だいやすさんのセール

先月marchaさんにお誘いいただいてから心待ちにしていた京都・だいやすさんのセール初日に行ってきた。

d0048332_21542232.gif数日前にも京都に行ったというmarchaさんから「袷だと暑いかも」という情報をいただいたものの、天気予報は曇りのち雨だし単を着るのはちょっと早いかなと考え、できるだけ色の薄い袷で行くことに。

白地の着物など持っていれば最高なのだが持っていないので、小判屋さんからいただいたグレー紬がまたまた登場。

帯は、この写真の生紬が明るめの色といいしゃりっとした感触といい今の時期には最適だと思うのだが、私にとっては一張羅なので、混雑するセール会場に着て行く勇気がなく断念した。

d0048332_2155190.gif結局、合わせたのは花七宝柄の木綿帯。
色が暗いので小物は明るめにしたけれど、春の装いというより冬(正月?)っぽいかも。
八掛けの赤に合わせて半衿も赤の矢絣柄にしたから、余計に暑苦しかったかもしれない。

今回久しぶりにお太鼓の前結びに挑戦した。
以前試した時には要領がわからずに挫折したことがあったが、久しぶりにやってみたらお太鼓の形が一発で決まって早い!
前日の夜に練習したとはいえ、当日の朝30分で着付けが終了したのは新記録だ。
細かい部分に反省点は多いけど、自己流でもやればできるようになるもんだなあ、と自画自賛。
d0048332_057225.gifバッグはバーバリーのトート。
折りたたみ傘、二部式雨コート、草履カバーを入れるとなると小さいバッグ+サブバッグになってしまうので、今日は思い切って大きなバッグひとつにまとめてしまった。
セールに行くんだし、買い出しのイメージでいいかな、と。縦長だし。
和柄ではないが、グレーの紬とこのバッグならさほど違和感もないかな?と思ったのだが、周りの人にどう思われたのかはわからない。
ただ荷物がひとつだと楽なことは実感したので、気軽な外出には大きなバッグも使うようにしようかな。


京都のだいやすさんへは現地集合で、私は開店の10分後に到着。marchaさんと白鷺さんは、数分後に連れ立ってお見えになった。
この時期に着られるような白っぽい着物を探すつもりだったのだが、お店の方いわく「そういうものは今みなさんお探しの時期なので品薄になっています。時期を外してお買いになったほうがよろしいと思います」とのこと。ごもっとも。
白大島なども手に取ってあれこれ見させていただいたが、同じ価格帯の紺地や茶系の大島と比べて、白っぽい着物はちょっと汚れが気になるような印象だった(サイズなど他の要因もあるのだろうが)。アンティークや古着は、濃い色のものを買うほうがお買い得なのかもしれない。

しかし懲りずに白っぽい着物を求めて一人店内をふらふら。ふと気付くと、marchaさんと白鷺さんが科布の帯の反物を切り分けていらっしゃるところだった。いつの間に…。
しかし味のある素敵な生地だった。お二人がどんな風にお召しになるのかが楽しみ。

結局着物はあきらめ、仕立てたまま着たことのない単(ぜんまい紬と塩沢)に合わせられる帯を探すことにした。marchaさんがお嬢さん用に素敵な帯を発掘したので、その近くを自分でも探してみるが、商品は多いし人はたくさんいるし、どうしていいかわからない。
結局、持参していた端切れをお店の方(社長さんと若社長?)に渡して選んでいただくと、すぐに出てきたのは自分では選ばなさそうなシックな色の花柄の名古屋帯(写真は後日)。
これが2枚の紬それぞれによく合う。さすがプロ、素早く的確なお見立て。
marchaさんと白鷺さんのお墨付きをいただき、割引価格で購入して満足、満足。

だいやすのお店の方々は、忙しいセールの日なのに初来店の私にもとても親切・丁寧に接客してくださった。セールでなくてもまた来たいな、と思える店だった。
しかし感心したのは、常連さんと思われるお客様たち。開店と同時に、気に入った商品を素早くたくさんキープして、ゆっくりと鏡に当てて吟味している。marchaさんのように、事前に来店して目星を付けていたのだろうか。せっかくのセールだもの、こういう風に賢く買わないと損だよなあ〜。洋服も一緒だけど。


その後大丸の「ゆとりの空間」でランチ。鶏唐揚げに隠し包丁が入っていて女性でも食べやすいのに感激。シンプルながらおいしいお料理でした。
その後、大阪に用事のある白鷺さんとお別れし、marchaさんと私は三浦清商店さんへ行って帯揚げの色を注文。結局3人ともお揃いの色(かめ覗と練色)に決定。確か2週間ほどで送られてくるそうだ。初めての染めの注文、仕上がりが楽しみだ。

その後、大阪のお嬢様の所に行かれるmarchaさんともお別れし、一人で祇園方面に向かってぶらぶらと歩く。だいやす〜ランチ〜三浦清商店と動き回ったせいか、曇り空なのにうっすら汗ばんでしまった。
あと数週間後にはもう単が着たくなるだろうから、厚手の松阪木綿からどんどん着てみよう。
紬の単はまだ袖を通したことがないので、どんな着心地なのか楽しみだな。
八掛けがなくて軽いから上前の裾が風に煽られやすそうだけど、どうなんだろう?

歩きやすい右近下駄が欲しいので伊と忠さんに寄ってみるが、やはりこちらは下駄より草履を買いたいお店かな。白木の素敵な下駄などもあったが種類は少なく、一通り店内を眺めて退散する。
下駄は草履に比べて安くてもいいものがありそうだし、なんでもかんでも京都で買う必要もないので、来週あたり地元の履物屋さんでも覗いてみるつもり。

まだ時間も早いのでこのまま祇園まで行こうかと思っているところに電話が入り、鴨川の河原に降りてちょっと長話。一度立ち止まってしまうとそれ以上行く気がなくなってしまい、結局そこから帰宅することにした。今日も楽しかった!



早い時間に帰宅できると、着物を脱ぐ前にもう一度着付けの練習ができるのが嬉しい。
今日の着付けの反省点…
●雨の予報が気になり、裾を上げすぎてくるぶしが見えそうだった。
●きものの下前の衿がどんどん詰まってきてしまい、最後のほうは右側の半衿が見えなくなっていた。

この2点を鏡の前でゆっくり直す。同じ着物でも丈が2〜3cm長くなるだけでラインがキレイになるのがわかる。
しかし、着ているうちに下前の衿が詰まってくるクセはずっと直らない。毎回同じ状態になるということは、きっと何か原因があるのだろう。
もしかしたらプラスチックの差し込み衿芯が原因かもしれないと思っているので、近々三河衿芯に挑戦する予定だ。

今日の着付けの良かった点… 
●腰の後ろにハンドタオルを二つ折りにして入れただけで、お太鼓のたれが跳ね上がったりシワになったりしなかった。
●柔らかい木綿の帯なので薄めの帯枕を使ったら、お太鼓の山が自然な形にできた。

着付けの仕上がりは毎回一進一退だ。一回でも多く練習あるのみ。
[PR]
Commented by marcha at 2007-04-15 03:25 x
お太鼓きれいな形になっていたよ。前結びにチャレンジでしたか^^それぞれのくせってあるよね。私もえりが均等にでません。いつも同じ結果がでているので同じ原因があると着付け教室の先生が一生懸命考えてくれて、私の場合は背中心がゆがんでいるとのことでした。
Commented by amethyst at 2007-04-15 07:39 x
京都のお買物記事楽しく読みました。
私もついに着物着てミワさんとでかけましたよ。
着られるようになってから記事を読むと参考になることがよくわかります。
私も使っているのがプラのえり芯ですが浮いてくる感じがすきじゃないです。何かいいのがありますか?
marchaさんがおっしゃっているように着付けのくせが体のゆがみという原因もあるのですね。私も左肩が上がっているので白い襟がでてきます。
グレー紬にかわいい柄の木綿帯。帯締めでとてもあかるくしあがってますね。だいやすさんでどんな帯ゲットしたか楽しみです。京都のアンティークを扱うお店の方が選ぶものすごく興味あります。深いわ~
Commented by aoi at 2007-04-15 08:27 x
いいお買い物ができてよかったですね。わたしも左側の半襟が見えなくなるまではいきませんが右側とのバランスが悪くなります。わたしの場合はもしかしたらきものの襟のコーリンベルトの加減かなと思っています。花七宝の木綿帯使えますね。marchaさん、白鷺さん、小判屋さんからいろいろ教えてもらえてわたしたち幸せですね。今度はぜひご一緒したいわ。
Commented by Medalog at 2007-04-15 09:17
marchaさんへ
前結び、やってみるとなかなかいいですね。早くて楽ちんでした。
ただ前帯が背中側になるので、前帯の柄出しが必要な時はうまくいくかが問題です。次回挑戦してみます。

marchaさんも衿が均等に出ないのですか。背中心のゆがみが原因とは意外ですが、何か解決方法はありますか?
Commented by Medalog at 2007-04-15 09:24
amethystさんへ
一衣舎展、ミワさんとお二人で優雅なひとときをお過ごしでしたね。

>着られるようになってから記事を読むと参考になることがよくわかります。
ーーーーー
おっしゃること、よくわかります! 着物の本なども、読むたびに「なるほど!」と思うことが多くて、同じ本を何度読んでも楽しめます。

>私も左肩が上がっているので白い襟がでてきます。
ーーーーー
思えば私も左肩が上がってるんですよね。肩掛けバッグを左肩に掛けるクセがあるので…。どうすれば解決するのでしょうか。右肩だけ補正を入れてみようかな?
Commented by Medalog at 2007-04-15 09:31
aoiさんへ
aoiさんも半衿のバランスが悪くなるのですね。着物を着る方はみなさん共通の悩みなのかもしれませんね…。
私も今回コーリンベルトを使ってみたのですが、確かに下前にクリップを挟んで引っ張る形になるので、下前がつまってくる一因かも。
先日デパートで着付け実演会を見た時に「右衿が詰まってこないコーリンベルトの巻き方」を見たのですが、詳しく覚えてなくて悔しい〜。
(他に覚えることが多すぎて…)
インターネットでコツを探してみます!

ギャラリー啓さんも行ってみたいのです。またご一緒してください。
Commented by katsuaki at 2007-04-16 08:09 x

先日、お客様で紅型のお着物をトキ、洗張りして
帯に仕立て直され藍が濃い結城のお着物に
紅型の帯で
素敵でしたよ~
お写真撮らせてもらったのでお写真添付メールしますねぇ~
Commented by Medalog at 2007-04-16 11:02
katsuakiさんへ
紅型を着物として楽しんで、そのあと帯にするなんて、最高の楽しみ方ですね。濃藍の結城と合わせるなんて素敵な組み合わせで、想像するだけでうっとりです。
写真も拝見できるのですね。楽しみにしています!
Commented by 神奈川絵美 at 2007-04-17 17:00 x
セールってワクワクと心浮き立ちますよね。楽しさが伝わってきます~。
生紬の帯、色合いがほんわかしていてとても雰囲気がいいですね。
別の機会に、着姿を拝見したいです~。

ところで、科布の反物の切り分けって、うう、垂涎ですわ。
風合いの良いお召し物になることでしょうね。セールとはいえ、お宝がたくさんありそうなお店・・・興味津々です。
Commented by Medalog at 2007-04-17 20:08
絵美さんへ
ほんと、ワクワクして冷静さを失いそうになりますね。しかし初めて行った店で勝手がわからなかったおかげで、気に入った帯一本を買っただけですみました。

科布の反物に目の前でハサミが入る様は、自分のものでもないのにちょっと興奮しました。marchaさんと白鷺さんの着姿が今から楽しみですよね!
だいやすさんは素敵なお店でした。目が肥えている方なら、きっと掘り出し物を見つけられそうです。絵美さんも京都へお越しの際はぜひ覗いてみてくださいね。
by Medalog | 2007-04-15 01:10 | きもの | Comments(10)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
プロフィールを見る