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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

ちょっと重い話です。

あまり楽しい話でもないので、今回はどうぞ読み飛ばしてくださいね。



実は先日、夫の母親が急死し、しばらく夫の実家に帰省していた。

義母は至らぬ嫁である私にも大変良くしてくれた人。
義母を亡くした悲しみはもちろん、もっと孝行できなかったのかという自責の念を強く感じる。

しかしそれ以上に心を占めるのは、大阪から遠く離れた夫の実家に一人残された老齢の義父の今後の生活と、一人息子である夫の心身をいかに支えればいいのか。
そしていずれはやってくる我が両親、そして夫と自分の死まで、芋づる式に想像してしまう。
子供もおらず、転勤の賃貸住まいのため近所付き合いもなく、近くには友人もない。いい歳をしてふわふわとした自分の生き方への不安…

そんなことを考えだしたら、自分の心が、ここしばらく経験したことのない重さ・暗さにとらわれてしまい、我ながら驚いていると同時に、抜け出すのに苦労しているというのが正直なところだ。
食欲もない。今までは一人で家に居る時はほとんどテレビは付けなかったのに、今はテレビが付いていないと不安でしょうがない。しかも暗いニュースは聞きたくない…



私もそろそろ更年期なので、必要以上に精神的に不安定になる時期だということもあるだろうし、大阪に来てから、夫と私の両親が代わる代わる体調を崩していたため「離れた両親に何かあったらいつでも実家に飛んで帰れるように」と仕事をせず家に居たせいで、ヒマだから余計なことばかり考えてしまうのもあると思う。



しかし、こ ん な こ と じ ゃ い か 〜 ん !
将来への具体的な不安があるのなら、ひとつずつ解消していくしかないのだ。
漠然とした不安・悩みなら、今考えても仕方のないことだし。

実際は、義父は料理以外の家事は全てこなす人で、掃除も洗濯もゴミ分別も私以上にキッチリ。健康には不安があるけれど、定期的に病院に通っているし。男性の割には近所付き合いが良かったのと、近くに兄弟も住んでいるので一人暮らしとはいえ、全くの孤独になることはなさそうだ。

夫は仕事が忙しいので疲れてはいるが、毎日多くの人と接しているし気持ちに張りもある。

義父も夫も、悲しみという点では私など比べ物にならないほど大きいはずなのに、結局一番ヘタレているのが嫁の私だなんて、おかしい話なのだ。ここ2年ほど仕事もせず、ぬるま湯につかっていて精神的にも緩みきっているからこんなことになってしまうのよね。



今は、自分にできることを精一杯やる!
義父と夫へのケアもそうだけれど、なにしろ自分の心身を向上させる!
幸い先月からスポーツクラブに通い始めたので、体を鍛えて、笑っておしゃべりをして。実家と大阪を往復する生活が落ち着けば、仕事なり趣味なり、打ち込める何かを探して…

だらけた生活を見直したら?と、義母からヒントを貰ったのだと思おう。





人間なら、親を見送る(自分もいつかは…)ということは誰にも共通することなのだし、このブログを読んでくださる方の中にも、すでに経験されている方も多いと思います。肉親を亡くして悲しみを味わった方からしたら、嫁である私がなぜ落ち込む必要があるのか、笑ってしまうかもしれませんね(恥)。

40代も半ばにして、このようなことで悩む姿をブログに書こうか書くまいか悩みましたが、今の心境を一度言葉にして整理したかったので、書いてしまいました。
読んで不愉快になった方がいらしたら、申し訳ありませんでした。

今後もしばらくはブログ更新が少ないと思いますが、私もメダカも元気にしております。そのうち能天気なブログに戻ると思いますので、また遊びにきてくださいね!
読んでくださった方、ありがとうございました。
# by Medalog | 2010-02-06 11:01 | 生活 | Comments(12)

初・歌舞伎鑑賞

大阪松竹座で「通し狂言 仮名手本忠臣蔵」を見てきた。

一週間ほど前に松竹座の前を通った時にこの公演があることを知ったのだが「チケットの取り方もよくわからないし、どうせもう売り切れだろうし」と思っていた。
ところが偶然にも知り合いの方からこの公演のチケットを頂くという幸運があり、喜び勇んで行かせていただくことに。

本当なら着物で、自分なりに新年一番のお洒落を楽しみたかったところだが、都合により洋服で。
劇場には着物姿の方も何人かいらして、ちょっと羨ましかったり…。
訪問着の方はあまりお見かけせず、小紋や紬をお召しの方が多いように見えた。

この演目は午前11時から夜8時過ぎまで通しで演じられるものだそうで、私が頂いたのは午後4時半開演の午後の部のチケット。
所々休憩を挟むので飽きたり疲れることもなく、約4時間の公演時間はあっという間に過ぎた。
椅子の座り心地もいいし、これなら朝から通しで見ても疲れずに楽しめそうな気がする。(着物を着ていたら厳しいかしら?いつか体験してみたい)



歌舞伎は初体験だったのだが、演目が「仮名手本忠臣蔵」ということで教養のない私でもさすがにあらすじは知っており、難解と感じることもなく普通のお芝居の感覚で楽しむことができた。

また歌舞伎の芝居がかった演技(と言ったら語弊があるかもしれないが)にどこまで感情移入できるものかしらと思っていたのだが、全く心配無用だった。
幕が開いたらすぐに歌舞伎の世界に引き込まれ、所々で涙ぐんでしまうほど。
有名な台詞「天川屋義平は男でござる」のくだりは最高に盛り上がったし、他にも泣かせるシーン、笑わせるシーンそれぞれにどっぷりハマって楽しんできた。

歌舞伎役者のお名前もあまりよく知らないのだが、今回一番印象に残った役者さんは中村翫雀さん。義理人情に厚く妹思いの足軽の役がとても心に残って、良かったなあ。



歌舞伎好きの方々が「ハマる」理由が、なんだか少し解る気がする。
楽しくて、華やかで、面白い。
お気に入りの役者やその息子を贔屓にするという気持ちも、ちょっとわかるわ〜。

今後もいろいろな歌舞伎の演目を見てみたいなあ。
この「仮名手本忠臣蔵」は東西で演出が違うそうなので、いつか東京でも見て比べてみたいわ。
# by Medalog | 2010-01-19 13:44 | 生活 | Comments(10)

今日のメダカ

この数日、ベランダ睡蓮鉢のメダカにエサを与えていなかったので
お昼を回ったころに「今日はあげてみよう」と思って睡蓮鉢を覗いてみたら…


今日のメダカ_d0048332_12243492.gif水面が凍ってる〜!!!

うわー。睡蓮鉢を導入してから、初めて見た。

指で突ついたくらいではびくともしないほどの厚さで氷が張っている。
昨日も今日も、ほんとに寒いもんねえ。

でも、昼の12時になっても融けないとは。うちのベランダは西向きで、この時間からようやくベランダに日が射してくるので、午後にならないと融けないのかしら。

氷越しに中を覗いたら、数匹のメダカが泳いでいるのが見えた。
寒いだろうけど、頑張ってよ〜!

しかしこれでは、今日もエサはあげられないわ。



氷をターンテーブルのように1回転させてみたら、
プチプチシートで覆ってある奥の方の氷は覆いのない手前の氷よりも薄かった。
プチプチの覆い、ほんの少しは効果があるみたい!
# by Medalog | 2010-01-14 12:34 | メダカ | Comments(2)