
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特にぼかしの帯締めは、きねやさんのホームページで見ていて一番気に入っていたものなので、それを手に入れることが出来て嬉しい。


d0048332_189657.gif今回は1セットだけしか買わないつもりでいたのに、社長が見せてくれた白い唐草地紋の綸子に赤い絞りの梅が飛んでいる帯揚げが綺麗で、目が離せなくなる。
今まで、帯揚げは無地で地味なほうが使いやすいと思い込んでいて、はっきりした色使いや飛び柄の物は目立ちすぎて使い辛そうだと思っていた。
ところが社長の話では、このシリーズはとても使いやすくて人気も高いのだとか。そう言われて鏡に向かって当ててみると、確かに帯回りがパッと明るくなって、絞りの梅が良いアクセントになっているのが新鮮だ。

d0048332_1892490.gifそして何より、唐草地紋の美しさがとても気に入ってしまった。最近、地紋が美しいものにやたらと惹かれるのだ。今日締めてきた帯締めと組み合わせられるということで、この帯揚げも購入。


その後茶々丸さんがお見えになり、社長とコーディネートされている間に店内を見ていると、帯留めと三分紐が気になってしまう。濃いブルーのガラス製の帯留めがとても気に入ってしまい、三分紐と一緒にずっと握り締めていたのだが、最後の最後で冷静になり今回は見送ることにした。
しかし帯揚げと帯締めは気に入った物が買えて大満足。初めてのお店なのに茶々丸さんとミワさんのおかげでご縁が出来、また社長にも親切に対応していただいてとても嬉しかった。

その後三人で京都の町をおしゃべりしながら歩き、てっさい堂や今昔西村などの店を覗く。自分一人ではなかなか入れない店なので興味津々、良い物をたくさん見せていただいた。
その後、ミワさんに予約していただいたお店「レストランマエカワ」でランチ。お箸でいただけるフレンチだが、和のテイストも入っていてとても食べやすく、器や盛り付けが綺麗なので目でも楽しめる。素敵なお店で、話も弾む。
茶々丸さんもミワさんも着物についてたくさんのことをご存知で、興味深い話をたくさん聞かせてくださった。茶々丸さんは、ネットを上手に利用されているそう。私は目が肥えていないので、実物が見られないネット取引はほとんどしたことがない。まだキモノ仙臺屋さんすら利用したことがないのだ。
しかし欲しい物を安く手に入れるにはネットをうまく活用できたらいいことは間違いない。今年はネットの店やオークションをたくさん覗いてみよう。見るのはタダだもんね。

d0048332_187137.gifランチの後も、歩きながらいろいろなお店を覗く。錦小路を通っていたとき、茶々丸さんが履き物屋さんのところで立ち止まる。白い鼻緒に白い台の下駄が気に入った様子。「どれどれ」と見に行くと、その隣に置いてあった白い鼻緒に焦げ茶の台の駒下駄に一目惚れしてしまう。
形が綺麗で手に持つととても軽い。そしてなんといってもお手頃価格。茶々丸さんと一緒にほとんど即決で買ってしまい、ミワさんに笑われる。


今まで京都に来た時は車で移動してばかりだったが、今回自分の足で歩いてみて、京都の町には着物に関わるお店がいかに多いかを思い知った。呉服店や小物、履き物、骨董品等々が数軒ごとに現れるような気がする。高級な店から気軽に立ち寄れるお店まで多様で、うらやましい。
着物を着る人にとって、京都はやはり魅力的な町だ。

京都駅でお二人と別れ、夕食の柿の葉寿司を買って近鉄特急へ乗り込み帰宅する。

d0048332_184833.gifとても楽しい一日に満足して一晩がすぎ、昨日履いた草履を陰干ししようと手に取ると、なんと鼻緒の内側の白い部分に、色足袋の小豆色が色移りしているではないか!
大ショ〜ック!
色足袋を他の物と分けて洗う知恵はあっても、鼻緒に色移りするなんて全く考えてもいなかった。

d0048332_185585.gifこのまま汚れを付けておくわけにもいかないので、洗剤を水に溶かして布で叩き付けてみる。
表側は印伝なので濡らさないように気を使う。
汚れが取れたのか、もしくは全体的に薄く広がったのかはわからないが、なんとか目立たない程度に薄くなってくれて一安心。ただし、次に白足袋でこの草履を履いたら、白足袋のほうに色が移るかもしれないから注意しないと。

しかし、鼻緒や前つぼの色が白足袋に移るという話は聞いたことがあるが、その反対もあるということまで気が回らなかった。おろしたての草履だったのになあ〜。

と、最後までいろいろあったが、とても楽しい一日だった。茶々丸さんとミワさんに出会えたし、いい帯揚げと帯締めが買えたし、京都の魅力を十分堪能できたし。
これからは、もっと気楽に京都を楽しめそう。
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by Medalog | 2007-01-11 18:17 | きもの | Comments(6)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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