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袋帯

袋帯、持っていないのである。

着物もやわらかものはほとんど持っていないし和の習い事もしていないので、袋帯がなくても問題はなかった。
でもいつか、数少ないやわらかものを着たくなった時に袋帯がなくて着られないのはもったいない。
年齢的にもそろそろ一本ぐらい袋帯を用意してもいいかな、使うあてはないけど。
…という心境の今日この頃。



百貨店の着物リサイクル市を覗いてみたら、なんだか好きな雰囲気の袋帯があった。
薄い緑の地色に銀や白の糸で波のうねりが表現されている。

綺麗な色だし、礼装用だがやや軽めの印象で、やわらかものの合わせ方がわからない私でもなんとなく使いやすそう。
しかも川島の帯で、しなやかで締めやすそう!
そして安い!なんと2万円代!

…ただ、状態が良くない。
全体的に端がうっすらと擦り切れた感じで、あちこちに小さなシミがある。
前帯にも、お太鼓の部分にも。
だからこそ川島の帯が2万円という安さなのだろうが…

この安さなら思い切って買ってしまって、状態のいいところが表になるように二部式に仕立てる手もあるかな。
切っても惜しくない価格だし。

そう思って長い時間その帯とにらめっこしていたのだが、結局は状態の悪さに納得できずに諦めた。



人生で袋帯を買う機会は数回しかないと思うから、買う時は気に入ったものを買ってもバチは当たらないはず。
もちろん安いに越したことはないが…
それに手持ちのやわらかものは、どれも色や雰囲気が違う。
全ての着物に合う帯が見つかるのか、そうでなければどの着物に合わせるのかちゃんと考えないとね。

なんだか久しぶりにきものサロンなどの雑誌を買ってみたくなった。


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by Medalog | 2017-08-30 18:25 | きもの | Comments(4)

やっぱり縮んだ

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義母の腰紐と、あずま袋。
どちらもほとんど新品のような風合いだし可愛い柄が付いていたのでかなり前に持ち帰ってきたのだが、長い間そのままになっていた。

今のままだと風合いはいいのだが、カビの生えてしまった着物と同じ場所にあったものなので、そのまま自分の箪笥に入れる気にはなれない。
でもちりめん地なので洗えば間違いなく縮む。
どうしようかなーと相変わらずの優柔不断で放置していたのだが、先ほど部屋の整理をしていたら久しぶりに見かけたので、思い切っておしゃれ着用洗剤で洗ってしまうことにした。

すると…



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驚いたのが、この水の色!
横着して色の違うものも一緒に洗ってしまったのだが、すべてのものから一斉に色が出てしまってこの状態…。
何回か濯いでも色は止まらず、洗面ボウルや私の手までうっすらと染まってしまうほど。

そしてやはり、水に入れた瞬間に腰紐が縮んでいくのがわかってショック。
手の中でみるみるうちにぎゅっと縮まってしまい、おそらくアイロンをかけても元の状態には戻らないだろう。

でも洗わずに使う気にはなれなかったし、しかたがないよね…。
それに、もしもこの腰紐やあずま袋を使って汗をかいたり雨に降られたら着物に色がついたかもしれないし、うん、洗って良かったということにしよう。



これ以外にも帯締めなどを持ち帰ってきたが、一見きれいな帯締めでも自分の着物や帯と合わせてみたときに古びてくすんで見えてしまうものが多く、もったいないがほとんどを処分してしまった。
全てを受け継げれば理想だけど、私には無理。
義母の七回忌と義父の初盆を経てようやくそんな心境になれたので、6年以上処分する勇気が出なかった着物なども、この際処分することにした。

でもまだ、義母の着物の最後の繰り回しに挑戦する予定がある。
これは自分でも仕上がりが楽しみなので、経過をブログで公開していこうと思います。
よかったら読んでくださいね。

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by Medalog | 2017-08-25 18:38 | きもの | Comments(2)

関東のたぬきそば

お盆休みに横浜に帰省して、義父の初盆の準備や空き家の片付け、いまだに終わらない手続き関係であっという間に時間が過ぎた。



区役所に寄ったときに、昼食の時間があまりないため役所の食堂でさっと済ませることになった。
「せっかくの地元で行きたいお店はいろいろあるのに、役所の地下の食堂か〜。」
と思いつつ、寒かったので(今年の関東の8月中旬は寒かったですね!)たぬきそばを注文。

なんの期待もせずに出てきたおそばを一口すすって「あっ!美味しい!」と感動し、そのままあっという間に完食してしまった。
大満足。

その食堂のそばは特別有名なわけではなく、おそらくその辺りの普通のそば屋さんと変わらないレベルだと思う。
それがなぜ美味しく感じたのか?



関西はお出汁文化。
大阪に住むようになってから、かけうどんは断然関西風の澄んだ色のおつゆで食べるのが好きになった。
でもかけそばは、関西風のおつゆだとちょっと違う気がするのだ。
もちろん美味しいのでつゆを最後まで飲み干したりするのだが、美味しいのに何かが違う。
かけそばを食べたという満足感がない。

関西の人に「醤油の色」と笑われる関東風のおつゆこそが、私の中では「かけそばのつゆ」なのだ。

役所の食堂のたぬきそばは、その醤油色のおつゆだった。
立ち上る醤油の香り!
そば・天かす・刻み葱との相性最高!
まさか役所の地下の殺風景な食堂でこれだけ満足するとは思わなかった…

ちなみに同郷の夫も私と同じ感想で、二人で
「おいしいね!」
「やっぱりこれだよね!」
と言いながら食べていたので、周りで食事していた役所勤務の皆さんは「そんなにおいしいか?」と疑問に思っていたかも(笑)。



大阪に住んで長いのになぜ今さらこんなに感動したのかというと、横浜に帰省したときにはいつも「ハレ」の食事をとることが多く、外食の時にかけそばやたぬきそばを食べる機会がなかったから。
だから、久しぶりに出会った関東風のおつゆに今さら感激してしまったのだ。
(その日が小雨で8月にしては寒かったことも大きな原因かもしれない)

これからは関西にいるときはうどんかざるそば、関東に帰省したときはかけそばにしよう。
昔、神田の近くで働いでいた身としては、あのあたりの蕎麦が懐かしくなってきた。
着物仲間のみなさま、いつか神田のやぶそばあたりにお付き合いいただけませんか?
…うーん、でもあそこに行ったらやっぱりせいろそばと天たねが食べたくなるかなあ。



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by Medalog | 2017-08-18 17:29 | 生活 | Comments(4)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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