京都・南座

思いがけず南座のお芝居のチケットをいただいたので、早速行ってきた。
京都・四条の南座は、場所は知っているが行くのは初めてだ。
内容は劇団新派120周年記念の記念公演。
ミュージカルは何本か見たことがあるが「お芝居」というものは全く見たことがないので、どんな感じなんだろうとワクワク。

開場の少し前に南座へ着くと、入口には切符を片手に開場を今か今かと待つ人たちで溢れかえっている。みんなにこにこしていて、お芝居を楽しみにしているんだな〜と思うと自分も楽しくなってくる。こういう雰囲気、好きだなあ。

昼の公演だったので、開演までの間に座席でお弁当を食べながら場内を見渡す。シックな外観とは異なり、赤を基調としたとても華やかで豪華な内装だ。
古い建物の割には場内が綺麗だと思ったら、内装は平成3年に改修したらしい。高い天井の立派な装飾を見上げながら「改装費ってどれだけ掛かるんだろう」とため息をついてしまう。私には関係ない世界だけど。
客席には芸妓さんらしき着物姿の女性もいたりして、いい雰囲気だわあ。

お芝居は、大正時代の人情劇と昭和のホームドラマの二本立て。
新派というと多少は堅苦しいものかと思っていたが、全然そんなことはなく笑いを交えながらあっという間の数時間が過ぎた。
俳優さんが目の前で演じる迫力や、暗転中にセットを替えているバタバタした感じ、それに客の笑い声や拍手などが相まって、舞台ならではの臨場感を盛り上げて面白い。

南座では歌舞伎はもちろん落語や現代劇、コンサートまでいろいろな演目が行われているのだということも初めて知った。
京阪四条駅からほぼ直結で場所も便利だし、また来たいなあ。


d0048332_17402626.gif塩沢に単の帯。
襦袢は絽麻、帯揚げと帯締めは袷のもの。
この時期は季節感が多少バラけても仕方ないか、と開き直っている。

今日の着物は私の持っている着物の中では柔らかめの塩沢だし、お芝居を見に行くのだからと丈を長めに着付けたつもりだったのに、いざ着終わってみると丈が短くてがっかりだ。
室内で着付けている時と草履を履いた時のバランスは違うんだから、自分が思っているより長めに着付けても大丈夫だと分かっているのに、いつも同じ失敗をしてしまう。
もっとたくさん着付けの練習をしないと、いざという時に上手に着れないなあ〜。

d0048332_17403847.gif出雲阿国の碑の前で。
帯揚げがおかしなことになってるわ…

この日は久しぶりに肌襦袢を着たのだが(普段は洋服用の肌着が多い)、私は肌襦袢の着付けがどうも苦手で、長襦袢を羽織った時点で肌襦袢が着崩れてしまう。
長襦袢を着てから肌襦袢を直すと、長襦袢がぐずぐず崩れてくるし、そうなると着物もうまくいかない。
だからこの日は衿がだんだん開いてきてしまって、帰宅後の姿はエラいことになっていた。

夏物よりも単のほうが、多少は着付けが難しい気がする。
こんなことじゃ、袷の季節になったらどうするんだ!やっぱり、練習しなくちゃ駄目だよね…
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Commented by 風子 at 2008-09-27 11:38 x
こんんちは。
南座にいらしたんですね。
あそこは、いい雰囲気で、好きです。といって、そう何度も行ったわけではありませんけれど。

私もきものの丈は短目が好きなので、短か過ぎるなあというときがあります。特に紬系、固いものは。
でもぞろ~っと長いよりはいいかと。

このお写真もそう短いとは感じません。

京都できもの、いいですよね。

でも、南座は柔らか物が多いでしょ。
Commented by Medalog at 2008-09-28 15:28
風子さんへ
私もどちらかというと着物の丈は短めのほうが好きなんですが、たまにショーウィンドウなどに映る自分の気姿を見て、予想以上の丈の短さにぎょっとすることがあります。家の中で着付けをしている時は、近い位置から鏡を見ているので丈の短さが分からないのかなあ…
この日も、後ろ姿を見たらかかとが丸出しで、ちょっと直そうと思って裾を引っ張ったら案の定着崩れして、という有様でした。
練習して、場数を踏むしかないですよね。

南座は、そう言われれば柔らかものを着ている方ばかりでした。
でも全体的に着物の方が少なかったです。演目にもよるのでしょうが。(これが歌舞伎だったら、もっと着物が多そうですね)
着物でお芝居鑑賞、楽しかったです。また着物を着たくなりました。
by Medalog | 2008-09-26 18:53 | きもの | Comments(2)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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