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大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
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リベンジ

先週結城紬と長羽織を合わせたら、色が暗くなり顔色までくすんで見えてしまった。
そこで、小物に効かせ色を持ってくることでどれだけ明るく変えられるかというリベンジに挑戦。

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左の写真が先週の暗いコーディネイト。
帯揚げは、暗めのオレンジのグラデーションで、明るく白っぽい部分を前に持ってきたもの。
帯締めは、深緑に白いラインが入ったもの。

中央の写真が、朱色の小物を合わせたもの。
帯揚げは、前回の記事に書いた朱色のもの。見える面積を少なめにしてみた。
帯締めは朱色と黄土色の2色使いのもの。
この段階では、あか抜けているとは言えないけれど、まあいいかな、という感じだと思う。

右の写真が、羽織を着たところ。
羽織紐が帯揚げ・帯締めと似たような色で、しかも着物や帯とはかけ離れた色なので、
帯回りが一気にうるさく、そしてダサくなってしまった感じ。
(羽織紐が斜めになっているので、余計にバランスがおかしくなっている)
今思えば帯揚げをもっと薄い色にするか、帯締めのもう一方の色である黄土色に合わせたら、もう少しまとまったのかもしれない。前回の帯締めでも良かったかも?

というわけで、コーディネイトに疑問というか不安を抱えつつ、このまま外出することにした。
外出先で鏡を見たら、また新たな発見があるかもしれないし。


外出先は名古屋。
もうひとつのリベンジ「トンボ印伝の草履の鼻緒を調整する」を果たすために、名鉄百貨店の
「ぜん屋」に行きたかったのだ。
d0048332_13435681.gifこの草履は某チェーン店の展示会で購入し、その場で職人さんに鼻緒をすげてもらったのにゆるくてとても履きづらかったもの
とても気に入って買ったはずなのに、履き心地の悪さと店への不快感が相まって(他にもいろいろ問題があったので)ほとんど履いていなかったのだ。
でもこれからの季節に一番似合う草履なので、以前草履を買った時に「他店で買った草履でも調整しますよ」と言ってくださったぜん屋の職人さん(常駐していらっしゃるのが嬉しい)にお願いすることにしたのだ。

久しぶりに履いてみると、やっぱり鼻緒がゆるい。
この草履を買ったあとに、ぜん屋の草履と黒田商店の下駄(どちらも履き心地が最高)に出会ってしまったせいだろうか。以前履いていた時の記憶より、さらにゆるく感じる。
名古屋まで履いていったのだが、いつすっぽ抜けるかとヒヤヒヤしながら歩く感じだった。
足を引きずるように歩きながら、名鉄百貨店・ぜん屋へ直行した。

職人さんは快く調整を引き受けてくださり、あっという間に片方の調整を終えて「こんな感じでいかがですか」と試し履きを勧めてくれる。
足を入れると、ややきつめだが足にフィットしていい感じ!足を上げると、草履全体が足裏にくっ付くように持ち上がってくれる。この感じが欲しかったんだわ、嬉しい〜!
両足を調整し、お代はいらないとのこと。「またぜん屋の草履をよろしくお願いしますね」と言われ、「はい、また来ます!」と調子よく返事をする。
待っている間に店内を見ていたら、紬に合いそうなお洒落な草履があって何度も手に取っていたのだ。今回履いていったトンボ印伝草履の小判型とは違って、細身で粋な感じ。
いつか買いに来たいものだ。数年後だろうけど。

調整が終わった草履を履いて歩く。
ちょっときつめで、指が奥まで入らない感じ。数回履いているうちに馴染んでくると思うのだが、それでも見違えるほど歩きやすくなっていて全然疲れない。
やはり履き物の履き心地は鼻緒の調整が重要なのだ。ゆるめよりきつめのほうが疲れないのは意外な気もするが、ゆるいと前壺だけで草履を支えるので前壺の辺りが痛くなる。
ややきつめに調整して、履いているうちに少し緩んできた時の履き心地の良さは最高!
この草履も、これでようやく出番が増えるだろう。良かった。


その後いろいろ歩き回ったのだが、だんだん羽織を着ているのが暑くなってきた。
着物を着ている方と10人以上はすれ違っただろうか。半数は帯付きで、何かを羽織っている人でもレースの道行や薄手のスマートな羽織、ショールなど軽い感じのものばかり。
着物を着ている人の中で、袷の羽織を着ている私が一番厚着のようだった。

11月に入ると、帯付きで歩くのは見た目が寂しいと思い込んでいたのだが、
気温が高く日射しも強かったこの日、帯付きの人が身軽に歩いている様は格好よかった。
レースの道行というのはどの季節に着るものなのか、私はよくわからないのだが、
少なくとも私が見た感じでは全然おかしくなかった。
薄手の羽織はもしかしたら単衣かも? まさに今の時期にぴったりなスマートな着姿だった。

なんだか自分だけがモサッとしている気がして恥ずかしく、羽織を脱ごうかと思ったのだが、この日は帯結びがうまくいかずに羽織で隠している状態だったので、脱ぐに脱げない。
せめて暑がっている様子が他の人にバレないように、と背筋を伸ばして歩く。

帰宅したら襦袢が汗でちょっと湿っていた。スチームアイロンで汗を飛ばして陰干しする。
この日は、いつもよりぶ厚い前結び用の帯板を使っていたのと、下着も保温性の高いものを選んでしまったので、よけいに汗をかいてしまったのだろう。
秋になって着物が気持ちよく着られる季節だとはいえ、その日の天気や気温によって細かい調整をしないとこんなに暑い思いをすることもあるわけだ。見た目も同様。
まだまだわからないことが多いなあ。

あ、忘れてた。肝心の色合わせについて。
今回は帯揚げ、帯締めを朱色にしたのと、バッグもグリーンからオレンジに変更した。
あと化粧でも工夫して、チークをやや多めに入れたのとアイシャドウも明るい色にした。
その結果、外出先で鏡を見ても「色が暗い、顔色がくすむ」という感じにはならなかったようで、その点は良かったと思う。
あとは、色合わせにセンスがあるかどうか…。これからも研究します。
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Commented by miwaxsmania at 2007-11-09 17:50
気になっていた草履の鼻緒調整をしてもらえて良かったですね。
鼻緒に軽くつっかけて履くのが粋、とおっしゃる方もいますが、私は今回medalogさんが書かれたように足にすいっと馴染ませてもらう方が歩きやすくて好きです。でも、その場合きつすぎると指が痛くなっちゃうのかしら?
その辺の加減を上手く伝えられるようになると良いですねー。

Medalogさんの前回の帯締めの合わせ方もシックで素敵でしたが、今回の合わせ方にすると色が加わり、秋の気配が漂いますね。お洒落です。

他にも思いついたら見せてください。楽しみでーす。
Commented by Medalog at 2007-11-09 21:10
ミワさんへ
「履き心地がいいな」と感じる草履や下駄は、1回目に履く時はちょっときつめで、数回履くうちに馴染んでくるのですが、今回はいつもより少しキツ過ぎたかな…何回か履いてみないとわかりませんが。
>その辺の加減を上手く伝えられるようになると良いですねー。
本当ですね。すげてくれる人がベテランでも、自分がちょうどいい加減を覚えないとダメですよねー。
また次回すげてもらう時のために、今回の履き心地もしっかり覚えておかないと。

小物の色は・・・なんだか「箪笥の中の秋色小物を、全部引っ張りだしました」みたいなコーデになっちゃった気がします。帯揚げがもっと薄い色でも良かったかな。
ミワさんの薄い地色の飛び柄帯揚げのように、優しい多色使いの帯揚げだと、羽織紐が加わっても合わせやすいかもしれませんね。
Commented by amethyst at 2007-11-11 01:02 x
服でもですが、気温にあっていない服装は一日が大変ですね。
羽織の取り入れ方参考になります。
濃い色には別の色相の濃い色は重かったのかもしれませんね。
白っぽいものや明るめの色物がのりやすいのかしら?
それとか濃い色でも生地感の軽い絞りとか紬のものとか。
でもかっこいいからうまく取り入れたいですね。
草履のすげ方もなるほどと思いました。
ゆるすぎはよくないのですね。
「自分がちょうどいい加減を覚えないと」
ほんとうにそうですね。Medalogさんより私は経験値がまだまだです。
Commented by Medalog at 2007-11-11 15:01
amethystさんへ
この日にすれ違った方が着ていらした薄手の羽織は白灰色。色も生地の風合いも、まさに今の季節にぴったりで見とれちゃいました。
私の羽織は色も重めだし、生地もずっしり(?)重たい感じなので、11月の晴れた日にはまだ早過ぎたんですね。薄手のショールか、裄や丈は短いけれど素材が軽い絞りの羽織を引っ掛けていけばよかったかな。
今の日本の気候を考えたら、秋と春は単衣で明るい色の羽織、真冬は落ち着いた色の袷の羽織でちょうどいい気がします(私の住む三重県平野部で、普段着を着る場合ですが)。単衣の羽織、これぞという生地で1枚誂えたくなりました。

鼻緒のすげ方は、一人一人好みが違うので、自分の感覚が大切ですよね。
私にいろいろ教えてくださる小判屋さんは、信頼できる職人さんと話し合いながら徹底的に履き具合を調整するそうです。「こんな感じでいいや」なんて妥協したらいけないんですよね。私もまだまだです。
Commented by 神奈川絵美 at 2007-11-12 22:59 x
こんにちは! おおお~いつぞやの記事で見ました、あの草履ですね。
無料で調整していただけて、よかったですね。私もつい先日おニューの草履を下ろしたのですが、少しきつい位がいいみたいですよね。

羽織とお着物のコーデ、帯締めや羽織紐の赤系が効いていて、秋の雰囲気もあって素敵ですよ。このお草履をはくと、ツボの赤系も映えて可愛いでしょうね。
Commented by Medalog at 2007-11-13 00:34
絵美さんへ
草履のこと、覚えていてくださってありがとうございます。

>少しきつい位がいいみたいですよね。
絵美さんもそう思われますか?・・・と言っても、その「少しきつい」という加減は自分で判断しないといけないのが難しいですね。
今回鼻緒をすげてくれたのは、前回ぜん屋で買った時にも最高の履き心地にすげてくださった職人さんなので、あと数回履いたらきっと履きやすくなるだろうと期待しています。

コーデのほうは、記録としてブログに載せたものの、素人っぽくて恥ずかしいかも…
絵美さんのように色を楽しみながら着物を着ることができたら、着物ライフは何倍にも広がりそうなんですが、自分のセンスと勇気が追いつきません。
濃紺の着物が好きなので、おとなしく地味なコーデになりすぎないように、帯や小物であれこれ遊びたいです。今の年齢でしか楽しめない色もあるでしょうし…
by Medalog | 2007-11-09 14:46 | きもの | Comments(6)