平安神宮で薪能

平安神宮で薪能が開催されるとお誘い頂き、喜んで出かけた。
6月初旬の話なのだが、その後急な用事で帰省したり五十肩とは別に肩凝りがひどくなったりしてタイミングを逃してしまった…



薪能は以前大阪城に見に行ったことがあり今回で2度目。
相変わらずお能への知識は少ないのだが、自然の風を受けながら、燃えさかる薪の炎のゆらぎと匂いを感じながら観る能はなんとも言えない陶然とした気持ちになれて魅力的だ。
ご一緒したお友達が詳しくて舞台の正面の座席は混んでいるが左右の席は空いているとのことで、開場後に並ばず入場したにもかかわらず向かって右側の地謡の方々の背中を見る位置で前列をゲット。
もちろん役者さんも上半身は見えるし、薪越しに舞台を見上げる位置だったので雰囲気も素敵だった。

西に向かって座っていたので、日が落ちるまではちょっと暑いしかなり眩しい。
それが、日が落ちるにつれてどんどん冷え込んできた。
お友達によると過去に同じ日程で見たときにはこれほど冷え込まなかったとのことで今年が特別だったのだろうが、薄手のカーディガンとストール、さらには手ぬぐいまで肩に掛けても全然足りない。
羽織ものを持たない半袖のお客さんはどんどん脱落していき、舞台上ではナビ狂言といってそれぞれの演目を狂言のていでわかりやすく説明してくれたお二人が「来年お越しになる際にはお召し物にご留意を…」という感じのことを言っていたほど。

無事に鑑賞を終えたあとにまず思ったことは「今年の冬はユニクロでウルトラライトダウンジャケットを買う!来年はそれを持って見にくる!」ということ(笑)。あと使い捨てカイロも!
もちろん来年はこれほど寒くないかもしれないが、備えあれば憂いなしですものね。
そしてお能と狂言はとても良かったので、雨具や防寒の準備を整えて是非また行きたい。



番組の覚書を。
 観世流能 弓八幡(ゆみやわた)
 (火入式)
 観世流能 野宮(ののみや)
 大蔵流狂言 鬮罪人(くじざいにん)
 金剛流能 小鍛冶(こかじ)

小鍛冶に登場する「白狐の姿の稲荷明神」。
素人の想像だと狐の面をかぶって登場しそうなものだが、実際は頭の上に狐のシルエットの冠?をつけるという親しみのある面白い姿で意外だったな。
(写真はパンフレットより撮影)

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それにしても、このようなイベントにふらっと日帰りで行ける場所に住んでいるのはありがたいことだな。
もっといろんなことを貪欲に楽しまないと勿体無いね!

あ、この日の夜、平安神宮から駅に向かう途中の疎水でホタルを見ることができたの!
ほんの数匹だったがとてもキレイ…
疎水の水がきれいなこともあるだろうし、街灯が少ないのもいいのだろうな。
生でホタルを見たのはいつぶりだったろうか?
薪能鑑賞にいい思い出が一つプラスになった。


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Commented by 神奈川絵美 at 2017-06-23 23:12 x
こんにちは!
おお、小鍛冶! 私はお能も文楽も観ました。
文楽では人形がびゅんびゅん飛んで(笑)面白かったです。
それにしてもこちらの面(?)、可愛らしい狐さんですね。

6月初旬で、それほど冷え込んだのですか・・・。薪能、未体験なのでいつか、と思っていますが、時期によっては防寒対策も必要なのですね。
Commented by Medalog at 2017-06-26 09:57
> 神奈川絵美さん
今回のお能でもグルングルンと回っていました!
鋭い表情のお面と丸いシルエットの狐がなんともアンバランスで、インパクトがありました。

今回の京都薪能は例年にない冷え込みだったようですが、後半には篝火のわずかな熱さえ頼りたくなるような寒さになりました。
季節によってはダウンとはいかなくてもある程度の防寒に雨対策、また風下には火の粉や煙が結構飛んでくるので大切なお着物をお召しの時は前方の数列はお避けになった方がいいのかも…
by Medalog | 2017-06-23 11:51 | 生活 | Comments(2)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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