久しぶりに塩沢お召

昨日の大阪は暑かった!日中は30℃を超えたとか。

そんな中、久しぶりの着物。

d0048332_749745.jpg
もう麻の着物を着てもおかしくないような日差しと気温だったがさすがにそれほどのフライングをする勇気はなく、久しぶりに塩沢お召を引っ張り出してみた。
シャリっとしていて着心地のいい単衣着物だが、結構汗をかいてしまったので縮んでしまったらどうしよう?と心配しつつ半日を過ごした。
帰宅後に調べてみたら汗は下着で止まっていて、お召は湿っていなかったのでホッとした。



今回きものの下は楊柳地の化繊長襦袢にシルクのワンピース肌着。
シルクの肌着はさらっと肌触りがいい。ワンピース型なのも着やすくていいのだが、真夏日の下着には向いていなかったかも。
あしべ織の汗取り下着は厚みがありウエストの太い私は遠慮したいので、シンプルに綿や麻の半襦袢がいいのかな。
あと脇に汗をかくと不快感が大きいので脇の汗取りが必要だと実感。手持ちの半襦袢には付いていないので自分で縫い付けないとダメかしら。



帯は生紬。
これもシャリっとしていて軽くて単衣の時期にぴったりの締め心地。
ただ前帯の柄が全然出せなかったのだが、このまま出掛けてしまった。

そういえばこの帯はいつもこうなってしまうんだった。
この帯は長さがたっぷりありすぎて、前帯の柄は出しづらいしたれもお太鼓の中で余ってしまう。
て先を10cmほどカットしたら前帯の柄が出しやすくなるかも…
でも一度切ってしまったら元には戻せないし、なにより勿体無い。
着付けでうまく工夫しなくては。て先を折り曲げればいいのかな?



今回は15分着付けは意識せずに帯をゆったりと締めることに集中した。
この帯はガサガサしていて滑らないので、少々緩めに巻いても滑り落ちる心配がなく余裕を持って締められたのは良かった。
時間を意識しなかったせいか、またお召の質感が着付けしやすいのか、着物もスッキリと着ることができた。
前帯がゆったりしているので帰宅時まで胸元の布が帯に乗ることもなく、久しぶりに着付けが上手くいった感じだ。
(前帯の柄出しを除いては)



出掛けた先は天王寺の大阪市立美術館。
シカゴ ウェストンコレクション 肉筆浮世絵 美の競艶
着物で行くと割引があるので、着物姿の女性が多かった。
ほとんどの人が白地の着物だったが素材までは拝見できず。
暑い中、みなさん涼しげに着こなしていた。

私は版画の浮世絵の平板な感じが好きなのだが、肉筆の浮世絵は表現の細やかさ、柔らかさや力強さ、そして色の鮮やかさなど全てが際立っていてまったく別物だ。

特に気に入ったのは、歌川豊国の「時世粧百姿図」。
身分の高い女性から夜鷹まで、様々な階層の女性の暮らしやファッションが細かく描かれていて実に楽しい。
浮世絵といえば美人図だけれど「時世粧百姿図」の中には「美人じゃない女性」が登場するのもちょっと面白い。
遊郭に出入りする商人や下働きの飯炊き女、瞽女までリアルに描かれているのは珍しいのではないかな。

大阪展のあとは長野と東京でも展示があるそうだ。
そちらでも着物割引があるかもしれないので、ぜひお出かけください!
[PR]
Commented by fuko346 at 2015-06-01 11:34
とても きれいですっきりとした着姿ですね♪
この時期 ほんとは夏物着たいけど、、、そうすると単衣を
着ることができません。
悩ましい~~~~です。

きもので 浮世絵鑑賞 素敵です。
Commented by Medalog at 2015-06-01 19:58
風子さんへ
前回MIHOでご一緒した時の全身写真を見て反省したので、今回は頑張りました!
これで前帯の柄が出ていればほぼ文句なしだったんですけどね…

単衣も夏物の一部もひと月ぐらい前倒しで着たくなりますが、素材で季節を楽しみたい気持ちもあるし人目も多少は気になるし、本当に悩ましい季節ですよね。
単衣の着心地は袷より軽くて夏物より体にストンと沿う感じがとても好きなので、私ももっと着る機会を増やしたいと思っています。
Commented by 神奈川絵美 at 2015-06-01 21:27 x
こんにちは!実に涼しげで、また淑やかな雰囲気の一揃いですね。個人的には、水色の帯締めがとーってもいい感じ♪と思います。
汗対策は毎夏、悩ましいですよね…。あしべは私、利用したことないのですが、厚みがある分暑い、とも聞いたことが。
歌川豊国、私3月に、原宿の美術館で観ました。浮世絵って江戸版・ファッションブックみたいな面もあって、趣深いですよね。
Commented by Medalog at 2015-06-02 07:46
神奈川絵美さんへ
あしべ織の肌着は数回着用しましたが、確かに暑いですけどあしべの厚みの中に風が通るので涼しく感じる瞬間もあると思いました。
ただ私の場合はこれ以上胴を太くしたくないので今後着る機会は少ないと思います…

浮世絵はまさにファッションブックだったんでしょうね。
肉筆のものは高価な絵なので庶民の目に触れる機会は少なかったでしょうが、地織りの模様まで浮き出ていたりして写真よりも写実的に見えるものもありました。
by Medalog | 2015-05-28 10:14 | きもの | Comments(4)

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog
プロフィールを見る