近江上布

先週関東の実家に帰省して、東京でmiwaさん・amethystさんにお会いした。

当日の天気予報は雨。どの着物を着るか迷う。
単衣の着物は3枚持っているが、事情によりどれも着ることができず…
・塩沢は雨に弱いので問題外
・ぜんまい紬は多少の雨でも着られそうだが、当日履く予定の草履と色が合わない
 (雨だから大切な履物は履きたくなかったので)
・いただき物の紬はツルツルした素材なので雨にも強そうだが、裾がほつれてしまい
 直す時間がない

d0048332_825061.gifということで、6月末に麻素材は若干早すぎるかとも思いつつ、仕立て上がったばかりの近江上布を着ることにしてしまった。
この近江上布は、お友達から反物を譲っていただいて、先日記事にした麻絽の長襦袢と同時に仕立てたもの。

初おろしが雨の日なのはちょっと抵抗があるが、自宅で洗えることと、小物の色を合わせればこの日に履く草履ともなんとか合わせられそうだったので決めた。

麻襦袢も麻着物も初体験だったので、その軽さと涼しさに感動〜!
この日は気温が上がらなかったので真夏の着心地はまだわからないけれど、特に襦袢は今まで持っていた綿麻やポリとは比べ物にならない着心地の良さで嬉しい。

着物のほうも、シャリシャリ&ふわっとした着心地でとても気持ちがいい。
麻なので肘の内側や膝裏にシワが寄るだろうと、水を入れたミニスプレーを持っていたのだが、夕方にお尻〜膝裏部分にシワが出来てしまったぐらいで肘の内側にはほとんどシワが寄らなかった。ちょっと意外。
しかし、正座した瞬間に単衣着物のお尻を破いてしまった前科がある私としては、麻着物を着る時にはいつも以上に座り方に気をつけて、極力シワを付けないようにしたほうがいいなと感じた。

当日は雨もさほど激しくなく、朝は二部式コートの上着だけを着ていたのだが、室内で薄手のショールを羽織ったら上着に着替えるのが面倒になり、外でもずっとショールで通してしまった。
草履には最初は草履カバーを掛けていたけれど、これもだんだん面倒になってきて途中からは全く出番なし。よほど強い雨でなければ、草履カバーは使わずに足袋カバーと替え足袋だけで十分だと思った。

d0048332_101438.gif当日履いた草履。
なんと鼻緒がハイビスカス柄である。
一番最初に青いポリ絽着物&ポリ絽襦袢を買ったときに、着物に合わせて買った草履なのでこんな色柄なのだが、青いポリ絽以外の着物には見事に似合わなくて困っている。

しかし今回、夏の雨の日に履ける(履いても惜しくない)草履が他にないのでこれを引っ張りだすことになり、着る予定だった単衣着物と似合わないため着物のほうを断念。
クリーム色の近江上布に青系の小物を足して、無理矢理草履と色を合わせて履いた。

コーデしにくくて困っている草履だが、安物の割には履き心地がいいので手放せない。
そのうち鼻緒を無難な白エナメルあたりに替えてもらって、年中履ける晴雨兼用草履(底がゴムではないので小雨までだけど)にしてしまおうか。それともこの草履にゴム底を張ってもらうことができるのかなあ?今度どこかの店で相談してみよう。


さて、ようやく当日のお話。
miwaさん・amethystさんと、三井記念美術館の展示「三井家の茶箱と茶籠」を見た。私は茶道の経験が全くないが、展示品はどれも素晴らしく、これらの道具を使ってお茶を楽しんでいた当時の人々の情景が目の前に広がるような思いだった。
小さな茶箱にきっちりと道具を詰めて、いろいろな場所に運んでお茶を立てていたのだろうなあ。道具そのものはもちろん道具を包む袋や茶箱の素材にも、所有者の財力とこだわりが感じられて面白かった。

展示を十分堪能してから、京橋に移動してランチ。
お店の雰囲気もサービスも良く、料理もとても美味しくて大満足。
久しぶりにお会いした嬉しさと、一杯の白ワインも手伝って、話が弾む。
大阪に引っ越して2ヶ月、まだ知り合いもできず、夫以外の人と話す機会が少ないせいもあるかな。友達(しかも着物という共通点あり)とおしゃべりするのって本当に楽しいなあ〜としみじみ感じたりして。

その後、喫茶店に場所を移してさらにおしゃべり。(天気がよければ町を歩くのも楽しいけれど、雨だったのでどうしても室内になってしまう)
あっという間に時間が過ぎて、夕方に解散した。
お二人と会えて嬉しかったし、お料理は美味しかったし、最高の一日でした。
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Commented by amethyst at 2008-07-03 07:27 x
楽しくご一緒させていただいてよかったです。
せっかくの雨になきましたが。。。。
ちょうどいい出番でしたね。近江上布。
私も見せていただいて触らせてもらってよかったです。
お手入れはお手軽でしかも色が明るいので
雨の日のおしゃれなフレンチレストランに映えていました。
シワに関してもムリをかけなければ
それなりの風合いとして見えるので使い勝手のいい着物ですね。

お草履もハイビスカス柄といいますが、濃い目の青なので
色々にあわせられるのでは?
Medalogさんのポリ夏襦袢のリアルな話、ためになります。
私も着るときは気をつけます。
三井の展示も楽しかったですね~。お茶の世界も
いつかのぞいて見て下さいね。
またお付き合いくださいね。
Commented by Medalog at 2008-07-03 21:42
amethystさんへ
梅雨だから仕方がないとはいえ、当日の雨は残念でしたね。
でもその分涼しくて助かった面もありますが…

麻着物の格というか、どのシチュエーションまで着ていいものなのかがまだよくわかりませんが、色も着心地も気に入っているので、研究してたくさん着たいと思います。
シワだけはみっともなくならないように注意しなくては…でも、帰宅後に水をスプレーしておくだけでシワがすっきりしたので、お手入れはとても楽そうで嬉しいです。

三井の展示は見応えがありましたね。あのような世界はまるっきり縁がないですけれど、素晴らしい道具の一つ一つにじっくり見入ってしまいました。
またいろいろな展示に行けたらいいですね!
Commented by 風子 at 2008-07-04 21:51 x
同じ時期に上京なさっていたのですね。

夏のおきもの、とても涼しそうで、それに街にも映えています。
お似合いです。

私はきもの一式持っていったけど、いろいろとあって、着用かなわず、
残念でした。
Commented by Medalog at 2008-07-05 16:10
風子さんへ

偶然ですね。もし事前にわかっていれば、もしかしたら東京でお会いできたかも???
でも風子さんは東京では着物を着るお時間がなかったんですね。お忙しかったんでしょうか?

近江上布はとても着心地が良くて、早くまた着たいです。
夏着物というとモノトーンや青い色が涼しそうな気がしていましたが、
こういう明るい色も面白いものだと再確認しました。
Commented by サリィ at 2008-07-06 00:32 x
こんばんわ~!!
近江上布をお召しになられたのですねぇ~~! (*^_^*)
着心地の方は、いかがでしたか??
お仕立てにお気づきになられた所は、ありませんでしたか??

とてもきれいに着こなされてるので、うれしいです!!
お色もやさしいお色でしたし、とても淡いブルーの小物が映えていますねぇ~~!! (^_-)-☆
これからは、厳しい大阪の暑い日々が続きますが、頑張って着て下さいませ! (^^ゞ
Commented by Medalog at 2008-07-09 13:42
サリィさんへ
近江上布、着心地良かったですよ!寸法もぴったりでした。
襦袢のほうは早速手洗いしましたが、もうあまり縮まないようなのでひと安心です。

最近どんどん暑くなってきましたね〜。
でも、今の住まいは引っ越し前の住まいよりも風通しが良いので、今のところは「大阪だから暑い」という感じではないですね。
梅雨が明けたらいよいよ夏本番、頑張って着物を着られるかなー?
by Medalog | 2008-07-02 10:48 | きもの | Comments(6)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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