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浦島太郎

引越しの数日前から、冷蔵庫の中身を空にするために買い物へは行かず、ひたすら在庫の消化に励んでいた。
引越し後も業者さんが来たり手続きに出掛けたりと慌ただしかったので、数日間は外食や家にあるもので凌ぐ日々。クリスマスも例年に比べると「よその行事」という感じだった。



数日後、台所の荷物がどうにか棚の中に納まったのとさすがに家の中に食べるものがなくなったので、そろそろ日常生活に戻らなくては…と約一週間ぶりにスーパーへ買い物に出掛けたら。

おお、スーパーの中が正月一色に染まっている!いつの間に…

洋人参が姿を消し、金時人参しか売ってない!
葉もの野菜がすごく高くなってる!
かまぼこが高いヤツしか売ってない!

スーパーに行って日常生活に戻るどころか、一年の中でも最も非日常である正月準備のスーパーを目の当たりにして一瞬びっくりしてしまった。
もちろん正月が近いことは知っているのだが、頭の中には「いつも通りの食材を買い揃えなきゃ」ということしかなかったので頭の切り替えが上手く行かず、自分だけ少し遅れた世界から来たような、まるで浦島太郎になったような気がしてスーパーの中で立ち止まってしまった。
(大袈裟ではなく本当にそう思ったほどびっくりしてしまった)



今年は帰省しないので正月の準備もしないといけないけど、まずは普通の食材も買わないと…と焦ってしまい、結局両方の食材を山ほど買い込んで帰ってきた。
さっそく冷蔵庫の中がパンパンになって、ひと安心。

引越しの手続きは全て済んだけど、日常生活のほうで年内にやらなければいけないことがまだ残ってる気がする…
ちなみに年賀状もこれからだ。引越し前に買っておいた年賀はがきを探すところから始めないと!
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by Medalog | 2012-12-27 09:31 | 生活 | Comments(4)

引っ越し完了

先週末、無事に引っ越しを済ませた。

インターネットの設定がうまく行かなくてなかなかブログを更新できなかったが、昨晩いきなりサクサクと繋がるようになった。なんでだろう。
また繋がらなくなるかもしれないので、取り急ぎ現状報告まで。



引越しは、大きな問題も無く終わってよかった。
ただ家の中がまだまだ段ボールで溢れている。

結婚当時はいつか引越す予定だったのでカラーボックスなどの安い家具を多用していたのだが、安いのをいいことに家具をたくさん買ってしまい、それに合わせて家の中のモノも増えてしまった(捨てるべきものも収納してしまった)のがこの十数年の現状。

それらの安い家具は見た目が揃っておらずとにかく安っぽいので、今回の引越しでたくさん処分した。
そしてまだ新しい家具を揃えきっていないために、収納に入りきれない荷物がたくさんあるのだ。

引っ越しすると決めてから自分なりに家の中のモノを捨てて、たぶん全体の一割は減ったと思うのだが、それでもまだまだモノが多いなあと感じる。
家具を買うのは簡単だけど、まずは今ある家具の中にモノが納まるようにあれこれパズルをしてみるつもり。
家具は一度買ったら捨てるのが大変だし、不要だから売ろうと思っても購入後5年以上経ったものにはまず値が付かないということを今回の引越しの際に学んだので…

着物も、まだ元通りに収納できていない状態。
早くきちんと収納してあげたいのだけど、着物を置く部屋には本やCDの段ボールが山積み…
もうすぐ夫が正月休みなので、その期間にはなんとか片付けて着物を着られるように整理したいと思っている。



さて、今日もこれから荷物の開梱と整理収納に励むぞ!

クリスマス寒波に見舞われて、全国寒い日が続いている。
うちは夫が引越し中に体調を崩してしまい、2日ほど辛そうだった(今は元気にしている)。
皆様も、お体には気を付けてお過ごしくださいませ。
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by Medalog | 2012-12-26 08:47 | 生活 | Comments(2)

勘三郎さん、ありがとう

数ヶ月前に大阪の橋下市長が文楽協会に対する補助金を削減すると発言していたころ。
私は何となく、数年前に見た「大阪平成中村座」のことを思い出していた。



文楽協会も学校を訪問するなどいろいろな活動はしているだろうが、平成中村座は桁違いのサービス精神を見せた興行だったと思う。
たった数ヶ月の公演のために芝居小屋を建てるとは。しかも大阪城公園という最高のロケーションだ。
芝居小屋の外観も内装も素敵で、お大尽席を作ったり芝居の最後に舞台後ろの壁が開いて大阪城が見えたりと隅々まで楽しい趣向が凝らされていた。

おまけに私は「桜席」という幕の内側の2階席で、セットの転換や幕が下りてはけていく役者さんの様子などをじっくり堪能できて大興奮の一日だった。



勘三郎さんはじめとする中村屋の皆さんがあれを実現するためには、どれだけのパワーが必要だったことだろうか。
その原動力は、客に対するサービス精神か、歌舞伎の発展を願ってのことか。
もしくは自分自身に対する挑戦なのか…。
あの芝居小屋には中村屋の方々の気合いのようなものが満ちあふれていた気がする。



そうやって大阪平成中村座を思い出し、勘三郎さんの容態はいかがなのかと思っていたのだが、今月初旬に訃報を聞いたときは驚きショックだった。
まだまだお若いのに。
あの勘三郎さんなら、病状が重くてもきっといつか復帰してまた関西に来てくれるだろうとなぜか思い込んでいたので、それが叶わなくなったのが残念でならない。

しばらくして自然と沸き上がってきたのは「勘三郎さんにお礼が言いたいなあ」という気持ちだった。
勘三郎さんの芝居は大阪平成中村座でしか見たことがなかったのだが、そのたった一度がとても印象強く、勘三郎さんの豊かな表情や勘太郎さん(当時)の迫真の演技など今でも心に残っている。
あのような楽しい思いをさせてもらってありがとう、と素直に思ったのだ。



でももう本人に伝える術はない。
そこで、京都南座で公演中の「吉例顔見世興行 六代目中村勘九郎襲名披露」を見に行くことにした。

ここしばらく歌舞伎を見に行く気になっておらず、そのうえ引越しが一週間後に控えているので家の中がぐちゃぐちゃなのだが、そんなことよりも「これは見に行かねば」という気持ちが勝った。
歌舞伎に限らず、歌手でも俳優でも舞台に立つ仕事の人を応援する一番の方法は舞台を見に行くことだと思うので。

行くと決めたのがギリギリの日程だったのでいつもの数倍お高い席しか空きがなくて一晩悩んだが、まさに清水の舞台から飛び降りる気持ちで人生初の一等席を購入し(特等席には一生座る機会が無さそう…)先週末見に行ってきた。
自宅内が着物を広げられる状況ではないので洋服で、それでもいつもよりは少し気を使った服装で出掛けたが、さすが顔見世。着物姿の方がとても多くて羨ましかった。

襲名披露ということで出演者がとても豪華な面々。
(詳しくは歌舞伎美人公式サイトを)
仁左衛門さん、橋之助さんの男前っぷりにほれぼれしたり、私の好きな翫雀さんが以前見た「双蝶々曲輪日記」の放駒長吉に続く関取役で、薄緑の大きな格子柄の着物に博多献上の赤い帯を後ろで一文字に締めている姿がなんとも可愛らしく、芝居の筋とは別のところでツボにはまってしまった。



さて肝心の、新勘九郎さん。最初の登場は襲名披露の口上だった。
亡くなったばかりの勘三郎さんは、勘九郎さん兄弟にとっては父であり師匠であり、中村屋の屋台骨であり一番の看板役者でもあったと思う。それを一度に失ってしまったショックは他人の計り知るところではないだろうが、決して気負いすぎることなく、しかし体中から凛とした決意が漲っている、いい口上だった。
勘九郎の名跡にはずっしり重い責任と期待がついてくるだろうが、焦らずゆっくりと頑張っていただきたいと思う。

口上以外では、新歌舞伎十八番の内・船弁慶のみの出演。
勘九郎さんが前半は静御前、後半は波間から現れる平知盛の怨霊を見事に演じ分けていらした。
前半は、静御前が義経の前で別れの舞を披露。顔を能面のように白く塗り上げてあり、確か衣装も能のものを使用しているということで、まさに能の一場面を見ているようだった。
その後に義経と弁慶の前に現れる平知盛の怨霊は、一転して恐ろしいほどの迫力。しかし、猛々しさの中にどこか人間ではなく霊なのだと感じさせるところが不思議だ。
弁慶の数珠の音を聞き徐々に弱っていき、弱りながらも力と怨念を振り絞って何度も向かってくる様はものすごい迫力だった。
特に最後の、花道を隅から隅まで使って幾度も襲いかかっては戻されるを繰り返すシーンは圧巻。狭い花道を、後ろを振り返ること無く前向きのままものすごい勢いで下がり、また全速力で舞台まで突っ込んでいくのだ。花道の下で見ていた方々はきっと勘九郎さんが落ちては来ないかとヒヤヒヤしていたことだろう。私もあまりの迫力に口が半開きになっていたほどだった。



勘三郎さんにお礼を言うために見に来た襲名披露公演だったが、またいいものを見せていただいたな〜と嬉しい気持ちで帰途についた。
勘九郎さんがいつか勘三郎を襲名される時、もしまだ私が元気にしていたら是非見に行きたい。
…って、何十年先の話だろうか?
そのころ、まだ私は着物を着ているかなあ。



さて、久々の歌舞伎を楽しんだ後はいよいよ引越し準備の大詰めだ。
びっくりするほどたくさんのものを捨てているのに、荷物が多すぎて引越し業者から貰った段ボールが足りなくなるかも…
今日もこれからまだまだ捨てていくぞ!
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by Medalog | 2012-12-17 14:05 | 生活 | Comments(2)

Pinkのダイソー

先日、本町から心斎橋へ向かって歩いている最中。

100円ショップのダイソーを見つけ、ちょうどクリアファイルなどを買いたかったのでふらっと入ってみたら、店内が妙にピンク色。
商品を見るとどうやら女性向けに特化した店舗らしく、ファッション・メイクグッズや文具小物、季節柄クリスマスの飾りなど女の子が好きそうなものばかり並んでいる。

こんなダイソーがあるんだ、と興味深い反面、私が欲しい普通のクリアファイルは置いてあるかしらと心配になったが、それはそれでちゃんと置いてあった。
でも文具も女性が好きそうな色柄のものが多かったような。
店内が混雑していてあまり見て回れなかったので、全ての商品が100円なのかどうかはわからなかった。
ダイソーのテイストそのままの店なのでお洒落な感じではないが、海外の女性観光客などに大受けしそう。

私が大阪に来てから4年半、心斎橋からなんばのあたりはどんどん店が入れ替わって覚えきれないほどだ。
ファストファッションの店も増えた。私の年齢では入るのも恥ずかしい気がするが、店に出入りするお客さんを見ると結構年齢幅が広い様子。
場所柄いつも混雑しているから、いつか人混みに紛れて入ってみようかな?
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by Medalog | 2012-12-06 08:11 | 生活 | Comments(0)

師走

あっという間に12月になってしまいました。
みなさまお元気でおすごしでしょうか?



この年末に引越しするので、今年の師走はいつも以上にバタバタしている。

引越しと言っても大阪市内での移動で、車で10分もかからない距離。
ただ前回の引越しの時は、今まで使っていた家具をすべて新居に持ち込んだので新しい家具家電を買う手間がなかったのに対して、今回は買い替えなければならないものが多い。
だから長く使えるものを安く買うためにいろいろな店を回って探しているのだが、夫婦で欲しいものの意見が食い違ったり、価格で悩んだりして数ヶ月前からあれこれ気を揉んでいる。
カーテン一つ決めるのにどれだけの時間が掛かったことか…。

他にも手続きなどやらなければならないことが多く、ちょうど年末に掛かるタイミングなのでなんだか慌ただしい日々。
まあ、私の要領が悪いだけなのだろうが。



そんなわけで、ここ数ヶ月ブログの更新が少なかったのは引越しに気を取られていたせいだった。
そして年末に引っ越しが終わるまでの間も、あまり更新できないかも…

部屋のあちこちに段ボールが置かれはじめて畳紙を広げるスペースもなくなってきたので、引っ越しが終わるまでは着物を着る機会もなさそうだ。
といっても毎日忙しいわけでもなく、あとは荷物の梱包と不要品の処分だけになってきたので、気分転換に年末まで開催の美術館などにも行きたいな〜。

冷え込みが厳しくなってきたので、皆様お風邪など召されませんようご自愛くださいませ。
年末までには新居からブログ更新したいと思いますので、また遊びにきてくださいね!
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by Medalog | 2012-12-04 11:42 | 生活 | Comments(2)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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