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小千谷縮のお仕立て

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友人から譲ってもらった、小千谷縮の反物。

中央で無地と蚊絣に織り分けられている。

どのように仕立てるか迷って一年寝かせてしまったのだが、今年ようやく仕立てに出した。

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蚊絣部分を衿に使用して、追い裁ちで仕立てをお願いした。

この写真だと上前のおくみ部分が白く目立つが、着付けてしまえばおくみは脇にずれるので、もう少し白より蚊絣の印象が強くなる予定。

上の写真の状態では蚊絣部分が黒く濃く見えるので、粋な印象になるかな?と想像していたが、仕立て上がってみると思ったよりも蚊絣が薄く、さらっと着られそうだ。

d0048332_16122751.jpg少しアップ。
ハンガーが透けて見える。

いま愛用中の近江上布は、あまり透ける布ではないが、それでも夏の強い陽が当たると透けが気になる。

この小千谷縮は近江上布よりも間違いなく透け感が強いので、長襦袢や下着どのように着こなすかを研究しないと。




遠目からはほぼ真っ白にも見える、この着物。
帯は何を合わせたらいいか、久しぶりに手持ちの夏帯を引っ張りだして合わせてみる。

d0048332_16235864.jpg生成り地の麻帯。
下の畳紙と帯が似たような感じで、ゴチャゴチャして見えますが…

軽くて締め心地がいいのでこの着物と合わせたら気持ちよさそうなのだが、着物と帯が似たようなテイスト過ぎてのっぺりしてしまうだろうか?

それとも夏はこんな感じでもいいのかしら?

帯締めと帯揚げにちょっと色を効かせてみたら、いけるかな?
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手描きのヒマワリ帯。

これも白い着物と白い帯だが、ヒマワリがガツンとくるので上の組み合わせに比べるとのっぺり感はないような。

この帯は「使いにくいかも?」と悩みながら買ったのだが、白場が多くて柄に存在感があるので、私が持っている無地系の夏着物には意外に合わせやすかった。

この着物とも、意外に合うかも。
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薄灰色の、絽の帯。

色はそれなりに合うような気がするが、てろりとした絹の質感はシャリッとした小千谷縮とは合わないかな。
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博多献上。

これも白地…。
全部引っ張りだしてみると、色味はどの帯も似たり寄ったりだった。

着物と帯がきっぱりした柄同士で合うような気もするが、ちょっと粋すぎるかな。

あと博多献上は年中使用できるとはいえ、盛夏にはまず手が伸びない。
とても軽いのだが、質感が夏らしくないような気がしてしまうので…

紗献上だったらもう少しマッチするのかもしれないな。


この着物にはグレー〜黒地の麻帯を合わせたい気がするけれど、夏の間ほとんど着物を着ないくせにこれ以上帯を増やす訳にはいかないし…。

いま手元にある帯で着こなせるように小物など工夫して、この夏一度は袖を通したいと思っている。
さあ、この暑さの中、いつどこに着て行こうかなあ〜〜〜。
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by Medalog | 2012-07-27 17:14 | きもの | Comments(6)

祇園祭!

快晴で極暑の京都市内に出掛けて、祇園祭を楽しんできた。



今まで、京都へ行く時は自分1人か女性の友人とご一緒するばかりで、夫を誘うという考えがすっぽり抜け落ちていた私。

今年の祇園祭も17日の山鉾巡行を一人でふらっと見に行こうと思っていたのだが、先週末、ふと夫に「祇園祭って見たことある?」と聞いたら「ない」ということなので、試しに誘ってみたら「行く」という。

夫と行くとなると当然休日なので混雑が予想されるが、混雑も祭りのうちだし、じゃあ一度行ってみよう!ということで宵山の日に出掛けてみた。

お祭りは本当なら夕方以降がいいのだろうが、夫は翌日が仕事なので真昼の祭り見物となった



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いや〜、暑かった!

快晴、というか灼熱の京都の街。
老若男女が押し合う人混み。
京都の町に似合わないような、お祭り屋台の数々。
青空に向かってそびえ立つ山鉾。

どれもこれもすごかった!
で、楽しかった!

最後のほうは暑さと歩き疲れで「もう帰りたい…」と弱音を吐いてしまったが、せっかくのお祭りならこれぐらい暑くて混んでいたほうが、後々思い出に残っていいのかも。



私は洋服で出掛けたのだが、浴衣姿・着物姿の人もたくさん見かけた。
私と同年代以上の方々も、たくさんの方が着物を着ていらして、シャリッと涼しげに着こなしているみなさんが格好良かった。
私もこの夏、着物を着なくっちゃ〜。
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by Medalog | 2012-07-17 08:10 | 生活 | Comments(6)

麻の襦袢地を染めてみる

先日出掛けたセールで、紋麻の白襦袢地を買った。

いま持っている麻の襦袢は白地の絽なので、盛夏以外の季節に着るのはさすがに季節はずれの感がある。
だから、単衣の着物にも合わせられるような、色付きの紋麻襦袢が欲しいとずっと思っていたのだ。

会場には爽やかな色に染められた麻の襦袢地がいくつか並んでいて、反物の左右が違う色に染め分けられていたりしてとても欲しかったのだが、価格が自分の希望よりどうしても高い。
そこで、B反の白い襦袢地を安く購入し自分で染めてみることにしたのである。

しかし左右を染め分けるのはハードルが高いので、一色で染めることにした。



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使ったのは、ダイロン・プレミアムダイ。

10mもある反物全てを染めるのは面倒なので、外から見える袖の部分だけを染めることにした。

実は数年前にも襦袢の袖だけを染めたことがある

その時は、仕立て上がりの襦袢の袖をほどき、染めた袖をもう一度身頃に縫い付けるという適当な方法だったのだが、今回は最初に染めてから仕立てていただくことにしたのだ。

仕立てをお願いする和裁士さんに確認をとり、袖に使う分として220cmを反物から切り離す(緊張した〜)。

ダイロンプレミアムダイ一袋で染められる布の重さは約250g。
220cmの紋麻地は70gぐらいしかない。
そこで、洗っても汚れが落ちなくなった白足袋を一緒に染めてみることにした。
襦袢地と足袋で約120g。ちょうど染料の半分で染められる重さになった。

細かい染め方は割愛するが、おおざっぱに言うとこの染料と塩を40℃のお湯に溶かし、布を入れて15分間しっかり混ぜ、45分間浸け込みながらたまに混ぜるだけなので、簡単だったと思う。


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40℃のお湯と言えばぬるめの風呂ぐらいだが、そのお湯を使って何十分も作業するのは結構暑く、汗をかきながらの作業となった。

時間が過ぎたら、色落ちがなくなるまで何度か濯ぎ、干して生乾きのところでアイロンに掛けて出来上がり!



仕上がりはこんな感じ。

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思ったより薄い色になったが、綺麗に染まったので一応成功かな?

袖の部分を切り離す前に反物全体で水通しをしておいたので、染めた袖部分が更に縮むことはなかった。

しかし染めたり濯ぐ時に何度も布を絞ったので、一応アイロンは掛けたものの反物の端が撚れた感じになってしまった。

和裁士さんにとっては縫いにくい反物になってしまったかも…と申し訳なく思いつつも、お仕立てに回させていただいた。



d0048332_9503713.jpg反物と一緒に染めた足袋。

こちらも思ったより薄く染まったが、普段でも使いやすい色になったし汚れもカバーできたので良かったと思う。
染め終わったあとで気付いたのだが、半衿も一枚染めてみればよかった!
衿汚れが落ちきれなくなった正絹の白半衿があったのに…。

この染料は麻や綿に比べると絹はやや染まりにくいらしいので、麻の襦袢地・木綿の足袋・正絹の半衿と3つの素材を染め比べるいいチャンスだったのになあ〜と後悔したが、残念だった。

まだ染料が半分残っているので、次に何かを染める時に半衿も一緒に染めてみよう。
ポリ・アクリル・ナイロンなどには使えない染料なので、薄手の木綿のTシャツかキャミソールでも染めてみようかな。
あ、夏用のタオル地マフラーがビビッドな水色だから、ちょっと色味を和らげるためにラベンダー色を掛けるのもいいかも!
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by Medalog | 2012-07-10 10:18 | きもの | Comments(6)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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