大腸内視鏡検査 体験記

先日、初めて内視鏡検査というものを受けてきた。
内視鏡検査しかも大腸となると「怖い」だけでなく「恥ずかしい」という心配があったのだが、いざ受けてみたらほとんど怖くも辛くも恥ずかしくもなかった。
だから、大腸内視鏡検査を受けてみたいが勇気がないという方にこの記事が参考になればと思って書いてみる(病院・患者によって差があることはご了承ください)。
ただ大腸の話なので多少は尾籠な話も。
興味のない方は読み飛ばしてくださいね。



病院は自分で選べたので、鎮静剤や鎮痛剤を使用するとHPに明記してあるクリニックを選んだ。
(全ての病院が使用するのかもしれないが明記してあると安心)
検査の前に一度来院して問診を受け、説明や注意事項を聞く。
ポリープが見つかった場合、ごく小さければ切らずに経過観察(無用に腸を傷つけないため)。
中ぐらいの大きさならばその場で内視鏡で切除。
内視鏡で切除できないほど大きければ、対応できる病院に紹介されるとのこと。
そして事前に使用する下剤を受け取る。

前日は消化に良いものを食べ、寝る前に下剤を服用。
翌朝は水分以外は絶食してクリニックへ。
前夜に下剤を服用したので着く前にお腹が痛くなったらどうしようと心配したが、何事もなく到着した。

クリニックではさらに液体下剤を飲み(これが一番しんどいかも)お腹が空になるのを待つ。
人によって差があるがだいたい1〜2時間かかるらしい。
その間は座っていてもいいし腸を刺激するために病院の近くを歩き回ってもいいとのことだったので、文庫本とiPodを持ってクリニックの内外で過ごした。といってもトイレから離れるのは怖いのでクリニック前の道を往復する程度だけど。
下剤と水分補給の水をたくさん飲むので体、特に手足が冷える。次回は使い捨てカイロを持って行こう。

お腹が空になったらいざ検査室へ。
膝丈の検診着と紙製のハーフパンツを着る。
このハーフパンツは着物の股割れステテコのように後ろに切れ目があり、履いたままで検査が受けられるので、心配していた恥ずかしさは感じなかった。

検査台に仰向けに寝て、看護師さんと世間話をしながら血圧測定〜鎮静剤の注射。
おそらく話をしながら受診者をリラックスさせて鎮静剤の効果も確認するのだろうが、私はあっという間に寝てしまった気がする。
全身麻酔と違ってウトウトしている状態のようで、検査中にふと気付いた時には仰向けで片足を立膝にした状態で内視鏡が体内に入っていた。ハーフパンツを履いたままだしお尻を医師に向けてもいないので、検査中も恥ずかしさは感じなかった。

その後も寝たり起きたりを2〜3回繰り返している間に、あっという間に検査は終わり。
たまに腸の中で管が動く感触は感じたが痛みや不快感はない。
マンモグラフィーや子宮検診、バリウムに比べたらとても楽だし、歯の治療より楽かもしれないな。

終了後は鎮静剤が切れるまで少し椅子で休憩し、最後は検査結果を聞いて終わり。
検査室に入ってから終了までは一時間半ぐらいだったかな?
鎮静剤を使用したので当日の車・自転車の運転は禁止だそうだが、体が辛いわけではないので病院を出てすぐランチを食べられた。

ちなみに今回の検査では大腸の奥のほう(胃に近い部分)にそこそこ大きいポリープが見つかり、その場で切除してもらったが、検査中はそのことに気づかなかった。
そしてポリープの生検結果を翌週聞きに行ったところ、現在はガンではないが放置していたらいずれガンになっただろう、と言われて驚く。
胃に近い部分のポリープは出血しづらいそうで、出血しなければ検便でも見つけにくいらしい。
だから今回大腸内視鏡検査を受けてポリープが見つかったのは、とてもラッキーだったと思った。
今後は半年後に再検査を受け、異常がなければ2〜3年に一度の定期検査を勧めるとのこと。
ポリープが見つからなかった人は2〜3年に一度の定期検査は必要ないのかな?そこは聞き漏らしてしまった。



平凡な体験記になってしまったが、参考になったという方が一人でもいれば嬉しい。
クリニックの先生曰く、大腸ガンは進行が遅く早期に発見できれば生存率がかなり高いので、できれば40代のうちに一度内視鏡検査を受けてポリープがあるかどうか確認してみて欲しいとのこと。

内視鏡検査も完璧ではないだろうし何かしらのリスクもあるかもしれないが、私は今回受けて良かったと思っているし、あまり辛くないことが分かったので今後も定期検診を受けるつもりだ。
「自分には不要」という方に押し付ける気はないが、「受けたいけど勇気がない、きっかけがない」という方はこれを機会に検査を受けてみて欲しいな。

2/16追記*医療に詳しいお友達から、先生の技量によって検査の痛さや不快感は変わるようだとコメントいただきました。
この記事はあくまでも私の体験記としてお読みください。
そして、これから検査をお受けになる皆様が不快感など一切感じませんように!

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Commented by 神奈川絵美 at 2017-02-16 18:56 x
こんにちは! 内視鏡検査だからこそ見つけられる病変を切除してもらえて、本当に良かったですね!
レポ拝読する限り、とてもお上手な先生のようで・・・(やはり医師の技量によって、検査の痛みとか不快感はかなり違うようです)。
以前、国立がんセンターの医師に取材したときには、50を過ぎたら一度、という言い方でしたが、ともあれそのくらいの年代になったら、自分の腸の様子を知っておく意味でも、受けておきたいかなと自分も思います(そしてもうその年代に^^;)。
Commented by Medalog at 2017-02-16 20:52
> 神奈川絵美さん

>レポ拝読する限り、とてもお上手な先生のようで・・・
>(やはり医師の技量によって、検査の痛みとか不快感はかなり違うようです)。
そうなのですか!だとしたらちょっと無責任な記事を書いてしまったかもしれません。
ネットでさっと検索して見つけたお若い先生のクリニックだったのですが、いい先生に巡り合えてラッキーだったのですね。
楽天的に書きすぎたので、記事に追記を書いておこうと思います。

絵美さんが検査を受けられる際には、上手な先生のもとで楽な検査となりますように。
Commented by fuko346 at 2017-02-17 12:21
ふむふむ ほうほう と読ませていただきました。
ポリープ切除できてよかったですね♪
施設と医師と選ばなくてはいけないのは 検査でもなんですね~、その選ぶ でつまづく私、です。
Commented by amethyst at 2017-02-18 12:32 x
貴重な経験をシェアしていただきありがとうございます。
内視鏡検査は父が定期的に受けていましたが
その前段階の準備と当日の水接種が大変、苦しいと聞いていました。
私は自治体の料金の安い健診(かかりつけ医に出す検便)くらいしか経験はないのですが、
年代的には実際このようなきちんとした検査は一度はしておいたほうがいいのでしょうね。
良い医師に診断してもらって処置してもらえて
よかったですね!
Commented by Medalog at 2017-02-20 19:29
> fuko346さん
今回の検査はネットで自宅から行きやすいクリニックをなんとなく探して決めただけだったので、いいクリニックに出会えて運が良かったみたいです。
この数年新しい病院との付き合いが増えましたが、今のところいい病院に巡り合えていると思います。でも全部偶然なので次はどうかなあ。
Commented by Medalog at 2017-02-20 19:38
> amethystさん
先日うちの父も内視鏡検査を受けましたが、特に苦しくはなかったと言っていました。
うちの家系が鈍感なんでしょうか…
当日の液体下剤と水分補給も、最初は飲みにくかったですが慣れてくるとごくごく飲めたし、人によって辛さの感じ方が違うのだろうとは思います。バリウムなどもそうですものね。
定期的に検便検査を受けているなら特にご心配はないのでしょうが(私は受けていなかったのです)、機会があれば内視鏡検査を一度お試しになるのも安心かもしれませんね。
by Medalog | 2017-02-16 12:05 | 生活 | Comments(6)

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