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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

松阪木綿を明るく可愛く

先日買ってきた、リサイクルの青い椿柄の帯。

松阪木綿を明るく可愛く_d0048332_21134995.gifいま持っている着物のうち、大島紬・結城紬・松阪木綿の3枚が紺(藍)色。

青い着物に青い帯を合わせてみたかったのだが、よく考えたら大島は牡丹・結城は百合の花が抽象的ではあるが織り込まれている。

青×青はいいとしても、花×花はあまり合わせないよね…(着物と帯のテイストも合わないので、どちらにしろ組み合わせられそうにないが)


松阪木綿を明るく可愛く_d0048332_21145392.gifそういえば私はカトレアの帯も持っていて、結城と合わせるのが好きなんだけど、よく考えたらこれも花×花かぁ。

でもカトレアは洋花だし、椿よりはマシかな、と思ったり。

ここらへん、どうなんでしょうか?

大島と結城がダメなので、残るひとつ・松阪木綿に青い椿の帯を合わせてみた。

松阪木綿を明るく可愛く_d0048332_21205937.gif色味が白く飛んじゃっているが、帯締めはクリーム色、帯揚げは鮮やかな黄緑、半衿は帯締めと同じ色。かなり明るい色を合わせてみた。

暗い藍色で地味な松阪木綿が、今までで一番可愛く着られた感じ。
小物云々よりも、とにかくこの帯の力が強い。

木綿は自宅で洗濯できるので重宝するはずが、上手に色合わせができずに微妙に持て余していた松阪木綿。青い椿帯を手に入れたことで、登場回数が増えるかな?でも椿の季節は冬、松阪木綿は単衣。これまた、あまり相性が良くないのか…


Memo
きもの着用今年12回目。所要時間30分。
衿を思い切ってゆったり合わせてみた。写真で見ると、このぐらい開けてもぜんぜん問題ない…というか、今まではちょっと窮屈すぎたかな。背中のシワは今回も健在。なんで???
# by Medalog | 2009-03-04 21:29 | きもの | Comments(2)

大阪城の梅

ここのところ大阪はずっと雨模様。
年間着用50回に向けて着物を着ようと思っても、
雨となるとなかなか着る気にならない。
そんな中、一日だけ晴れの日があったので
「これは絶対に着物を着なくちゃ!」と張り切って着ることにした。

先日自作した、羽織をリメイクした絞りの二部式帯のデビュー。
組み合わせるのは、そろそろ今シーズンの出番が終わりそうな結城。

大阪城の梅_d0048332_2237180.gif大阪城の梅_d0048332_22371698.gif

二部式帯は、やっぱり軽い!
今まで5本ほどの二部式帯を作った(小判屋さんに作ってもらった?)中で
この帯が一番軽い。
布地が正絹の絞りで、長い間羽織で使われていたから
ちょっとくたびれていたおかげかも。

でも色合わせがちょっと地味だったかな。仲居さん状態?
帯締めの色を着物と帯に合わせてしまったんだけど、
もっと明るい色にすれば良かった。白とか象牙色とか。

しかし今回も、背中の右側にしっかり斜めのシワが…
これは絶対に理由があるはずなのに。思い当たるところを直してみても直らない。
これでも、写真を撮る寸前に背中のおはしょりと長襦袢を下に引っ張っているのに、
なぜこんなにシワになっちゃうのかなあ。

で、写真を見ていて気付いたのが、私は左肩が上がっているんだということ。
鏡て見ているとわからないのに、写真で見ると
前も後ろも左肩のほうが高いのがよくわかる。
バッグを左肩ばかりに掛けてしまうからいけないのだろう。
たまには右肩に掛けたほうがいいとわかっているのだが、
右肩が下がっているのでバッグもずり落ちてきてしまうので、また左に掛けてしまうのだ。

着物にシワが入るのもこれが原因かな?
でも私以外にも片側の肩が上がっている人はいるだろうし、
そういう人でもシワを作らずに着物を着ることはできるはずだけど…。
来月からの着付け教室で、背中が綺麗な着付けを教わりたいな。



着物を着て出掛けた先は、大阪城公園の梅林だ。
今が見ごろと言っていいんじゃないかな?
広い敷地に、数えきれないほどの梅の木が花を咲かせていた。

デジカメは持っていかなかったので、携帯カメラの写真ですが…


大阪城の梅_d0048332_2302070.gifこの梅は、色といい花びらの形といい、まるで桜みたいだった。

でもぐんと伸びたおしべを見ると、やっぱり梅だなと思う。
大阪城の梅_d0048332_2313399.gifこのつぼみが、とっても可愛かった〜〜〜!

八重桜ならぬ、八重梅とでもいうのでしょうか…

それぞれの木には梅の種類が掲示してあったけれど、見るのを忘れてしまった。

本当はもっともっとたくさんの種類の梅があったのだけれど、
なにしろ敷地が広いのと、見物客の数が多くて、
なんだか疲れてしまいじっくりとは見られなかった。

大阪に越してきてから大阪城へ行くのは初めてだったので
着物で行っても大丈夫かどうかわからなかったのだが、
大阪ビジネスパーク駅から大阪城までは坂はあるが階段はあまりなかったので、
歩くことにはさほど問題はなかった。
前日は雨が降ったけれど、土の上を歩くことは少ないので
草履がひどく汚れることもなかった。

でもやっぱり、坂を延々と着物で上るのは疲れるわ〜!
自分の親ぐらいの年代の方々に追いつかれることはなくても、
追い抜くことができない…。
梅林を見たあとは天守閣まで行ってみようと思っていたのに、すっかり疲れて諦め、
そのまま公園を抜けて森ノ宮駅に出てしまった。

しかし大阪城公園は思った以上に広くて綺麗だった。
こんな都会の真ん中にこの公園と大阪城があるのは
大阪にとって本当に貴重なことだと思う。
今度は洋服で来て、ウォーキングしながら楽しもう。


Memo
きもの着用今年11回目。所要時間45分。
背中のシワをなんとかなくそうと時間を掛けて頑張ったのに、結局効果はなく残念。
寒いといけないので衿を前も後ろも詰め気味に着てみたが、
写真で見ると詰め過ぎで暑苦しく見えるなあ。
# by Medalog | 2009-02-26 23:22 | きもの | Comments(0)
来月から2ヶ月間だけ、街の小さな着付け教室に通うことになった。
貰ったプログラムを見てみると、袋帯での授業が数回あるらしい。

袋帯には今のところあまり興味がなく、1本だけ持っている。
しかしそれは着物“超”初心者時代に買ったもので、手持ちの着物と合わないし、
そもそも自分の年齢に合わなくて(幼すぎて)ほとんど使わずじまいなのだ。
なぜ買ったのか…。

リサイクルやオークションに出すにしても、
使用済だし色柄も今ひとつなので値段はほとんどつかないだろう。
それなら今回のお稽古でしっかり練習に使いましょう!やっと役に立つときが来た!



…と思いつつ、今までほとんど意識していなかった袋帯への興味が沸々と。
「これを機に自分好みの袋帯を一本ぐらい買ってもいいんじゃないかしら」
なんて思いつき、まずは中古を見ようとデパートのリサイクル展や
中古着物を扱う店を数件覗いてみる。

なんとなく「洒落袋帯があればいいな」と思っていたのだが、
中古で出ている袋帯は礼装用ばかり。お目当ての洒落袋帯はほとんどなかった。
ある古着店の店主に聞くと、少し前は名古屋帯が人気だったのに、
最近は急に洒落袋帯の需要が増えてきたらしい。
理由の一つとして、着付けを習うお客さんが着付けの先生に
「これからは名古屋帯は買うな。袋帯を買うように」と言われているらしいのだ。

なぜかというと、名古屋帯はお太鼓しか結べないが
袋帯はバリエーションが多いから…らしいのだが、本当かなあ?
着物を気軽に楽しむには、袋帯より名古屋帯のほうが軽いし安いのだから、
名古屋帯を買ったっていいと思うのに。
もしかしたら着物業界全体が「名古屋帯より単価の高い袋帯を売るようにしよう」
という思惑を抱いているんじゃないかと疑いたくなってしまう。
でなければ複数の着付け教室で「名古屋帯を買うな」なんて言わないんじゃない?

う〜ん、なんか釈然としない。
もしかしたら、数年のうちに名古屋帯が廃れてしまったりして?


というわけで、結局中古の袋帯でめぼしいものは見つからなかった。
そもそも礼装用を一本も持っていないのでそちらにするべきか、
普段使える洒落袋帯にするべきかも決められなかった。
稽古に使うのに新品の袋帯を買うのはもったいないし、
色無地に合わせて袋帯を買うなら、慌てて安いものを買わないで
できる範囲で良いものを買いたい。
反対に、安いからと言って練習にしか使えないようなものは欲しくない。

こんなあやふやな気持ちで帯を買うなんてもったいない。
「これが欲しい!」と思えるものに出会うまでのんびり待てばいいや、と
気持ちが落ち着いたので、あれこれ見て良かった。



…しかし、なぜか中古の名古屋帯を買ってしまったの〜!
デパートのリサイクル展や大型リサイクルショップより、
個人の店のほうが安いんだなーと思って見回っているうちに、
可愛くて格安の中古帯を発見してしまったので…。
(誰に言い訳をしているのでしょうか)

これからは袋帯の時代なの???_d0048332_16593039.gifこれからは袋帯の時代なの???_d0048332_1659414.gif
この柄は、多分椿かな?梅ではないよね(お店の人もわからず)。
どちらにしても、今の時期ならまだOKだろうということで早速締めてみた。

手持ちのレパートリーにない青色(着物が青ばかりなので、青い帯は避けてきた)と
大胆な柄がお気に入り。
私の場合このようなタイプのものは新品を買うには勇気がいるが、
リサイクルなら安くて挑戦しやすいのが嬉しい。
リサイクルは着物だとなかなか寸法が合わないので、
こういう帯を楽しむのが私にはいいみたい。
と言っても、安いからと言ってたくさん買わないようにしないと、
収納場所がなくて困るのは自分なので気をつけなくては。


Memo
きもの着用今年10回目。所要時間20分ほどだが、
その後10分ぐらい掛けてあちこち直す。
先日買った刺繍袖の肌襦袢は、背中の紐のおかげで着心地抜群!
でも今回も右の背中に斜めのシワが…着付け教室に行ったら直るかな。
# by Medalog | 2009-02-25 19:50 | きもの | Comments(4)