カテゴリ:きもの( 320 )

大島紬って、滑る!

この春、友人から大島紬の反物をいただき、アンサンブルに仕立てた。
仕立て上がりが単の時期に近かったのと、触ると汚れてしまいそうな気がしてまだ一度も袖を通していなかったが、先日松阪木綿を着たときに、長襦袢を脱ぐ前に大島紬を着てみることにした。
畳紙を開いてみると、濃紺の大島紬がつやつやと美しい輝きを放っている。羽織ってみると「シュルシュル」と絹鳴りのような音がして、つるりとした肌触りと体に程よくフィットする重量感が心地よい。木綿のざっくりした質感も大好きだけれど、やっぱり絹の感触はひと味違うわ♪

せっかくなので、きちんと着付けしてみることにした。自分の寸法に仕立てた着物を着るのは実はこれが初めてなので、着付けしやすいだろうな、今までのようにおはしょりの調整に苦労しなくてもすむだろうな、と楽しみにしながら腰紐を巻いていく。
すると、びっくりしたのは布地が滑ること。腰紐でぎゅっと締めているつもりなのに、着付けが進むうちに裾がどんどんずり下がっていく。伊達締めを締めようとした時には、裾が床に引きずるぐらいまで下がってしまっていた。
え〜、大島紬って、こんなに滑るの!?

下がった裾を無理矢理持ち上げ、とりあえず伊達締めを締めてみる。
…あれ?おはしょりが長くなっちゃう! 自分の寸法にぴったりなはずなのに!?
もしかしたら、私が腰紐を締める位置が他の人より低すぎるのだろうか?私は、腰紐は腰骨のすぐ上で締めている。ウエストで締めても、紐が腰骨まで下がってきてしまうし。(ウエストがくびれていないということか?)
アンダーバストの位置で腰紐を締めてみたら、紐があっという間に腰骨まで下がってきてしまい、裾が床に付いてしまった。そこで腰骨の上とアンダーバストの2カ所で締めたら、なんとか伊達締めまで裾が下がらずに締めることができ、おはしょりの長さもぴったりになった。でもつるつるしているせいで、まだ下がりそうな気がしてどうも落ち着かない。

今までは滑らない木綿の着物ばかり着ていて、ある程度着付けが出来るようになったつもりでいたが、とんでもない勘違いだった。大島紬は私にとっては高級品だから触るのももったいなくてしまい込んでいたけれど、これからは大島紬を使った着付けの練習もしておかないと、いざお出掛けのときに慌てることになりそう。とくにおはしょりの処理は要研究だ。
うわ〜、大島紬、手強いわ〜。
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by Medalog | 2006-09-30 21:13 | きもの | Comments(0)

松阪木綿の着物

9月上旬に、インターネットで仕立て上がりの松阪木綿の単の着物を買った。
現在住んでいる土地の名産の木綿があると知って、いつか仕立ててみようと思っていたのだが、ネットショップで仕立て上がりのものがあることを知り、「すぐに手に入る!」と嬉しくなって飛びついてしまったのだった。
注文した二日後には商品が手元に届いていたのだけれど、単とはいえ厚手なので9月中には着ないだろうと思い、一度軽く羽織ってみただけでそのまま箪笥に仕舞ってあった。


そして今日。
友人と出掛ける約束があり、仕立て上がったばかりの単のぜんまい紬があるので着ていこうと数日前からわくわくしていたのに、当日になってみると重たい曇り空で小雨もぱらついている。
大降りにはならないだろうが、雨の降る日に紬をおろすのはあまりにももったいないので、急遽ぜんまい紬から松阪木綿へと変更することにした。
松阪木綿も今日が初めてだけど、家で洗える気軽さがあるので多少の雨なら全然怖くない。
ぜんまい紬は、今シーズンはもう着られないかもしれないから残念!でも、薄い緑色で初夏の単の時期にぴったりだから、来年の初夏におろして着るのが今から楽しみだ。

さて、当日の朝になって初めて松阪木綿をちゃんと着ることになったわけだ。
この着物は仕立て上がりで、木綿なので若干縮むことを考えてLサイズで仕立ててあるそうだ。私の身長は156cm。一応適応サイズの範囲内だったけれど、実際に着てみると裄も丈もちょっと大きめだった。
そのせいなのか、襦袢の袖が着物の袖の振りから出てきてしまう。単の襦袢は一枚しか持っていないのでどうにも出来ず、袖の内側を安全ピンで留めてごまかす。
あとから思えば、普段着ということで筒袖の半襦袢を着ても良かったのかな?

また身丈の長さはどうしようもないので、腰紐を締めてからおはしょりの余分な長さを持ち上げて伊達締めで固定する。
前回この方法を試した時は、長襦袢の段階から衣紋がうまく抜けなかったために着付けが終わってからおはしょりを引っ張ってしまい、たくし込んでおいたおはしょりがズルッと出てきて大失敗だった。でも今回は、衣紋がうまく抜けたおかげで着崩れを直す動作をせずに済み、この方法でもまったく問題なく過ごせてよかった。やっぱり、長襦袢をきちんと着られれば、そのあとの着付けもスムーズにいくものなんだ、と納得。

d0048332_18385456.gif格闘の末に仕上がったのがこの姿。

半襟は、手芸店のワゴンで売っていた黄土色の豆絞りの布を半襟サイズに切ったもの。中央で縫い目があるけれど、遠目にはわからないみたい。

帯は、先日初めて自作した半幅帯。
帯を締める時点でかなり時間がなくなってきたので、焦りながらヤの字結びにする。
前で結び、「なんとか形になったかな?」とほっとしながら後ろへまわしてみてびっくり!なんと、2枚の布をはぎ合わせた縫い目が、前帯のど真ん中に見えちゃっていたのだ。前結びだったから気づかなかった〜!
一瞬「このままでいいか…?」と思ったが、どう考えてもおかしいので、帯を解いてやり直し。この縫い目、結構厄介かも。
帯締めは、たまたま持っていた一本の色味がピッタリだったので助かった。


d0048332_18391326.gifこの写真は、帰宅して着物を脱ぐ前に撮ったもの。一日経っているので、着付けも自作の帯もしわくちゃだ〜。

前から見るとあまりわからないけれど、後ろから結び目を見ると頼りなくフニャフニャしている。使用した布が結構薄手だったから、中の接着芯は中厚ではなく厚手のものを使った方が良かったようだ。
360cmという長さも、ヤの字結びをするには長過ぎて持て余した。長過ぎる分をたれになる部分の内側に織り込んだら、短くなるし、たれもしっかりして一石二鳥かもしれない。今度やってみよう。


松阪木綿は生地も厚めで色も濃い藍色なので、単と言ってもまだ着るには早いかと思ったけれど、曇り空のおかげでなんとか大丈夫だった(と思う)。でも途中から天気がよくなった時には、みるみる暑くなってしまってちょっと参った。
着物の色も濃くて地味だし、伸びかけの髪をヘアピンを酷使してきっちりアップスタイルにしているしで、軽やかな洋服を着ている友人(しかも年下)の付き添いのばあやにでもなった気分…。この松阪木綿を着る時は、かなり明るい色の半襟を使わないと顔色が悪く見えることがわかった。
でも、楽しい一日だった。この着物はこれからの季節まだまだ使えるから、たくさん着よう。
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by Medalog | 2006-09-25 20:24 | きもの | Comments(2)

半幅帯を自作!

いま半幅帯を2本持っているのだが、一本は浴衣用なのにやたら重いし、
もう一本はふんわりとした厚みのある袷のもので、両方とも単の時期には似合わない。
半幅帯なら自分で作れるだろうから、単の時期に使える軽いものをまず一本作ってみようと思い、インターネットで作り方を調べてみた。

「半幅帯 作り方」で検索すると、自分で半幅帯を作った人のブログやHPがたくさんあった。
作り方は大体同じで、要は接着芯を貼った布を中表にして端を縫い合わせ、最後にひっくり返すだけ。長〜い長方形を縫うだけなので、難しい話ではなさそうだ。

近所の手芸店がバーゲン中なので、さっそく布を物色に行ってみる。
帯を手作りした人たちの話を読むと、帯に使う布はやや厚めで色柄のはっきりしているものが向いているらしいので、条件に合いそうなものを探す。
すると、和テイストの布が集められたコーナーで綺麗な色縞の布を発見し、一目で気に入る。
幅が38cmなので、二つ折りにすれば半幅帯を作るのにちょうどいいサイズなのだが、両面とも同じ柄だとつまらないので、同じ幅の紺×白の縞もようの布を裏面に使うことに。
16cm×360cmの帯を作る予定なので、2枚の布と幅50cmほどの接着芯をそれぞれ200cm購入した。

d0048332_14275456.gif布の色は気に入ったのだけれど、厚みが足りないかな?
縫う前に一度洗濯してアイロンをかけたら、一部が波打ってしまい余計に心配になる。

接着芯は中ぐらいの厚さのもの。
今回初めて使うのだが、「仮接着」という但し書きの意味が分からない。
接着力が弱いのかもしれないが、一種類しかなかったのでそれを購入することに。

d0048332_14281620.gif仕上がりサイズは16cm×360cmだが、布は半分の長さに切って真ん中でつなぎ合わせることになる。
接着芯は帯の仕上がりサイズちょうどの大きさ(の半分の長さを2枚)に、2枚の布は接着芯よりも幅・長さをそれぞれ2cm長くカットする。
(帯の半分の長さの布が各色2枚ずつになる)

d0048332_14282996.gif片方の布に接着芯をアイロンで接着する。
この布は縞模様なので、縞模様をガイドラインにしながら、上下左右に1cmずつ縫い代が余るように接着していく。

d0048332_14284168.gif接着が終わったら、色縞の布と青い布をそれぞれ繋ぎ合わせて、360cmプラス縫い代2cmの長さにする。
青い布の方は縫い目が目立たないが、色縞の方は見事にずれてしまった。
表面はこんな感じ。
d0048332_14285489.gif

ここが見えないように帯結びをするしかないな。

d0048332_142973.gif周りをミシンで縫っていく。
仕上がりサイズは接着芯のサイズになるので、キセを掛けることを考えて接着芯の2mmほど外側を直線でダーッと縫っていく。簡単、簡単。
ここで気をつけるのは、左写真のように角を5mmずつ縫い残すことだそうだ。多分、最後に中表から外表にひっくり返した時に、角を綺麗に出すためだと思う。
また、中心から5cmほど離れた部分に、ひっくり返すための返し口を縫い残す(20cmほど)。

d0048332_14292081.gifひっくり返す前に、接着芯の大きさに合わせて縫い代をアイロンで折っていく。
これをきちんとやれば、ひっくり返した時にキセが出来上がっているのだ。
あれこれやっているうちに接着芯がはがれてきた部分もあったので、全体に丁寧にアイロンをかける。
最後に、返し口から布を引っ張りだして表裏をひっくり返し、返し口を縫い閉じて、キセを出しながらもう一度アイロンをかければ終了。


これが完成した半幅帯です! 所要時間は2時間弱。
d0048332_14293384.gif
縫っている途中は「薄すぎたかな?」と思っていたが、
いざ出来上がってみると思ったよりしっかりしている。
試しに体に巻き付けてみたが、ちゃんと締まってくれるし、ほどいてもあまりシワに
なっていなかった。もちろんシワになったとしても、アイロンをかければ
接着芯もしっかりするから一石二鳥だろう。
とても軽いので、普段使いには扱いやすそうで嬉しい。
中央のつなぎ目も、帯結びに隠れてくれそうだ。


d0048332_14294733.gif手持ちの着物に合わせてみた。
結び目が大きくてバランスが悪くなっちゃったけど…。

紫陽花柄の浴衣に色縞を表にした矢の字結び。
濃い臙脂色の帯締めを合わせる(合うものがこれ一本しかない)
なかなかいいのでは?と、自画自賛。
実際はこの浴衣で外出はしないだろうけれど、そのうち藍色の木綿の着物を買うつもりなので、それにも似合ってくれそう。

d0048332_143043.gifd0048332_14301868.gif紬調のポリエステルきもの。

色縞を表にした矢の字結びと、紺色を表にした貝の口。
どちらもまあまあ合っていると思う。
この着物はシンプルで出番が多いので、これと半幅帯が合ってくれると助かって嬉しいな。


作ってみて思ったこと。
●布は、他の皆さんがおっしゃる通り色柄のはっきりしたものが、映えていいみたい。
厚みはもう少しあっても良かった気がする。
●この布はバーゲンだったので総額3,000円ぐらいで出来たが、1m1,000円以上の布で
作れば、総額5,000円以上になることもある。(ケチ臭い話題で恐縮です)
安い木綿の帯なら似たような価格で買えるので、節約度はまあまあといったところかな?
それより、自分の好きな布で帯が作れるということが重要。
●つなぎ合わせると4mもの長さになり、嵩張るので取り回しが意外と大変。
部屋の隅々まで掃除をしてから縫い始めないと、思わぬところからホコリをくっつけて
きたりするので、要注意!(うちだけか?)
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by Medalog | 2006-09-05 15:57 | きもの | Comments(3)

布を見つけると…

着物の収納スペースを確保するために押入を整理していたら、2枚の布を発掘。
d0048332_13552465.gif
小さい方のチェックのものは、実家でテーブルクロスとして使っていたもの。
大きい花柄のほうは、夫の親戚が結婚祝いに客布団一式を送ってくれた際に、
布団袋替わりに布団をくるんであったもの。どちらも綿素材のようだ。

どちらも使い途がないまま6年以上も押入に眠っていたのだが、最近は布を見ると、
どんなものでも「何かに(着物関係に)使えないかな?」と考えてしまうようになった。
まずは布を洗濯&アイロン掛けしてから、何に使おうかと考える。

チェックのほうは約120cm四方。今の我が家ではテーブルクロスとしての使い途はないし。
思い付いたのは、自宅で着物を着る際の敷物にすること。
うちには和室がないので、今までは着付けの際はベッドの上で着たり(異常に着づらい)、
床を水拭きしてから着たりしていて、友人に
「敷物を一枚用意すれば楽だよ。ちょっと厚みのある布なら何でもいいから。」
とアドバイスされていたのだ。(厚みは、敷物が簡単にめくれない程度のもの)
この布は程よく厚みがあるし、大きさもぴったりだ。 着付け時の敷物に決定!

大きい花柄のほうは、約2m四方。意外に薄い。
最初にこの花柄を見た時には、余りの派手さにびっくりしたものだが、
今では多少派手なほうが使い勝手が良さそうな気もする。
「半幅帯にしたら、この派手な柄が映えていいかも」と思ったが、花柄が大きすぎて
半幅にうまく納まりそうにないし、うそつきの袖にするには、さすがに派手かな?
風呂敷を大・中・小と作れば便利かもしれないけれど、今のところさほど必要でもないし。
結局現時点では使い途が思い付かず、いつか何かに使おうと、目に付きやすい場所に収納。
次の引っ越しで、また布団をくるむことになるかしら?
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by Medalog | 2006-08-30 14:46 | きもの | Comments(1)

浴衣を普段着として着てみた

「浴衣を普段着で着よう!」と決めたので、さっそく実行してみた。


まずは6月に自分で身丈を直したクリーム色の浴衣を着てみるが、襟は詰まって苦しいし
おはしょりはぶくぶくするし、どうしてもきれいに着られない。
自分であれこれいじったから、寸法上は合っていても形が崩れてしまったのだろうか?
そこで、実家から持ってきた紫陽花柄の浴衣に着替えてみると、一回ですんなりと
着ることが出来た。襟もおはしょりもスッキリ。
やっぱり、クリーム色のほうは形が崩れちゃったらしい。
後先考えずにハサミを入れてしまったのがいけなかったのだ。
着心地が悪いのに、無理矢理着るのはつらい。布の色柄は気に入っているので、
家事用のうわっぱりか袋ものにでもリメイクさせようかな…。残念だけど。

今回、初めて伊達締めを使ったが、腰紐だけの時と比べて着付のしやすさに驚いてしまった。
博多織の帯締めはハリがあり、また腰紐に比べて幅があるため、締めたあとのホールド感が
とてもしっかりしている。
これなら胸紐がなくても大丈夫かと、伊達締めを締めたあとに胸紐をはずしてみた。
ひも類は半襦袢に腰紐一本、浴衣に腰紐と伊達締めが一本ずつだけだが、
家の中で着るだけということもあり不安感は全然ない。
伊達締め、すごい。最初から買っていたら、着付がもっと楽だったかもしれない。

浴衣の下には、襟付きの筒袖半襦袢を着る。(浴衣の襟を汚さないように襟付きにした)
半襟は準備していなかったので、カーゼタオルを襦袢に縫い付けずに適当に挟んだだけ。
半幅帯を適当なリボン結びにして(貝の口にしたかったが帯が長過ぎた)、
あっというまに着付け終了。
この夏に数回着たポリ絽の着物に比べると、浴衣は木綿で滑らないせいか、
形が決まりやすく、着付しやすい感じがした。着心地も断然涼しい。


しかし、普段着ているTシャツなどに比べるとやっぱり暑い。
本気で一日中家事をしたら、動きづらいし汗だくになってしまって大変だろう。
暑い時期に家で着るなら、朝のうちに掃除や洗濯を済ませてから着た方がよさそう。
そこまでして無理に着なくても…とも思うけれど、着る回数を重ねるごとに
苦手な衣紋抜きや襟の合わせ方が少しずつわかってくるのが実感できるから、
やる気がある時にやっておけば、いざ外出、という時には必ず役に立つと思う。
仕事や外出の約束がない日に、ちょっとずつ着ていくつもり。


着物を着て、初めての料理をしてみる。
割烹着がないので、大きめのエプロンドレスを着て、袖は帯に挟み込む。
しかし、いざ料理を始めてみると、腕を上に伸ばす動作が意外に多くて、
帯に挟んだ袖がすぐに取れてしまい、イライラしてしまう。
そこで腰紐を使って、初めてのたすきがけに挑戦。
やり方がわからないので、紐を背中でクロスさせるように適当に回してみたら、すぐに出来た。
たすきがけをしたら、手が動かしやすくなって、これはイイ!
どんな動作をしても袖が外れたり邪魔になることはなかった。掃除や洗濯もできそう。

ただ問題は見た目だ。
ただでさえ着物は重ね着なのに、その上にエプロンドレスをかぶって、
さらにたすきがけをすると、ぐるぐる巻きのモコモコになってみっともない。
それに、袖が肘まで引き上げられるので、袖口から半襦袢の筒袖が見えてしまう。
(普通の袖の襦袢なら、着物と一緒にたすきに引っ掛けるから見えないのだろうが)
また木綿の着物だと、たすきがけをすると袖にしわが付いてしまうし。
いくら部屋の中でもあまりにも不格好で、せっかく着物を着ているのにテンションが下がる。

普段から着物で過ごす方たちは、やはり割烹着を愛用されている方が多いようだ。
袖口がゴムで絞られているし、丈の長いものなら袖も裾もすっぽり隠してくれるし。
料理の時って、足元など意外な場所が汚れることがある。
洋服の時はあまり気にしないけれど、着物となると布の面積が大きいし、家で洗える着物と
言っても洋服よりは洗濯も大変なので、出来るだけ汚さないようにしたい。
今度、丈の長い割烹着を買ってこよう。


着物で一日過ごして夜になり、着物を脱いでほっと一息…。
でも、着物は洋服と違って脱いだあとも手間がかかるのがちょっと面倒。
綿素材の洋服なら毎日洗濯してしまうけれど、同じ木綿でも着物は毎日洗えない。
もちろんその気になれば洗えるけれど、狭い我が家では毎日の干す場所を確保するのも
大変だし(袖を広げて干すので結構場所を取る)、生地も傷みが早くなる。
直接肌に着ける襦袢などはこまめに替えても、着物は風を通しながら何回か着なくては。

だから着物を脱いだら、半襦袢は洗濯にまわして、着物・帯・腰紐・伊達締めは
シワにならないように着物用のハンガーにかけ、一日風を通してから片付けることになる。
たまにやるならいいが、普段着なのに毎日こんな手間をかけるのは私にはまだまだ面倒・・・。
和室も鴨居もない我が家では、家で一番背の高い家具である本棚に着物を掛けている。
個室なのでドアを閉めれば見えないけれど、本棚のものを取る時は着物が落ちないように
気を使ってしまうし、鬱陶しい。和室のある家、いいなあ〜。


着物を家で一日着てみて、考えたこと。
その1/
割烹着と、スペア(洗濯用)の襟付き半襦袢が一枚は必要。
その2/
たすきがけ用の紐も、ピンクの腰紐ではなんなので、余り布で一本作った方が良さそう。
料理以外の家事でささっと使うことがありそうなので。
その3/
今持っている半幅帯は、この時期に家で使うには暑苦しく重たすぎるものばかり。長いし。
通年使える博多織の半幅帯を買うか、木綿の半幅帯を作るか。普段用の軽い帯が欲しい。
その4/
浴衣に糊を効かせすぎてしまい着心地が硬かった。
家で着る時は、糊は控えめにするか、糊をしなくてもいいのかな。いろいろやってみよう。

しかし、必要なものが一通り揃うまで、結構出費があるものだなあ。
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by Medalog | 2006-08-24 13:35 | きもの | Comments(4)

てぬぐいと小物


最近買った手ぬぐい3本。

d0048332_14295776.gif一番右は、わかりづらいがワサビの柄。
京都の呉服展示会へ行ったときに、
自由時間がない中、唯一買えたお土産。

真ん中と左は、手芸店で手ぬぐい生地を
1mずつ買ってきたもの。
手ぬぐいとして買うより、すこし安かったかな。


ところで、手ぬぐいというのは、端の始末をせずに切りっぱなしのまま使うものらしいが
洗濯するたびに横糸がほつれてくるのが、とても気になる。
洗濯ネットに入れて洗っても、洗うたびに少しずつほつれてきて糸が絡んだりする。
手ぬぐいを使っている友人に聞くと
「そのまま洗濯しても、それほどほつれてこないよ?」と言うのだけれど…。

そこで、邪道かもしれないけれど、端をかがることにした。
布を折ってしまうと厚みが出てタオルのようになってしまうので、
折らないまま、簡単にかがってみた。

d0048332_1434516.gif
布地と全く同じ色の糸がないので、
近い色のミシン糸でざくざくと適当に縫う。
近くで見ると糸が目立つけれど、
遠目に見ればほとんどわからなさそう。

d0048332_1434241.gif
こちらは、手ぬぐいの横糸を少し抜き取って
布地と全く同じ糸でかがってみた。
色はなじむけれど、ミシン糸より太いので
糸の目立ち具合はさほど変わらないような気もする。

あとは、洗濯をしてもほつれてきませんように。


友人の勤める呉服店で小物を購入。

d0048332_14503279.gif鮮やかな色の博多織の伊達締め(下)ときものベルト。

伊達締めは今まで持っておらず、これが最初の一枚。
もっと柔らかい色を選ぼうとしたら、店長さんが
「使っているうちに汚れてきて、薄い色だと汚れが目立ってしまうから最初の一枚は濃い色の方がいい。」とアドバイスしてくれたので、赤にしてみた。
きものベルトは、周りの人がみな「腰紐代わりに使っている」というので、試しに一本買って見ることにした。

d0048332_1503221.gif「こんなものがあればいいのに」と思っていた、
帯締めの房カバー。
やっぱり売っていた。
強く丸まっているので、指で広げて帯締めに巻き付けて房へスライドさせれば、苦労なく房の形が整えられる。これは便利。
こういうグッズはもともと好きなので、帰宅してすぐに全ての帯締めに付けた(といっても、6本しかない)。
美しく整った房を眺めて、しばし満足。

せっかく買った伊達締めやきものベルトを早く試してみたいけれど、
この時期は着付けの練習をするのにも気合いが必要だ。
着付けをする前にシャワーを浴びて汗を落とし、着付けをする部屋をクーラーで
しっかり冷やしてからでないと、着ているだけで汗だくになってしまうので。
でも、もう一度ぐらい、夏の着物で外出したいから、着付けの練習もしなくちゃなぁ。
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by Medalog | 2006-08-05 15:13 | きもの | Comments(2)

一重太鼓のコツ!?

ここしばらく着付の練習をサボっていたが、夏用キモノも一通り揃ったことだし(洗えるキモノだけど)、機会があればどんどん着たいので、毎日少しずつ練習をすることにした。
今日はあまり体調がよくないので、洋服のまま帯結びだけ練習することに。

袋名古屋帯を一重太鼓に結びたいのだが、久しぶりなので、すっかり忘れてしまっていることに気付いて焦る。
さらに問題なのは、前結びがしづらいことだ。
今までは前結び用の滑りのよい帯板を使っていたので、前で結んでから後ろへ回すときにスルッと簡単に回ってくれたのだが、この時期は夏用のメッシュの帯板を使うので、滑りが悪く、うまく回らないのだ。
半幅帯ならまだしも名古屋帯のお太鼓だと帯揚げや帯枕、帯〆のどれかひとつでも引っ掛かると形が崩れてしまう。

そこで、思い切って最初から後ろでお太鼓を作ることにした。
本を見ながらの初挑戦だが、手順は前結びのときと変わらないので、意外にスムーズに進んでいく。
後ろ手で作業していると、普段使わない腕の筋肉を使うので手がつりそうになるが、前結びの時も帯枕や帯〆の仮結びを後ろ手でするのが辛かったので、大変さはさほど変わらないように感じる。
なにより、最後にぐるっと回さない分、一度キッチリ形を決めれば崩れる心配がなく、慣れれば前結びよりも早く確実にできそう。
私が持っている夏帯は、お太鼓の柄合わせの必要がない博多献上柄(多分)なので、お太鼓とたれの長さだけを考えればいいのも楽ちんだ。

一回目が完成。早速後ろ姿を鏡に映してみる。
Tシャツにデニムのスカート、腹には名古屋帯という間抜けな姿が映るが気にしない!
出来栄えはまあまあかな?
しかし前結びの時からの悩みがここでも再発。
お太鼓が膨らんでしまい、中がぽっかり空いてしまうのだ。
これではみっともなくて外は歩けない。

そこで本を見ながら試行錯誤した結果、今まで気付かなかったお太鼓が膨らまない秘訣を発見!
ただの常識かもしれないし、逆におかしなことかもしれないけれど、発見して嬉しいので書いちゃいます。

まず一つ目は、お太鼓を形作るときに、お太鼓の下の線を腰紐で仮結びすること。
きつめに仮結びしてから、お太鼓の中の余ったたれとたれ先をきっちり形作ると、お太鼓がシャープな形に作れる。

二つ目は、て先を少し長めにとっておいて、最後にお太鼓に差し込んだあと両端を中へ折り込むこと。
これで余ったたれを包み込むので、よりしっかりホールドできる気がする。

そして三つ目は、きっと常識だろうが、帯〆を後ろ(お太鼓の中)のやや下の方で絞めることだった。
そうすればお太鼓の下側が膨らむのを押さえ込むことができる。

この全てが終わってから仮締めしていた腰紐をはずすと、びっくりするほど形の良い一重太鼓ができた。
膨らまずにしっかり締まっているので、見栄えの良さは勿論、椅子に寄り掛かってもお太鼓の形が崩れにくいようだ。
これは、電車や車での長時間の移動の時には本当に助かることである。
お太鼓の形が崩れないように背もたれに寄りかからない人もいるくらいだから…。

着付は回数を重ねることがなによりの上達法だと聞く。
着付教室に行かずに着物を着たい私。これからも、一日一回は着付の練習しようと決めた。
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by Medalog | 2006-06-26 15:14 | きもの | Comments(2)

ビーズの帯留めを自作

先日ビースの半襟を見た時に作ってみたくなったビーズの帯留めを、早速作ってみた。

d0048332_11413984.gif作り方は、指輪のリング部分を短くしてテグスで編んだだけ。
(帯留め用の金具が近所の手芸店になかったので)
着物と帯締めの青、帯の黄色に合う色のビーズを選んでみたつもりだけれど、どうでしょうか。

しかし、着物同様ビーズも初心者なので、なかなか思う通りにはできなかった。
左右対称のはずがなんだか非対称だし、
いくらリング部分を小さくしても、やはり重みで少し垂れ下がってしまうし、
楕円形にしたかったのに、なぜかハート型になってしまうし。

一度はこれでもいいか、と諦めたものの、せっかく奮発してスワロフスキーを使ったのに
この仕上がりではもったいないと思い返して、テグスを切ってほどいて作り直すことに。
(こうやって何度もやり直しできるのがビーズの良いところ!)

d0048332_11415623.gifこの形が、本当に作りたかった楕円型です。
1回目の時は片方だけビーズの数が足りなかったり、テグスの通し方を間違ったせいで、ハート形のようになってしまったらしい。

裏面の指輪のリング部分の長さも、一度失敗したおかげでちょうど良いサイズがわかり、
最初に作った時のように重みでお辞儀をしてしまうこともなくなった。
(まだまだ改良の余地はあるけれど)

これは夏用だけれど、ビーズの素材やデザインを変えれば秋〜冬用もいろいろ作れそう。
安上がりな楽しみがひとつ増えたかな。
d0048332_1142910.gif
<材料覚え書き>
スワロフスキー(5000) 4mm・モンタナ
スワロフスキー(5000) 4mm・トパーズ
マミー グラスビーズ 丸小 col.183
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by Medalog | 2006-05-25 11:52 | きもの | Comments(2)

<きもの>ビーズの半襟

着物を着た年配の女性と少しお話しする機会があった。
その方の半襟がキラッと光っているのでよく見たら、
なんと透明のビーズが一面に縫い付けてある!

ビーズを半襟に使うなんて知らなかったのでびっくり。
白い半襟に透明のビーズなので、遠目には普通の白い半襟に見える。
グレーの単衣のお召に白い帯(詳しくはわからず)、ビーズの半襟の組み合わせは
おしゃれで涼しげでとても素敵。

帰宅したあとインターネットで調べてみたら、たくさん売っていて一般的なものなのね。
無知な自分・・・。
半襟一面にビーズが縫い付けてあるものは、私のポリエステルの着物よりも高くて
今のところ手が出ないなぁ。
でも自分で半襟とビーズを買ってきてポイント的にビーズを縫い付けることはできそう。
大きめのビーズで帯留めを作って、半襟とセットで付けてもいいかも。
先日買った夏用の青い着物に合わせて、自作してみようかな。
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by Medalog | 2006-05-22 09:52 | きもの | Comments(2)

<きもの>初! 夏のキモノ

友人が勤める呉服チェーン店を覗いてきた。
これからの時期に着られるお手軽な合繊着物が欲しいものの、
6・9月の単衣なのか、それとも7・8月の絽や紗の着物なのか?
着る目的もなくただ欲しいだけなので、何を買うべきなのか見当がつかないまま出かける。

お店には合繊の夏物は品揃えが薄く、反物も仕立て上がりもピンと来るものがなかった。
店頭のマネキンに着せてある着物が気になり、着せてもらうことに。

d0048332_18505886.gif紺色の濃淡で斜めに模様が入った、スッキリとしたポリエステルの駒絽(というらしい)。
帯は、マネキンには白地に紺の模様が入った半幅帯が着せられていて素敵だったのに、私が合わせるとなぜか顔色が映えず。
そこで店長さんが持ってきてくれたのが、この白と黄のリバーシブルの帯。
自分ではとても選ばないような明るい色でびっくりしたけれど、合わせてみると顔がぱっと明るくなるし、着物とも意外にしっくり合ったのでさらにびっくり。
帯締めは細〜い丸組のもの。525円。安っ!
着物は仕立て上がり。サイズもほぼぴったりで着心地も良かったので、とうとう初の夏キモノを買ってしまいました!

襦袢は、夏用の二部式のものも売っていたけれど、生地がやや厚めで暑そうだったので、
店員さんの勧めもあり、涼しそうな合繊のみだれ絽?で仕立てていただくことに。
半襟や色足袋、草履も夏物のかわいいものが欲しかったけれど、
これは好みのものがなく断念。

この着物の駒絽は合繊で透け感が少なく、お店の方達は6月から8月まで着れると
おっしゃっていたけれど、6月から着てもいいのかな? きっといいんだろうな。
(どのみち襦袢が出来上がるのが6月中旬なのでそれまでは着れないけど)
それまでに夏用の半襟や色足袋も揃えて、どこかに着ていくのが楽しみだ。

・・・どこかって、どこに着ていこう???
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by Medalog | 2006-05-19 18:50 | きもの | Comments(2)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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