カテゴリ:旅行・食べ歩き( 36 )

下を向いて歩こう

紅葉が散りかけなら、それなりの楽しみがある。
上(木)だけじゃなくて、下(地面)を向いて歩いてみよう。

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肉眼で見ると、もっともっときれいだったんだけど…
力不足でこれ以上表現できなくて残念。
この日は落ち葉も湿っていたけれど、晴れた日だったらもっときれいだったかも。




この日食べた美味しいもの、その1。

永観堂のすぐ北にある「日の出うどん」。
11時の開店とほぼ同時に入店したのだが、この時間から客がどんどんやって来て20分後には満席になったのでびっくり。並んで待つ人も…

ここはカレーうどんが有名らしいが、カレーうどんだけでも肉入り、鳥入り、わかめ入りなど具の種類が多く、さらに辛さも選べるというこだわりよう。
私は普通の辛さを選んだが、一つ上の中辛を頼んだ人のどんぶりを見たら普通よりも汁が少し赤い。男の人だったのに汁を残していたので、もしかしたら結構辛いのかも?
麺は柔らかめで、汁としっかり絡まって美味しかった。



この日食べた美味しいもの、その2。

平安神宮のすぐ西にあるスフレ専門店「六盛茶庭」。
実は以前にも行こうとしたのに、なんと雑誌の地図情報が間違っていたようでどうしてもたどり着けなかった。とうとうリベンジ(?)が果たせて嬉しい。

ここは焼きたてスフレが味わえる、人気のお店だ。
スフレの種類は豊富で季節限定品もあるようだが、初めてなのでまずはバニラを注文。
注文してから焼き始めるので、20分ほど待つと、運ばれて来たのは理想的に膨らんでこんがりと焼き目を付けたふわふわスフレ。
きゃ〜〜〜、見ただけで美味しそう。
これまた美味しそうなソースをかけて、冷めないうちにパクパクといただく。
口に入れるとバニラと卵の香りがふんわり広がって、幸せを味にしたらこんな感じかな?なんて柄にもないことを思ってしまう。
いろいろな味があるようなので、また行って味わってみたいな。



紅葉と美味しいもの2つ。両方満喫できて、楽しい一日だった。
そして、翌日の今日は足が筋肉痛…
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by Medalog | 2008-11-29 10:58 | 旅行・食べ歩き | Comments(4)

洛東の紅葉

天気があまりよくない中、京都に紅葉を見に行ってきた。

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どこかの公園のようですが実はここ、洛東・南禅寺の境内なのだ。
明治21年に建築された水路で、上を琵琶湖疎水の支流が流れているそうだ。
きれいだけれど、お寺の中だと思うとなんだか不思議な眺め…


d0048332_217592.gif南禅寺境内と、周辺の紅葉をいくつか。

紅葉も終わりかけという感じだった。
それに、降雨はないもののほとんど曇っていたので、せっかくの紅葉もややくすんで見えてしまったかな。

あと数日早かったら、そして日が射していたら…どれだけ美しい眺めだったことだろう。
また機会があれば、完璧なタイミング&天候を狙って来てみたい。d0048332_2181567.gifd0048332_2182966.gif


続いて、南禅寺のお隣にある永観堂へ。

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お寺の入口にある白壁に、紅葉が貼られている。
水でくっつけてあるだけのようだが、誰が貼ったんだろう。観光客かな?

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境内の写真はうまく撮れなかった…

永観堂は夕方からのライトアップも有名らしい。
夜桜は見たことがあるけれど紅葉ライトアップはまだないので、これも機会があったら是非見てみたいな。


ここで昼食。
昼食後は街のほうへ戻ろうと思っていたが、ふと案内板を見ると哲学の道を通って、銀閣寺まで30分程度で歩けるらしい。
哲学の道も初めてなので、急遽銀閣寺まで足を伸ばすことにした。

d0048332_21371515.gif哲学の道は、とても素敵な道だった。

写真は何枚も撮ったのだけど、帰宅してパソコンで見てみたら色がきれいに出ていなくて残念。

紅葉は散り際とはいえきれいだったし、なんと言っても琵琶湖疎水の流れと周辺の木々や建物の調和がいい。
車があまり通らない静かな中で、水の流れがさらさらと聞こえて…

着物姿の若い女性を数人見かけたが、皆さんとても絵になっていて素敵だった。
自前かな?レンタルかな?可愛い小紋を上手に着こなしていたなあ。

天気予報が雨だったので私は洋服だったけれど、この道は一度は着物でのんびり散歩してみたい。
(南禅寺や銀閣寺などの境内は起伏が激しいので、お寺をくまなく見学するには洋服&スニーカーの方が向いていると思うが)


のんびり歩いていると、いきなり周囲が騒がしくなる。
大きな駐車場に観光バスが十数台並び、そこから人がたくさん歩いてくるので、後についていくと自動的に銀閣寺へ着いていた。
すると、なんと!現在は銀閣寺の修復中で、覆いが掛かっていて見られないって!
急に思い立って行くことにしたので、銀閣寺は何も下調べしていなかったのだ。

今日は紅葉が目当てだから銀閣寺が見られなくてもいいか…と諦めて入る。

すると、境内はさほど広くないが、紅葉の状態はこの銀閣寺が一番良かったかも?
コンパクトである分、どのポイントも眺めが良かった。
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d0048332_2215829.gif修復中の銀閣寺。
屋根をふき替えているそうだ。
d0048332_2214217.gif展望所から見下ろした銀閣寺。
本当はもっと紅葉がきれいだったのに、うまく色が出なくて残念。

ここから見える遠くの町並みと山の紅葉も、とてもきれいだった。

朝に地下鉄蹴上駅を下車してから、南禅寺〜永観堂〜(食事)〜銀閣寺と、ここまでずっと歩いて来たが、ここで初めてバスに乗る。
行き先は、バス停にして4〜5つ先の平安神宮。
平安神宮の近くはなんどもうろついているのに、一度もお参りをしたことがないので、この機会にお参りさせていただくことにしたのだ。


境内が広いせいもあるだろうが、ここが今日行った中で一番空いていた。
お参りをすませた後、拝観料を払って神苑へ入ってみる。
入口から公園の中程までは、どうやら桜の時期をピークに考えてあるらしく、この時期は葉も落ちた裸の桜の木ばかりで寒々しい。

紅葉も所々あるにはあるが、南禅寺など紅葉の名所を見て回った後なので、正直なところ物足りないかな…
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ただ後半になって大きな池が出てくると、池と貴賓館(写真)や橋殿のロケーションが素晴らしく、紅葉も増えてきて十分楽しめた。

全体的に平坦なので、着物で来るには向いているかもね。桜〜初夏の頃がよさそうだ。


昼食の時間を入れて4時間弱(10時〜14時)で、これだけの場所を回ることができた。
今回はなんとなく土地勘のある洛東を回ってみたが、これから少しずつ行動範囲を広げてみたいな。
「京都に行くなら着物で!」と考えてしまうと、どうしても天気や行き先に縛られてしまうので、着物の日と洋服の日をうまく分けながら京都中を見てみたい。
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by Medalog | 2008-11-28 22:43 | 旅行・食べ歩き | Comments(4)

牡蠣

これからの季節、週末になると夫婦でどちらともなく言い出す言葉がある。
「牡蠣、食べに行こうか」
そして鳥羽〜志摩方面にドライブに出掛ける。

行き先はレストランや料亭などではなく、牡蠣養殖場の直売店だ。
道路沿いで盛大に牡蠣を焼いていて、予約などしなくても1つ100円で食べられる。
(生牡蠣もある)

d0048332_10225733.gif秋〜春先だけの営業なので、寒くなってくるのが待ち遠しく、
「もう営業してるかな」
「久しぶりに食べたいね」
「行ってみようか!」
ということで、ついつい足が向いてしまうのである。

そして、春先になると
「最後にもう一度食べに行こうよ!」
と言いながら、またまた向かってしまう。
食いしんぼ夫婦なのだ。
味付けは一切なし!
焼きたての熱々を爪楊枝に差して食べるだけ。
これが、香ばしくてジューシーで最高に美味しい。殻に残った汁まで飲んじゃう。

お客さんも、鳥羽に来た記念に一人1つずつ食べて帰る人から
一人で10個も食べる人まで様々だが、みんな満足そう。
人気があるので10〜20分ほど待つのが普通だけど、みんなニコニコして待っている。
美味しいものを食べるって、幸せなことだなあ。

ちなみに我が家の場合は、夫が3つ・私が2つを軽く食べて、
その後に志摩・鳥羽・伊勢エリアでもう一軒立ち寄って、お腹を満たすのが定番。
家に帰ったら風呂に入って寝るだけ!という、幸せな一日なのだ。

今シーズンは、あと何回食べに行けるかな〜?
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by Medalog | 2007-11-25 10:57 | 旅行・食べ歩き | Comments(2)

東寺で五重塔を鑑賞

先日着物を着て出掛けたのは、京都。
先週、名古屋の百貨店の着物バーゲンを覗くつもりで着物を準備していたのに
風邪で動けず、回復後に「たまにはどこかに行きたいなあ〜」と
あれこれ検索していたら、京都伊勢丹で大呉服市が開催中なのを発見。
風邪が治り元気になった勢いで、一人で京都まで行ってしまったのだ。


呉服の催しに着物を着て行ったら、あれこれ話しかけられたりセールスが激しいかな?
と心配していたのだが、意外にも販売員はだ〜れも話しかけてこない。
私の着物姿を見て「こいつは何も買わないな」と見抜かれたのだろうか?
実際、足袋一足と伊達締め一本しか買わなかったのだけど。
でも着物や帯をたくさん見ることができて楽しかった。


会計が終わったとき、ちょうど装道の着装教室が始まったので見ることにした。
正装用の着付けということで、モデルさんが鏡も見ずにてきぱきと着付けを進めていき、
出来上がった黒留袖姿は、そのままきもの雑誌に出られそうなほど美しい。
でも細いモデルさんだったので、和装ブラの下にタオルを入れ、
ウエストにもバスタオル、襦袢は装道の身頃が汗取りになっている美容ランジェリー
(これは便利そうだと思った)で、鎖骨の下とみぞおちには補正パッドが入り、
もちろん腰パッドも巻いている。
おまけにクリップ付きのきものベルトを2本も…。
モデルさんは簡単そうに使っているけれど、どんなに着姿が美しくても、
普段のお出掛けにこれだけきっちりした着付けは出来ないわ。

でも、今ひとつ使い方がわからなかった美容衿や美容ランジェリー(小衿芯の使い方)
が理解できたのはよかった。
それから、みぞおちに補正を入れるのは良さそうだ。
前帯を前下がりに締めやすくなるし、バストより帯が前に出てくれるので、
体がきれいな筒型になりスッキリして見える。
(下腹が出てきた中年女性にはお薦めの補正らしい…悲しいけれど当てはまる…)
今はお太鼓のたれが跳ねないように腰の後ろだけハンドタオルを入れているのだが、
今度着物を着る時には、みぞおちにもおしぼりタオルを入れてみよう。


大呉服市を堪能し、もうひとつの目的地・東寺へ向かう。
以前、NHK「美の壷」で「五重塔の鑑賞」を取り上げていて興味があったのだ。
五重塔の逓減率(一番下の層に比べて一番上の層がどれだけ狭くなるかという割合)
はそれぞれ異なるそうで、塔のプロポーションを楽しむのも鑑賞方法のひとつだとか。

<以下3行は東寺HPより引用>
和様でつくられた「五重塔」(江戸時代初期/国宝・世界遺産)は、高さ約55mと日本一を誇り、法隆寺五重塔(約31.5m)の約1.75倍もの高さ。法隆寺と比較すると逓減率が少なく、頭でっかちに見えるのが特徴。


法隆寺五重塔の逓減率は0.5。五層(一番上)の幅が初層(一番下)のちょうど半分で
どっしりとした安定感があるのだそうだ。
東寺の五重塔はの具体的な逓減率は見つからなかったが、東寺HPの言葉を借りれば
頭でっかち…逆に言えばスリムということだろうか。

d0048332_14194310.gif新幹線や近鉄電車に乗っている時にも見える東寺の五重塔。
遠くから見ると、とてもスマートに見える。

d0048332_1420060.gifしかし真下から見上げると、なかなかの迫力。
五重塔としては日本一の高さということで、素人のカメラには納まりきらないスケールだ。

ちなみにこの五重塔は826年に弘法大師により創建着手されて以来4度に渡り焼失し、現在の塔は1644年徳川家光により再興されたものだそう。
<以下3行はNHK・美の壷のHPより引用>
理想的なプロポーションを持つと言われるのが、京都・醍醐寺(だいごじ)の五重塔です。
逓減率は、0.61。
この逓減率は、安定感がありながら、高さも感じさせる、バランスのよい数値です。

東寺の五重塔の記憶が薄らぐ前に、法隆寺や醍醐寺の五重塔を鑑賞に行ってみたいなあ。

東寺ではタイミングよく宝物館特別公開の期間中だったので、そちらも拝見してきた。
観音院では、宮本武蔵が描いたという「鷲の図」を解説付きで鑑賞。大小の庭も美しい。
ここでは写経を受け付けているそうで、未経験なのでちょっと興味あり。
一度は挑戦してみたいものだが、時間もないので素通り。

一通り鑑賞し終わると、京都駅から東寺まで歩いてきたせいか、はたまた玉砂利に下駄で
足を取られてしまったせいか、すっかり足が重たくなってしまった。
「帰りは近鉄の東寺駅(京都駅まで一駅)から帰ろうかな…」と迷っていると、
東寺の隣にある洛南高校付属中の生徒がどっと出てきて、ぞろぞろと歩き出す。
波に飲まれるように同じ方向へ歩いてしまい、結局京都駅まで歩いて戻ってしまった。
着物に下駄で片道20分ぐらいかな?
平坦な道だけど、狭い歩道を学生たちに押されながら早足で歩いたので疲れた…。

着物で出掛けるときは仲間がいたら一番楽しいけれど、今回のように
ぶらぶら散歩する時は自分のペースで歩ける一人ぼっちのお出掛けも楽しい。
でも着物じゃないほうが歩くのは楽なんだよね。
次の京都散歩は着物で行くか、洋服で行くか、どうしよう!?
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by Medalog | 2007-10-23 15:08 | 旅行・食べ歩き | Comments(4)

高松へ

お盆休みはいつもなら関東の実家へ帰省するのだが、今年は夫婦で仕事が入ってしまい、
離れた実家へ往復する日数が取れないので帰省は諦めた。
しかし近場へ1泊で旅行する時間は取れたので、どこへ行こうかと相談したところ
うどん好きな夫が「讃岐うどん食べたい」と言うので、四国へ出掛けることになった。

この旅行を思い付いたのが休みの2日前。
こんな直近に、しかもお盆休みに宿が取れるかな〜と心配だったが、ネット検索したら
いくつか空きが見つかり、いいホテルを押さえることができた。

さて当日。
旅行はいつも通り食べ歩きがメインで、かなり遠くまで回ったのだが、今回はきものの話。
讃岐うどんと言えば香川県高松市周辺。このエリアで3軒のうどん屋さんを回ったのだが、
私が夫にわがままを言ってうどん屋さん以外に立ち寄った店が2軒。

履き物の黒田商店さんと、馬場呉服店(ネットショップ・kimono gallery 晏)さんである。
嬉しいよ〜!

黒田商店さんの下駄は数ヶ月前に歌舞伎座で購入したばかりだし、
kimono gallery 晏の木綿の着物はとても興味があるけれど、今すぐ欲しいわけではない。
だけど、すぐ近所まで行くのにこの2軒を素通りするのはあまりにももったいない!



まずは黒田商店。
ガラス戸を開けて中に入ると、そこに並ぶのはあの素敵な草履や下駄の台、そして鼻緒の数々。
うは〜〜〜、幸せ。
店内には歌舞伎座でお会いしたご主人と奥様がいらしたが、それぞれ接客中だったので
一人で勝手に店内を見させていただく。

特に鼻緒は相変わらずの素晴らしい品揃え。歌舞伎座で拝見したときは時間制限があって
焦ってしまったので、今回はじっくり拝見してきた。
どれもこれもが本当に素敵で、いくらでも欲しくなってしまう。
半衿とか手ぬぐいのように鼻緒もたくさんコレクションして、その日の気分で使い分けられたら
いいのにな〜。

その後、奥様が相手をしてくださった。
歌舞伎座で下駄を購入したことを話し、そのとき見かけた保多織の足袋が見たいと
お願いして見せていただいた。

保多織はワッフル地のようなしっかりした生地(厚みは数種類あり、足袋は一番厚手を使用)で、夏は涼しく冬は暖かいと聞いたことがある。
暖かい足袋といえばネル地のものを一足持っているが、素材感からすると冬しか履けない
感じなので、履けるシーズンが長そうな保多織の足袋に興味があったのだ。
サンプルを履いてみると、しっかりした作りと気持ちよい履き心地で普段用にとても良さそう。
5枚コハゼなのも私好み。(4枚コハゼだと、なぜかコハゼがはずれてしまうので)
裏地は晒とネルがあるのだが、通年履くなら晒地のほうが良さそう。
色も白やベージュ、グレーなど数種類あったが、自分の袷の着物に似合うのはグレーかな?

d0048332_16285633.gif…というわけで、一足購入してしまいました。

足袋としては高価なものだと思うが、奥様の話によると丈夫で長持ちするし、洗濯機で普通に洗濯して、干す時に手で伸ばしておけばそのまま履ける手軽さも魅力だそう。

また長く使える故に、洗濯を重ねると色がだんだん薄くなってくるので、その色の変化も楽しんでくださいね、とのこと。なるほど〜。


奥様が商品を包んでくださる間、ご主人が話し相手になってくださった。
歌舞伎座で買い物する時の時間制限は、前回(6月)の後半からなくなったのだそうだ。
(黒田商店さんでの買い物に限り。歌舞伎座の商品については変更なしだとか)
やはり、時間制限があるということで歌舞伎座での買い物を諦める方も多かったそうで、
次回以降も時間制限はないとのこと。これはいいことですね!

図々しくお茶までいただき、さらに図々しく馬場呉服店さんの場所を聞いたところ
奥様が電話で営業しているかどうか確認してくださった。
いろいろありがとうございました。


その足で、ほど近い馬場呉服店さんへ。
馬場呉服店さんにネットショップ・kimono gallery 晏の商品が置いてあるということなので、
モニターではわからない手触りを確かめさせていただこうという、これまた図々しい魂胆なのだ。

お店では、急な来訪にも温かく出迎えていただいた。
「いろいろな木綿の反物を拝見したい」とお願いして、川越唐桟、伊勢木綿、片貝木綿、そして保多織などいろいろなものを触らせていただいた。
川越唐桟はつるっとしたきめの細かい手触り。片貝木綿はやや厚めでざっくりした感じ。
伊勢木綿はその中間ぐらい? (それぞれの木綿にも各種あるので一概には言えないが)

そして保多織。糸の太さや折り方が違う4種類を見せていただいた。
一番厚手のものは、足袋や作務衣などに適していて、きものには薦めないそうだ。
薄地のものは柔らかくて手触りも良く、着物はもちろん襦袢などに仕立てる方もいるそうだ。
(裏地のない木綿着物と木綿襦袢を合わせると滑りが悪いという人もいるそうだが)
同じ保多織でも、糸の太さによって手触りが随分違うことを実感した。

また、布の切れ端などの色見本を持って行けば、好きな色に染めることもできるのだとか。
いろいろなことに挑戦しているお店の熱意をしっかり感じることができた。
たくさん商品を出していただいたのに、旅の途中で急いでいるため
慌ただしく帰ってしまったのが申し訳なく、残念。

今回いろいろな反物を触らせていただいたので、次に木綿着物を買う時はこちらのショップで
買えたらいいなと思っている。
10月に東京で展示会を開催されるそうだ。行きたいけど遠いなあ〜。



というわけで、数日前には予想もしていなかった両店への訪問。
慌ただしかったけれど、楽しくワクワクした。
しかしできることならば、着物好きの方と一緒に伺えたらどれだけ楽しいかと思う。
いつか機会があればまた行きたいので、どなたかご一緒してくださいね!



そういえば、黒田商店さんで買い物をしている時に、小さなお嬢さんを連れたお母さんが
「この子の浴衣に合わせる下駄が欲しいんですけど〜」と言って来店していた。
近所にこんな素敵な履き物屋さんがある生活、羨ましいなあ。
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by Medalog | 2007-08-17 00:00 | 旅行・食べ歩き | Comments(12)

かき氷

d0048332_1148069.gifお伊勢さんの夏の名物・赤福氷(奥)と甘夏氷。

赤福氷の中にはちゃんと餡と餅が隠れていて、赤福餅の上品な甘さとやわらかさが氷の中でも再現されている。
そして甘夏氷は、甘夏の果肉が入ったシロップがとても美味しい!大人でも満足できる味だと思う。

毎年、夏になると一度は食べたくなるかき氷だ。

伊勢神宮の参道で、浴衣姿の若い男女を数人見かけた。
女性は藍色、男性はグレー系の浴衣に、女性の半幅帯はキリッと文庫に結んであって
シンプルにまとめていたのが、涼しげでとてもよかった。
周りの人たちもついつい見とれてしまうような爽やかさ。

若い人の浴衣姿は、やっぱりいいねえ。目の保養をさせていただいたわ。
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by Medalog | 2007-08-08 12:01 | 旅行・食べ歩き | Comments(8)

奈良〜京都巡り(日帰り)

週末、友人たちと4人で奈良へ遊びにいってきた。

三重県中部から奈良市内までは、名阪国道の混雑がなければ車で2時間弱。結構近いのだ。
奈良によく遊びにいく友人が、東大寺と奈良公園を散策してから奈良ホテルでランチかお茶をしよう、というプランをたててくれた。
「曇りのち雨」という天気予報だったが4人の都合がこの日しか合わないので、雨天決行になった。本当なら着物で行きたいところだが、天気も悪いしたくさん歩きそうなので諦めて洋服にした。

この日は道路が混雑することもなく、午前10時過ぎには奈良公園に到着。
曇り空の中、まずは奈良公園で鹿にせんべいをやることに。
不思議なもので、鹿たちはせんべいを売る人にはあまり近づかないのに、客がせんべいを買った瞬間からせんべいを目掛けて突進してくる。
せんべいを留めてある紙の帯を取ろうとする間もなく、10頭ほどの鹿に取り囲まれ、足は踏まれるし、腰やお尻にガンガン頭突きはされるし、さんざんな目に合った。
着物を着ていなくて本当に良かった。皆様、着物で奈良公園にお出掛けの際は、鹿せんべいを買ってはいけません。

追ってくる鹿たちから逃れ、次は東大寺へ。
東大寺は大仏はもちろん、建物自体も優美で美しく、どれだけ眺めていても飽きることがない。いくらでも見つめていたいところだが、天候も崩れてきたし、法華堂・二月堂を巡ってほどほどに引き上げる。

昼食は、東大寺のすぐ近くにある釜飯の店「志津香」へ。ちょうど昼時で混雑していたが、出てきた釜飯はもちもちしたご飯に素材の旨味がギュッとつまっていて最高の美味しさ! 冷えた体に最高のごちそうになった。

次は、お土産の吉野葛を買いに天極堂本店へ移動。葛湯や葛餅はもちろん、葛うどんなるものまで扱っていて目移りするが、私は自宅で簡単に作れるという「ぷるとろ葛餅」と、葛湯と一緒にいただくと美味しいという「葛湯の梅」(梅干しに砂糖をまぶし甘酸っぱくしたもの)を購入。この梅は上品な味でとても美味しかった。約60個入りで525円というのはとてもお買い得だと思う。
友人の一押しは、小麦粉を使わず吉野葛のみで焼き上げたという「くずの子ロール」だったのだが、支店の一福茶屋でしか扱っていないようで購入できなかった。どうやら通販で扱っているようなので、今度頼んでみようかな?


買い物を終えて外に出ると、雨が本格的に降り出していた。
天気がよければ行きたいところはあるのだが、雨が降ってしまうとどこへ行けばよいかわからない。午後中ずっと奈良ホテルでお茶していてももったいないし…。
そこで車を運転してくれている友人が「いっそのこと京都へ行っちゃう?」と言い出す。
最近、にわか京都ファンになった私には願ってもいない提案。するともう一人の友人も実は京都が好きで、京都の街は何度も歩いて回っているのだということがわかった。
京都の繁華街にはアーケードが掛かっているので雨でも買い物がしやすいこともあり、急遽奈良から京都へ大移動することになったのだった。

奈良市内から京都市内までは、一般道を走って約1時間半。京都市内はさすがに渋滞していたが、なんとか四条河原町の高島屋に直結しているパーキングに停めることができた。
「行きたい店がある」という友人に道案内を任せ、私はきょろきょろしながら付いていく。
高島屋から鴨川に背を向け、四条通りをどんどん西へ進む。大丸を通り過ぎ、四条烏丸の交差点を超えても止まらない。
「どのお店に行きたいのか知らないけれど、こんなに遠いなら車を四条河原町に止める必要なかったんじゃ?」と思いながらついていくと、しばらくして友人達の足が止まる。どうやら道に迷ってしまった様子。
その友人に「で、どこへ行きたいの?」と聞いてみると、なんと! 
祇園の「よーじや」だった。
それって全くの逆方向じゃないかぁ〜! 
高島屋を出た瞬間から、全くの反対方向へ歩いてしまったのだ。

さあそれからが大変。大幅に間違った時間のロスを修正しようと、来た道をもとへ引き返す。早足で、時には小走りで、傘の波をかき分けて進んでいく。

そんな中、道沿いに雰囲気の良いアンティーク呉服屋さんを発見。
「素敵なお店!」と思いながら店名を見ると「だ、い、や、す…。えっ、だいやす!?
なんと、道に迷って知らぬ間にだいやすさんの前を通っていたのだった。
「わ〜素敵!品揃え豊富!入りたい〜!」とジタバタしながら友人を見ると、もうすでにかなり遠くへ進んでしまっている。
着物にいささかの興味もない友人たちに、しかもこの焦りまくりの状況で、まさか「この店を見たい!」などと言えるはずもなく、明日ここに来るはずのmarchaさんとaoiさんにも思いを馳せつつ、尻餅をつきそうなほど後ろ髪を引かれながら駆け足で友人たちを追いかけたのだった。
その後も伊と忠さんやら素敵なお店をことごとく走り抜け、祇園のよーじやに着いた頃には雨なのに暑いぐらい体が温まっていて、みんなで大笑い。

よーじやのあとは宇治茶の店・祇園辻利へ。
私はお茶はあまり飲まないので、友人お薦めの「つじりの里」というお菓子を購入。ロール状のクッキー?に抹茶クリームが入ったお菓子だが、抹茶の風味が程よくて、普段は抹茶味の菓子を好まない夫が「あっ、これ美味しいね!」と言いながら何本も食べていた。
ちなみに隣接の「茶寮都路里」は人気の喫茶店のようで、夕方の半端な時間なのにたくさんの人が並んでいた。美味しいお茶や抹茶パフェなどが楽しめるらしい。

最後に京つけもの西利で漬け物を購入。私は大好きな千枚漬けを、友人達もしば漬け、はりはり漬けなどお気に入りの漬け物が手に入って嬉しそう。
その後時間がなくなったので、夕食は通りすがりのチェーンレストランで済ませて帰宅。
帰りの車中「奈良も良かったけど、今度は一日中京都で遊ぼうね!」と約束したのだった。
と言っても、4人もいるとなかなか都合が合わせられない。次はいつになるのかな〜。


そして私の一番の収穫と言えば、京都で道に迷ったおかげでまた少し道を覚えたことと、なんといってもだいやすの場所が分かったことだ。
春にはmarchaさんにだいやすのセールに誘っていただいているけれど、その前に個人で下見
に行くべきかしら♪ 往復の交通費だけでも馬鹿にならないんだけどね…。祇園にも素敵や手ぬぐい屋さんや小物店も見つけちゃったし…。ふふふ…。
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by Medalog | 2007-02-19 14:41 | 旅行・食べ歩き | Comments(8)

ラーメン大好き

実家に帰省する度に、あちこちのラーメン店を食べ歩くのが夫婦のお約束になっている。
今住んでいる土地は、食べ物全般がおいしいけれど、
ラーメンに関しては店そのものが少なくて、なかなか楽しめないのだ。

自分でおいしい店を発掘する根性がないので、テレビで見たおいしそうな店をメモしておいたり、携帯サイトの「超らーめんナビ」をフル活用して評価の高い店を探すだけ。
今回行ったのはこの三軒。
有名店ばかりなので、私が味のことを書くのも恥ずかしいのですが。

「地雷源」杉並区
カウンター10席ほどのこじんまりしたお店。開店前に到着したが、10人以上の行列が。
潮の旨味ソバを注文。スープがとってもおいしい! 塩そのものの味はもちろん、ダシの味や
最後にピリッとくる唐辛子まで、全てがおいしくて珍しくスープを飲み干してしまった。
炙ったチャーシューと柔らかい穂先メンマも、私好みのおいしさだった。
今度は他の味も試してみたいなあ。また行く機会はあるのだろうか・・・。
 
「俺の空」新宿区
東京屈指の行列店らしいのだが、お盆休みで夕方だったせいか並ばずに入れた。
つけ麺しかない時間帯だったらしく、つけ麺を注文。麺はどんぶりに山盛りでびっくり。
つけ汁は、濃い豚骨スープにチャーシューの細切れがふんだんに入っていて、いい感じに麺に絡み付く。魚介スープの香りがかなり強くて、おいしいけれど、私にはちょっと多い&濃いかも。
でもお店の人が「量が多いので遠慮なく残してくださいね」と声をかけてくれたので、気が楽になった。注文した食べ物を残すのは心苦しいので、こんな心遣いは女性には嬉しい。
 
「くじら軒」横浜市
パーコー麺支那そば味を注文。すっきりした醤油スープがおいしい! シンプルなのに飽きがこない。パーコー(豚肉の唐揚げ)も、柔らかくスパイスの利いた大きなお肉で満足。
最近は年のせいかコッテリ系よりあっさり系のラーメンが好きになってきたけれど、
あっさりに加えて、じんわりと旨味が味わえるこういうラーメンに出会えると、とても嬉しい。
家族連れから一人のお客さんまでいろんなひとが並んでいた。誰からも好まれそう。

d0048332_1632221.gifくじら軒の近くの公園で、
気持ち良さそうに昼寝をする
にゃんこを発見。

日が当たってかなり暑そうなのに、
私たちが近づいてもほとんど反応せずに
無防備に眠り続けている。
顔の前に携帯カメラを構えても、
シャッター音がしても、尻尾をパタパタ
させるだけでちっとも起きない。

どんな夢を見てるのかな〜。


番外編・カレー「珊瑚礁」鎌倉市
いつ行っても大行列の人気店。住宅街の真ん中にあるハワイアンテイストの建物の前で、
サービスのコーヒーを飲みながら40分以上待ったかな。あまり暑くなかったから助かった。
ここのカレーは種類が多くて、マイルドかつ香り高く、どのメニューも素材の味が生きていて、
量もたっぷり。何を注文しようか毎回悩んでしまう。
今回は野菜カレーを注文した。10種類以上の季節の野菜がたっぷり入っていて、
一口毎に新鮮な味が楽しめる。ああ、並んでよかった〜。
帰りに、レトルトパックのカレーを数種類買う。ちょっと高いけれど、おいしいからいいや。

両親や旧友とも会えて、買い物も出来て、今回も楽しい帰省だった。
メダカたちも元気に留守番してくれたようで、水槽を覗いてひと安心。
明日水槽を洗ってあげるからね!
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by Medalog | 2006-08-18 17:13 | 旅行・食べ歩き | Comments(2)

伊勢神宮「お木曵」

三重県の伊勢神宮で行われている「お木曵行事」に参加してきた。
(伊勢神宮の正式名称は「神宮」だそうだ。便宜上「伊勢神宮」と呼ばれているとか。)

お木曵とは、20年に一度行われるご遷宮(4月の記事をご参照ください)に使うご用材を神宮へ運び入れる行事のこと(正式名は神宮式年遷宮御用材奉曵)。
5月〜7月の週末、伊勢市の各町が順番に行うもので、川で清めたご用材を奉曵車に乗せ、町ごとに揃えた法被を着てみんなで綱で引っ張って神宮まで運ぶ行事だ。
これは基本的には伊勢市民(神領民)が参加するものだが、「一日神領民」という名で全国から参加できるツアーなどもある。
今回、私も伊勢市民である友人の計らいで実家の両親とともに参加することができた。

お木曵は一日にいくつかの町が順番に行い、私が参加する町のお木曵は昼頃から始まっているのだが、途中から参加させていただくことにした。
離れた場所に住む両親と伊勢市内で落ち合い、まずは伊勢神宮・内宮のおはらい町で昼食をとり、内宮へお参りする(本当なら、外宮〜内宮の順番でお参りするのが順序だそうですが)。
この日はあいにくの雨だったが、さすがは伊勢神宮、おはらい町も参道もたくさんの人で溢れかえっている。
大鳥居をくぐって清流・五十鈴川(この日は雨で濁っていたけど、とてもきれいな川)を渡ると、空気の味やにおいががらりと変わり、緑の気配がぐんと濃くなるのがわかる。雨の降る初夏の伊勢神宮は、もしかしたら一年で一番空気が美味しいときかもしれない。
参道はきれいに手入れされ、あちこちに立派な杉の木がそびえて、まさに天まで届くよう。
大人3〜4人でやっと囲めるかという大木も至る所にあり、伊勢神宮の歴史を偲ばせる。

濡れた玉砂利を踏みしめながら15分ほど歩いただろうか、いよいよ御正殿へ到着し、手を合わせる。
すぐ隣にある新御敷地(次に御正殿が建つ場所)を見ながら引き返すと、すでにお木曵きに参加している友人から電話があり、予定より早く進んでいるから至急来るようにとのことなので、慌ててお木曵きのコースへ車を走らせ、友人と合流。

雨の中参加している神領民たちはすでにびしょぬれ。レインコートと軍手で身を固めた私たち親子もあっという間にびしょびしょになってしまったが、非日常的な雰囲気に包まれて濡れていることもだんだん気にならなくなっていく。
始めての参加なので勝手もわからないが、綱を手に取り歩き出すとすぐに20代の青年たちが木遣を歌い始める。(20年に一度しかない行事で、こういう歌などはどのように伝承されているのだろうか?)
そして青年たちの音頭に合わせ、数百人いると思われる神領民が長い長い2本の綱を曵き始める。

最初はゆっくりと曵いているだけなのだが、途中から2本の綱を左右に振ったり中央で綱を押し合ったり、結構激しい動きにもなる。このあたりの雰囲気は「お祭り」という感じになって、小さい子供から年配の方までみんなが盛り上がる。
最初は声を出すのがちょっと恥ずかしかったけれど、いつの間にか周りの人と一緒にかけ声を出していた。

私たちは参加するのが遅れたので、あっという間にゴールである外宮へ到着。
このあとご用材は外宮内の製材所へ運ばれ、御正殿建設の時を待つことになる。

来年も第二次のお木曵が行われるそうだ。
神宮のお膝元で暮らす伊勢市民の人たちとよそに住む私たちとでは参加意義が違うかもしれないけれど、もともと伊勢は全国からお参りに来る人々を昔から受け入れていた場所だ。「一日神領民」という形で参加できる制度があるのだから、興味のある方は見るだけでなく是非参加することをおすすめしたい。
(その町の法被やたすきを身に着けていないと、綱に触ることができないようなので、当日の飛び入り参加は多分できないと思います)

本当は写真を載せたかったのだけれど、雨が降っていたので写真が撮れなかったのが残念。
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by Medalog | 2006-05-29 20:27 | 旅行・食べ歩き | Comments(0)

桜・・・その2(キモノで京都/当日編)

さて当日(11日)の朝。
予報通りの雨、しかも各地で大雨警報が出たほどの大雨の日となった。
こんなんじゃ着物どころか花見そのものが無理かもなあ、と思いつつ
友人Yさんに着付けをしてもらうために朝6時前に家を出る。夫はまだ寝ていた。

Yさん宅に6時半到着。
私を含めて着付けの出来ない3人の着付けを、Yさんひとりが引き受けてくれた。
しかし7時過ぎには出発しないと間に合わないため、一人当たりの所要時間は10分。
Yさんはものすごい勢いで着付けを済ませてくれて、無事に間に合った。
朝早くから自分を含め4人分の着付けをこなしたYさんは、
「もう間に合わないかと思ったわ・・・」とすっかりお疲れ気味。ありがとう!

雨の中、無事にバスに乗り込み、いよいよ出発。
バスはほぼ満席。雨なのに着物姿の私たちを見て驚く人や
「着物で大変じゃない?」と話しかけてくれる人も。

バスに乗るまでにちょっと疲れてしまって、やれやれ、と座席に座り込む。
前回着物を着て車に乗った時は、半幅帯でボリュームのある結び方だったので
シートに寄りかかりづらかった。
でも今回は、買ったばかりの洗える帯でお太鼓にしてもらったから
比べ物にならないくらい座りやすい! やっぱり買って正解だったかな。

朝、Yさんに着付けをしてもらったとき、買った帯を見せたら
「今日のために買っちゃったの〜? 急いで買わなくてもいいのに・・・」と
言われてしまった。
半幅帯を貝の口に結んでも、大きめに結んで帯締めを締めれば
お太鼓のようにお尻を少し隠せる結び方が出来たそうだ。
でも、着付けが終わってみたら「あら、着物ともあなたの雰囲気とも合っていて
結構いいわね!」と言ってもらえて(お世辞だよね)一安心。



バスは、途中休憩を挟みながらスムーズに京都へ。
バスガイドさんの話によると、前日の月曜日は道路も駐車場もかなり混んでいたようだ。
「今日はあいにくの雨ですが、天気が良くないから花見をやめる人もいると思いますので
 道路や駐車場はもしかしたら空いているかもしれません」と言っていたが、
実際一日中渋滞には遭わずに済み、駐車場も目的地に直接入れたようで、
花見シーズンのこの時期にしては結構ラッキーだったのかも。

バスに乗ってから友人からもらった日程表を見ると、今日のルートは
醍醐寺の桜〜ホテルで昼食〜円山公園の桜、ということらしい。
醍醐寺も円山公園も有名な桜の名所で、さすがに名前ぐらいは聞いたことはあるけれど
京都のことをほとんど知らない私は、なぜ有名なのか、京都のどの辺りになるのかなどは
全然わからない。
そして、知らないのはどうやら私だけみたい。自分も知っていることにしておこう。

予定時間より早く醍醐寺に到着。
自由時間は1時間しかないので、三宝院の拝観と入り口周辺の桜を見るだけに。
三宝院の庭園は素晴らしかった。
同じ庭園を見るのでも、低い位置からと高い位置からでは趣が違ってくる。
どこから見ても美しいように造られているのだろう。
当時にしてみれば、どれだけ贅沢なことだったのか・・・。

d0048332_14164560.jpg拝観を終えて、桜の下で記念撮影。
着物を着慣れていないからか、立ち姿がなんともぎこちない。
このころ、雨はそれほどひどくなく、傘をさしていればほとんど気にならない程度だった。

d0048332_14203718.jpg
空が青ければ、散り際の桜がもっと映えたのかもしれないけれど、私は桜のピンク色と曇天のグレーの組み合わせも結構好きだ。
空と桜が溶け合って、桜がさらに柔らかい花に見えるような感じがするから。

この後、某ホテルにて昼食。まあまあ美味しい洋食だった。
いかにも団体席、というところに詰め込まれたけれど、バスツアーだからこんなものだよね。



昼食後は、円山公園へ。午後になって、雨脚はやや強くなってきた。
円山公園の北にある知恩院の駐車場にバスが止まり、降りてみたものの
雨の強さに散策する気力が失せてしまい、昼食を食べたばかりなのに喫茶店へ。
いかにも京都な「お抹茶セット」をいただきながら雨が弱まるのを待つ。

雨がちょっと弱くなったところで店を出る。
花見はもうやめて、祇園商店街で土産物を買うことに。
ここでは、それぞれが気に入ったものを買えて楽しかった。

d0048332_14414746.jpg八つ橋やおたべの代わりに買ってみたのが、京煎堂という店のせんべいと和菓子。
見た目のかわいらしさと、お店の方が勧めてくれる試食のお菓子のおいしさに、ついついたくさん買い込んでしまった。
お菓子の他には便せんセットと小さな根付けをひとつ。
「よーじや」の前も通ったけれど、時間がなくなったのでパスしたのが少し残念。

あっという間に時間は過ぎ、バスに戻る時間になった。
祇園商店街から知恩院の駐車場へ戻る時も円山公園の中を通ったけれど、
雨も降っているし、上り坂で疲れるし、桜は横目でチラッと見る程度。

d0048332_14524272.jpg大きなしだれ桜があったので、とりあえず写真を一枚撮った。

この写真、なんだか怖いよ〜。
コウモリが飛んでいそう。
もしくは、お岩さんが出てきそう・・・。
こうやってみると、やっぱり青空の下で見る方がきれいなんだろうな。



バスにもどって、あとは帰るだけ。
今回良かったのは、京都市内をバスで走っている間中、あちらこちらに咲いている桜を
本当にたくさん見ることが出来たこと。
川沿いに咲くしだれ桜が水面にまで垂れ下がっている姿や、
歩道沿いに様々な色の桜が交互に並んでいる姿。
円山公園ではじっくり見られなかったけれど、車窓からの眺めだけでも大満足できた。

バスが京都を離れるにつれ、雨風が強くなってくるのが車内でもはっきりわかる。
「京都ではこんなに雨が強くなかったから良かったよね〜」なんて呑気に言っていたが、
一番雨が強かったのは、なんと地元だった。
バスを降り、駐車場へ向かうまでのほんの数分で、1日無事だった着物も足袋もびしょぬれ。
解散してから自宅まで約30分運転したのだが、
まさにバケツをひっくり返したような大雨と車が持ち上がるような強風に見舞われ、
慣れない着物と濡れた草履で運転するのが本当に怖かった。
家に着いて、車から家に入るほんの数メートルで、さらにびしょぬれに。
玄関に入った瞬間、お土産の入った紙袋がビリッと破けてしまった。
よく家まで持ちこたえてくれたね・・・。

翌日は、着物から襦袢まで全部洗った。洗える着物ってホントに手軽でいいわ。
しかし翌日も雨なので外には干せず、一部屋をまるまる使って部屋干し。
着物は干すと高さも幅もやたら場所を取ることに気付いた。
着物は仕舞っておくのも場所を取るし、着るのも大変だけれど、
この1日で着物がもっと好きになったかも。
(洗える着物しかもっていない人間の言う台詞じゃないか)
いつかは、自分で着付け出来るようになろう! 頑張るぞ〜。
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by Medalog | 2006-04-13 15:31 | 旅行・食べ歩き | Comments(3)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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