メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
プロフィールを見る

<   2007年 07月 ( 10 )   > この月の画像一覧

今日のメダカ

月の終わりに、久しぶりのメダカ話を。

今年は稚魚がなかなかうまく育たず、現時点でなんと一匹もいない状況。
ふ化を待つ卵は、たったの1個。
しかも、寿命を迎えた親メダカが少しずつ減り始めている。
この時期にこの閑散とした感じは、メダカを飼い始めてから初めてのことだ。

といっても、飼い主としてはとくに焦ったり悩んだりはしていない。
いつもと同じ世話をしているわけだし「まあ、こんな年もあるだろう」と
受け止めている。
メダカの数が激減したとしても、新しいメダカを追加することで
血が濃くなることを防げるし、悪いことばかりでもないと思う。

ただ意外だったのは、水槽内のメダカの数が減ったことで、縄張りにゆとりができて
卵をたくさん産むのではないかと期待していたのが、さほどでもなかったことだ。
30cm水槽には一番多い時で15匹ほど、現在は5匹しかいないのだが、
頭数が減ったぶんだけ卵の数も減ってしまっている気がする。
「子孫を増やすにはメダカ1匹に水1L以上が望ましい環境である」と
聞いたことがあるけれど、その条件をクリアしても、ダメな時はダメなのね。
とりあえず、今年の夏は5匹のままで様子を見よう。
[PR]
by Medalog | 2007-07-31 15:44 | メダカ | Comments(6)

しじら織のゆかたで外出

d0048332_17545310.gif先日紗小紋で外出したのをきっかけに、夏着物を着たい気持ちが強くなる。

しかしお出掛けするところもないので、近所のショッピングセンターへ買い物に行くことに。
夕食の買い出しに紗小紋ではきちんとしすぎているので、しじら織のゆかたにポリ献上柄名古屋帯を締めて行った。

帯枕を使うと、重くて暑いのと着付けの手順が増えてしまうのが面倒だ。
着姿もなんだか改まった感じになってしまう。
近所への買い物なら半幅帯のほうが気楽でよかったな。

しじら織のゆかたは長時間着ているとお尻がポッコリと出てしまうので、お出掛け着には向いていないのが残念なのだが、薄くて軽いので真夏に近所へ出歩くにはピッタリ!
この日は装道の美容ランジェリー(筒袖)に付け衿を使用したのだが、ポリの帯が軽いこともあって着心地がとても気持ちよく、お尻のポッコリさえなければ遠方へのお出掛けにも着て行きたいほどだ。
(居敷あてを付ければ、多少は改善されるかも? 余った晒で試してみようかな)
小千谷縮も、きっとこのような軽い着心地なんだろうなあ〜。

ショッピングセンターをうろついた後、食品売り場で夕食のおかずを買う。
お会計の時に、レジの人に「レシートにハンコ(印)押しますか?」と聞かれ、
今までそんなことを聞かれたことがないので意味が分からず「押さなくていいです」と
答えたのだが、後から考えてみたらレジの人は「飲み屋の女将さんが買い出ししてる」とでも
勘違いしたのではないかしら?
それだけ、着物姿の人が珍しかったんだろうか。なんかフクザツ。
[PR]
by Medalog | 2007-07-30 18:20 | きもの | Comments(4)

電車の中で

先日京都へ行ったとき、電車で着物を着た女性と隣同士になった。
その電車は全席指定で、私の隣は最初は空いていたのだが、
居眠りしているうちに気が付くと隣に着物姿の女性が座っていたのだ。

しばらくしてから、その女性のほうから話しかけてきてくれた。
「着物姿の方を見かけるだけでも嬉しいのに、電車で隣り合わせになるなんて
 初めてだから、ついお声を掛けてしまったの。」とニコニコしながらおっしゃり、
そこから話が弾みだした。
話の流れからお年を伺ったら60代でいらっしゃるそうだが、白茶色の小千谷縮に
お母様から譲り受けたという薄紅色の花柄の麻帯、という可愛らしい色の組み合わせが
とてもよく似合っていらした。
話し方も笑顔もとても優しくて、イントネーションからして京都の方なのだろうか。

着物歴40年以上ということで、私もずうずうしくあれこれ質問してしまう。
小千谷縮を着ていらしたので「お手入れはご自分で?」と伺うと、
悉皆屋さんのアドバイスに従って、麻のものでもプロにお任せしているとのこと。
麻といえば自宅でお手入れできるのが魅力だと思っていたが、これは人それぞれなんだな。

私の着物の袖口から、襦袢の袖が少し出てしまっていてみっともなかったのだが、
長襦袢の袖をクリップでつまんで長さ調整すればいいとアドバイスをいただき
(ここまでは私も知っていたのだが)、
「ワイシャツなどを買った時についてくる小さなプラスチックのクリップがいいのよ。
 小さくて外に響かないし、挟んだ跡もつきにくいの」と教えていただく。
なるほど!
以前、紙を挟むためのクリップを使ったことはあるのだが、
布が傷みそうで心配だったのだ。
シャツについてくるクリップなら、布が傷まないようにできているもんね。
そのクリップをちょうど着物の肩口の縫い代の下になるようにして使うと、外に響かず
着付けの後からでも裄が調整できて便利なのだそうだ。これはいいことを伺った。

そしてその方の装いで素敵だったのは、上品な紫色の薄手のショール。
首や袖から冷房の冷気が入ってくるので、夏でも必ず携帯されているそうだ。
その話を聞いた時は「寒がりの方なのかしら?」とも思ったが、
この日の帰りに乗った電車で、汗が冷房で冷え、袖口から冷気が入り込んできて
腕が寒くて我慢できなくなってしまった。
(なんせ2時間も乗っているので…)
襦袢が張りのある綿麻だったので、どうしても袖と腕の間に隙間ができてしまうのだ。
隣に人がいないのをいいことに、袖を腕にぐるぐる巻いて寒さをしのぎながら
(非常にみっともない)、あの女性のショールを思い出していた。
夏に気持ちよく着物を着るために、日傘や扇子に加えて薄手のショールを持っていると
役に立つしスマートだなあ。遠くへ出掛ける時は、特に必要かも。
長く使えるような、上品なショールが一枚欲しくなった。


電車が京都駅に着いても話が尽きず、話をしながら改札を出て、
名前も連絡先も交換しないままお別れした。
お別れが名残惜しい、そしてまたお会いしたいと思える、素敵な出会いだった。
[PR]
by Medalog | 2007-07-28 14:13 | きもの | Comments(8)

夏の京都へ

この半年で着物や帯を買ったり、いただいたり、自分で作ったりして
数が一気に増えたのに袷用の小物の数が足りず、
コーディネイトができなくなってきた。
京都の和装小物店・きねやさんの夏のセールのハガキが届いたので
「夏のうちに袷用の小物を用意しておこうかな」と思っていたところ、
タイミングよくmarchaさんからお誘いをいただき、
京都まで出掛けることになった。

先日知人からいただいて自力で寸法直しをした紗の着物を初めて着ることができて嬉しい。

d0048332_1273141.gif当日は早起きして、前日の練習通りに着付けをする。
黒い着物なので半衿を多めに見せてみようと思っていたのに、着崩れないように意識するとどうしても衿が詰まってしまって半衿がほとんど見えなくなるのが困った。
(帰宅してから再度練習したら、一回目で半衿が綺麗に出せた。不思議。)

長襦袢が綿麻でやや硬めなので、柔らかい紗着物と質感が合わず、
袖がハリボテのように膨らんでしまっているのが悲しい。

あとでこの写真を見たら、前帯が上下逆になっている。
前日に3回も練習したのに気付かないとは…。
(当日は気付いて修正できたので良かった)


梅雨明け前なのに見事な晴天で、暑さを覚悟しながら家を出る。

京都・岡崎のきねやさんでmarchaさん、風子さんと待ち合わせ。
私は一番乗りだったので、事前にメールでお見立てをお願いしておいた
帯揚げと帯締めを見せていただく。

私が持っている秋〜冬の着物や帯は暗めの色のものが多く、
それ自体は気に入っているものばかりなのだが、
小物まで落ち着いた色にしてしまうと全体がくすんで見えてしまうし、かといって
手持ちの明るい色の小物(ピンクなど)を合わせると、なんだか浮いてしまう。
「秋冬らしい深みがありながら、暗く沈み込まない組み合わせがしてみたい」
という希望を着物と帯2セットの写真と共にきねやさんにメールしておいたのだ。

2セットそれぞれに小物を選んでいただくつもりでいたのだが
(両方買えるかどうかは別にして)ありがたいことにまったく色味の違う2本の帯の
どちらにもよく合う帯締め・帯揚げを提案していただいた。
d0048332_16502860.gifd0048332_16504764.gif
持参した帯2本に合わせてみると、キリッと引き締まって秋冬にピッタリの着こなしができそう!
白いラインが入っているので、暗くなりがちな帯回りが明るく引き立つ感じもイメージ通りだ。
大満足の買い物ができて嬉しい! 帯を2本も抱えてやってきた甲斐がありました。
・・・しかし帯を持参するのは重たくて大変だった。事前にメールでお見立てをお願いしてある
のだから、次回からはmarchaさんのように写真にして持っていこう。

その後、風子さんがお見えになる。
初対面でお互いに顔もわからないので、恐る恐る挨拶をしながら
「1月にここでmarchaさん・ミワさんと初めて会った時も、こんな感じだったな〜」
と懐かしく思い出す。
その後marchaさんもお見えになり、「考えてみたら、いつもきねやさんを勝手に
待ち合わせ場所に使わせていただいているね」と話して、笑ってしまう。
(お店の方は「大歓迎です」とおっしゃってくださるが・・・)

d0048332_16511192.gif風子さんは今の季節にぴったりな涼やかな色の帯留めをお選びになる。
marchaさんが選んだ帯締めは凝った組みがとても素敵で、惚れ惚れと見とれてしまう。

自分も気に入ったものを手に入れたばかりなのに、人様のものも全部素敵に見えて…
楽しいんだけれど、困るわ。

例によって、お店の前で記念撮影。
社長にシャッターを押していただく。

暑いのと、marchaさんが午後に別の用事があるということなので、
きねやさんのすぐ近くでランチを食べながら楽しいおしゃべり。
情報交換をしつつ(私は質問してばかりだけど)、「いつか久米島に行きたいね〜」
なんて話で盛り上がる。本当に行けたらいいのだけど・・・。


その後、marchaさんと別れ、私は風子さんに近くの呉服店に案内していただく。
(店名を忘れてしまった)
素敵な織物がたくさん並んでいて、木綿、麻、上布などを次々に見せていただいた。
透き通るように軽やかな上布の数々はため息が出るような美しさで、
「わーすごい」「うわー、これも素敵」と何回口にしたかわからないほど。

シックな細い縦縞の川越唐桟があり、肌触りがとてもよく
(松阪木綿と全然違って滑らか!)
価格も手頃なのでしばらく釘付けになってしまったのだが、今日は小物も買ったし、
各シーズンの着物は一応揃っているし…と悩みに悩んで、結局諦める(泣)。
他の織物と同様、川越唐桟も織元が減ってしまい
今では一軒しかやっていないと聞いた。
数年後に「川越唐桟が欲しい」と思った時に、気に入ったものが買えるのだろうか…。


その店を出て風子さんとも別れ、バスで京都駅へ向かう。
先日NHK「美の壷」という番組で五重塔の鑑賞について取り上げていたので、
時間に余裕もあるから東寺へ行って五重塔を見て来ようと思ったのだが、
暑さと帯2本の重さにあっさり負け、駅の伊勢丹へ向かう。
(田舎暮しの者にとっては、大きな百貨店は立派な観光地なのです)
デパ地下や洋服売り場をうろつき(呉服売り場はほとんど浴衣のみだった)、
非常に満足して帰宅する。


紗着物はとても軽くて、着心地が良かった。
襦袢がやや厚手なこともあり、夏の晴天下の外出は暑かったけれど、袖に風が通るし
腕を布が覆っていて直射日光が当たらないせいか、思ったより快適だった。

今年初の夏着物は、着てみるまでは「どうなることか」と心配ばかりしていたけれど、
着てみたら結構なんとかなったし、次回への課題もわかったので着てみて良かったな。
家でも近所でも、もっとたくさん着物が着たくなった。
・・・そして、風子さんのような素敵な小千谷縮が欲しくなった・・・
[PR]
by Medalog | 2007-07-25 17:39 | きもの | Comments(14)

たまには真面目に

今日は、真面目な(?)用事をふたつ済ませてきた。


午前は運転免許証の更新。
以前、きくちいまさんのエッセイで「運転免許証の写真を着物姿で撮影した」
という話を読み「ちょっと面白いかも?」とも思ったが、毎日着物で過ごしている
きくちさんならではの話で、免許センターに着物で行くのは勇気が要るなあ。
しかも夏だし。

結局今回は、いつも通り洋服姿で行くことにした。
(いつも頭で考えるだけで終わる…)
5年後の更新時に、普段着でも着物を着るようになっていたら挑戦してみようかな。


午後は社会保険事務所へ行って、年金の納付確認をしてきた。
厚生年金と国民年金に交互に加入していた時期があったので心配だったのだが、
納付の入力漏れはなかったようで安心した。
3年ほど前に行った時に比べて、職員さんの態度や説明が
親切・迅速になっていて驚いた。
以前対応してくれた職員さんは笑顔もなく、のんびりした対応だったもんね。
うちは田舎であるせいか、意外にも待ち時間がゼロだったのもラッキー。

将来、年金がいくら貰えるのかはわからないが、毎月きちんと納めている以上は
しっかり貰えるようにしておかないと損ですよね。
これで気分はスッキリ。もうすぐ梅雨が明けたら、もっとスッキリだな〜。
[PR]
by Medalog | 2007-07-18 16:56 | 生活 | Comments(2)

素敵な着物姿

ここしばらく、仕事や台風や暑さを理由に着物を触らない日が続いてしまった。
そんな中、うちのすぐ近所のスーパーで、涼しげな着物姿で買い物している女性を発見!

藍地に白い絣模様の着物(絹?)に、絽の塩瀬(多分)の帯。
小物も白を中心にスッキリまとめていて、髪は緩やかなアップスタイル。
衿合わせや衣紋の抜き方も上品で、涼しげでさりげなく、かっこいい着物姿だった。

こんな近所で着物を着ている方を見たことがなかったので、話しかけたい気もしたけれど
かといって何を話せば良いのかわからない。
私がアワアワしている間に、その方は会計をすませてお店を出て行ってしまった。


ああ、やっぱり夏の着物はいいなあ。
私も暑い暑いと文句ばかり言っていないで、一度でも多く袖を通さなきゃ勿体ないな。
今度あのスーパーへ行く時は、浴衣に半衿をつけて行ってみよう。
[PR]
by Medalog | 2007-07-17 14:29 | きもの | Comments(4)

残念

先週末、久しぶりに夕食を外で食べることになっていたので
「いよいよ夏着物を着る日がやって来たわ〜!」とワクワクしていたのに、
台風4号も来てしまったので着物で出掛けるのは諦めた。

外を歩くのは自宅から自宅の駐車場の間と、店の駐車場から店の入口の間だけなのだが、
強い雨の中、その短い距離のために雨コートを着て、替え足袋を持って
(座敷の店なので)…と考えたら気持ちが負けてしまった。
結局、身軽な洋服で出掛けて、ゆっくりと食事を楽しむことができた。
コーディネイトまで決めていたのでちょっと残念だったが、
また別の機会に着られますように。


今回出掛けたお店は、伊勢市の「若柳」。
伊勢神宮・内宮のおかげ横丁でコロッケやメンチカツを売っている「豚捨」と
同じ経営の店で、伊勢肉(松阪肉より歴史が古いとか)にこだわっている。
個室の座敷(椅子席もあり)で仲居さんがそれぞれの食べるペースに合わせて
焼いてくれる伊勢肉は、溜まり醤油をベースとしたたれをつけて網で焼くだけの
シンプルなものだが、厚みがあるのにやわらかくて旨味たっぷり!
おいしいお肉をお腹いっぱい食べて幸せ〜。

伊勢神宮にお参りして「松阪肉を食べたいけど、松阪に寄る時間はないし…」
という方、伊勢市にも肉の名店はたくさんあるそうなので、
是非探して食べてみてくださいね!
[PR]
by Medalog | 2007-07-16 12:52 | きもの | Comments(0)
夏着物といえばポリ絽とゆかたしか持っていない。
次に夏着物を買うとすれば小千谷縮か、綿紅梅などの高級地ゆかたになるのかなと思っていたところ、なんと紗の小紋をいただくことになった。

d0048332_12562383.gif表地は黒、裏はターコイズブルー(和名では何色だろう?)で、表地にはうっすらと松葉模様が折り込まれている。
室内で見ると真っ黒の着物のようだが、屋外で夏の日射しを受けると白い襦袢を下地にして松葉模様が浮き出てくるのだろうか。

自分の頭にまるでなかった、夏のやわらか着物。
しかも仕付け糸が付いた新品状態。
いきなりの出会いに驚き&喜びながらも迷ったのは、昔の着物の常で、丈も裄も見るからに足りないということだ。

しかし幸いなことに、袖にも身頃にも縫い込みがあるので、それを伸ばせば何とかなるかもしれないと、まずはありがたく頂戴してきたのだった。

帰宅して早速採寸してみると、自分のサイズと比較して着丈は10センチ以上、裄は3cm、そして袖丈は8cmも短い。
試しに羽織ってみたら、着丈は腰紐の位置を調整すればなんとかおはしょりが出せそうだが、袖丈と裄が足りないのはどうしようもない。
以前ゆかたを自己流で寸法直しした結果、ズタズタにしてしまった経験があるので、この着物を自分で直すなんてもってのほかだし。

そこで仕立て直しに出そうと小判屋さんに相談したところ、なぜか「自分で直してみましょう」という話になってしまった。
「買ってきた布を使って手作り帯を作るのは気楽だけど、仕立て上がっている着物をほどいて、寸法を決めて縫い直すというのは、いくらなんでも無謀では?」
「でも、小判屋さんならなんとかしてくれるかも?」
そんな期待と不安を胸に、またまた小判屋さんのお宅へ伺うことになってしまったのだった。

小判屋さんは洋裁はかなりのベテランだが、着物をほどいて寸法直しをした経験はほとんどないそうだ。
でも二部式帯なども縫いながらどんどんマスターしていった方だし、今回も着物をほどきながら縫い方を覚えてしまうのだろうから、大船に乗ったつもりで安心してお任せすることに。
(って、この時点で「自分でお直し」とはほど遠いわけだが)
それに布にハサミを入れるわけじゃないので、どうしても上手く縫えなかったらその時点で仕立て屋さんに出してもいいんだと思うと、着物をほどく勇気もわいてくる。

そしてどんどん着物をほどく。
袖は完全に取り外し、裄と丈をギリギリまで出す。
袂に丸みを出す作業は、小判屋さんが洋裁用のカーブ付きの型紙を使いながらあっという間に仕上げるのを見てうっとりするばかり。
しかし自分でできるところはやらなくちゃ!と、直線縫いは見よう見まねでやってみた。
和服のいいところは、仕上がりにきせが入るので縫い目がほとんど表に見えないところだ。
それに生地が黒地の紗なので、黒い絹糸を使えば針目が表に出てもほとんど見えない。
最初はこわごわ縫っていたが、慣れてくるとだんだん縫うのが楽しくなってくる。


最初は裄と袖丈だけ直すつもりだったのだが、胴の部分にもたっぷり縫い込みがあるので、小判屋さんが「せっかくだから着丈も直しましょう」とおっしゃる。
ああ、だんだん大仕事になっていく…。
覚悟を決めたはずなのに、ちょっとビビってしまう私。
結局、衿も中心部分を残してほとんどをほどいておくみをはずし、胴の縫い込みをのばす。
胴の縫い込みの長さはなぜか前より後ろのほうが長かったので、前後の長さをぴったりに調整するのも厄介な仕事だ。少しでも前後の寸法が違えばおかしなことになってしまう。
これも自分だけでは到底出来ない作業で、軽々とこなした小判屋さんに脱帽。

うまく身頃の丈出しが出来たらおくみを元に戻し、衿を掛け直す。
縫い込みを伸ばすために身頃の脇も結構ほどいているので、脇も元通りに縫い合わせて
袖を付け直さなくてはならない。
肝心な作業は全部小判屋さんにお願いして、自分がやるのは直線縫いだけにしていただき、自宅へ持ち帰ってひたすら運針の日々。
単純な作業なんだけど、縫う距離(?)が長い!
時間を見つけては少しずつ縫い進め、数日後に出来上がったのがこの着物だ。

d0048332_12563764.gifd0048332_12565295.gifまだ着る機会がないので、とりあえず帯を合わせてみることに。
衿は白だと遠目に喪服っぽくなりそうな気がして(黒地の着物を着たことがないのでついつい弱気になる)、まずは色付きのものを合わせてみた。

左は博多八寸帯。夏帯ではないが、通年使用できるということで手に入れたもの。
紗の着物に合わせてしまうと、博多織独特の目の詰まった感じがちょっと暑苦しいような。

右は献上柄のポリ夏帯。透け感が強く軽さがあるのはいいが、素材が「いかにもポリ」かなあ?


…なんて悩みつつも、早くこの着物を着てみたいと思う。
夏の黒地の着物は、昼間に着るものなのだそうだ。
夏の昼に正絹の着物でお出掛け…。ちょっと勇気もいるけど、この夏の間に実現してみるぞ!
[PR]
by Medalog | 2007-07-08 14:32 | きもの | Comments(4)

今日のメダカ

先日、新聞で「メダカ釣り」という記事を見た。

「なんてひどいことをするんだ」とびっくりしたが、
よく読んでみると針に赤虫などの生き餌を長めに付けて、
メダカが針に届かず、傷つくことのないようにして釣るんだとか。

それなら、ちょっと面白いかも。
我が家の水槽でも出来るんじゃないかしら?

…と思ったが、虫が大の苦手である私は、
生きた赤虫を針に付けることが出来そうにない。
生きた赤虫に触れる方、一度試してみてはいかがですか?
[PR]
by Medalog | 2007-07-08 10:49 | メダカ | Comments(2)

博多織の半幅帯

先日しじら織のゆかたを買って、たまに家の中で着ている。
着心地が良くて気に入っているのだが、合わせられる半幅帯があまりない。
半幅帯は以前自作したものを含めて数本持っているが、重た過ぎたりやわらか過ぎたりで
ささっと締められて軽いものが欲しくなってしまった。


d0048332_81526.gifで、博多織のゆかた用半幅帯を購入。

博多半幅帯は、厚手の小袋帯というものを一本持っていたが(写真下)紺色のゆかたと合わせるには色が暗すぎる。
新しく買ったほうは(写真上)ゆかた用とのことで、とても薄くて軽い。

色は「杉色」となっていたが、どちらかというとヤクルトみたいな色だ。
この半端な色が気に入ってしまった。

しかし私の技術が足りないせいか、生地が薄過ぎて
貝の口がキリッと締まってくれないよ〜!
結び目がクタ〜ッとなって体から離れてしまうし、
頼りなくてほどけてしまいそうな感じ。
厚手の博多半幅帯のほうは気持ちいいほどキュッと締まってくれて、
貝の口の形もぴしっと決まるし、ほどけそうな不安もないのに…。

家の中だと椅子に寄りかかることが多いし、
出掛けないのに帯締めを使うのも面倒なので、
結ぶのも楽、着ていても楽な貝の口を上手に締めたいんだけどなあ。

それから厚手の帯のほうは、折りジワができても手のひらでしごくと
シュッと元に戻るのに、今回買った薄手のほうは手でしごいてもシワが戻らない。
毎日アイロンをかけることになりそう。
ひとくちに「博多織」といっても、糸のランクや織りかたなどで
いろいろな種類があるんだな。


博多織の帯を身に着けていると、キュッキュッと絹鳴りがするのがすごく好き。
綺麗に貝の口が締められるように、もっと練習しよう。
[PR]
by Medalog | 2007-07-06 08:20 | きもの | Comments(0)