雨のきものと襦袢

先週末、近江上布の織元である金剛苑さんの催事にお邪魔してきた。

この催事にお邪魔するのは、もう4〜5回目かな?
近江上布や秦荘紬の着物や帯、また布地や洋服などがお得な価格でずら〜っと並んでいる。
好きな風合いのものが多くてあれもこれも持ち帰りたくなってしまうが、気をつけないとタンスの中がこちらの商品ばかりになってしまうので我慢するという感じだ。

今回もとてもお手頃なのに我慢したもの、迷っている間に他のお客さんに渡ってしまったもの、いろいろあったが綺麗なものをたくさん見て触って楽しかった。

誘っていただいたお友達と、ランチしてたくさんおしゃべり。
最近友達と会う機会が少ないので、久しぶりに楽しい時間だった。
また次回もよろしくお願いします(もう買っちゃダメなんだけど)!



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単衣の雨の時期にはこればかり着てしまう、いただき物の紬。
布自体が擦り切れて絹のツヤを失いかけている状態なのと、水に強く自宅で手洗いできるため、雨や泥はねで多少汚れてもいいや、と思えてしまう。
他にもお気に入りの単衣はあるのに、この紬が一番出番が多いかも。



この日は雨模様で気温が低く、梅雨特有の蒸し暑さがなくて助かった。
お友達の車で移動だったので傘を使う時間も短く、着物は濡れても構わない紬だったので気を使うこともなく、6月にしては快適に思えたほど。

しかし困ったのは帰宅時の電車の中。
移動時間が長いのでとにかく座りたくて、実際にずっと座れてラッキーだったのだが、じっと座っているとだんだん体が冷えてくる。
この日は紬の下に着ている長襦袢も肌襦袢も麻。
綿や化繊ならそれほど冷えなかったのかもしれないが、麻は首の後ろと袖から入り込む冷房の冷気を体の奥までサーっと通してしまうので、いつの間にか上半身が冷え切ってしまったのだ。

冷房の季節にはショールが必須とわかっていたのに、この日は雨コートを持っていたのでショールは邪魔な気がして持っていなかったのだ。
しかし、ショールなら座ったままで肩に掛けることもできるけれど、夕方の混雑した車内で雨コートを着るのは至難の技。
それに雨コートでは首の後ろから入る冷気は防げないし、まさか雨コートを首に巻くわけにはいかないし(笑)。

途中からだんだん胸がムカムカしてきて、家まで体調が持つかどうか不安に。
どこかで途中下車してコートを着て温かいものでも飲むか、このまま最後まで我慢するか…
迷いつつもなんとか我慢して家までたどり着くことができた。

家に着いたら着物を脱ぎ捨てて、本当ならすぐに風呂に入りたいが沸いていないので長袖を重ね着してベッドに飛び込んだ。
布団をかぶってしばらくすると冷え切っていた背中や二の腕が温まってきて、ムカムカも治まってくれて助かった。

教訓。
冷房の季節に着物を着る時は荷物がどんなに多くてもショールを忘れない!
こんな体験はもうこりごりです。
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Commented by fuko346 at 2015-06-23 15:48
お帰りに そんな目にあっていたなんて。
大事にいたらず 良かったですね。
そうなんです 夏場のきものと冷房。
麻って冷えるんですよね、それはとっても素晴らしいの
だけど、冷え過ぎは大敵。
私もショール忘れて いつか 大阪のデパートで急に
買ったことがありましたね 思い出しました。
Commented by Medalog at 2015-06-23 20:36
風子さんへ
風子さんといる時は元気だったのですが、草津線に乗ってしばらくしてから寒気と吐き気まで感じてちょっと辛かったです。
思えば草津駅で一度コーヒーでも飲むなり雨コートを着るなり対策すればよかったのですが、なにしろトマトだの反物だの、重い荷物を抱えていたので、電車に座りたいという気持ちが先走って次の電車に乗り込んでしまったんですよね(笑)。
私も金剛苑でショールを手に入れていればよかった…
by Medalog | 2015-06-22 17:26 | きもの | Comments(2)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


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