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メダカと過ごす一日 medakalove.exblog.jp

大阪在住主婦の、のんびりメダカ飼育と着物を楽しむ日記です      


by Medalog

着物にはやっぱり和室

桜の季節のうちに一度は着物を着てみようと思い立ち、久しぶりに引っ張り出してみた。

着物にはやっぱり和室_d0048332_20452225.jpg

地味や着物・帯が多い私の箪笥の中から、精一杯春らしい組み合わせを作ってみた。

紬は黄色・帯はピンク系だがどちらも色味がくすんでいるので、晴れやかな春らしさとはいかないが、まあ年齢相応かな。

小物も濃いめの色のものが多く、ほぼこれ以外は選ぶ余地がない状態。
買うときは一応手持ちのものとダブらないように考えているつもりなのに、結局は似たようなものばかり集めてるんだなあ。洋服も同じなのだけど。





年末から住みはじめた新居マンションには、和室がない。

私としては、着物専用の部屋とはいかなくても着物箪笥を置いたり着替えたりできる和室のあるマンションに住みたかった。
それに和室があれば来客を泊めることができるし、以前住んでいたマンションでは数年前に私がひどい風邪を引いてしまったときに風邪を夫に移さないように一週間近く和室で寝ていたことがあり、その時は和室のありがたさを思い知った。

しかし夫が「和室は不要」派だったこともあり、結局は和室のないマンションを選ぶことになってしまったのだ。
まあ和室がなくても箪笥は置けるし、衣装敷を敷けば着替えもできるのだからいいか、と諦めたのだが…。

やっぱり和室があるとないとでは着物生活の快適さは違うんだなあと感じている。

まずは床の冷たさ。
普段はスリッパを履いているので冬でもフローリングの冷たさを感じることはないが、着物を着るときは衣装敷の上に足袋を履いて立ち、数十分は立ち続けるので、床の冷たさが足の裏にじんじん伝わってきて困ってしまった。
床暖房のあるフローリングなら問題ないのだろうが…
その冷たさを味わって初めて、畳というのは夏は涼しく冬は暖かい、優れた床材なのだということに気付いたのだった。

そして床の固さ。
上の写真のコーデを決めるとき、フローリングに衣装敷を敷きその上に正座して着物や帯、小物を並べてあれこれ組み合わせを考えていた。
そうしたらものの数分で脚が痛くなり、思わず立ち上がってしまった。
クッションを脚の下に敷いて座り直したが、左右に動くとクッションから外れてしまうので、帯や小物をあれこれ取り出して並べるには不便な状態に…。
ゆったりと座って着物の上で帯や小物をとっかえひっかえできるのも、畳のやわらかさがあってこそなんだなあ…と、またまた実感。

畳がなくても着物は着ることができるけれど、畳があったほうがより快適に着られることがよくわかった。
着物箪笥の前に必要なときだけ敷けるような小さい畳を探してみようかな。
Commented by fuko346 at 2013-04-04 23:54
こんばんは ♪
そうか 畳のない家もあるのか、、、と、当たり前のことなのに
一瞬 頭がついていきませんでした。

我が家は畳だらけ 
正座 しまくり、です 笑

生活には便利そうだけど、やはりきもの関係のことには
向かないところもあるのですね。
畳のないマンションでお茶をなさる方は置き畳を使って
おいでだけど、、、きもののためにだけは贅沢でしょうか。
うすべり はどうでしょう? あれも足 痛いでしょうか。
Commented by Medalog at 2013-04-06 02:26
風子さんへ
フローリングは楽なんですが、やはり和室が一間は欲しかった…と今になって思いますが、限られた面積のマンションだとなかなか希望通りにはいかなくて。

うすべり(あの敷物がこの名前だと初めて知りました)も便利そうですが、少し薄いかもしれませんね…。
半畳の置き畳を二枚買えば、着物を広げるのには十分だしコンパクトに収納できて便利そうだと思いはじめています。
Commented by amethyst at 2013-04-06 07:09 x
わかります。うちも和室なしの家を選んでしまって
着物を着るようになってから不便さを感じます。
着る時は衣装敷の上で鏡の前です。
床は絨毯が敷いてありますがそこに正座はしたくないです。
たたみや障子張替えの手間はないですが
それがあるからこその日本の家でした。

桜の季節の組み合わせ。いいですね~
お着物はどんな紬でしょうか。
う、私も春になってからきてません。(;´Д`A ```
Commented by Medalog at 2013-04-08 21:08
amethystさんへ
マンションではどうしても和室は後回しになってしまいますよね。
和室を洋室同様に使うこともできるのですが…
おっしゃる通り畳や障子の張り替えの手間を避けている部分もあると思います。
子供のころ、ふすまに穴をあけてしまって上から紙を貼ってカバーしたのも今ではいい思い出ですが、親は怒ってたんだろうな〜。

この日は羽織りものどころか日傘が欲しくなるような上天気でした。
もう少ししたら早くも単衣の季節が来ちゃいますね。毎年、季節が過ぎるのが早いです…。
by Medalog | 2013-04-04 21:26 | きもの | Comments(4)