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大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
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ネルの裾除け・10年前の寒さ対策を懐かしむ

昨日、着物箪笥の上に置きっぱなしだった大きな着物バッグを久しぶりに開けて、適当に入れたままだった小物類を片付けた。
今回も覚書のような記事ですので、ご興味ない方は読み飛ばしてくださいませ。



着付け小物はいつの間にか数カ所にバラけていて、今回ひとまとめにしたらコーリンベルトだけでも4本見つけた。
2年前に五十肩になるまで着付けにコーリンベルトは使ってなかったのに、いつどこで増えたんだろう?
だけど4本もあるコーリンベルト、2本ぐらい捨てても大丈夫なはずなのに捨てられないんだよね…片付かないはずだわ。

着付け小物は「1軍」「2軍」の二つに分け、1軍は運びやすいトートバッグに入れた。
箪笥の上に置く着物バッグの中身は普段絶対に使わないものを入れる「お蔵入り」エリアにして、着付け小物の2軍と着物用割烹着を白・柄2枚。
あとは替え袖を使う、2部式のうそつき襦袢を数セット。
替え袖は、着物を着始めた頃に正絹の長襦袢に手が出せなかったのと、頂き物やリサイクルの着物ばかりで裄がバラバラだったのでうそつき襦袢を買って自分で替え袖を縫ったりしていたのだが、その後長襦袢に慣れてしまうと替え袖が面倒になり使わなくなってしまった。
少なくとも今の家に引っ越してから5年間は使ってないので、まだ綺麗だが思い切って「お蔵入り」エリアに入れることに。
当時、マジックテープが硬いので縫い針を何度も指に刺して痛い思いをしながら替え袖に縫いつけていたことを思い出す(ミシンではうまく縫えなかった)。それをお蔵入りにするのはなんとも切ない気分…

だが、きちんと整理が済んで容量に余裕ができた箪笥の引き出しを見ると単純に嬉しい。
着物収納に割ける空間は今より増やせないので、これからも整理・処分を頑張らないと。
そして、むやみに増やさない!
でもこれは一番難しいかな(笑)



そして、ネルの裾除けも「お蔵入り」エリアに。
ネルの裾除けはとても暖かそうだが厚みがあって裾の中でモコモコとかさばるだろうし、足さばきも悪そうだ。
なぜこれを買ったのか?と我ながら不思議だったが、ひと晩寝たら思い出した。

着物を着始めた頃は三重県に住んでいて、京都に行くときは近鉄特急に乗っていたのだが、途中で乗り換えが必要なことが多かった。
冬の夜、吹きっさらしの駅のホームで帰りの電車を待つときの寒さ!
当時はまだ着物での防寒の知識がなくて、冬でも長袖シャツでなく肌襦袢、脚もキュロットタイプの裾除けを知らなかったので普通の裾除けで、腕にも脚にも寒風が吹き込んできて泣きたいほど辛かった覚えがある。上着は長羽織で前が空いているし、ストールすら巻いていなかったかもしれない。着物も手持ちが少なくて、最初の頃は真冬でも大島を着ていたかも。
おそらくそのときにネルの裾除けの存在を知って、どうしても欲しかったのだと思う。
そういえば、脚に風が吹き込まないように、自作の うそつき襦袢の裾に布を足して東スカート風に仕立てた こともあった。ちなみにこの襦袢も、とても暖かいが布が増えた分だけ足元がモコモコするので、今回でお蔵入りになってしまった。

その後、下着をヒートテックやキュロット型の裾除けにしたり、肘まである手袋や五本指の膝下ストッキングも買った。
当然ストールやマフラーも使うし、身八つ口から風が吹き込まないベルベットのケープなども買って、徐々に防寒対策が整ってきた頃に大阪に引っ越した。
京都から大阪の自宅に帰るには主に京阪電車を使うのだが、三条駅や祇園四条駅は地下ホームだし、乗り換えの際には接続の電車がホームで待っていることが多いので、いつしか寒さ対策はそれほど必要ではなくなった。
だから、ネルの裾除けのことなどすっかり忘れていたのだった。

周りに着物を着る知り合いがほとんどいなくて、あれこれ試行錯誤していた当時の自分がちょっといじらしくなってしまった。
大げさに言えば、あの頃があって、今がある。
だからお前達も無駄じゃあなかったんだよと言い聞かせながら、ネルの襦袢やうそつき替え袖をお蔵入りエリアである着物バッグに入れた。



ま、そんなセンチメンタルなことを書いたって、明日にはそれらの存在を忘れていると思うけど。
もうすぐ初釜があるので、久々の色無地や袋帯の二重太鼓の着付の練習と、バッグや草履、襦袢の半襟の確認もしなくては!

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Commented by amethyst at 2018-01-21 09:30 x
着々と着付けの上達によって着物周りが
整理されていますね。
お茶のお稽古で茶入れのお仕覆柄の帯が
(覚えてます!)使えるのがわかってよかったですね。
初釜に向って袋帯も上手く結べますように。
楽しみですね~(*^o^*)
Commented by Medalog at 2018-01-21 10:08
> amethystさん
以前は少しでも着付けしやすいようにと着付け小物や下着類をあれこれ買い集めましたが、だんだん必要・不要がハッキリしてきました。
でも不要と思ったものが、五十肩のようにふとしたことで必要になるかも?と思うとなかなか捨てられません。
仕覆柄の帯、覚えてくださってましたか。使う機会が少しは増えそうで嬉しいです。
袋帯もこれから練習です。何年ぶりだろう?
Commented by kusukusu at 2018-01-21 23:15 x
はじめまして。kusukusuと申します。
いきなりで恐縮ですが、ブログを拝見して、
キュロット式の裾除けを知りました。
素材は何でしょうか、また冬の防寒対策になるのでしょうか?
どこでお買い求めになられたのかなど、お教え頂ければ
嬉しいです。
よろしくお願い致します。
Commented by Medalog at 2018-01-22 00:08
> kusukusuさん
コメントありがとうございます!
私は数種類のキュロットタイプ(ステテコタイプとも言います)を持っていて、今の時期はキュプラの物を着ています。素材そのものが暖かいわけではないですが、私がの持っている物は長さが襦袢と同じぐらいあるので足首近くまで空気層が増えるのと、風が裾から入ってきても直接脚に当たらないので防寒になっています。
夏には麻素材の物を使います。汗ばんでも太もも同士が当たらないので快適です。
それぞれどこで買ったのかは覚えていないのですが、例として雑誌・七緒さんの通販ページのアドレスを貼っておきます。 https://nanaoh.jp/?mode=cate&cbid=2082605&csid=2 この肌着コーナーに「ステテコ」「キュロット」と付いた商品が4つぐらいあるようなので、それぞれご覧になったらどんなものかお分かりになるかと。
ネットでも「裾除け キュロット」などで検索なさるとたくさん出てきますよ!ぜひ一枚手に入れてみてくださいませ。おすすめです。
Commented by kusukusu0301 at 2018-01-22 12:10
お返事ありがとうございます。

襦袢と同じ位長さがあれば、おっしゃる通り空気層で
熱が保たれそうですね。
アドレスご紹介ありがとうございます。
早速当たってみます。

昨日帯締めを検索していて、こちらブログを拝見しました。
沢山 興味深い記事があるので、読ませて頂きます。
また、色々お尋ねするかもしれませんが
宜しくお願いいたしますm(__)m。
Commented by Medalog at 2018-01-22 17:40
> kusukusu0301さん
>襦袢と同じ位長さがあれば
そうなんです。それに、麻などの素材で襦袢ぐらいの長さ、ゆったりした幅のキュロットタイプがあれば、それを半襦袢と合わせて夏着物の襦袢代わりにすることもできたりします。(幅が細いと着物から透けてしまうので、着物の内側いっぱいに広がるような幅の物がおすすめです)

あれこれ試行錯誤のブログですのでお役に立つ記事があるかどうかわかりませんが、良かったらまたコメントお待ちしています!
Commented by 神奈川絵美 at 2018-01-24 00:13 x
こんにちは! 私もネルの裾除け、初心者のころ寒さ対策で買って、やはり裾捌きが思うようにいかず、使わなくなって今に至ります。
でも、今週の後半は気温5~6℃程度しかないので、家でひざ掛け代わりにしようかな、なんて(着物を着る予定はなく)。
何となく「布」というだけで気軽に処分できない自分がいます…。
Commented by Medalog at 2018-01-24 19:26
> 神奈川絵美さん
絵美さんもネルの裾除けをお持ちですか!
暖かいのは間違いなですが、裾捌きが良くないので本当に寒い時でなければ着物の下に着ることはないでしょうね…(どんな機会だか想像つきませんが)
でも私もとても捨てられないです。ほとんど未使用なのできれいですし。
ひざ掛けもいいですし、そのまま部屋着の上から巻きスカートにしてもいいですね。
いつか、色を染めてステッチかアップリケでも付けて、室内用巻きスカートにしちゃおうかな!
by Medalog | 2018-01-19 11:02 | きもの | Comments(8)