半幅帯を自作!

いま半幅帯を2本持っているのだが、一本は浴衣用なのにやたら重いし、
もう一本はふんわりとした厚みのある袷のもので、両方とも単の時期には似合わない。
半幅帯なら自分で作れるだろうから、単の時期に使える軽いものをまず一本作ってみようと思い、インターネットで作り方を調べてみた。

「半幅帯 作り方」で検索すると、自分で半幅帯を作った人のブログやHPがたくさんあった。
作り方は大体同じで、要は接着芯を貼った布を中表にして端を縫い合わせ、最後にひっくり返すだけ。長〜い長方形を縫うだけなので、難しい話ではなさそうだ。

近所の手芸店がバーゲン中なので、さっそく布を物色に行ってみる。
帯を手作りした人たちの話を読むと、帯に使う布はやや厚めで色柄のはっきりしているものが向いているらしいので、条件に合いそうなものを探す。
すると、和テイストの布が集められたコーナーで綺麗な色縞の布を発見し、一目で気に入る。
幅が38cmなので、二つ折りにすれば半幅帯を作るのにちょうどいいサイズなのだが、両面とも同じ柄だとつまらないので、同じ幅の紺×白の縞もようの布を裏面に使うことに。
16cm×360cmの帯を作る予定なので、2枚の布と幅50cmほどの接着芯をそれぞれ200cm購入した。

d0048332_14275456.gif布の色は気に入ったのだけれど、厚みが足りないかな?
縫う前に一度洗濯してアイロンをかけたら、一部が波打ってしまい余計に心配になる。

接着芯は中ぐらいの厚さのもの。
今回初めて使うのだが、「仮接着」という但し書きの意味が分からない。
接着力が弱いのかもしれないが、一種類しかなかったのでそれを購入することに。

d0048332_14281620.gif仕上がりサイズは16cm×360cmだが、布は半分の長さに切って真ん中でつなぎ合わせることになる。
接着芯は帯の仕上がりサイズちょうどの大きさ(の半分の長さを2枚)に、2枚の布は接着芯よりも幅・長さをそれぞれ2cm長くカットする。
(帯の半分の長さの布が各色2枚ずつになる)

d0048332_14282996.gif片方の布に接着芯をアイロンで接着する。
この布は縞模様なので、縞模様をガイドラインにしながら、上下左右に1cmずつ縫い代が余るように接着していく。

d0048332_14284168.gif接着が終わったら、色縞の布と青い布をそれぞれ繋ぎ合わせて、360cmプラス縫い代2cmの長さにする。
青い布の方は縫い目が目立たないが、色縞の方は見事にずれてしまった。
表面はこんな感じ。
d0048332_14285489.gif

ここが見えないように帯結びをするしかないな。

d0048332_142973.gif周りをミシンで縫っていく。
仕上がりサイズは接着芯のサイズになるので、キセを掛けることを考えて接着芯の2mmほど外側を直線でダーッと縫っていく。簡単、簡単。
ここで気をつけるのは、左写真のように角を5mmずつ縫い残すことだそうだ。多分、最後に中表から外表にひっくり返した時に、角を綺麗に出すためだと思う。
また、中心から5cmほど離れた部分に、ひっくり返すための返し口を縫い残す(20cmほど)。

d0048332_14292081.gifひっくり返す前に、接着芯の大きさに合わせて縫い代をアイロンで折っていく。
これをきちんとやれば、ひっくり返した時にキセが出来上がっているのだ。
あれこれやっているうちに接着芯がはがれてきた部分もあったので、全体に丁寧にアイロンをかける。
最後に、返し口から布を引っ張りだして表裏をひっくり返し、返し口を縫い閉じて、キセを出しながらもう一度アイロンをかければ終了。


これが完成した半幅帯です! 所要時間は2時間弱。
d0048332_14293384.gif
縫っている途中は「薄すぎたかな?」と思っていたが、
いざ出来上がってみると思ったよりしっかりしている。
試しに体に巻き付けてみたが、ちゃんと締まってくれるし、ほどいてもあまりシワに
なっていなかった。もちろんシワになったとしても、アイロンをかければ
接着芯もしっかりするから一石二鳥だろう。
とても軽いので、普段使いには扱いやすそうで嬉しい。
中央のつなぎ目も、帯結びに隠れてくれそうだ。


d0048332_14294733.gif手持ちの着物に合わせてみた。
結び目が大きくてバランスが悪くなっちゃったけど…。

紫陽花柄の浴衣に色縞を表にした矢の字結び。
濃い臙脂色の帯締めを合わせる(合うものがこれ一本しかない)
なかなかいいのでは?と、自画自賛。
実際はこの浴衣で外出はしないだろうけれど、そのうち藍色の木綿の着物を買うつもりなので、それにも似合ってくれそう。

d0048332_143043.gifd0048332_14301868.gif紬調のポリエステルきもの。

色縞を表にした矢の字結びと、紺色を表にした貝の口。
どちらもまあまあ合っていると思う。
この着物はシンプルで出番が多いので、これと半幅帯が合ってくれると助かって嬉しいな。


作ってみて思ったこと。
●布は、他の皆さんがおっしゃる通り色柄のはっきりしたものが、映えていいみたい。
厚みはもう少しあっても良かった気がする。
●この布はバーゲンだったので総額3,000円ぐらいで出来たが、1m1,000円以上の布で
作れば、総額5,000円以上になることもある。(ケチ臭い話題で恐縮です)
安い木綿の帯なら似たような価格で買えるので、節約度はまあまあといったところかな?
それより、自分の好きな布で帯が作れるということが重要。
●つなぎ合わせると4mもの長さになり、嵩張るので取り回しが意外と大変。
部屋の隅々まで掃除をしてから縫い始めないと、思わぬところからホコリをくっつけて
きたりするので、要注意!(うちだけか?)
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Commented by miyu-tatsu at 2006-09-05 20:16
こんばんは。
ホント、ステキです。
和服なんて・・・
私にゃ一生縁がなさそうです・・・・。あ、親が死んだときに必要かな(縁起でもない… ははは.。o○
私も自分のウエディングドレス縫ったときがそのような状態でした。
お部屋しっかり掃除機かけて・・・布まみれ・・・
カーテンのときもそうだったかな・・・。
ドレスもカーテンも活躍していないわぁ・・・(苦笑
ドレスはそうそう活躍するモンではありませんでしたね。
最近ミシン欲しくて欲しくて。。。
だんなはんにミシンと洗濯機どっちとるんだ、といわれてます。
大きなお世話ぢゃ.。o○ 買うときは両方いっぺんに買ったるわ。
どうせ私のヘソクリで買うんだし。。。
Commented by katsuaki at 2006-09-05 21:59 x
はじめまして
miyu-tatsuさんのブログからおじゃましました
いつも金魚のお話で仲良くしてもらってます

Medalogさんのブログを拝見してビックリ!!お着物のお話が・・・
実は私「洗張り屋」でございまして・・・着物をほどいて洗ってるんです
仕事場から干し場にいる金魚やメダカをいつも眺めて仕事しています
仕事してるより金魚見てる時間の方が長い様な気もしますが???

突然の書き込みすいません
これからもヨロシクお願いします
Commented by Medalog at 2006-09-06 11:08
miyu-tatsuさんへ
小さいお子さんがいると着物なんて着ていられませんよね。
という私も、月に1〜2回しか着ていないのですけど…。

ミシンも洗濯機も、子供がいる家庭には必需品じゃないですか!
もちろん両方買っちゃうべきだと思います。頑張ってくださいね。
家電は、どんどん性能が良くなっていくから、新製品を買うのが楽しみですね!

katsuakiさんへ
コメントありがとうございます。
金魚をたくさん飼っていらっしゃるんですね。本当に金魚がお好きなんですね!

しかし「洗張り屋」さんなんですか! 私もびっくりです!
しかも四日市にお住まいとか…。私は松阪なんですよ。
先日、たまたま松阪市内の悉皆屋さんや染め屋さんを探してみたのですが、なかなかいらっしゃらないみたいでした。
まさかブログ上(しかも魚つながり)で出会えるとは、驚きです。
お好きな金魚に囲まれてお仕事、いいですね〜。

メダカも着物もまだまだ素人ですが、これからもよろしくお願いいたします。
by Medalog | 2006-09-05 15:57 | きもの | Comments(3)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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